ともしびとは? わかりやすく解説

ともしび


ともし‐び【灯火/灯/×燭】

読み方:ともしび

ともした火。あかり。とうか。ともし。「—がともる」「風前の—」「心の—」

平安時代大学寮学生に、勉学のための灯油代として与えた奨学金

[補説] 書名別項。→ともしび


乏しび、羨しび

読み方:ともしび

バ行上二段活用動詞乏しぶ」「羨しぶ」の連用形である「乏しび」「羨しび」、あるいは連用形名詞化したもの

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ともしび

作者アントン・チェーホフ

収載図書チェーホフ短篇集
出版社福武書店
刊行年月1988.11
シリーズ名福武文庫

収載図書チェーホフ全集 5
出版社筑摩書房
刊行年月1993.12
シリーズ名ちくま文庫

収載図書世界文学セレクション36 22 チェーホフ新装版
出版社中央公論社
刊行年月1993.12


ともしび

作者江島伸吾

収載図書孤島殺人鬼本格推理マガジン
出版社光文社
刊行年月1995.12
シリーズ名光文社文庫


ともしび

作者高樹のぶ子

収載図書の影
出版社新潮社
刊行年月1998.6

収載図書の影
出版社新潮社
刊行年月2000.10
シリーズ名新潮文庫


ともしび


ともしび

作者永松康男

収載図書月夜誕生日童話集
出版社新生出版
刊行年月2007.12


ともしび

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 18:41 UTC 版)

みんなのうた
ともしび
歌手 宍倉正信杉並児童合唱団
作詞者 ミハイル・イサコフスキー(原詞。ノンクレジット)
峯陽(訳詞)
作曲者 ロシア民謡
編曲者 小林秀雄
映像 実写
初放送月 1966年12月 - 1967年1月
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ともしび」(ロシア語: Огонёкアガニョーク)は、ソビエト連邦の時代に流行したロシアの歌曲である。作詞はミハイル・イサコフスキー(Michail Isakovsky)、作曲者は不詳。日本でもいわゆるロシア民謡を代表する一曲として[1]広く親しまれている。

概説

戦地に赴く若者とその恋人の離別、故郷と前線との距離を隔てた交情を主題とする歌曲である。ミハイル・イサコフスキーが1942年に発表した詩に基づく。原題の「Огонёк」とはロシア語で火を意味する名詞огоньの指小語である。

イサコフスキーがこの詩を発表したのは第二次世界大戦(ロシアでは大祖国戦争と呼ばれる)の最中のことで、ここに描かれたような別れの光景は当時ロシアのどこでも見られるものだった。この詩はロシアの大衆の心をとらえるところとなり、広く親しまれ口ずさまれるうちに自然発生的にメロディーがつけられるようになった。こうしてできたいくつものメロディーのうち、淘汰されて残ったのが現在知られる歌曲としての「ともしび」である。古い民謡のメロディーが借用されたという説もあるが詳細はわかっていない。同じイサコフスキーの詩「カチューシャ」に作曲したマトヴェイ・ブランテルをはじめ多くの名立たる作曲家がこの詩に作曲したが、いずれも広く知られることなく忘れ去られた。

日本ではいわゆるロシア民謡を代表する一曲として「カチューシャ」などとともにうたごえ運動の中で広く歌われた。新宿にはタイトルを店名に冠した歌声喫茶『ともしび』が1955年に開店し、うたごえ運動のシンボル的な存在として親しまれた。1956年7月にはダークダックスがシングルとして発売し(B面は「カチューシャ」)、1958年の第9回NHK紅白歌合戦ではダークダックスが歌った。1963年には千葉真一が「ともしび (千葉真一の曲)」を[2]歌っている。日本で一般に知られている日本語詞は、楽団カチューシャによる訳詞である。NHKの『みんなのうた』では、1966年12月に峯陽が訳詞したバージョンが宍倉正信杉並児童合唱団によって歌われた。『みんなのうた』版では作詞・作曲が「ロシア民謡」名義とされており、イサコフスキーの名はクレジットされていない[3]

日本では遅いテンポで叙情的に歌われるのが普通だが、ロシアでは早めのテンポで行進曲風に歌われることが多い。一般にロシアの歌が日本に伝えられると遅いテンポに変えられる傾向にあるが、この「ともしび」では特にそれが顕著で、山之内重美はロシア人の伴奏者と共演する際に最も問題になるのがこの歌だと述べている。

脚注

  1. ^ ただし前述の通り作詞者ははっきりしており、本来の意味での民謡ではない。
  2. ^ 松島修介『千葉真一のともしび』(ライナーノーツ)千葉真一、歌謡コダマ、1963年。KZ-1003。 
  3. ^ 日本放送出版協会刊「NHK みんなのうた 第7巻」59頁 1988年。

参考文献

関連項目

  • 青春の門 第九部 漂流篇 - 五木寛之のライフワーク的長編。「夜の酒場にて」の章で、伝説的音楽ディレクター高円寺竜三が本曲に関して自説を述べている。

ともしび

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 08:42 UTC 版)

名詞

ともしび灯火

  1. ともした火。


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