小説版の登場キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:13 UTC 版)
「ローゼンメイデンの登場人物一覧」の記事における「小説版の登場キャラクター」の解説
ジャバウォック 『シュヴァルツェァ ヴィンド』(幻冬舎版1)に登場。童話『鏡の国のアリス』のジャバウォック同様、竜の姿をしている。nのフィールドで産まれたが、記憶もなく夢も見ない自分の存在する理由が分からず、それを求めてnのフィールドを漂っていた時、「夢の扉」の希望に満ちた眩い輝きに憧れ、孤独感と「自分もあれを持ちたい」という欲求が高じて、扉を吸収するに至った。真紅もジャバウォックとの初戦後にその意識を吸収されたが、翠星石が庭師の如雨露を使いジュンの夢を経由して、ジャバウォックの「夢」を発見、侵入して真紅を救出した。 性格は素直であり、夢の扉を吸収したのも「孤独で寂しかった」のが主な理由であり、真紅の意識を取り込んだ後も、ただ真紅の質問に答え、会話をしただけである。 しかし夢の扉を吸収することは、記憶と存在の拠り所でもある「心の映し鏡」を奪うことでもあるため、夢の扉を吸収されたのりを含めた人間は勿論、雛苺や金糸雀までもが深い眠りに就き、蒼星石の「夢の思い出」も吸収され、やがて「9秒前の白」を起点にnのフィールドまでも飲み込み始める。夢の扉とnのフィールドを元に戻すため、真紅と翠星石、ジュンがジャバウォックとnのフィールドで対決、同じ頃にめぐも深い眠りに就き、ジャバウォックを探すためにnのフィールドへ来ていた水銀燈の陰ながらの援護もあり、ジュンの力を大きく使い、戦いの末に最後は真紅の「薔薇の竜」にて倒された。 作中、めぐにジャバウォックの形をした指輪を渡したという人物が登場するが、ジャバウォックとの関連は不明。 穂積(ほづみ) 『ツヴィリンゲ』(集英社版1)に登場。薔薇屋敷の使用人。40歳前後の女性で、母も結菱家の使用人、父は結菱家の料理人をしていた。結菱一葉を愛しているが、屋敷の主と使用人という立場からその想いを打ち明けられずにいる。一葉が蒼星石の力で復讐を企んでいる事に気付き、翠星石に一葉を止めるように頼む。翠星石は彼女の愛情に感銘を受け、蒼星石を取り戻し、一葉の復讐を止める事を誓う。
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