ぷちどる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:40 UTC 版)
「ぷちます! -PETIT IDOLM@STER-」の記事における「ぷちどる」の解説
『アイドルマスター』シリーズに登場する765プロのアイドル達そっくりな姿をした謎の生き物。その出自や生態は謎に包まれている。2頭身で人間の顔くらいの大きさの小柄な体格が特徴。人の言葉を話せず、それぞれの個体ごとに特徴的な鳴き声しか出せないが、やよい、響、律子といった一部の人間は話す言葉(?)が理解できるらしい。その他のキャラクターも大まかな意思表示は理解できるようで、コミュニケーションは円滑に行われている。なお、モノローグで鳴き声を通訳する際は丁寧語で表記される。一部のキャラクターは季節の移り変わりや何らかの外的要因によって見た目が変化する。商店街にあるモールにはぷちどる達専用の服が売られており、こういった生物が存在する事への認知度は高い模様。各キャラ概要の記述で、飼い主の名前が無いぷちどるは原則として765プロ事務所内で生活しており、事務所内に寝所も作られている。なお、命名者や飼い主がモデルのアイドルと同じである場合は「本人」と表記する。 ゆきぽ(モデル:雪歩 / 命名:真美) 声 - 浅倉杏美 真美が第1回で拾ってきた。 《特徴》 性格も雪歩そっくりで気弱で人見知り。 コンクリートの床であろうと穴を掘って埋まり、そこで眠ったり様子を伺っていることが多い。見かけによらずパワーファイターで、自身の身長の倍近い杵を軽々と持ち上げ、大道芸のごとく餅つきをしたり、事務所のドアを開けられずスコップで破壊する、2人掛けのソファを片手で持ち上げ投げるなどの怪力ぶりを発揮している。それ以外の身体能力も高く、律子に不用意にはね飛ばされても体操選手さながらの身のこなしで見事に着地してみせた。 ひらがな3文字が書かれた段ボール箱を好み、その中で眠っていることも多い。普段は昼頃まで眠っており、段ボール箱や穴の中以外で寝た場合の寝相は良くないが、段ボール箱で寝ていても寝相は悪い。寝ているときに大声で驚かせると、ビックリして下の階まで貫くほどの穴を掘る。 かなづちらしく、プールでは浮き輪を使って浮いていた。ぷちどるだらけの水泳大会の際には飛び込み台から穴を掘って地中を進み、ゴールより先の床から飛び出してきて失格になっている。 好物はキャラ紹介によればお茶で、第1回扉絵ではお茶パックをくわえている。また、たくあんも好物。ぷちどるの中では比較的小食であり、無理をして大量に食べると白目を剥いて寝込んでしまう。苦手なモノはイヌである。 ゆきぽを捕まえるには、お茶パックを吊してそのまま待っていると地面から飛び出してくるので、お茶パックに食いついたところを段ボール箱に入れて運んでやれば良い。 雪歩が「高槻ゴールド伝説」の一員となったことで、一か月「ミッドナイトラジオダッグホール」のパーソナリティを務めるようになった。 最近では、そのパワーを活用して整体の様な事をしている。 《変化》 9月の秋のお彼岸が終わった頃から、タヌキのような尻尾が生え、3月の春のお彼岸辺りで尻尾は抜け落ちる。他のぷちどる達と違い、髪の毛ではなく尻尾のブラッシングをねだる。寒くなると半纏を着用するスタイルになる。 コタツが好きで、ぴよぴよにコタツを出してと強要するほどである。基本、コタツに頭を突っ込んで尻尾だけ出すスタイルで過ごす。いわば、冬眠モードになる。響が窒息していないか確認したら、幸せそうな顔をしていた。一度、ちひゃーがコタツ内部を確認したところ、お茶、お菓子、ポータブルテレビが設置されていた。コタツに関しては敏感に反応する。 この時期は行動が3割増しで雑になる。 《鳴き声》 当初は声を発しない設定であり、手旗信号もしくはラッパで意思の疎通を図っていた。 しかし第31回にて雪歩を出迎えた時以来鳴き声を発するようになり、現在では「ぽえー」「ぽー」「ぱぅー」「ぷぃー」などの鳴き声が確認されている。ただし、早口言葉は苦手な模様。 なお、原作では鳴かないシーンでもドラマCD版では鳴き声を発している。 あふぅ(モデル:美希 / 命名:亜美) 声 - 長谷川明子 亜美が第1回で拾ってきた。 《特徴》 気紛れで、悪戯好き。他のぷちと比べて(日本語表記での)口調が生意気になっていることがある。一方、泣き落としで律子を欺いたりババ抜きのルールを理解したりと、頭も良い。あふぅの声優と同じくおにぎりが好物で、おにぎりを与えれば懐く。おにぎりに対する執着は美希本人かそれ以上で、美希と取っ組み合いの喧嘩をしてまで取り合ったこともある。基本的に食いしん坊らしく、響の手に握られたサーターアンダーギーに食らいつき振り回されても放そうとしなかった。しかし、スプーンの使い方を知らなかったため、やよいと美希の料理番組で作ったシチューを食べられなかった。 嗅覚にも優れている。嗅いだたけで食べ物かどうかが判別できる。絵に関しては、リアルティな絵を描いて、たかにゃと勝負した。 寝る事も好きで、何かに飽きると寝てしまう。コタツやソファーに椅子の上、アイドルたちの頭上やひざまくらと寝れる所であれば寝られる。周りがうるさかったり、睡眠の邪魔をされると怒る。 寝ているときは大声でビックリさせようとしても起きない。しかし寝てばかりいるせいで鍋を食べ損ねたり、料理番組で水没させられたり、こあみ達により髪の毛をポニーテールにされたりと悪戯の被害にあったり墓穴を掘ることもたまにある。時にゆきぽの段ボール箱で寝ていることもある。 冬のゆきぽと同様にコタツが好き。律子からコタツ設置を許されたとき、あまりの嬉しさにコタツ布団を干そうとしたら、勢いで屋外に投げ飛ばされる。律子とゆきぽに助けてもらうが最終的に布団が落下して使えなくなってしまい、ショックを受けていた。 プロデューサーの股間に頭突きを食らわせた事がある。 ごわごわする感触が苦手のようで、熊の着ぐるみを着せられると動こうにも動けず大人しくなる。 寝転がった状態の長さが「1あふぅ」と呼ばれており、ぷち達の距離の概念のもとになっている(この単位によると、ぷち基準で見た遠泳は4.5あふぅ)。 ぷちどるたちには見かけ上の差があるように見えないが、ちひゃーとの間には体格的な大きな差があるらしい。 スマートフォンとは相性が悪く、画面をタッチしても反応せず機嫌が悪くなっていたが、いおがタッチペンを使うのを見て使いこなせるようになった。小鳥から借りたタブレットを使い、ゲームアプリの10連ガチャをするとスーパーレアを8つ出すほどの強運の持ち主でもある。 夏が発情期。にあたり、後述する変化のほか、プロデューサーなどの親しい男性や真にベタベタ懐くようになり、それらの人物から離されると大泣きする。また女性しかいないときは無気力になり、舌打ちするなど悪態をつく。なお発情期といっても「男性の膝の上で寝転がりながら頭を撫でてもらう」程度で満足する。一度、まこちーに口説かれた事がある。 《変化》 夏には毛が生え変わり、茶髪になる。またアホ毛はハート型になる。生え変わりの状態で髪をわしゃわしゃして髪の毛がごっそり取れたり、髪が挟まった状態からひっぱったら抜けるなど様々な発情期の訪れを見ることができる。 《鳴き声》 普段は「あふぅ」「ナノ!」。夏季のみ「はにぃ」がメインとなる。 ちひゃー(モデル:千早 / 命名:律子 / 飼い主:本人) 声 - 今井麻美 連載予告で律子と一緒に初登場し、第2回のラストで本編に登場。海外ロケに行っていた美希が、ロケ先でおにぎりと一個と引き換えに引き取ってきた。 《特徴》 千早と会話が成立している。名前のアクセントは「ち」に置かれ「ちひゃー」(\_)と発音される。 普段はおとなしく、面倒を見てくれる人や慣れた相手には懐くが、「ばいんばいん」な女性に対しては凶暴化し、相手に噛みつくことがある(律子は面倒を見てくれるので例外)が、美希や最初の頃の律子には威嚇し、二人より胸の大きい響は平気とやや曖昧。そんな事情で呼びつけられた千早が面倒を見ている。 気に入った相手には頭の上によじ登ってぺしぺしと叩くスキンシップをするなど感情表現は豊か。相手を慰めるときにもこのスキンシップをとることがある。 歌が好きであり、作中で歌声を披露したのは第21回Bパートが最初。マイクを持ってよく歌っているが、たいていド演歌を歌っている。一緒に歌える相手が欲しかったらしく、ゆきぽが自分から声を出して歌えるようになった際は感激していた。その歌声でスペパププ達を魅了し崇められるようになった。 千早同様犬が好きで、おつかいの際に出会った犬とたわむれて目的を後回しにしたことも。 牛乳が好きらしく、毎日2Lの牛乳を飲んでいる(初めて765プロにやってきた時にも小鳥が用意した牛乳に反応した)。また、千早にお使いを頼まれた時もみうらさん達とワープする際に牛乳を連想してしまい、牧場に飛ばされた。 電話番をすることや電車に乗ることができるがどうやっているのかは謎。 カナヅチらしく、泳ごうとプールに飛び込んでは毎回浮いて救助されている。 電話をかけることが出来るが、どうやってかけたかを聞くと一方的に切られる。 高いところからは降りられない。 毎朝目覚ましが鳴る前に止めて、千早を起こしている。 かなり寒がりな体質であり、時季設定が冬のストーリーで屋外にいるときは大抵鼻水を垂らしている。 そばやうどんなどの麺類を食べると何故か鼻から麺が出てしまう。 何かに降りる時の足が「ピーン」となる仕草をする。この行動は飼い主の千早が写メするくらい好きである。 サイドポニーにすると、結んだ髪の毛の方向に体が傾く。 リズムゲームをプレイすると最初は大人しくやっているが、やり込むうちに合いの手をいれたり最終的にはテンションが最高潮にあがり、ゲームオーバーになる。他人がプレイしているとこを見ている時も同様にテンションが上がり、ガヤみたいな感じになる。 《変化》 冬になると毛が生え替わって動物の耳のような見かけのもっさりした冬毛になる。 髪の量が「髪の毛を切っても次の日には元通りになっている」と作中で語られるほど多くなり、その毛で寝ている千早の顔を覆い隠してしまい、毎晩窒息させかけている(後に作者のホームページの漫画にて髪の毛を結んで寝ている模様が描かれている)。 この時期はブラッシングをしてもらうと気持ち良いらしいが相当なクセ毛らしく、一人でやると2時間はかかる。 《鳴き声》 鳴き声は主に「くっ」。ブラッシングの際には「くにゃー」と鳴いていた。ただし、胸の大きな女性や不審人物には「シャー!」と威嚇する。 はるかさん(モデル:春香 / 命名:本人 / 飼い主:やよい) 声 - 中村繪里子 第4回にて無人島で姿を確認された。無人島サバイバルロケへ連れて来られた伊織が遭遇し、なぜか異様に懐かれてしまう。ロケ終了後にやよいが連れ帰り、そのまま飼うことになった。 名前は春香が自分そっくりだからという理由で強引に決定させている。 《特徴・変化》 水に濡れると際限なく分裂し増殖する体質を持つ。ただし、雪・お湯では増殖しない、炭酸水では二匹にしかならない、ビニールプールや噴水の中では分裂せず巨大化する、水気のない場所(それも水に濡れた描写がなされていない状況)でいきなり二分裂だけするなどメカニズムには不明点が多い。なお、「律子に睨みを利かされた状況で手水を取っても全く変化しなかった」、「淡水でも分裂するケースと巨大化するケースに分かれており、それぞれの具体的な条件が不明」といった個別の事実から、自己の意思も多少の関係があると思われ、場合によっては小さくなる事もある。 数を増やしたがる春香や面白がって水をかける亜美・真美などによって度々事務所をパニックに陥れるが、律子の「戻れ!」という号令と共に両手を左右に広げることで瞬時に1匹に戻る。第4回でも大量に増殖し、やよいが1匹に戻しているが、方法は明かされていない。また、伊織や貴音は元に戻せなかったが、パニックになった雪歩が偶然律子と同じ方法を試み、元に戻したことがある。 太陽が苦手で暗いところを好む。暑さには弱いが寒さは平気な様子である。雨の日が好きで、隙あらば外に出ていこうとしその度に春香や小鳥などが制止する。気に入った相手に対しては顔や身体に張り付いて甘噛みする(効果音は「もにゅもにゅ」)。基本的に人懐っこい性格なので、その習性や特性から伊織と雪歩は相当の苦手意識を持っている。 深夜に食事をすると「暗黒化」する(アニメ版では「あんこくはるかさん」と命名された)。暗黒化すると甘噛みではなく噛みついてきて(効果音は「ゴリ…ゴリ…」)、春香曰く「いたがゆい」そうである。顔面に噛みつかれた響の顔には歯形が残っていた。表情とリボンの形が変化するのが外見上の特徴で、リボンの形の変化は連載時に判明した新設定である。リボンを外して付け直すと元に戻る。 何らかの条件で巨大化する。巨大化した際には比較的大人しいが、目の前に人や食べ物が近づくと飲み込もうとする。また、巨大化時は水に入っても増えず、人やぷちどる達を頭上に乗せて川や海を泳ぐ。サイズは人4人とぷちどる4匹を乗せられるサイズからトレビの泉の水路、ないしは家庭用のビニールプールに収まるサイズまで様々。元に戻す方法は律子も語ろうとしなかった。ただし、眉間を叩くと元に戻ることが明かされている他、巨大化状態から自己の意思によって元に戻った事例もある。なお、公式画に限れば海水に浸った場合では巨大化以外に前例がない(単行本7巻及びアニメ第2期の時点にて)。 睡眠時は半目を開けながら寝る(最近[いつ?]は、完全に閉じている)。睡眠を妨害されると唾液でベッタベタになるまで甘噛みしてくる。 鳴き声を発するようになったゆきぽと会話したがまったく意思疎通できていなかった。 初期設定名称は「春香さん」だったが、連載時に「はるかさん」に改められた。 他のぷち達と違い、二足で立って歩くことが苦手(不可能ではなく、周囲の人の動作を真似て二足歩行を試みることもある)であり、移動時はカエルのように後ろ足を使い飛び跳ねて移動する。 苦手なものを見ると逃げて隠れる。 少しだけではあるが、踊れる。 誰かが食べているのを見るのが好き。 たかにゃの忍術を見て、見よう見まねでやったら頭からなにか出せるようになった。これまでに、チューリップ、鳩、肉まん、小鳥、なにかわからない生物をだしているが、見たものを頭の上に移動することができる。 手に持っている物や目の前に気になるもの見ると口に入れる行動をとる。それによって、レモンとおばちゃん特製漢方薬が苦手になった。 《鳴き声》 「はるかっか!」(「かっか!」)「ヴぁ〜い」等。暗黒化状態では「アハハハハ…(ひらがなの時もある)」。 やよ(モデル:やよい / 命名:貴音 / 飼い主:貴音) 声 - 仁後真耶子 第7回で登場。貴音が落とした10円玉の音に反応し飛びついたところを捕獲された。 《特徴》 物音に敏感で、特に硬貨の落ちる音にはよく反応する(目隠ししても反応する)。これを利用してみうらさんを発見するために呼び出されることがたびたびある。その際は鳴き声である「あら〜」ではなく効果音の「こたぷ〜ん」という音を頼りに探している。 匂いでみうらさんなどを探す能力に長けるが、硬貨を落とす音や食べ物の匂いがすると、そちらを優先してしまう。 釣り道具や網を一切使わず、熊の如く素手で魚を捕獲する能力を持つ。 ハムスターのような食べ方をする。頬に食べ物・飲み物をため込むことができる。食べ物の時は、右頬から食べていく。飲み物の時は、変な音を立てながら飲む。 散らばった1円玉・5円玉・10円玉を素早くきれいに積み立てることができる。 第14回Bパートの水泳大会では「一番まともだったため」との理由で優勝扱いになり、食パン1年分を獲得している。ただしスポンジ丸太渡りでスポンジを食んでいたので決してまともなわけではない。 初期設定名称は「やよい」だった。が、後に正式な名前を「やよ」に改めている。 原作とアニメで性格描写に大きな違いは無いが、アニメ版では幾分食い意地の張っているようなところが見られる(ソファーの下に隠れてパンを盗み食いする、あふぅからおにぎりを騙し取るなど)。 最近[いつ?]では貴音に毒されてきたのか、食べ物や勝負する事に貪欲になってきており、アニメ版で現れた特徴が逆に原作コミックに入りつつある。 《変化》 季節ごとの外見の変化パターンがもっとも多い。 夏と秋はやよいとほぼ同じ髪型をしているが、冬になるとツインテール部分が長く伸び、渦巻状のアホ毛が1本生えるようになる。 この冬毛は引っ張ると数十cmにもなる上に非常に頑固なくせ毛で、ぷちたちやあらゆる物を絡みとる。絡まれた状態が続くと吸われるとやよがいうが本当かどうかは定かではない。コタツに入っていたちひゃー・ゆきぽ・あふぅとやよがやよ自身の髪の毛に絡まりコタツ内部で窒息死になる寸前になったことがあった。最近[いつ?]は、本人の意思で冬毛を自由自在に操れるようになった。邪魔にならないように左右二つのお団子頭にまとめられることがあるが、そのお団子は形容しがたい感触がするらしい。 春になると頭にタケノコが生え、渦巻きアホ毛は2本に増える。 タケノコはあっさりと取れ、すぐにまた元通りに生えてくるほか、おさげを引っ張ると勢いよく発射される。タケノコを取られたときは渦巻きアホ毛の巻きが反対になる。 取ったタケノコは普通のタケノコと同じように食べられる。ただし皮ごと煮込むとタケノコが溶けて、飲んだ人が硬直したり放送できない状態になったりする謎の液体が出来上がる。 春が近づくと「あんにゅい」になり、「空を飛びたい」や「埋まりたい」と突飛な願望を言い始める。 《鳴き声》 やよいの口癖と同じで「うっうー」「うぅ〜…」。 ちっちゃん(モデル:律子 / 命名:小鳥? / 飼い主:小鳥) 声 - 若林直美 初登場の第8回冒頭で、すでに事務所に我が物顔で居座って事務処理をしていた。拾ってきたのは小鳥で、曰く「道ばたで寒そうにしていたから」。 《特徴》 微分積分など高レベルな数学を駆使した計算式も使いこなせるほど頭が良く、事務を自在にこなす。また、手先も器用でアニメ版では小石と木の枝でレーダーやヘリコプターを作り出すことができる。 事務所の予算に関わる計算も出来、自らぷち達を養うための維持費を算出して律子を説得したことがあるほか、無人島ロケの際には律子ですらうんざりするほどに予算の話を聞かせ、参加人数を大幅に削減させた。 他のぷちどるのまとめ役的存在でもあり、ダメな大人も叱りつける。面倒見も良いが唯一プロデューサーにだけは弱く、頭をなでられただけで頭から湯気を出して卒倒したり、目が覚めた後律子に「プロデューサーにはダメダメ」と言われて真っ赤になったり、あふぅ(発情期)がプロデューサーにベタベタしているのを見ると強引に引き剥がして怒りを露わにしたりしたことがある。 ボードゲームに強く、亜美・真美相手に千早とコンビを組んで圧勝している(亜美・真美曰く「えげつない」)。 ほかのぷちどるが問題なく使っていた羽子板が重くて振り回せないほど腕力が弱い。しかし代わりとして律子に提供されたハリセンは相性が良かったようで、ものすごい勢いで振り回している。ライオンをハリセンの一撃で気絶させることもできる。 泣き虫で、あずさや貴音とはぐれた際にはスペパププに助けられるまで泣いていた。 唐揚げが好物で、唐揚げを出されるとつい甘い一面を見せてしまうこともある。 コタツに弱く、一度入るとついだらけてしまう。 折り紙のセミをリアルに折れたり、カエル・キリンを折れる位の技術がある。 《鳴き声》 鳴き声は「めっ」「もー!」。 ローマに飛ばされた際に現地の女性にも同じように話しかけ問題なく会話していたことがあるが、イタリア語を理解できるのかは不明。 こあみ・こまみ(モデル:亜美・真美 / 命名:千早 / 飼い主:貴音) 声 - 下田麻美 第8回ラストで事務所に帰ってきたあずさが連れていた。ぷちどるの双子は珍しいとのこと。 《特徴》 「力と技」という触れ込みで登場。ライダーキックばりの蹴りが得意技らしく、登場早々貴音の顔面に2人で飛び蹴りを入れた。 プロデューサーが「遊びたい盛り」であると評しているように悪戯好きで、亜美真美以上のトラブルメーカー。ただしあふぅとたかにゃに仕返しを受け、ぴよぴよにはことごとく回避されるなどうまくいかないことも多い。貴音に懐いたため、貴音が面倒を見ることに。相手の性別に応じて「にーちゃ」「ねーちゃ」と呼び方を変える。 電話をかけることと律子との意思疎通は可能らしく、風邪を引いたいおの見舞いに訪れた際にいおが倒れてしまい、律子に助けを求めている。 様々な悪戯行為や2人での連携行動などから知的能力はそこそこあると伺えるが、平仮名すらあまり正確に書けない。 ぷち達の中では珍しく、外見的変化や特殊能力の発現は無い。 《鳴き声》 鳴き声は「とかー」(こあみ)「ちー」(こまみ)。 ぴよぴよ(モデル:小鳥 / 命名:千早) 声 - 滝田樹里 誌上連載登場前に、『アイドルマスターSP』のDLC第3号のアクセサリー「ぷちぴよ」として一足先に登場。そのDLCの内容が予告された『電撃「マ)王』2009年5月号で名前が読者に明かされていた。 本編では第10回で登場。街中でプロデューサーが出会い、その後765プロに向かったが、響の仕掛けたトラップで捕獲されそうになっている。 音無小鳥役の滝田樹里がCD収録時期に妊娠・出産のため産休を取っており、一時的に活動を休止していたため第一弾のドラマCD版には登場しない。 《特徴》 事務処理が出来る上にお使いもこなし、ぷちどるの扱いまで手馴れているなど、あまり小鳥に似ていない。アニメ第0話での大川透のナレーション曰く「ぴよぴよは仕事ができます。小鳥さんよりも」。 空を飛べることが明かされている。必死になればプロデューサーを抱えてのホバリングも可能であり、かなりの高高度・高速での飛行も可能である。OVAでは春香、千早、真美、小鳥、はるかさん、ちひゃー、ちっちゃんを乗せたかまくらを持ち上げ、また、成人である小鳥を引きずりながら移動できるなど、ぷちどるの中では腕力がかなり強い方であるが、常時飛んでいる事が多くなった結果歩き方を若干忘れてしまっている。 昼寝はアイマスクをしながら少しオバサンくさい寝方をし、驚かせるとパニックを起こして飛び回る(その後、驚かせた者に対して2時間のお説教)。 実は事務所の給湯室をシステムキッチンに改造してしまっていた。 まんじゅう屋のおばちゃん特製漢方薬を平気で服用出来る。 《鳴き声》 鳴き声は「ぴっ」または「ぴー」。 まこちー(モデル:真 / 命名:美希? / 飼い主:本人) 声 - 平田宏美 第10回にて、ぴよぴよが美希に依頼されたおつかいの荷物に入っていた。 どこで拾ってきたのかに関しては美希が完全に忘れているため不明。登場時に真と響がまこちーの引き取り手を巡って争ったが、結局真のところに落ち着いた。 第15回以降、雪歩のラジオ番組「ミッドナイトラジオダッグホール」でレギュラー枠を持っている。 《特徴》 見かけによらずパワフルで、砂の塊を易々と持ち上げ、砂遊びをしていたあふぅを驚愕させたこともある。また、格闘ゲームに強く『鉄拳』で対戦した亜美・真美曰く「最後までダウンから起き上がれなかった」とのこと。しかし『太鼓の達人』はあまり得意ではないらしく、リズムを無視して連打しゲームオーバーになっている。 減量のための特訓の結果、空手を教えられたのにも拘らず、なぜかプロレス技を会得する。しかもプロデューサーを投げ飛ばすほどに強い。得意技はうつ伏せの状態で相手の股間に入り、そのまま両足をつかんで逆エビ固めの要領で極める「まこちースペシャル」。 お昼寝の邪魔をすると、プロレス技を容赦なくかけてくる。 ヒゲのおっちゃんが造ったプールのアトラクションに一緒に行くために、(発情期の)あふぅを口説き落として連れて行った。 《変化》 真には基本的に甘やかされているらしく、一日の生活サイクルが食べては寝るという繰り返しの上に甘いものばかりを食べているため太りやすい。しかし元に戻るのも早く、真の説明では3日でできるとのこと。また、運動をしすぎると痩せてしまうが、水分を補給することですぐに元に戻る。貴音に「極限まで太ると浮く」と思われていたが、一度本当に太った状態で浮いた。たかにゃがお腹をへこます技を見て思い出し教えてもらう。最初はお尻だけがでっかくなっただけだが、現在は床を突き落とすくらいの重さになってからお腹がへこむ様になった。 《鳴き声》 主に「ヤー」「まきょー」。笑い声は「へへっ」。クッキーを手に入れた時は「やーりぃ♪」と喋っていた。 みうらさん(モデル:あずさ / 命名:春香) 声 - たかはし智秋 第11回にてピラミッド内で「あけるな」と書かれていた、あからさまに怪しい箱の中で眠っていた。 置き去りにする訳にも行かないという事情から、伊織によって日本に連れ帰られる。 名前は第12回ではるかさんの時と同じく「あずささんに似ているから」という理由で決定した。 《特徴》 ぷちどるの中でも特にのんびりとした癒し系で、お姉さんであるが故か他のぷちどるの面倒を見ることもあるらしい。しかし、あずさ同様、体重が増えた発言を言われると、今までにないくらいほど怒る。 音や衝撃に反応して瞬時に空間跳躍する特殊能力を持つため移動手段として登場することが目立つ。びっくりした時も同様に空間跳躍するが、みうらさん自身の気分が乗らなければ音に反応してもワープしない時もある。移動先はランダムで地球の裏側まで跳躍することもあるが、任意の場所に飛ぶこともできる。その時は「会いたい人、もの」をイメージしなければならないが、少しでもイメージが不正確になると考えもしない場所に飛ばされることがある。また自分だけでなく、周囲の人物を巻き込んでの跳躍も可能。そういう事情のため、住所は不定。最近[いつ?]は意図的に周囲を巻き込んでワープしている可能性を指摘されている。前項の様に怒らせる(特に身体的な事)と何処かにワープされ、置き去りにされる。 体格的に差があるためかあふぅ同様にちひゃーには警戒されている。スキンシップ目的で頭を撫でるため、撫でられた相手の髪の毛がぼさぼさになってしまうことがある。ちひゃーはこのスキンシップにまだあまり慣れていないらしい。第33回Bパートでは、トレビの泉でコインの代わりにちっちゃんを投げ入れようとするといった、お茶目な一面がある。 小鳥たちが福引きで当てた温泉旅行で滞在した旅館周辺に出没していた「小鬼」の正体であり、「鳴き声があらー」、「頭にツノが生えている」「気がついたらいなくなる」「なんかこたぷーん」という旅館の仲居の証言により、小鬼の正体がみうらさんだと判明している。 第21回Aパートでは衣装担当を任され、たかにゃ、ぴよぴよ、いおと共に奮闘している。 元になったキャラクターが成人であるためか、普通に酒類を飲み、「ワイーン」という謎の飲み物をよく出している。イタリアに顔馴染みの店がある。 あずさは「みーちゃん」という愛称で呼んでいる。 《鳴き声》 鳴き声は「あらー」。 鳴き声とは違うが、登場時にさまざまな擬音が付いており、普段は「こたぷ〜ん」。あずさと同時に描かれる時は「どこたぷ〜ん」、ワープ移動のときには主に「スタンバーイ」という擬音がつく。 いお(モデル:伊織 / 命名:美希 / 飼い主:本人) 声 - 釘宮理恵 第12回でみうらさんを抱えてアフリカへ迷い込んだあずさが遭遇した。 その3日前にアフリカロケへ来ていた美希が地元の原住民からちひゃーの時と同様おにぎりを報酬に世話を任されたもので、当人はその事を完全に忘れている。 《特徴》 かなり気難しい性格で、近づこうとすると威嚇し懐こうとしない。しかし離れていくと寂しがり、それを見られるとむくれながらも懐いてくる。 額からビームを発射することができる。ゴキブリを蒸発させたり、サメを一撃で倒したり、事務所の壁や倒木を貫通するほどの威力を出すことが可能。発射した方向に対してジェットエンジンのような推進力を生じさせることも可能で、最大出力であればロケットのように空中まで飛ばせる(ホバリングも可)など、ストーリーが進むにつれて応用的な用法が次々に編み出されている。人が喰らうと黒コゲになるが、命に関わるダメージは無いため、どのようなビームであるかは謎。また、威力を落とすとレフ板や照明、または熱源の代わりになる。ビームを出すためにエネルギーをチャージする必要があるらしく、「みょんみょんみょん…」という音と共にチャージを行う。風邪をひくと暴発・不発になり、くしゃみをするとまっすぐに飛ばない。このような場合は額を覆っておくと暴発を防げるが、マスク1枚程度でも足りる。 伊織とは会話が成立しており、伊織の指示でビームを発射することもある。ただし最初にいおを連れてきたあずさに対しては例外で、伊織の指示でも聞かない。 嫌いなものはゴキブリで、ゴキブリを見るとパニック状態になり、ゴキブリを退治しようとして額からビームを乱射して暴れ出す。 また、カエルの置物や風邪薬も苦手らしいが、後者はいお本人が風邪を引いて寝込んだという事情があったため、律子により強制的に飲まされている。 好きなものは伊織の持っているウサギのぬいぐるみで、伊織と共有している。 住所は水瀬家で、伊織と同居している模様。 初期設定名称は「いおり」だったが、後に名前を「いお」に改めている。 《鳴き声》 普段は「もっ」で、威嚇や怒る時は「キー!」。笑うときは「にひひっ」。 ちびき(モデル:響 / 命名:本人 / 飼い主:本人) 声 - 沼倉愛美 第13回にて貴音の指令でこあみ・こまみが捕獲してきたぷちどる。なぜか魚の口に挟まったまま連行されてきた。 響と同じ沖縄県出身らしいが、ゴーヤーを認識できなかったことから、響から疑われている。 《特徴》 泣き出すと動物(ブタやクマ、場合によっては幻の珍獣や伝説の魔獣など)を召喚する特殊能力を持つ。召喚された動物はちびきを泣かせた者へ襲い掛かるが、泣き止ませればちびきの説得に応じてその場で帰還する。ただし、呼び出された動物はちびきから特段の指示が無い限りは響の家にて待機となり、元々の生息地へは戻らない。最近は召喚した動物を使役したり、泣き落としに利用するなど強かな一面も見せる。召還した動物との意思疎通が出来る。動物に関しては#その他の人物参照。しかし、あくびやくしゃみなどの微量の涙でも動物が現れてしまったり、意図的に動物を呼び出すには自傷する必要があったりと、その能力ゆえに本人や周囲が困ってしまう描写も見られる。 動物は好きだがゴキブリは苦手である。 世界各地の猛獣や珍獣を目撃しているらしい。ただし、沖縄県に住んでいたのに世界各地の猛獣や珍獣を目撃しているのはおかしいという理由から、一部の人にしか信用されていない。 頭も良く、船酔いをした春香の介抱や雪歩へタオルの準備を促すなどをしていた。 《鳴き声》 「はいさい!」「だぞー!」「ないさー!」「あがー!」等、琉球言葉のような多彩な鳴き声を持つ。 たかにゃ(モデル:貴音 / 命名:自分から名乗ったため不明 / 飼い主:亜美・真美) 声 - 原由実 第13回Bパートのラストシーンで貴音の服を引っ張っていた。 双海亜美・真美に飼われている。 欄外の紹介では貴音本人のキャッチフレーズをもじって「銀色の小さき王女」なるキャッチフレーズがつけられている。 《特徴》 筆談で意思疎通を図り、「面妖」「勝訴」などの二字熟語を好む(ひらがなを含む短文も書ける)。第14回ではぷちどる(ちひゃー)とも筆談で会話していた。 筆談ができるという特技を活かしてADの代わりをしたり、お昼の出前で食べたいものをアピールすることがある。この時はラーメンに丸を付け、注目!と矢印で示している。 人の名前の最初の2文字のみ喋ることができる。 絵も描けるが、人物画を描くときは浮世絵のような絵柄になる。 食べ物には目がなく、やよいから目にも止まらぬ早さで料理を奪い取る他、食べ物がある時は大抵それを口にしている。魚釣りに行った時に「釣れた魚が夕飯に出る」という言葉に反応していたこともある。貴音同様ラーメンが好きで、千早と昼食をとった際には豪快にラーメンをすすっていた。 亜美・真美より力関係が上らしく、枕投げに興じる2人を子供扱いしたり、テレビゲームの腕前で圧倒的な差を見せ、偉そうな態度をとったりするが、案外泣き虫で肝試しで幽霊さんにびっくりして大泣きしたほどである。 水面を走ることができるという能力を持っている。泳ぐときは端から見るとクラゲのような格好で泳ぐ。 地図の東西南北は理解できない。そのため、ちひゃーのお使いの際には単に「下」しか書いていないメモを渡したり、地図と称して遁甲板を書いたりしてちひゃーを困らせた。 お腹が出っ張っているのを一瞬でへこませたり、変わり身の術を使うなど忍者のような技を使えたり、素早く動いたりと身体能力が高い。 寝るときは逆さで宙吊りになって寝る。睡眠を邪魔すると壁に刺さるほど鋭い紙手裏剣を投げ放つ。 《鳴き声》 人や他のぷちどるの名前は一度に2字までしゃべることができる(天海春香→「あま」、みうらさん→「みう」など。ただし、頭の2字だけでは誰だか連想できない場合や、ぷちどると元のアイドルで重複してしまうような場合には例外がある)。登場したときには「しじょっ」という効果音が出る。 このように原作コミックでは鳴き声無しであるが、アニメ版では「しじょ」または「しじょー」である。 高木社長(モデル:高木社長) 単行本1巻の描き下ろし漫画に登場。 律子が高木社長に誕生日ということもありプレゼントしたものだが、実ははるかさんの変装。 姿は普段の社長と同じで真っ黒であるが、これも被り物であり威嚇していたちひゃーの前で脱げて驚かせている。 社長は気に入ったようであり、最後のコマで再び被せようとしているのを目撃されている。
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