ガラル地方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:34 UTC 版)
「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の記事における「ガラル地方」の解説
第15章に登場。 創人 本名:剣創人(つるぎ そうど) 性別:男 誕生日:12月1日 星座:いて座 背番号:808 持ち物:ダイマックスバンド・スマホロトム・公式試合用ユニフォーム・チャレンジバンド・身具の調整道具・ロトム自転車・たつじんのおび ポケットモンスターSPECIAL 剣・盾(ソード・シールド)vol.1-4 第15章の主人公。ゲーム版『ポケットモンスター ソード・シールド』の始めに選べる、男の子主人公の容姿の内の一つがモデル。シリーズ初の名前が漢字の主人公である。一人称は「ボク」。シルドミリアからは「そーちゃん」の愛称で呼ばれる。 実家はポケモンの持つ身具の手入れを仕事にしている一子相伝の元刀鍛冶の家系で、ポケモンの得物の手入れを行う身具職人(しんぐマイスター)。亡くなった父を師匠に手入れの技術を学んだ。基本的に温和で大人しいが、身具の手入れの時は人が変わり、観察力に優れている。 1年前、伝説の「くちたけん」と「くちたたて」を見ようと立ち入り禁止の「まどろみの森」に行った時に、森に落ちたねがいぼしを追っていたシルドミリアと知り合い、2人で森に忍び込み、ザシアン・ザマゼンタの幻覚を見る。だが、その際にシルドミリアが手持ちを失ってしまったため、責任を感じて彼女が手持ちを取り戻すまで協力する事を決め、それ以来一緒にマグノリア博士の助手をしている。 元々はガラル地方出身者にしては珍しくダイマックスやジムチャレンジに興味が薄く、シルドミリアと知り合うまでマグノリア博士やローズ社長のことも知らなかった。公式戦やダイマックス同士の戦いは初心者で、身具を持たないポケモンへの興味と知識も乏しいが、チャンピオンのダンデからジムチャレンジの推薦を受けるだけの実力者である。 ジムチャレンジに挑戦した動機は、鍛えた身具がどれだけバトルに通用するか確かめるため、そして鍛えて実力をつけ、もう一度「まどろみの森」に行って剣と盾のポケモンと戦うためである。旅の中で「くちたけん」「くちたたて」の形状が建国神話に登場する英雄の武具に似ていることに気づき、ブラックナイトと呼ばれる災厄との関係にも迫っていく。 ダンデの推薦でジムチャレンジャーになり、ラテラルタウンのジム戦でオニオンのキョダイゲンガーの口から、亡き「お師匠」こと父親の声を聞き、身具は「バトルで攻めるための道具」ではなく、ポケモンが生きるために不可欠な体の一部である事を思い出す。 アラベスクタウンのジム戦後、エネルギープラントのトラブルと、パワースポットではないルートナイントンネルでダイマックス現象が報道され、起きた原因を調査した後に次のスタジアムのキルクスタウンに向かう途中、ジムリーダーのメロンにバリコオルの「氷の杖(ステッキ)」の強化と修復を依頼され引き受ける。修復中にメロンの息子でもう1人のジムリーダーのマクワから野試合を挑まれるが手が離せずマナブに代わって貰う。その時、バリコオルと杖から目を離した一瞬のうちに杖とバリコオルをコオリッポの群れに連れ去られ、シルドミリアがペタと出会った氷のステージにたどり着きその場で修復を終えるも、納得いく仕上がりではなかったために鍛えた身具とジムで戦うことは叶わず、ファイナルトーナメントでメロンと再戦することを目指す。その後、ソニアから崩れたラテラルタウンの壁画の中から「2人の英雄」と「剣のポケモン」「盾のポケモン」の彫像が現れたと報告され、隠された意図を感じるもう一つの物証として以前ナックルシティの宝物庫で見た4枚のタペストリーに続く、キルクスタウンにあった5枚目のタペストリーを見る。メロンに勝利した後、スパイクタウンに向かう前にバリコオルと信頼を作るためロトム自転車を水上移動できるアクアモードに改造して貰い、水路の9番道路を1人で進む。合流後、シルドミリアが「くちたけん」と「くちたたて」、ポケモン達を持ち去った2人組を思い出しており、ドータクンとグソクムシャに襲撃されるがスパイクタウンのジムリーダー・ネズに助けられる。スパイクタウンで犯人のソッド・シルディを暴くも逃げられ、襲撃されたソニアからローズと2人組が手を組み災厄ブラックナイトを起こそうとしていると聞いてシルドミリア・ホップ・マリィやジムリーダー達とシュートシティのローズタワーに向かう。オリーヴと戦っていたビートと再会し相手をジムリーダーに任せて最上階にいくがローズはいなく、立体映像で「新たな英雄伝説」を始めると言われた直後に各地からパワースポットの光の柱が上がり、ナックルシティにローズとブラックナイトがいると見て急行する。手持ちポケモン 身具を使うポケモンでニックネームは個性の得物からきている。ランスン(ネギガナイト♂) カモネギ♂(ガラルのすがた)→ネギガナイト♂ 技:"かわらわり"・"スターアサルト"・"ソーラーブレード"・"たたきつける"・"はがねのつばさ"・"ブレイブバード" ダイマックス技:"ダイスチル"・"ダイナックル" 創人が旅立ちの前から所持している。名前は「ランス」に由来。シルドミリアと知り合った1年前の時点ではまだ進化前のガラルカモネギだった。 何でも貫くネギ槍とクリームや砂まで弾き返すネギの葉の盾を見事に使いこなして戦う。確実に戦力として活躍する創人の主力ポケモンで、相性の不利なオニオン戦やポプラ戦でも1匹以上の相手を倒している。ネギ槍は切っ先の角度を鋭角にする事で空気抵抗を減らし、天然の清水にひたしミネラル分で膨張率を低下させている。 スティックン(バチンキー♂) サルノリ♂→バチンキー♂ 技:"えだづき"・"このは"・"にほんばれ"・"はっぱカッター"・"ひっかく" 名前はバチ状の「スティック」に由来。スティックを打つドラミングの単調なリズムの反復に焦れた相手が距離を詰めてきたところに反撃する戦法が得意で、バチンキーに進化してスティックが2本に増えた事でリズムがより複雑で強靭になった。防御力の高い相手にはスピードを活かしたヒットアンドアウェイを使う。また、スティックを少し曲げる工夫を施しており、"えだづき"で投げてブーメランのように飛ばすこともできる。 バウタウンのジム戦前にバチンキーに進化し、新しく得た戦法でルリナのドヒドイデとキョダイマックスしたカジリガメを倒した。 テッコツン(ドテッコツ♂) 特性:こんじょう 技:"アームハンマー"・"いわなだれ"・"インファイト" 名前は「鉄骨」に由来。ワイルドエリア「うららか草原」でのマックスレイドバトルで捕獲。 武器にも盾にもなる重たい鉄骨を軽々と振り回すパワーファイターで、迫力ある振り回しが持ち味。攻撃が追い付かないほど凄まじいスピードの相手は苦手だが、長大な鉄骨を囮に攻撃を誘発させて近づかせたところを反撃する戦法も使う。ただ、自慢の鉄骨は金属ゆえ熱せられると持てなくなる欠点があるため、ほのおタイプの攻撃にはめられると脆い側面があり、実際に創人に捕獲された時のバトルでは過熱した鉄骨を取り落とした隙を突かれて敗北している。 グンバイン(ヤレユータン♂) 技:"イカサマ" ダイマックス技:"ダイアーク"・"ダイウォール" 名前は「軍配」に由来。ナックルシティにいたところにソニアが誤って軍配を踏んでしまい、怒って追い立てていた。軍配の機能に不具合が出て狙いを定められなくなっていたが創人に応急処置をしてもらい、その修繕具合を気に入り自ら仲間に加わった。 軍配で催眠術を掛けて他のポケモンを意のままに操る能力を持つが、一度に操れるのは1匹だけで、手入れや強化が不十分だと思うように操れなくなる。 ステッキン(バリコオル♂) 名前は氷の「杖(ステッキ)」に由来。タップダンスとコメディーショーの名手で8番道路にある氷のステージでショーをしていた野生ポケモンたちのスターパフォーマー。タップダンスをポケモンだけではなくガラル中の人に見せたく思ったメロンが捕獲した時にステッキが折れてしまい、修復と強化のため預けられる。杖の修繕は一応できたのだが、音とタイミングのズレが気に入らず、自ら杖の強化を望んで創人の手持ちに加わった。 ジムリーダーが狙っただけあり、グンバインの催眠術を跳ね返しテッコツンと同時に倒す強さがあり、元のトレーナーのメロンにはよほど恨みがあるらしくジム戦中に直接攻撃しようとしていた。 その他 スマホロトム ロトムのスマートフォンに入り込んだ姿。マグノリア博士がポケモン図鑑の機能をインストールした。 シルドミリア 本名:盾シルドミリア(たて しるどみりあ) 性別:女 誕生日:3月14日 星座:魚座 背番号:303 持ち物:ダイマックスバンド・スマホロトム・ボールガイのかぶりもの・クワガノン型ビデオドローン・公式試合用ユニフォーム・チャレンジバンド ポケットモンスターSPECIAL 剣・盾(ソード・シールド)vol.1-4 ゲーム版『ポケットモンスター ソード・シールド』の始めに選べる、女の子主人公の容姿の内の一つがモデル。一人称は「あたし」。周囲には「しーちゃん」の愛称で呼ばれている。 当初は「盾・シルドミリア」と呼ばれていたが、単行本化の際、「盾シルドミリア」に変更された。ソード・シールド編の第4話も「盾シルドミリア」を署名する。 天才的なコンピュータ技師だがせっかちで落ち着きがなく、マグノリア博士から止められることも多い。ダイマックスに興味を持っており、「ダイマックスシミュレーター」なる立体映像投影装置を自作するほど。また、話し声がとても大きく、本気の声量は"ばくおんぱ"と勘違いされるほど。 1年前、ダイマックスに必要なねがいぼしを追ってまどろみの森に向かった時に創人と知り合い、森の中でザシアン・ザマゼンタの幻覚を見る。森の奥で不用意に「くちたけん」と「くちたたて」に近づきすぎて、発生した光の衝撃によって失神、更に手持ちを入れたボールを全て吹き飛ばされて紛失してしまう(旅の中でソッド・シルディ兄弟による窃盗だったことを思い出す)。その後、手腕を買われてマグノリア博士の助手になり、行方不明の手持ちを探している。 元々マグノリア博士の助手になりたいと勉強していたので、ポケモンに関する膨大な知識を持っているのだが、手持ちとはぐれたショックからか無意識に知識の引き出しに鍵をかけてしまい、ポケモンに関する知識を思い出せなくなっていた。だが、再会を機に徐々に鍵が外れてきているらしく、なかば無意識に知識を披露する場面が増えている。 ダンデの推薦でジムチャレンジャーになり、手持ちを探している話を広めて情報を集める目的でポケモンリーグ出場を目指す。バウタウンのジム戦後、手持ち1匹で戦い続ける事に限界を感じていたが、ホップのおかげで再会したキロの活躍で次のエンジンシティやラテラルタウンのジム戦で勝利する。しかし、アラベスクタウンのジム戦でポプラに敗北し、ジムチャレンジは5つ目までとなった。 その後、報道されたダイマックス現象と「ダイマックスシミュレーター」との関係を疑われる危険を避けるため変装して調査する。ラテラルタウンの彫像と、宝物庫やキルクスタウンのタペストリーからまどろみの森であった事を思いだし、ポケモンを奪われた不安と心配になっていた怒りで激昂、手がかりをつかんだソニアと合流しようとしたが連絡が途切れてしまう。直後に残りのギガ・メガを持ったドータクンとグソクムシャに襲撃され、スピーカーの声から犯人と確信、ネズが回収した中身が空のソニアのカメラで気を引いているうちに、取り出していたメモリーカードの中身のデータを解析中に再び襲撃される。スパイクタウンで暴かれた犯人のソッド・シルディの多くの迷惑に人やポケモンをさらしながら悪びれない態度に攻撃しようとしたがニダンギルに生気を吸われ、ネズに助けられるが逃げられる。また、まどろみの森で記憶を失った原因がニダンギルに生気を吸われたためだと判明し、2人組が「英雄の血族」と言っていてザシアン・ザマゼンタに代わる英雄になろうとしていた言動を思い出す。手持ちポケモン ラビフットを除いて、ニックネームはSI接頭辞からきている。キロ以降は再会順とする。ラビフット ヒバニー→ラビフット 技:"にどげり"・"ニトロチャージ"・"ねっぷう"・"ひのこ" 元々の手持ちを失ったシルドミリアが序盤で唯一手持ちにしていたポケモン。 ヒバニー当時はバトルが不得意であり、野生のカジリガメに第2の心臓と言える首元のほのおぶくろを噛まれて戦闘不能になる。エール団のガラルマッスグマに「やけど」を負わせるも、隠れ特性「はやあし」によって不利になる。ターフスタジアムで勝利はしたが相性で有利なヤローのくさポケモンに負けるかと思ったなど、目立った活躍が少なかった。 バウスタジアムのジム戦中にラビフットに進化。物理技とスピードが増し、相性の悪いルリナのポケモンが創人のバトルのダメージが残っていたこともあってぎりぎりながら勝利する。 キロ(サシカマス) 特性:スクリューおびれ 技:"かみつく"・"ねっとう" 最初に再会した手持ちポケモン。尾びれを左右に2往復半させた後で必ず一瞬止めるクセがある。エンジンシティはずれでウッウに丸飲みにされてしまったところをホップと協力したシルドミリアに助け出され、直後のカブ戦や次のオニオン戦で主力として活躍する。 テラ(ストリンダー、ローなすがた)(キョダイマックス) エレズン→ストリンダー 技:"でんげきは"・"バークアウト" キョダイマックス技:"キョダイカンデン" 2番目に再会。電気を発生させる時のベース音がスラップ弾きのような音になっているのが特徴で、照れ屋でええかっこしいな性格をしている。暗闇の中で電気モヒカンを光らせて相手をわざと突っ込ませ、技をぶつける戦法をエレズンの時から特訓している。シルドミリアも知らなかったが、実はキョダイマックスでき、体内に蓄えた10万リットル以上の毒液やキョダイマックス技を使って相手をどく状態にする。ケンカを売った相手が手ごわいとカーッとなって我を忘れてしまい、一度興奮すると分泌される毒の汗で皮膚が刺激されて興奮がどんどん強くなり、シルドミリアからの指示も聞こえなくなってしまう悪いクセがある。 ルミナスメイズの森で野生のドラメシヤにケンカを売り、世話役のドロンチとの戦闘で興奮して我を忘れていたところを再会し、先述の戦法で倒す。ポプラ戦では最後の手持ちとしてキョダイマックスし、キョダイマホイップと戦うが巨大化した体に生クリームミサイルが全弾直撃して錯乱、自分自身を攻撃して戦闘不能になった。 ペタ(コオリッポ) 特性:アイスフェイス 技:"ふぶき" 3番目に再会。氷のステージに行き着いてバリコオルのショーに夢中になり、凍死寸前で倒れた幼い頃のシルドミリアを助けて仲良くなった。同じ場所で再会し、杖を修復しようとした創人を野生のコオリッポから助ける。 離脱 ギガ(タイレーツ) 技:"いわくだき" 襲撃してきた2人組のドータクンが持っていた。 メガ(マッギョ、ガラルのすがた) 技:"メタルクロー" 2人組のグソクムシャが持っていた。 その他 スマホロトム ロトムのスマートフォンに入り込んだ姿。マグノリア博士がポケモン図鑑の機能をインストールした。
※この「ガラル地方」の解説は、「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の解説の一部です。
「ガラル地方」を含む「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の記事については、「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の概要を参照ください。
ガラル地方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:34 UTC 版)
「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の記事における「ガラル地方」の解説
ソニア マグノリア博士の孫娘で若き研究者。ごくたまに祖母の助手をしている。元ジムチャレンジャーで、現ガラル地方ポケモンリーグのチャンピオンであるダンデとは幼馴染なのだが、現在は彼のことを避けている。ジムチャレンジて知り合ったルリナとは今でも親友。なんらかの事情により、いまだにチャンピオンカップもジム戦も観戦できないでいる。 かつてガラル地方で起きたと伝えられる「ブラックナイト」を調べている。若輩のためになかなか調査の許可が降りずに苦労していたが、創人やシルドミリアとの出会いを機に調査活動が進展しはじめる。 ナックルシティの宝物庫で英雄伝説を現す4枚のタペストリーを見た後、ビートの事件で崩れたラテラルタウンの壁画から現れた彫像を創人達に教え、隠された意図と思われる物証としてキルクスタウンにあった以前の4枚に繋がる5枚目のタペストリーを見てシルドミリアが思い出した2人組の手がかりを掴み、かつてジムチャレンジの推薦人のローズがまどろみの森の事件に関わっていると動揺し合流先に向かっていたそらをとぶタクシーをギギギアルに襲われ墜落寸前に呼び出していたダンデに救われる。 ナックルシティで治療を受け、ダンデに逃げ回っていた訳を話す。チャンピオンになる前のダンデには負けたことがないという優秀なポケモントレーナーだったが、ローズに推薦されたのはマグノリア博士の孫としての利害関係ではないかと疑われ、勝ち続けて不正や八百長ではない強さを証明しようとするも、最初のターフスタジアムで苦戦してはじめてバトルを苦痛に感じ、一方でダンデは弱音も吐かず、試合は巨大なプレッシャーをも楽しみ、試合で輝く姿に敵わないと思ってしまう。アラベスクタウンのジムトレーナーに敗北した時には安堵が強く、トレーナーを引退してバトルから遠ざかることを決意。試合後、誹謗中傷が敗因ではないかと心配したジムリーダーに慰められ、その時同じように苦労していたカブから聞いたホウエン地方の伝説のポケモンの話から、ガラルの伝説に興味を持って、地方の伝説を勉強するため大学に入り、地元のブラッシータウンを離れた。手持ちポケモン ワンパチ ローズ ガラルポケモンリーグのスポンサー企業「マクロコスモス社」の代表である中年男性。ガラル地方のポケモンリーグ委員長を務め、自身もチャンピオンカップ準優勝の経験がある。かつてのダンデやソニアとビートのジムチャレンジの推薦者でもある。 ガラル地方を支える大企業のトップなので、いち民間企業のトップでありながら公営施設を自由に動かせる権限まで持っている。「やるべきことはすぐやらないと」が信条の人物で、現代にあるものすべてをひっくるめて1000年先の未来までガラルを守るという強い意志のもとで行動している。ガラルへの愛と、地方のために考え実行していると耳ざわりのいい言葉で熱く語り、口先だけではなく実は伴っているのだが、悪く言えば自分の気の済むことだけやっている独善的な側面がある。 ガラル地方の電力のもととなるガラル粒子が1000年後には枯渇して、その結果文明が崩壊する可能性があることに気づき、1000年に一度、7日間だけ目覚めるポケモンなどのためにも、未来でポケモンが生きていける世界を維持するために行動を起こす。ダイマックス、パワースポット、ガラル粒子の関係を解き明かすヒントが歴史の中にあると考えており、ガラルの伝承を研究するソニアにもナックルシティの宝物庫を見れるよう便宜を図っている。また、ダンデがジムチャレンジに推薦した創人にも目をかけている。 自分と似た境遇のビートに同情して将来を開くチャンスを与えようと援助し、ジムチャレンジにも推薦したが、彼の名前も顔もうろ覚えだった。そして、ビートに「ねがいぼし」を集める密命を出し、手持ちのダイオウドウを貸し出していたが、自分と同じ境遇のビートは自分と同じ思いで同じ行動を取ると思い込んでいる節があり、彼が自分の意に反して文化財の壁画を破壊しようとした際には、失望から彼がガラルを愛していないと一方的に決めつけ、ジムチャレンジ参加資格を剥奪してチャンスをあっさり奪う。 ナックルシティ地下のプラントで秘密裏に行っていた実験が失敗してキバナに事情を問い詰められた際には1000年後のエネルギー枯渇の情報を開示したものの、一般に知らせようとはせず、またその手段についても詳しくは教えずはぐらかした。そしてチャンピオンカップ決勝戦当日に実行する予定の計画を前倒しして「ブラックナイト」を敢行する。 手持ちポケモン ゾウドウ ダイオウドウ オリーヴ マクロコスモスの副社長。ローズの秘書も務める女性。社長のスケジュール管理からビートとの連絡窓口、マクロコスモス社が原因で起きた事件収拾の指揮など、さまざまな業務に携わる。 ローズタワーにビートやジムリーダー達が来た時は、ローズがブラックナイトを起こす時間を稼ぐために足止めする。手持ちポケモン アマージョ♀ ユキメノコ♀ エンニュート♀ ミロカロス ダストダス(キョダイマックス) 技:"キョダイシュウキ" マナブ ガラル地方に引っ越して来た少年。マグノリア博士・創人・シルドミリアと出会い、3人と一緒に旅立つ。 ダイマックスシミュレーターの実験で投影されていたダイマックス状態のゴロンダの映像に驚いて崖から落ちたところを創人に助けられ、そのままなし崩しでジムチャレンジの旅に同行することになる(両親は著名な学者であるマグノリア博士が説得した)。本来はやんちゃでプライドの高い性格をしているが、引っ越し以来、学校に馴染めず旅に出る勇気もなく自信を失っていた。だが、創人との特訓で自信がついて、著しい能力の成長が見られるようになり、周囲が驚くような発想を披露する機会も増えた。 別の地方からガラル地方に引っ越したばかりなので、ガラル地方特有のポケモンには疎いが、元々トレーナーズスクールの優等生だったのでポケモンバトルの基礎知識は十分にある。当初は実戦経験もなかったが、ジムチャレンジに挑む創人とシルドミリアの特訓相手をしているので、着実に実力を伸ばしている。 親が聴いていたネズの歌を耳にしているうちにはまり、携帯プレーヤーでいつも聴いている。 容姿はゲーム版『ポケットモンスター ソード・シールド』のNPCトレーナーの「スクールボーイ」をモデルとしている。手持ちポケモン ナミダくん(ジメレオン) メッソン→ジメレオン 技:"なみだめ"・"みずでっぽう"・"みずのはどう" マグノリア博士達と一緒に旅立ち、マナブに懐いて手持ちになった。創人達の練習相手をした事が経験になり、アラベスタウンでジメレオンに進化する。 濡れると色が変わって見えなくなる皮膚やタマネギ100個分の催涙効果を持つ涙を使って敵の目を眩ませる事ができ、技の水分で透明化を持続しつつ水しぶきで自分の位置を特定できなくする戦法も編み出す。ジメレオンに進化した後は手のひらの水分を丸めて作った水の玉を設置して、触れると弾ける機雷のように扱えるようになり、さらに水の玉に涙を混ぜた催涙水爆弾を作ってより多くの者の目を眩ませられるようになる。 ウオのん(ウオノラゴン) 本来は野生に生息していないポケモン。ハガネールの堅い体を打ち負かすほどずばぬけたアゴの力と時速60キロを超える速度を出せる俊足が自慢だが、陸上では呼吸できないのでボールから出ている間は主に水中を移動する。 パワースポットではないルートナイントンネルでなぜかダイマックスし、興奮して暴れていた。ローズ・オリーヴから命令されたトレーナーに処分されそうだったところを捕獲。野生にはいない事情もあって逃すわけにはいかず、そのまま手持ちに加えた。 ホップ ジムチャレンジャーの少年。ガラル地方ポケモンリーグの現チャンピオンのダンデの弟で、創人・シルドミリアのライバルの1人。シルドミリア同様、声が大きい。ユニフォーム番号は「189」。手持ちはゲーム版とほぼ同じだが、最初の3匹は所持していない。 ハロンタウン出身。一般参加枠でジムチャレンジに挑んでいる。シルドミリアの事情を知って彼女の手持ち探しにも協力し、エンジンシティはずれではサシカマスのキロを発見してウッウからの救助を助けた。シルドミリアのことは、「ちょっと騒々しいけど、素直で頭の回転が速くてかわいい」と好意的に見ている。 その後、順調にラテラルタウンやアラベスクタウンのスタジアムを勝ち進み、キルクスタウンではメロンに勝利する。スパイクタウンまでマリィと向かうが、ローズが2人組とブラックナイトを起こした真偽を確かめるまで一時休止になり、話し合いのためローズタワーに創人達と向かう。 チャンピオンの弟でありながら無様な試合をして「チャンピオン推薦の価値」と「無敗のチャンピオンの名前」に傷が付き尊敬する兄がコケにされるのが嫌で、ダンデの推薦を断っており、兄弟であることも公にはしていない。手持ちポケモン アオガラス 技:"ついばむ" バチンウニ 技:"スパーク"・"びりびりちくちく" カビゴン ウールー→バイウールー ウッウ 特性:うのミサイル シルドミリアのキロや野生のピカチュウを飲み込んでいた。ほのおタイプのエキスパートであるカブへの対策として、シルドミリアのナビを受けて捕獲する。弱点の電撃を何度も浴びても平気なタフさを持つが、頭が悪く忘れっぽいのが欠点。 ビート ジムチャレンジャーの少年。ローズに推薦され、創人・シルドミリアのライバルの1人。エスパータイプの使い手。ユニフォーム番号は「908」。エピソード6の扉絵では「スーパーボール」を使用。 幼い頃からの孤独さから捻くれているが、トレーナーズスクールに通わせて才能を磨くきっかけを作ってくれたローズに心酔しており、ローズの命令で「ねがいぼし」を探し集め続けている。しかし、何のためなのかは教えられていない。委員長に誘われて食事に行った創人に嫉妬し、闇討ちしてリタイアさせようと攻撃を仕掛けたが、敗北してその場は引き下がる。感情を持て余してはいるがよこしまなところはないらしく、ポニータやミブリムが一緒にいる事からもそれが証明されている。ひねくれているわりにはまじめで、文句が多く尊大なのは自己防衛のあらわれだが、激しやすいように見えて心の底ではさざ波一つ立っていない。 ラテラルタウンの壁画の中に「ねがいぼし」を見つけ、ローズから借りたダイオウドウで傷つけた事で失望を買い、取り押さえられた上でジムチャレンジ参加資格を剥奪されてしまう。ナックルシティでジムチャレンジ終了を手続きした後、その場でポプラからの手紙を預かるが握り潰した。しかし結局はポプラの元に行き着き、アラベスクタウンの新ジムリーダーになるための厳しく理不尽な教習を受ける。 ネズによってローズタワーにジムリーダーが召集された時はアラベスクスタジアムのユニフォームを着てポプラと一足先にタワーへ向かい、オリーヴと対話中に創人達と再会する。手持ちポケモン ミブリム♀→テブリム♀ 技:"ねんりき" ポニータ(ガラルのすがた)→ギャロップ(ガラルのすがた) 技:"こうそくいどう"・"ようせいのかぜ" 一時手持ち ダイオウドウ ローズから借りていたポケモン。 マリィ 「エール団」に「女神」と応援されているジムチャレンジャーの少女。創人・シルドミリアのライバルの1人。クールな性格だが訛り口調。ユニフォーム番号は「960」。あくタイプの使い手。ラテラルスタジアムはオニオンの不在から、相性の悪いサイトウとバトルするが勝利する。 スパイクタウン出身でジムリーダー・ネズの妹。かつてジムチャレンジャーだった兄や故郷の将来に挑戦の成否が掛かっていることにプレッシャーを感じており、またネズも自身の素行の悪さからバッシングされないかと心配して個人情報を隠すよう説得されている。キルクススタジアムのマクワ戦後、同じ境遇にあるホップと話しながら故郷でもあるスパイクタウンに向かうが兄がソッド・シルディを傷つけそうだったところに出くわした。ブラックナイトの真偽とジムチャレンジの話し合いのため挑戦者としてローズタワーに創人達と向かう。手持ちポケモン モルペコ 技:"オーラぐるま" ズルズキン
※この「ガラル地方」の解説は、「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の解説の一部です。
「ガラル地方」を含む「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の記事については、「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の概要を参照ください。
ガラル地方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:07 UTC 版)
「伝説のポケモン (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事における「ガラル地方」の解説
ザシアン 第15章に登場。 「けんのポケモン」と呼ばれる伝説のポケモン。 ザマゼンタ 第15章に登場。 「たてのポケモン」と呼ばれる伝説のポケモン。 ムゲンダイナ タイプ:どく・ドラゴン 特性:プレッシャー 第15章に登場。 かつてガラル地方に「ブラックナイト」を引き起こした伝説のポケモン。胸のコアで大地から湧き出すエネルギーを吸収し、強大なパワーの源としている。 約2万年前に隕石と共にガラル地方に飛来し、3千年前に活動後、現代までナックル地下で眠っていた。ローズがビートに集めさせていたねがいぼしをエサに再活動化、ガラル地方全土でダイマックスを引き起こし、ナックルスタジアム上空から姿を現す。
※この「ガラル地方」の解説は、「伝説のポケモン (ポケットモンスターSPECIAL)」の解説の一部です。
「ガラル地方」を含む「伝説のポケモン (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事については、「伝説のポケモン (ポケットモンスターSPECIAL)」の概要を参照ください。
ガラル地方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 17:55 UTC 版)
「ジムリーダー (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事における「ガラル地方」の解説
第15章に登場。ゲーム版ではバージョンによってジムリーダーが違う場合があるが、作中では一つのスタジアムで切り替えて担当するようになっている。 ヤロー ジムチャレンジ1番目・ターフタウンのジムリーダー。エキスパートタイプはくさ。ユニフォーム番号は「831」。 筋肉質な青年で実家は農家。バトルは楽しむ事がモットーのおおらかな性格。 作中のジムチャレンジでは、挑戦した60人ほどのうち半分近くを振い落としている。手持ちポケモン ヒメンカ ワタシラガ 技:"ダイアタック"・"ダイソウゲン" ジムチャレンジにおけるヤローの主力。頭部を守る綿毛はダイマックスでさらに大きくなり、相手の攻撃を受けるとスタジアム全体を包むほど大量にまき散らされる。これで視界と攻撃を同時に封じつつ、綿毛の動きを利用して見えない相手の居場所を特定し、一方的に攻撃する戦法を得意とする。そのため、いかに綿毛を放出させずに戦うかがバトルの要となっている。 タルップル ルリナ ジムチャレンジ2番目・バウタウンのジムリーダー。エキスパートタイプはみず。ユニフォーム番号は「049」。「ダイブボール」を使用。 負けん気が強い褐色肌の女性。副業で生まれ育ったバウタウンをPRするモデルをしている。ソニアとは友人関係で、同じガラルジムリーダーのヤローをライバル視している。 ジムリーダー召集時には、ソニアと合流してから行くため先に入院していたナックルシティに向かった。手持ちポケモン ドヒドイデ 技:"トーチカ" 水温の低いガラル地方では基本的に脚を閉じていて、相手に気づかれないように出した"トーチカ"による迎撃に専念しているため、攻略にはどうにかして脚を開かせる必要がある。 カジリガメ(キョダイマックス) 技:"キョダイガンジン"・"ダイアタック" ジムチャレンジにおけるルリナの主力。キョダイマックスすることで、顔まで覆う硬い甲羅で相手の攻撃を防ぎつつ、攻撃の時には巨体でのしかかったり、首を長く伸ばし巨大な鉄塔をあっさりかみ切るアゴの力で相手の武器を砕く。 カブ ジムチャレンジ3番目・エンジンシティのジムリーダー。エキスパートタイプはほのお。ユニフォーム番号は「187」。 故郷はホウエン地方。肩のタオルが特徴的な中年男性。このスタジアムで音を上げるチャレンジャーが多く、ジムチャレンジ「最初の関門」と呼ばれている。落ち着いた見た目だが本心は熱く、シルドミリアとホップが驚くほど声が大きい。 若い頃、マスコミのバッシングで苦労した過去がある。そのため、かつてソニアがジムチャレンジを断念した際には、励ますために故郷にいた頃の話をした。手持ちポケモン マルヤクデ(キョダイマックス) 技:"キョダイヒャッカ" オニオン ジムチャレンジ4番目・ラテラルタウンのジムリーダーの1人。エキスパートタイプはゴースト。通称:「サイレントボーイ」。ユニフォーム番号は「291」。「ダークボール」を使用。 仮面を付けた小柄な少年。霊感があり、それを活かしたバトルをする。内気且つネガティブな性格で、思っていることを言葉にするのが苦手だが、慣れればしぐさや動きや目の表情で考えを読みやすいらしい。 創人とシルドミリアのジム戦の後、マグノリア博士が持っていた「しんさくフォルム」のヤバチャとポットデスを見ようとマグノリア号に乗り込みそのまま出発してしまう。博士が2匹と出会ったルミナスメイズの森で車が止まったので、同じくしんさくフォルムを捕まえられるかと考えて車から降り、シルドミリアのテラと戦っていたドラメシヤとドロンチに出会う。2匹の捕獲後、シルドミリアやジムを不在にしたことに文句を言いに来たエール団の2人組と2人を追いかけてきたマリィと一緒に森を脱出する。手持ちポケモン デスマス(ガラルのすがた) 技:"ぶんまわす" サニゴーン 霊体の部分で直接攻撃を受けることで相手の動きを止める力を持つ。 ゲンガー(キョダイマックス) 技:"キョダイゲンエイ"・"ダイアシッド"・"ベノムショック" ジムチャレンジにおけるオニオンの主力。口の向こう側が死後の世界に続いているとされ、大切な人の呼ぶ声を聞かせてトレーナーの動きを封じることができ、"キョダイゲンエイ"の「かげふみ」効果で交代を封じて倒す戦法が得意。 ドラメシヤ シルドミリアのテラ(ストリンダー、ローなすがた)に狙われていた。 ドロンチ ドラメシヤの世話役。ドラメシヤの代わりにテラと戦うが倒され、オニオンに捕獲された。 サイトウ ジムチャレンジ4番目・ラテラルタウンのジムリーダーの1人。エキスパートタイプはかくとう。ユニフォーム番号は「193」。「ハイパーボール」を使用。 褐色肌で裸足の少女。ストイックな性格。オニオンと切り替わりでジムリーダーを務めている。手持ちポケモン オトスパス カポエラー♂ カイリキー(キョダイマックス) 技:"キョダイシンゲキ" ポプラ ジムチャレンジ5番目・アラベスクタウンのジムリーダー。エキスパートタイプはフェアリー。ユニフォーム番号は「910」。 ファンシーな服装をした老婆で、ガラルジムリーダー最年長の88歳。勝者は批判や中傷などに晒されながらもそれに対応できなければ頂点には立てないという考えから、バトルの技量だけでなく人としての度量も試しており、正しい答えに対してあえて理不尽な罰を与え、その中でも勝利をつかめるかを見極めている。 お茶目な性格でシルドミリアの背後から覗き込んで驚かせ、「いじわるな魔法使い」と言われた。創人とのジム戦中にジムリーダーを現役引退すると発表し、試合後、創人やシルドミリアを「不合格」と判定する。またビートを失格にしたローズについて冷遇振りがらしくないと思いながら、問いただしても腹を割るとも思えず若いジムリーダーに相談すべきかとネズに連絡する。穏やかな者にしか心を開かないミブリムが懐いていることから、激しく見えるのは自己防衛で内心は穏やかなのかも知れないと興味を持ったビートに手紙を送り、新たなジムリーダーの座を譲ってもいいかと厳しく理不尽な教習を課し、それでも断らずに耐えきったビートを認め召集時には連れて行く。手持ちポケモン マタドガス(ガラルのすがた) 技:"ヘドロばくだん" トゲキッス 技:"すてみタックル" マホイップ♀(キョダイマックス) 技:"キョダイダンエン"・"ドレインキッス" ジムチャレンジにおけるポプラの主力。ミサイルのように自在な弾道を描く無数のクリーム弾を放ち、1発10万キロカロリーの高カロリーミサイルが全弾命中すれば、相手は錯乱状態になって自滅してしまう。 メロン ジムチャレンジ6番目・キクルスタウンのジムリーダーの1人。エキスパートタイプはこおり。ユニフォーム番号は「361」。「ハイパーボール」を使用。 マクワを含む5人兄妹の母親であり、ふくよかな体型の女性。「自分のハッピーはみんなのハッピー」と思い込み突っ走ってしまう癖があり、それでうまくいくこともあるが、逆にこじれたこともあり、上手く行っていないマクワとの関係を修復したいと思っている。 自分の不始末で壊してしまったバリコオルの身具の修繕を創人に依頼、ジム戦までに強化が完了しないと分かると、ジムチャレンジ決勝戦までバリコオルを創人に預けることを決めた。手持ちポケモン モスノウ ラプラス(キョダイマックス) 技:"キョダイセンリツ" ヒヒダルマ(ガラルのすがた) 離脱 バリコオル♂ 氷のステージでタップダンスのショーをしていた時に捕獲された。その時に「氷のステッキ」が折れてしまい、創人に修復と強化のため託される。この経緯からバトルの最中に直接攻撃されるほど恨まれている。 マクワ ジムチャレンジ6番目・キクルスタウンのジムリーダーの1人。エキスパートタイプはいわ。ユニフォーム番号は「188」。 メロンの息子で切り替わりでジムリーダーを務める、サングラスをかけた格好のいい青年。母親とは折り合いが悪く、顔を合わせずにスタジアムのインテリアを切り替えている。 メロンが身具の手入れを依頼したと聞いて、野外試合をするために湯けむり小路で創人に接触し、ジムチャレンジでは自分が身具を鍛えた母親の方と対戦するべきと提案し、作業の手を離せない彼の代わりとして一緒にいたマナブに胸を貸してバトルを相手する。相性が不利なナミダくんを相手にジムリーダーとしての実力を見せつけたが、薄着のまま吹雪の屋外で雪に埋もれながら長時間創人を待っていた事に加え、バトルをケンカと勘違いしたシルドミリアがナミダくんに使わせた"みずでっぽう"で全身ずぶ濡れになってしまったのがダメ押しとなり、高熱を出して倒れてしまった。手持ちポケモン イシヘンジン 技:"いわなだれ"・"ふみつけ"・"ヘビーボンバー" 重量と長い足を使った蹴り技が得意で、重心が高くバランスを崩しやすいという弱点も、倒れる方向へ"いわなだれ"を出して体勢を立て直すという対策によって克服している。 セキタンザン(キョダイマックス) ネズ ジムチャレンジ7番目・スパイクタウンのジムリーダー。エキスパートタイプはあく。ユニフォーム番号は「061」。 色白で目の下に隈のある青年。気怠げだがガラルの誇るパンクロッカーであり、かつてチャンピオンカップを狙ったジムチャレンジャー。数多くの名曲を持つが、現在は活動休止中。ミュージシャンだけに耳が良く、頭も切れる。色々と怖いウワサがあり、見た目もファンキーだが、対話では丁寧な口調で話す。 かつてのジムチャレンジ時、ソニアがバッシングを受けた際スキャンダラスに立ち回り騒ぎを大きくしたことで委員会を動かしジムチャレンジャーへの誹謗中傷に対する罰則を法制化させた過去がある。 キバナ曰く『正真正銘の横紙破り』。 実は「エール団」のボスであり、マリィの兄。とても妹思い。エール団には「ジムは大丈夫だから」と過激な行動を諫めているものの、マリィの活躍で熱くなっている皆を止められずにいる。 かつてジムをパワースポット上に移転させようとしたローズの申し出を断っており、エネルギープラントで聞いた計画を不審に思ったキバナから相談を受け、先にビートを推薦しながら失格にした件について相談されていたポプラに共有する。また、ローズのことは苦手ではあるが「やるべきことはすぐやる」実行力には敬服しており、相当の悪ガキだった自分やキバナには何もせず、壁画を壊したビートは即座に見限ったことには「それほど許しがたいことだったのか?それとも見限る機会を待ってわざと放置してたのか」と、弱者救済をしていた権力者が一転して根絶を目論んだ地方の話と合わせて考える。その時、アーマーガアのタクシーが墜落した音を聞いてトンネルの方へ向かい、ソニアを抱えたダンデに出会う。医療が充実しているナックルシティで治療するためキバナとも別れ、ダンデからソニアが手がかりを収めたカメラを預かる。タクシーにでんき技の痕跡があったことから、何者かに狙われたと見た。 スパイクタウン前でスピーカーを付けたドータクンとグソクムシャに襲われていたマグノリア号に横入りし、ソニアのカメラを狙っていたことからメモリーカードを抜いて渡し戻ってくるまでの準備のためにそのまま助手席に乗りスパイクタウンに案内する。メモリー自体は破損していたが、解析した映像からマクロコスモス社のマークを読み取り、予想通り戻ってきた2匹が持っていたメガとギガを返す約束を違えようとして悪びれない態度に怒ってシルドミリアが繰り出したラビフットの攻撃でスピーカーが外れてもしていた声の位置からトレーナーのソッド・シルディ本人を割り出す。創人とシルドミリアの生気を吸おうとしたニダンギルを一撃で倒し、2人にも危うく攻撃しそうになったが丁度ホップとジムチャレンジに来たマリィに止められた。ソッド・シルディが逃げ出した後、気付いたソニアから話を聞いたダンデの連絡でローズと2人組がガラルに危害を及ぼそうとしているかの真偽を確かめるため全ジムリーダーにローズタワーへ召集をかけ、創人達と向かう。手持ちポケモン タチフサグマ カラマネロ キバナ ジムチャレンジ8番目・ナックルシティのジムリーダー。エキスパートタイプはドラゴン。ユニフォーム番号は「241」。 オレンジ色のバンダナをした褐色肌の青年。一人称は「オレさま」。 ダンデとは自他共に認めるライバル関係で、ファンサービス濃厚。チャンピオンに匹敵する実力の持ち主で、創人達5人のジムチャレンジャーに注目している。情報収集に余念がなく、いずれ自分と戦うことになると見込んだトレーナーに関しては、トレーナーの生業からポケモンのニックネームに至るまで調べて分析するようにしている。 「宝物庫」の調査でナックルシティに来た創人を出迎え、情報集めと見栄えする写真を撮るためバトルをした後に宝物庫に案内した。そしてソニアとも意見を交換するうちに、創人が1年前に出会ったという謎のポケモンの話を聞いて、その2体が建国神話の災厄に関係している可能性に気づき、他の地方で起きたような大事件がガラルでも起こらないとは限らないと考え、ローズが「ねがいぼし」を使って自分自身のために災厄を起こそうとしているのではないかと疑念を持つ。 ナックルスタジアムの地下エネルギープラントから爆発音が起きた際、ダンデに住民の避難を任せて施設に忍び込むが、先に入っていたローズとオリーヴに見通されていて、1000年後のエネルギー枯渇対策でねがいぼしを使った実験に失敗したと言われる。その場では引き下がったが全て本当の事を言っていたとは信じておらず、ネズと接触すべきかと考える。だが、信用されていない事はローズにも勘付かれていた。その際、ローズには『横紙破り』と称される。 スパイクタウンに向かいネズと話していた時にアーマーガアタクシーが墜落し、乗っていたソニアの治療のためダンデにフライゴンを貸して自分はダンデのリザードンに乗る。手持ちポケモン ジュラルドン サダイジャ 特性:すなはき 技:"すなあらし"・"たたきつける"・"ロケットずつき" ヌメルゴン フライゴン
※この「ガラル地方」の解説は、「ジムリーダー (ポケットモンスターSPECIAL)」の解説の一部です。
「ガラル地方」を含む「ジムリーダー (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事については、「ジムリーダー (ポケットモンスターSPECIAL)」の概要を参照ください。
- ガラル地方のページへのリンク