こ
こ
[接尾]
1 名詞または動詞の連用形に付く。「こ」の上に促音が加わることもある。
㋐…のこと、…することの意を表す。「あい—」「慣れっ—」
㋑二人以上で同じ動作を互いにすることを表す。「かわりばん—」「取りかえっ—」
㋒二人以上で同じ動作を競い合う意を表す。「駆けっ—」「にらめっ—」
2 擬声語・擬態語などに付いて、そのような状態である意を表す。「ぺしゃん—」「どんぶり—」
3 名詞に付く。
こ【×乎】
読み方:こ
[人名用漢字] [音]コ(漢) オ(ヲ)(呉) [訓]か や かな
ようすを表す語に付ける助字。「確乎・儼乎(げんこ)・純乎・断乎・炳乎(へいこ)・茫乎(ぼうこ)・凜乎(りんこ)・牢乎(ろうこ)」
こ【個】
読み方:こ
[音]コ(慣) カ(漢)
1 一つの物や、一人の人。「個個・個室・個人・個数・個性・個別/各個・別個」
2 (「箇」と通用)指し示す語。この。これ。「個中/好個・真個」
[補説] もとは「箇(か)」の異体字。
こ【個/▽箇】
こ【▽処】
こ【去/▽巨/▽居/拠/×炬/虚】
読み方:こ
〈去〉⇒きょ
〈巨〉⇒きょ
〈居〉⇒きょ
〈拠〉⇒きょ
〈炬〉⇒きょ
〈虚〉⇒きょ
こ【古】
こ【呼】
こ【呼】
こ【固】
読み方:こ
1 がっちりかたまって動かない。かたい。かたまる。「固形・固体・固定/強固・凝固・堅固(けんご)」
3 融通がきかない。かたくな。「固執・固陋(ころう)/頑固」
4 もとから。「固有」
6 (「乎(こ)」の代用字)ようすを表す語のあとに付ける。「確固・断固」
[名のり]かた・み・もと
こ【×壺】
こ【×壺】
こ【×姑】
こ【子/▽児】
読み方:こ
[名]
1 親から生まれたもの。こども。⇔親。
㋐両親の間に生まれた者。「かわいい—には旅をさせよ」→息子 →娘
㋒(「仔」とも書く)動物の生まれて間もないもの。また、鳥や魚などの卵や、卵からかえったばかりのもの。「—犬」「鱈(たら)—」
2 まだ大人になっていない者。幼い者。こども。「近所の男の—」
3 (「娘」とも書く)若い女性。むすめ。「妓」とあてて遊女・芸者などをいうときもある。「若い—の集まる店」
4 植物の幹や根から生え出たもの。「芋の—」「竹の—」⇔親。
5 主だったものに対して、従属する関係にあるもの。「—会社」「—分」⇔親。
8 「子株(こかぶ)2」の略。
[接尾]
1 名詞や動詞の連用形に付いて、その仕事をする人や物の意を表す。「舟—」「売り—」「振り—」
2 特に、女性のする動作や仕事に付いて、それをする人が若い女性であることを表す。「踊り—」「お針—」
3 女性の名前に付いて、それが女性であることを表す。「花—」「雪—」
5 その場所や時代に生まれた人の意を表す。「江戸っ—」「明治っ—」
[補説] 3は、古くは身分のある女性の名に付けられた。また、上代には、身分のある男性の名に付けても用いられた。「小野妹—」「蘇我馬—」
[下接句] 生んだ子より抱いた子・負うた子より抱いた子・親が親なら子も子・子供は風の子・父(ちち)父たれば子も子たり・盗人(ぬすびと)を捕らえてみれば我が子なり
こ【孤】
こ【孤】
こ【小】
読み方:こ
[接頭]
1 名詞に付いて、小さい、細かい、などの意を表す。「—馬」「—石」
2 名詞に付いて、わずかな、少しの、などの意を表す。「—雨」「—降り」
3 数量を表す名詞や数詞に付いて、わずかに及ばないが、その数量に近いことを表す。ほぼ。だいたい。約。「—一時間」「—半時(はんとき)」
4 動詞・形容詞・形容動詞などに付いて、すこし、なんとなく、などの意を表す。「—ざっぱりしたなり」「—高い」「—ぎれい」
こ【己】
こ【庫】
こ【弧】
こ【弧】
こ【×怙】
こ【戸】
読み方:こ
[音]コ(漢) [訓]と へ
〈コ〉
こ【戸】
こ【故】
こ【故】
こ【▽是/×此】
こ【木】
こ【来】
こ【枯】
こ【▽格】
こ【海=鼠】
こ【×涸】
こ【湖】
こ【濃】
こ【▽火/▽箇】
読み方:こ
〈火〉⇒か
〈箇〉⇒か
こ【×狐】
こ【×瞽】
こ【▽籠】
こ【粉】
こ【×糊】
こ【股】
読み方:こ
[常用漢字] [音]コ(漢) [訓]また もも
こ【×胡】
こ【×胡】
こ【虎】
こ【▽蚕】
こ【×蠱】
こ【×袴】
こ【×觚】
こ【誇】
こ【×賈】
こ【×跨】
こ【×鈷】
こ【×鉤】
こ【錮】
こ【雇】
こ【顧】
こ【鼓】
こ【鼓】
戸
海鼠
絢
こ
(コ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 07:27 UTC 版)

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|
平仮名 | |
---|---|
文字 |
こ
|
字源 | 己の草書体 |
JIS X 0213 | 1-4-19 |
Unicode | U+3053 |
片仮名 | |
文字 |
コ
|
字源 | 己の部分 |
JIS X 0213 | 1-5-19 |
Unicode | U+30B3 |
言語 | |
言語 | ja, ain |
ローマ字 | |
ヘボン式 | KO(CO) |
訓令式 | KO(CO) |
JIS X 4063 | ko |
アイヌ語 | KO |
発音 | |
IPA | ko̞(co) |
種別 | |
音 | 清音 |
かな | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仮名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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濁点つき
半濁点つき
|
こ、コは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第2行第5段(か行お段)に位置する。清音の他、濁音(ご、ゴ)を持つ。また、話し手によっては、文節のはじめ以外で、子音が鼻音化した鼻濁音を用いる。鼻濁音は濁音と意味上の差異はない。
概要
仮名のひとつ。平仮名の「こ」は「己」の草書体より、片仮名の「コ」は同じく「己」の初2画からできたもの[1]。濁点を付すと「ご」「ゴ」とそれぞれ変化する。
奈良時代までは上代特殊仮名遣で甲乙2類が存在し、発音に区別があったとされる。
接尾辞として
接頭辞として用いられる。主に俗な言い方として用いられ、幼児語としての側面も強い[1]。
諸事項
- コの字というと、片仮名のコの字形を指す。すなわち、直線を2カ所で直角に同方向に曲げた形である。
- 日本の鉄道車両の記号「コ」は、
- 重量22.5t未満の小型ボギー車に分類される客車を表す。国鉄客車の車両形式#コ級を参照。
- 貨車のうちコンテナ車を表す。
- 事業用貨車のうち衡量車(のち検重車に改称)を表す。
- 貨車のうち大小いくつかの大きさが存在する車種において小型の方を表す。国鉄貨車の車両形式#特殊標記符号を参照。
- 東京都狛江市の市章及び市旗は、平仮名の「こ」を図案化したものである。
脚注
関連項目
- Wikipedia:索引 こ
- ご
- こ゚
- 小書きこ
- こ (古の変体仮名)
コ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 14:32 UTC 版)
「東日本旅客鉄道の鉄道駅一覧 (電報略号順)」の記事における「コ」の解説
コイ - 五井駅 コイ - 小岩井駅 コイ - 小岩川駅 コウ - 鴻野山駅 コウ - 下総神崎駅 コエ - 小机駅 コカ - 古河駅 コク - 国道駅 コク - 国府多賀城駅 コケ - 上毛高原駅 ココ - 小牛田駅 コサ - 郷沢駅 コサ - 上越国際スキー場前駅 コシ - 石越駅 コシ - 国分寺駅 コシ - 越水駅 コス - 越河駅 コス - 常陸鴻巣駅 コセ - 五泉駅 コソ - 勿来駅 コタ - 後台駅 コタ - 駒形駅 コタ - 小屋の畑駅 コチ - 小淵沢駅 コツ - 国府津駅 コツ - 小松川駅 コテ - 小出駅 コト - 神土駅(廃駅→わたらせ渓谷鐵道。現・神戸駅 (群馬県)) コト - 郡山富田駅 コナ - 港南台駅 コナ - 小中野駅 コネ - 北小金駅 コネ - 小金沢駅 コノ - 九重駅 コノ - 小佐野駅 コノ - 金浦駅 コハ - 郷原駅 コハ - 小川原駅(廃駅→青い森鉄道) コハ - 小波渡駅 コハ - 小塙駅 コヒ - 鯉川駅 コフ - 甲府駅 コホ - 湖北駅 コマ - 好摩駅(IGRいわて銀河鉄道所管) コマ - 児玉駅 コマ - 駒ケ嶺駅 コミ - 小見川駅 コミ - 小海駅 コメ - 駒込駅 コメ - 中込駅 コモ - 小諸駅 コヤ - 小鳥谷駅(廃駅→IGRいわて銀河鉄道) コヤ - 小宮駅 コヤ - 小谷松駅(廃駅→いすみ鉄道) コラ - 籠原駅 コラ - 五所川原駅 コリ - 郡山駅 (福島県) コリ - 古里駅 (東京都) コレ - 越谷レイクタウン駅 コワ - 五百川駅 コワ - 小岩駅 コン - 後閑駅
※この「コ」の解説は、「東日本旅客鉄道の鉄道駅一覧 (電報略号順)」の解説の一部です。
「コ」を含む「東日本旅客鉄道の鉄道駅一覧 (電報略号順)」の記事については、「東日本旅客鉄道の鉄道駅一覧 (電報略号順)」の概要を参照ください。
コ
呱
媩
媩 |
|
楛
泒
泒 |
|
滹
焸
猢
琥
瑚
箎
箎 |
|
簄
胍
胍 |
|
蝴
衚
鄠
醐
鬍
鶘
「コ」の例文・使い方・用例・文例
- コーヒーをもらえますか
- 無水アルコール
- レコードをたくさん持っている
- コンピュータシステムのおかげで利用者は必要な情報を早く簡単に手に入れることができる
- 彼女は友達についてコンサートに行った
- 100エーカーのコーヒー農園
- そのコンサートには大勢の大物ミュージシャンが登場する
- 急性アルコール中毒
- コーヒーに砂糖を入れますか
- 明らかなアルコール依存症者
- 上級学習者用の英会話コース
- あなたが済んだらコショウを使わせてください
- 彼はチャンピオンをコーナーに追い詰めた
- コンピュータネットワークの時代
- コンピュータの助けを借りて
- 私はアルコールは飲みません
- アルコール飲料
- このパソコンはまるまる2,000ドルかかった
- 私は子どもたちに1日1時間コンピュータ・ゲームをすることを許す
- 1箱のチョコレートといっしょに手紙を彼女に送った
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