小説版オリジナルの登場人物とは? わかりやすく解説

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小説版オリジナルの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:34 UTC 版)

スターダストクルセイダース」の記事における「小説版オリジナルの登場人物」の解説

アブサロム ヌビア砂漠に突然現れ機関車凶悪連結器(サタニック・カプラー)号”の運転手をしている、白い民族衣装まとった褐色の肌の青年かつては文明(特に列車)に憧れ、「文明社会の中でしか人間幸せになれない」とまで考えて砂漠での未開の生活を恥じていたが、4年前に家族カイロへ旅行行った際に列車事故遭い両親の命と妹の声を失ったことから、文明にも失望憎悪抱いている。その後DIOにより妹共々スタンド才能を見いだされDIO創る砂漠とも文明社会とも違う第三世界安住の地となり、また妹の声も取り戻せると信じて忠誠誓い刺客となった一度砂漠疲弊しきったジョースター一行を救うが、彼らを自らのスタンド「サタニック・カプラー」に閉じこめ、ミカルと共に希望から絶望突き落とし殺そうとする。しかし、とっさの機転で承太郎ポルナレフイギーにサタニック・カプラーから脱出されて取り逃がしてしまった後、故郷であるオアシス一命取り留めたジョースター一行と再び対峙するが、その少年攻撃巻き添えにしたことから承太郎怒りを買い、救出されジョセフの策によって動き封じられた隙に弱点底部スタープラチナラッシュ叩き込まれ、サタニック・カプラーを破壊される。それでも超小型化したサタニック・カプラーをアヴドゥルの体内忍び込ませて最後の抵抗試みるが、同じく小型化したスタープラチナとハイエロファントグリーンの前に敗れ再起不能となる。が、妹ともども命まではとられず、その後ジョースター一行悪人勘違いした村人たち救助され生活することを決意する。サタニック・カプラー(凶悪連結器スクラップなどの物質合体して実体化する列車型のスタンド登場初期EMD社のDP35に似たディーゼル機関車のような姿をしていたが、内部取り込んだジョースター一行列車に関する情報、およびイギー列車に抱く怪物じみたイメージ吸収したことで、フランス国鉄TGV-A似たフォルムに無数のトゲクワガタムシの顎が付いたような姿へ変貌する。外壁スタープラチナシルバーチャリオッツ攻撃にも傷一つ付かないほど固く内壁いかなる衝撃吸収して受け流す。ただし、構造自体列車同様のため、破壊はできなくても分解することは可能。スピードについてバイク並み加速性能時速500kmを超えるトップスピード自転車並み小回り併せ持つまた、ラバーズのように小型化して人体潜り込むともできるが、その際本体攻撃を受けるなどして意識を失うと自爆する(とアブサロム語ったが、真偽不明)。 ミカル アブサロムの妹。4年前の事故の後遺症で声を出せない。アブサロム付き従いスタンド「ダーク・ミラージュ」で蜃気楼の街を造り出して彼を援護するアブサロムのようにDIO思想染まっているわけではなく、戦うことに躊躇している。それでもジョースター一行との再戦時には実体化した蜃気楼の街に潜み、小型に実体化した石油タンクミサイルのようにぶつけることでポルナレフ火だるまにするが、彼に隠れ場所見破られシルバーチャリオッツ一撃敗北戦闘不能となったその後アブサロム同様、村人救助され模様シルバーチャリオッツによる一撃峰打ちだったので、ミカル自身気絶しただけで無傷である(ポルナレフ女性弱く、たとえ敵であっても傷つけることは彼のポリシーが許さなかったため)。ダーク・ミラージュ(闇の蜃気楼蜃気楼実体化できるスタンド透明なクリスタル状の身体の胸には、七色の光が揺れ大きな集光レンズがはめ込まれている。実体化した蜃気楼現実法則常識にとらわれない形で存在できるため、見る者の感覚狂わせて次第精神崩壊させていく。また、実体化した蜃気楼攻撃もできる。夜や砂嵐の時など蜃気楼存在しえない状況では発動できないが、周囲にないはずのビル群や潜水艦実体化させていたことから、通常の蜃気楼原理異なる。 書記アニ カイロにてジョースター一行の命を狙うDIO刺客ミイラのような老人で、自らを古代エジプトバァ(魂)転生秘法によって新王国時代より生き続けてきた存在であると語り同じく永遠の命を持つDIOと共にエジプト拠点として世界覇者となるべく忠誠を誓う。古代エジプト創造の神「プタハ神」の啓示受けたスタンド創世の書」を操りジョセフポルナレフ窮地追い込む。後から駆けつけた承太郎をも古代エジプト最強神獣アメミット」で圧倒するが、ジョセフポルナレフの策によってアメミット消され、承太郎のオラオララッシュによって身体砕け散りスタンドもろとも消滅した結局正体は謎のままであった創世書 紀元前1500年頃の新王国時代の遺跡から出土したパピルス歴史書。しかし、その記述紀元前3000年頃の初期王朝時代から現代にまで及んでいる。正体アニ本体とする実体化したスタンドであり、彼がこれを読み上げる黙読でも可)ことで歴史実体化できる。その内容歴史上の事実限らずスフィンクスオシリス審判といった伝承の類でも可能で、呼び出されたものはハーミットパープルでも見破ることが困難。ただし、一度呼び出せるのは1つ事象だけであり、本のページが傷つくと、そのページ読んで呼び出されたものは消えてしまう。

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小説版オリジナルの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 14:21 UTC 版)

The Book (小説)」の記事における「小説版オリジナルの登場人物」の解説

蓮見 琢馬(はすみ たくま) ぶどうヶ丘高校2年生17歳。右耳だけにイヤリングをつけ、胸ポケット万年筆差している。赤ん坊のときに保護され身元不明の子供で、中学卒業するまでは施設暮らしていた。名前は、保護され乳児院住所蓮見地区と、右肩にあった「馬のような形の痣」から命名された。 あらゆることを見聞きしたそのまま記憶する常人離れした記憶力持っている。どんな些細なことでも忘れることができない。特に幼少時苦しめられ、爪や鋏で自殺自傷図ったスタンド具現化したことがきっかけとなり苦しみ表面上は沈静化したが、傷跡体中残っており、隠すために絶対に学生服脱がず体育授業全て欠席している。後輩双葉千帆友人付き合いをしており、ドーナツを名前で呼ばず「あれ」と呼ぶ。 大神照彦と飛来明里息子で、ビルの隙間閉じ込められていた明里出産した物心ついて成長してから母の素性最期知り、父に復讐することを誓う。復讐計画一環として双葉千帆接近する。また織笠花恵存在復讐実行妨げとなるおそれがあったために、スタンド用いて彼女を殺害する織笠怪死事件調査していた仗助も排除しようとしたが、仗助を狙った攻撃朋子誤爆してしまったことで、完全に敵とみなされる目的通り大神照彦への復讐果たしたことで、ようやくこれから自分人生始めることができると、生まれ育った杜王町離れようとする。だがその矢先に、億泰に追いつかれて戦闘となる。スタンド戦の経験の差から圧倒され満身創痍の状態にまで追い詰められるものの、自身スタンド特性活かした奇襲で億泰を倒す。 仗助との戦闘では、パワー面では圧倒的に不利ながら、「自分記憶の中から、仗助の恩人である学生服青年探してやろうか」と持ち掛け心理戦をしかける。だが覚悟決めてふっきれた仗助に上回られ負傷しながらも至近距離からのスピード勝負挑むも、力及ばず敗れ去る。決着後に図書館屋根から落ちそうになり、仗助に救いの手伸ばされる拒否しそのまま墜落死を選ぶ。 ナイフ隠し持っており、いざとい場合には投擲して攻撃用いる。琢馬は細身非力であるが、自身スタンド技術復習することで、百発百中腕前となっている。またスタンド使いにはスタンド見えることを逆利用して、The Book広げた裏側に隠すなどの応用も行う。The Bookザ・ブック) 琢馬の記憶文章変換して記録する本型のスタンド。その記述他人スタンド使いかどうか問わない)に見せることで、相手にもその記憶擬似的体験させることができる。この「感情移入」の効果自身にも適用されるため、危険なページは「禁止区域」として普段目に触れないようにしている。射程距離30メートル程で、ページ破いて見せて効果発揮される。ただし2m本体からではなくスタンドから)の距離まで近づかなければ効果現れず、視界が悪い、または盲目であったりして記述読めないに対して効果が無い。古い記憶ほどページをめくる必要があるため攻撃が遅れるという欠点も持つ。なお、作中挿絵には本を擬人化したような人型スタンドとしても描かれている。 琢馬は自身能力にずっと名前をつけていなかったが、虹億泰の「ザ・ハンド」と交戦したことをきっかけに「The Book」と命名した双葉 千帆(ふたば ちほ) ぶどうヶ丘高校1年生で、小説家志望女子高生過去不良から助けてもらったことから、蓮見琢馬好意寄せている。好物ドーナツ中学生のときに両親離婚している。別の高校進学した友人がいる。織笠花恵が父の昔の恋人だったことを知っており、怪死事件独自に調べている。 実は琢馬の腹違いの妹で、物語終盤その事実を知る。琢馬と照彦の死後杜王町から遠くに暮らす母に引き取られる。その身には琢馬との子供を宿していた。 双葉 照彦(ふたば てるひこ) 双葉千帆の父で子煩悩職業一級建築士かつては大神 照彦(おおがみ てるひこ)と名乗り欠陥住宅売って荒稼ぎしていた。恋人何人もおり、飛来明里ヨーロッパ旅行にいった際に骨董屋入った時にそこに偶然あった石の「矢」(壊れかけの矢じり)で肩に怪我をし、馬のような形の痣とスタンド能力身に付ける。本人にその自覚無かったが、20年前に起こったある「幸運」をきっかけに、自身能力認識するうになるその後復讐現れた琢馬にも使用しようとしていたようだが、ぶどうヶ丘高校卒業式前日、娘の千帆包丁刺殺される。メモリー・オブ・ジェット(黒い琥珀記憶) 照彦が「矢」によって身に付けスタンド自身指定した領域誰も侵入させなくする能力であり、これにより無意識の内に飛来明里ビルの隙間隔離し続けていた。 作中では照彦、スタンド共に挿絵存在しないため、外見不明である。 飛来 明里(ひらい あかり) 大神照彦の恋人で、彼からはジェット(黒琥珀)の首飾り贈られた。「照彦が違法建築欠陥住宅売っていた」という秘密知ってしまったことで殺されかけ、ビルの隙間突き落とされる。しかし生きており、また照彦の金を隠していたことから、そのまま幽閉され、「金の有りかを教えれば逃がすが、助け呼べば両親を殺す」と脅迫されていた。幽閉されたままで子供出産する子供助けられたときに金の有りかを自白したが、助けられることはな見捨てられ衰弱死した。 公式の記録では1981年7月失踪となっている。 織笠 花恵おりかさ はなえ) 20年前、大神照彦と関係を持っていた女性自宅あたかも車に轢かれたような状態で死亡しているのを露伴と康一に発見される。 照彦が明里監禁していたときの共犯者であり、赤ん坊の琢馬をビルの隙間から引き上げて寺に置き去りにしたときにも同行していた。照彦から金を受け取って口をつぐんでいた。近年になって病気子供が産めない体になり、そのこときっかけ赤ん坊行方探し始めていたが、勘付かれた琢馬によって照彦への復讐障害なるとしスタンド殺害されるトリニータ 織笠花恵飼い猫血まみれの状態で露伴と康一に発見された。 なきむしぼうや 琢馬と同じ施設暮らしていた2歳年下少年夜泣きの癖があるために周囲からイジメられていたが、琢馬に毎晩童話聞かせてもらうことで泣かないようになった。現在は九州親戚の家で暮らしている。

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