地名・異世界関連
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「バンプレストオリジナルの用語一覧」の記事における「地名・異世界関連」の解説
アースクレイドル アイドネウス島 (Aidoneus Island) αシリーズ……マクロスが落着した島。マクロスシリーズが登場する『α』では「南アタリア島」だったが、同シリーズが登場しない『第2次α』では、OGシリーズ同様にこちらの名称が用いられた。 OGシリーズ……メテオ3が落着した島で、DCの本拠地が置かれた場所。ハガネ隊の突入でDCが崩壊した後は連邦軍の駐留部隊が置かれた。メテオ3がセプタギンとして覚醒したため、L5戦役の事実上の最終決戦の場となった。L5戦役後は封鎖されていたが、『第2次OG』にて再要塞化が進められて「グランド・クリスマス」と改名され、ガイアセイバーズの本拠地となる。 蒼の地球 第3次Z……新世時空震動によって誕生した新たな多元世界。ADWを中心にUCWの一部を除く区域、別の世界の一部が統合された。『時獄篇』では「アオの星」とだけ呼ばれ、『天獄篇』で制式名が判明。時空修復を行い時の牢獄を破ったことで翠の地球からサイデリアルの侵攻を受けた結果、そのほとんどを制圧されてしまう。 アビアノ基地 αシリーズ……地球圏における兵器開発拠点のひとつ。伊豆基地や南アタリア島とならんでバグスによる偵察目標にもなったが、何を開発していたのか詳細は不明。 OGシリーズ……地球連邦軍南欧支部が置かれる軍事基地。地球圏防衛計画の拠点のひとつであるが、詳細は不明。『OG2』での責任者はダンスト。『告死鳥戦記』ではカルロ・サッキ少将。L5戦役からバルトール事件の間にかけ、次期量産候補機のトライアルが行われた。 アグラッドヘイム 無限EXCEED……アレディ達の世界に攻め込んでいた空中国家。魔族や獣人、有翼種などが存在、中央部にエネルギーを放つ巨大な物体があるなどフォルミッドヘイムとの関連を思わせる国。実はフォルミッドヘイム自体がこのアグラッドから切り離された一部であった(分離独立、と言うべきらしい)。中央部のエネルギーは中枢部「シュテルベン・シュロス」に存在する「ヴェルトバオム」という樹のものである。世界統合時にヴェルトバオムが暴走し、転移を始めてしまう。その際アグラッドの王であるガグン・ラウズがヴェルトバオムの暴走を身を挺して食い止めるが、ガグンはこの一件で体を失い魂だけの存在となった。エンドレス・フロンティアでははるか上空に位置していたが、最終決戦で主要部が壊滅、ヴェルトバオムも機能を失ったことで空中にとどまれなくなり、エスピナ城近辺の海上に落着。現在はルボール・ククルスによって調査が行われている。 アースティア アル・ワース X……智の神エンデが守護するとされる異世界。星環(スターリング)に覆われたアル・ワースの星そのものと、それを取り巻く宇宙全体の両方を指す。アル・ワースの星には翼のような形の大陸が広がり、創界山、神聖ミスルギ皇国、獣人の国は元々アル・ワースに存在している。実は魔獣エンデが自らの餌場として認識宇宙内に自らの意思で作り出した世界で、「平和の世界」、「戦争の世界」、「革命の世界」と隣接している。なお、ふしぎの海のナディアとバディ・コンプレックスの2作はこれら3つの世界の所属ではなく、主人公達も元々はアル・ワース出身ではない。平和の世界 X……真マジンガーやマイトガインが元々所属していた(そして戦部ワタルの出身でもある)世界。平和と言っても他の世界と比べて現状が相対的にそうであるだけで、Dr.ヘルやブラックノワールの一派が暗躍しており「革命の世界」へと移り変わる過渡期にある。召喚時点ではDr.ヘルは討たれあしゅら男爵による血の儀式が行われていた。 戦争の世界 X……Zガンダム(TV版)~逆襲のシャア・ガンダムF91~クロスボーンガンダム 鋼鉄の7人及びGのレコンギスタなど、主に宇宙世紀ガンダムの本来の出身である世界。おおむね宇宙世紀の世界同様の戦争が起きているが、宇宙世紀の正史とは一部時間経過が異なっている。アル・ワースへの召喚時点では「逆襲のシャア」のアクシズ落としが行われていた。また、この世界の未来から来たトビアによれば、木星戦役も起きている。 革命の世界 X……ガンダムW、コードギアス、ダンバイン、ダイターン3の元々所属していた世界。黒の騎士団やコロニーの送り込んだ特殊行動用ガンダムによる決起、バイストン・ウェルから追放されたドレイク軍の襲来などの混乱を経て大変革の起きた世界。最終的に皇帝ルルーシュが世界を掌握するもスザク扮する「ゼロ」により皇帝ルルーシュは討たれ地球圏統一国家が発足するが、マリーメイアの反乱に追われるさなかにアル・ワースへの召喚が起きた。 イカロス基地 αシリーズ……アステロイドベルトにある軍事基地で、地球圏防衛の最前線基地となっている。木星以遠の宙域全てをカバーしており、かなりの規模を誇る。戦略的に重要な基地なので異星人から攻撃されていてもおかしくはないのだが、なぜか基地そのものが攻撃を受けたことはない。銀河大戦の時はバスターマシン3号の建造が行われ、銀河中心殴りこみ艦隊の集結地となった。元ネタは『宇宙戦艦ヤマト』に登場した同名の小惑星。 OGシリーズ……アステロイドベルト付近に建設された木星エネルギー定期船団の中継基地。イカロス航宙士官学校が存在することや、ヒリュウやジガンスクードの改修を行っていることから、相応の規模の居住および工場施設を有しているとみられる。 伊豆基地 OGシリーズ……下田に造成された人工島に存在する軍事基地。地球連邦軍極東支部が置かれる。地球圏防衛計画の拠点のひとつであり、SRX計画機の開発が行われている。責任者はレイカー・ランドルフ准将。 ヴァルナカナイ 無限……エンドレス・フロンティアを構成する世界の一つ。魚人達の住む水中世界で、唯一探索可能なのはヴィルキュアキントの遺跡のみ。デューネポリス付近のクロスゲートから行き来することができる。クロスゲート消滅後は大部分がデューネポリスに統合され、陸地になった。 無限EXCEED……渾然大地の真ん中に存在しており、「ヴァルナ・ストリート」と呼称。住人のほとんどは海上都市と化した新フォルミッドヘイムに移っている。 ウェーク島基地 OGシリーズ……太平洋上のウェーク島に設置されている地球連邦軍の軍事基地。旧西暦時代からの重要拠点で多数の対艦砲台が設置されていた。DC戦争勃発時にDCによって占拠され出撃拠点となっていたが、アイドネウス島に向かうハガネの攻撃を受け陥落。DC戦争終結後も復旧が放棄されている。 ヴェルトバオム 無限EXCEED……アグラッドヘイムの中枢たる霊樹。人の魂を喰らってその力を増し、育つと他の世界に根を下ろし、アグラッドヘイムを別の世界へ転移させることが出来る。ただしこの方法を使う場合、アグラッドヘイムが存在している世界が引き裂かれ、バラバラになってしまう(波国が代表)。また、力が高まってくると暴走を起こし、存在する世界の一部を円形に切り取り、別世界へ飛ばしてしまう。最終的には神夜とネージュによってスヴァイサーごと完全封印され、その力を失った。 エルピス ヒーロー戦記……物語の舞台となる惑星。ガンダム大陸、ライダー大陸、ウルトラ大陸の3大陸が存在する(これらは全て通称であり、正式名称は何時しか忘れ去られている)。多くの異星人が来襲し、多くの秘密結社が作り出した怪人、モビルスーツを使ったテロ組織や国家間戦争、怪獣までも存在する「出鱈目な世界」である。 OGシリーズ……人類初の密閉型スペースコロニー第1号基。新西暦75年完成。L4宙域に存在し、コロニー統合府やコロニー統合軍の司令部が置かれている。コロニー出身の人間にとっては聖地とも言える場所である。エルザム、ライ、カーウァイらはエルピス出身。なお、L4宙域のコロニー10基はいずれも「希望」を意味する名称を与えられており、1号から順に「エルピス」「ノゾミ」「ホフヌング」「ウィッシュ」「エスポワール」「ホープ」「スペース」「エスペランサ」「ナディエジーダ」となっている。 エスピナ城 無限……エルフェテイルにある妖精族の城。3年前、10年戦争終結後にアインストレジセイアが送り込んだミルトカイル石によって壊滅してしまい、現在は廃墟同然の姿になっている。また、妖精族は波国へと転移してしまった。無人だが宿は営業しており、琥魔が来ているため商店も利用可能。 無限EXCEED……ネージュの故郷。前作に比べて外観が大きく違う。本作では内部が登場。地下には「魔倣の鏡」という解析装置とフェイクライドを安置する場所が存在。 エルフェテイル 無限…妖精や獣人達が住む、俗に言うファンタジー系RPG風の世界。ロストエレンシア、神楽天原、ヴァルナカナイ、フォルミッドヘイムへとつながるクロスゲートがある。西側に広がる砂漠地帯はデューネポリスと呼ばれ、カッツェがリーダーとなっている街、マーカスタウンがジャイアント・マーカス号の上に広がっている。北部はミルトカイル石の影響で事実上壊滅。その中心にあるエスピナ城は被害が最も大きいが、宿屋は営業している。10年戦争時、フォルミッドヘイムが侵攻に利用したドゥルセウス封墓はデューネポリス側にある。10年戦争時には主戦場となり、その爪痕が今も残る。クロスゲート消滅後は主にロストエレンシアと統合された。 無限EXCEED…滅亡していたはずの国だが、実は何らかの事情で国ごと飛ばされ、波国に辿り着いていたらしい。ハーケン達がヴァールシャイン・リヒカイトを倒し、クロスゲートの消滅によって世界が統合された際に元の世界へと帰還した。元は妖精族の国であったらしい。本作では「メギ・エルフェテイル」と呼称。 新地球皇国(ガイアエンパイア) 第3次Z 天獄篇……サイデリアルが制圧した蒼の地球の支配地域に置いた支配国家。首都はロシアに置かれたラース・バビロン。皇帝アウストラリスの下、サイデリアルの幹部である尸空、ストラウス、バルビエルとその参加の特殊部隊により統治されており、戦力の質ではサイデリアル本隊をも凌駕する。天獄戦争のほとんどの期間、Z-BLUEと戦いを繰り広げる。一時は蒼の地球の9割を支配下に置いたものの、クロノ改革派の残した計画によるサイデリアルによる「飼育」の暴露、ヒビキ達Z-BLUEのリアクター達の成長とその快進撃によって3人の幹部の全てが敗北。皇帝アウストラリスこと次元将ヴィルダークまでも打ち破られ、蒼の地球を去ったことで消滅する。 ガウ=ラ・フューリア 神楽天原 無限…純和風の世界。「かぐらあまはら」と読む。ロストエレンシア、エルフェテイルへとつながるクロスゲートがある。桜と紅葉に覆われており、神楽天原の人間の本拠地「武酉(たけとり)城」、鬼の本拠地「滅魏(めぎ)城」がある。10年戦争時はクロスゲートを閉じて他国との行き来を絶つ篭国を行っていた。クロスゲート消滅後は主にデューネポリスと統合され、滅魏城とは大きく距離を隔てることになった。北部で関所の役割を果たしていた「龍寓島」はロストエレンシア部分に移動している。フィールドBGM「天衣夢泡」は、もともと神夜の専用BGMだったものを転用したもの。 無限EXCEED…統合後の現在は国自体が消滅しており、他の地域と合わせて「渾然大地」と呼称。武酉城・滅魏城は健在。本作では不死桜を狙ってアグラッドヘイムが襲撃し、ラストダンジョンへの入り口ともなる。 カオス・コスモス 第3次Z 天獄篇……惑星エス・テランのある平行宇宙。各並行世界の銀河中心に存在するゲート「天柱」を通ることで、この世界に辿り着くことができ、言い換えればどこの平行世界にも行くことができる。元々は普通の平行宇宙だったが、御使いの誕生時にその住居として法則を書き換えられると同時に天柱が創造された。その結果因果律の混乱した特殊空間となってしまい、意思によって存在が定義されるようになっている(そのため天元突破グレンラガンやダイバスターでも普通に活動ができる)。御使いがZ-BLUEに倒され、さらにアドヴェントによって至高神Z顕現のため次元力を放出したことで崩壊し、その後超時空世界として修復された世界を天柱が貫く形で繋ぎ止めるという形となった。 コルムナ (Columna) OGシリーズ……地球と月の間に設置された宇宙ステーション。通信衛星の予備制御システムを有する。スペースコロニーにとってはその名の通り「柱」のような存在である。DC戦争勃発時にコロニー統合軍によって占拠されるが、連邦軍の各種衛星の機能を復活させるため、ヒリュウ改によって奪回された。 シュラーフェン・セレスト 無限……ロストエレンシア北部に存在する超巨大戦艦。ただし、現在は航行能力を完全に失っており、バウンティハンターたちの格好のターゲットと化している。内部機構は大半が生きており、その中には用途不明の転移装置群がある。その奥にはさらに大型の転移装置があり、KOS-MOSとT-erosはここから転移してきた。艦首部分の主砲によりゲートを開き、並行世界間を飛び回っていたらしい。前述の転移装置群の部屋には、ゲシュペンストやアルトアイゼン、アウセンザイターやコンパチブルカイザーなど、『OGS』に登場した機動兵器の残骸や破損した武装が転がっている。 無限EXCEED……新ロストエレンシアに存在する。どうもエンドレス・フロンティアの外の世界とつながっているらしく、転移装置群からアクセルとアルフィミィ、奥の巨大転移装置からT-erosとM.O.M.O.、そしてコウタ・アズマが転移してきている。最終局面では艦首主砲によってツァイト・クロコディールがアグラッドヘイムへ転移している。 ゼ・バルマリィ帝国 セレヴィス・シティ (Cerevis City) OGシリーズ……月面ケイリー高原に建造された恒久都市。シティ郊外にはマオ・インダストリーの本社が存在する。L5戦役中にエアロゲイターの襲撃を受け、リン・マオ社長自ら機動兵器に乗り迎撃を行った。 セレネ基地 (Selene Base) OGシリーズ……月面のハドリー・バレーに置かれている地球連邦軍の軍事基地。DC戦争中にコロニー統合軍の攻撃を受け音信不通となった。 多元世界 Zシリーズ……Zシリーズの世界観の中軸であり、複数の平行世界間の壁が破壊され、各平行世界の融合、誕生した新世界。また、第2次Zでは複数の多元世界の存在が判明した。 超次元世界 第3次Z……1億2000万年の終焉を巡る戦いの最終局面で敢行された真の時空修復により、新たに創造された世界群。大時空振動前の各世界を、カオス・コスモスがあった天柱がエレベーター状に貫く形で構成されており、ゲートを使用すれば各世界の行き来が可能。現在は出発世界から近い世界までしか広がっていないため、それぞれの世界で新たな世界を探す冒険家「ゲートトラベラー」が続出。ヒビキもこの一人である。 テクネチウム基地 αシリーズ / OGシリーズ……月面に置かれていた地球連邦軍の軍事基地。ヒュッケバインの起動実験時の暴走事故により消失した。 テスラ・ライヒ研究所 (Tesla-Leicht Institute) 旧シリーズ……主人公の父親が勤める研究所。ゲシュペンストやグルンガスト、ヒュッケバインを開発した。破嵐財閥も出資しており、資金や設備も豊富。『F』劇中では、甲児たちが光子力研究所とテスラ研の規模の違いを嘆く一幕もある。この場面では過去にテスラ研からノーベル賞受賞者が8名出ていることも語られている。 OGシリーズ……新西暦171年、ビアン・ゾルダーク博士が北米コロラドに創設したロボット研究機関。EOTやテスラ・ドライブの研究、特機の開発が行われている。ビアンは180年にEOTI機関に招かれて同研究所を後にし、同時に多くの研究員が移籍した。現在の所長はジョナサン・カザハラ博士が務める。『第○次』時代から名称だけは知られていたが、『OG2』において外観が判明した。なお、「向こう側」のテスラ研はリュケイオスの自爆と共に消滅している。 αシリーズ……基本的にOGと同様。 ドゥルセウス封墓 無限……デューネポリスに存在する古代の遺跡。最奥部にはフォルミッドヘイムに通ずるクロスゲートが存在し、戦争中は同国が前線基地として使用。その名の通り元々は墓であり、トラップが多く仕掛けられている。 無限EXCEED……渾然大地の北西部に存在。本作では下層部が登場。いかにも古代エジプト然とした上層部と異なり、下層部は墓守兼管理人のクレオ・グレーテルの趣味により、基本フォルムを残したまま全面お菓子に変わってしまっている。 ネオ東京 DW……作中における東京の名称。秋葉原も「秋葉原保存区」として、西暦時代と変わらぬ町並みが保存されている。 波国 無限EXCEED……「はこく」と読む。修羅界に存在する国家。元々妖精族の国だったエルフェテイルは何らかの事情でここへ飛ばされた。ハーケン達がヴァールシャイン・リヒカイトを倒したことでクロスゲートが消滅し世界が統合された際、巻き込まれてエンドレス・フロンティアと統合されてしまう。元の世界にフォルカ達の国である「羅国」があったかは不明。 始まりの地 (The land of beginnings) OGシリーズ……アインストから見た地球。もしくは修羅から見た修羅界。 覇龍の塔 無限EXCEED……波国に存在した、修羅達が修練を積むための塔。アレディの師、シンディ・バードが最下層を守り、最上階は羅刹機アルクオンが守護している。世界統合後は新ロストエレンシアに存在。黒ミルトカイル石の発生に伴ってアルクオンが姿を消すという異例の事態が発生し、それが今回の物語の始まりとなる。通常入ることが出来るのは最下層のみだが、周回プレイを行うと「覇龍の修練」に挑むことが出来る。これは修羅が積む修練で、覇気によって再現されたその世界の強者達と戦うことになる(現在はエンドレス・フロンティアの強者、つまり本編のボスとなる)。それらの幻影は本物よりも圧倒的に高い戦闘力を持ち、レベル最大、武装最強でも苦戦を強いられるほど。最上階は「覇龍の間」と呼称され、本来はそこにアルクオンがいる。そのさらに奥には「争覇の間」と呼ばれるスペースが存在するが、これは設定とは関係のないスタッフルームである。 フォルミッドヘイム 無限…エルフェテイルのとある場所にあるクロスゲートから行くことのできる、空中に広がる暗黒世界(国と言うよりは都市)。悪魔や魔族に代表されるものの住む世界で、常に闇に覆われ雷が鳴り響く。10年戦争を仕掛けた当事者の国であるため、終盤までは行き来できない。エンドレス・フロンティアでは最も高い科学技術を持っており、ロストエレンシアに墜落した戦艦ネバーランドのもう片方から得られたデータで、3機のパーソナルトルーパーを複製し、ネバーランドに搭載されていたアークゲインを修復、運用した。クロスゲート消滅後は地上に落下し、ヴァルナカナイ・デューネポリスと統合された。各ブロックの配置はそのままだが、ネバーランドのあったサウス・オリトリア部分はドロシーの要塞の真ん前に移動している。 無限EXCEED…周囲に海水が流れ込み、水上国家となっている。構造やオリトリアの構成がだいぶ変わっており、かなり移動しづらい。もともとは「アグラッドヘイム」という別の国の一部であったものが分離独立したもの。国としての歴史は浅い。 不死桜 無限……神楽天原の首都、武酉城の中心部に聳え立つ巨大な桜。「ふじざくら」と読む。霊験あらたかなる神木であり、最上部には「使者の間」と呼ばれるスペースが存在。内部には宝刀や神具、楠舞一刀流の秘伝書が存在。クロスゲートを始めとする異世界への扉に干渉する力を持ち、その力を使うためには使者の間の勾玉、そして楠舞家の霊力が必要。「籠国」はこの力によって行われたが、全てのクロスゲートに干渉するためには命令者の霊力を限界まで使う必要があり、そのため神夜の母、羽衣が命を落としている。 無限EXCEED……変わらず武酉城に存在。異世界への扉に干渉する力を狙い、アグラッドヘイムの襲撃を受ける。 ヘリオス要塞 ヒーロー戦記……本作のラストダンジョン。ネオ・アクシズの本拠地でXNガイストの力によって異空間に存在している。物語の最後でゼウスのメンバーによってXNガイストが破壊されたため、ギリアムを残したまま消滅した。 OGシリーズ……ギリアム・イェーガーの「向こう側」の世界での偽名「ヘリオス・オリンパス」、その由来の一つ。 ヘルゲート OGシリーズ……バルトール事件の終盤で登場した製造プラント。元の名は「スカルヘッド」であり、EOT特別審議会がゾヴォーグに対する忠誠の証として献上するため、極秘に建造したもの。建造にはイスルギ重工が関わっている。DC戦争中からDCやコロニー統合軍らが捜索していたが発見されず、インスペクター事件においてインスペクターが占領、自軍の拠点として使用する。 戦後はウォン重工業によって修復。ミツコ・イスルギの手回しによってロレンツォ率いるDC残党の手に落ち現名称に改名される。しかし間もなくユルゲン博士らによって奪取されバルトールの拠点となり、クスハやラミアを始めとする拉致された人々が連れ去られた。 外観は赤茶けた小惑星であり、2つの窪みや歯のような構造物が人間の頭蓋骨のような形状を見せている。単独で航行でき、ステルスシェードを展開可能なため移動可能な軍事拠点として高い価値を持つ。中枢部はハガネやヒリュウ改が部隊を展開できるほどに広く、与圧されたそこにはODEシステムのマスターコアが置かれていた。そのほかに港湾施設、イージスの盾のプロトタイプなども置かれていたが、ハガネやATXチーム・SRXチームらの活躍(サイバスターやクロガネも参戦した)により港は輸送船もろとも破壊され、展開されたイージスの盾もクロガネの艦首超大型回転衝角により突破。中枢となっていたODEシステムを破壊され機能を停止した。 『OGs』『OG外伝』ではその後、デュミナスによって占拠され彼女達の本拠地や兵器製造プラントとして利用される。『OG外伝』では最後はグライエンによって廃棄されることが決定している。 『第2次OG』では「ヘブンゲート」と改名されイスルギ重工の手で改修が行われていた。オフィチナスの候補地としてルイーナによって占拠され、さらにその後ゲストが占拠した。オペレーション・レコンキスタ完遂後はメキボスの艦隊が駐留していたが、バラルの園からの砲撃に曝された。『OGDP』ではその後の展開が描かれ、ゴライクンルの部隊がロブ達を消すために襲い掛かるが、シュウやセレーナ達が救援に駆けつけゴライクンルの部隊を壊滅させた。 ホワイトスター OGシリーズ……地球連邦がネビーイームに付けたコードネーム。由来は表面が白い装甲で覆われていることから。 翠の地球 第3次Z……エタニティ・フラットの崩壊とともに確認された世界。UCWが中心になった多元世界である。『時獄篇』では「ミドリの星」と呼ばれていた。サイデリアルに完全に制圧されたもう一つの地球で、海面の一部が緑色に輝く理由は「ガルガンティア」のガルガンティア船団が「残されの海」ごと転移してきた際に、彼らの海にあったヒカリムシが拡散したことによる。『時獄篇』に登場しなかった『Z』『第2次Z』の主人公達や『天獄篇』で復帰した参戦作品の面々はこの世界に転移しており、『第3次Z』で参戦作品から外れたシリーズ参戦作品の面々(ただし、Z-BLUEに並行世界の同一人物がいる者は存在そのものが消滅している可能性がある)も、この世界で戦っていることが語られている。レジスタンスとして戦っていたかつての仲間達と合流したZ-BLUEによってサイデリアルから解放されるが、宇宙怪獣との決戦時には「トップをねらえ2!」の原作再現でドゥーズミーユが起動され、宇宙怪獣に対する質量兵器として使われそうになった。なお、翠の地球には統一政府が存在しない。 ムーンクレイドル (Moon Cradle) αシリーズ / OGシリーズ……アースクレイドルと同じく、「プロジェクト・アーク」の一環で建設された巨大地下冬眠施設。こちらは月に建造され、既に完成している。『α外伝』では、マイクロウェーブ送信施設が置かれ、黒歴史の真実が封じられていたのもこの場所だった(『∀ガンダム』における冬の宮殿の役割も併せ持っている)。『OG』では設計はEOTI機関が、建設は月の企業コングロマリットによって行われ、DC戦争時にマオ社のスタッフが一時避難していた。 もうひとつの地球 約束の地 OGシリーズ……アインストが目指す理想の地。もしくは修羅から見た地球。 MX……エンディングテーマのタイトル。歌はJAM Project。最終シーンの名称にも使われている(「そして、約束の地へ」)。 第3次α……カヲルが前にいた世界が機械仕掛けの神の歌声によって、その世界の住人達が望んだ「約束の地」となったことが語られている。その世界は滅びの運命から逃れられずに滅亡し、その後新生したのが『α』の世界であるという。 ラ・ギアス (La Gias) 旧シリーズ / αシリーズ / OGシリーズ……魔装機神シリーズ#世界観を参照。『α外伝』にてラ・ギアスと地上では時間の経過が異なることが語られているが、これは『α』シリーズのみの設定で、本来のラ・ギアスの地上における時間の流れは北緯30度から40度の歳差運動に相当し、これは地上とラ・ギアスの接点であるチベットと同期である。ただし閏年は存在しないようである。 ラングレー基地 (Langley Base) OGシリーズ……地球連邦軍北米支部が置かれる軍事基地。地球圏防衛計画の拠点のひとつであり、ATX計画機の開発が行われている。責任者はグレッグ・パストラル少将。DC戦争時に一度陥落しておりグレッグは戦死。後任にはケネス・ギャレット少将が就いている。オペレーション・プランタジネットにおいても決戦の舞台となった。 リクセント公国 (The Dukedom of Riksent) OGシリーズ……地中海沿岸に位置する小国。現国家元首はシャイン・ハウゼン。特別独立自治権をもつ中立国であるが、連邦政府本部があるジュネーブに程近い位置にあるためかDCやノイエDCに度々占領された。国内には豊富な埋蔵量を誇る金鉱山がある。観光地としても有名で、リオは避暑のために来たことがあるという。『OGs』の移動MAPにおけるロケーション表示では、所在がコート・ダジュール付近となっている。 リモネシア共和国 第2次Z……第2次Zの世界に存在する太平洋上の島国。固有の産業を持たず、観光業を主な外貨獲得の手段としている小国であるが、DEC(ディメイション・エナジー・クリスタル)と呼ばれる希少鉱石が産出することが判明し一転して大きな発言力を持つ国家となった。しかし、『破界篇』ではDECの産出量は年々減少し、仮に枯渇すればこれまでの立場を失うことを恐れた宰相シオニーがプロジェクト・ウズメと称したプランを実行。ガイオウを召喚してしまうと同時に市街地を壊滅させた。『再世篇』では無事だった沿岸部を中心に再び観光を軸として国家の再建が行われているが、カラミティ・バースで壊滅した市街地跡のクレーターはそのままになっている。緯度と経度が聖インサラウム王国と同じ場所にあるとされ、それ故に第4のZONE設置場所として選ばれたが、カルロスの特攻によりZONE起動は防がれている。 ロストエレンシア 無限……荒野の広がる、西部劇風の世界。機械文明が発達しているのも特徴。23年前に謎の戦艦と思しき残骸が落着した場所。「トレイデル・シュタット」が中心都市。他の世界から流れ着いたと思しき遺物が多く、それを探索して収入に変えるバウンティハンターが多い。北部にはシュラーフェン・セレストと呼ばれる巨大戦艦がある。クロスゲート消滅後は主にエルフェテイルと統合された。 無限EXCEED……「新ロストエレンシア」と呼称。代表は変わらずジョーン。南部がゲルダの覇気によって氷原と化す危機に陥っていたが、修羅の一派が撃退されたことにより窮地を脱した。 矮惑星134340 W……かつての冥王星。現実世界同様太陽系第九惑星の地位を失っており、いつしか人々からは忘れ去られ観測すらも行われない星となっていた。この「忘れられている」ことそのものが重大な伏線であり、「忘れられている」が故にザ・データベースの本拠地がこの星にあることがわからず、(登場人物達が忘れてしまっているせいで)プレイヤーにも「忘れられた星」が「冥王星」であることが終盤まで伏せられていた。なお、現実では『W』発売のおよそ1ヶ月後である2007年4月に日本学術会議が日本語では「準惑星」と表記することを推奨するとしたため、矮惑星の名称は使われない名称となった。また、134340は実際に冥王星につけられた小惑星番号である。 惑星アトリーム 惑星ウルス RR戦線……『リアルロボット戦線』の舞台となる異界の惑星。宇宙には3つの月が存在し、かつては宇宙進出計画も行われ、(デュプリケートされたものではあるが)スペースコロニーも存在するが、戦争によって人口が大幅に激減し、ほとんどのコロニーは放棄されている。ウルスの世界は、高度な科学力を持った前文明の遺産であるデュプリケーターによって支えられている。この装置によってもたらされた異世界からの人的資源と技術によって、特に軍事面において大幅な発展をもたらした。しかしその代償として、長きに渡る数多くの戦争が巻き起こってしまっている。また、異世界の技術を活用することが多いため、ウルス独自の技術や文化はほとんど失われてしまっている。 惑星エス・テラン 第3次Z……御使いの母星。カオス・コスモスにおける太陽系第三惑星で、言い換えればカオス・コスモスの地球。重力が弱く高高度ではほとんど宇宙空間同然。カオス・コスモス同様に因果が混乱している為、天元突破グレンラガンやダイバスターでも地上で活動可能。さらに霊子がすべて御使いとなったため生命がおらず、細菌やウイルスすらいない。地表は結晶体に覆われ、海も白く染まった異様な景観を持つ。さらにエス・テランそのものが惑星でありながら光を発している。惑星周辺は次元結界で守られている。元々の文明レベルは地球と同様だったらしく、星座の名前や年月の表記方法は地球と同じ。また、蒼の地球でラース・バビロンが置かれたロシア北部には、御使いの本拠地にして神器である「黒い太陽」がある。 惑星ベザード ADW 第3次Z 時獄篇……『第2次Z』の多元世界。「機動戦士ガンダム00」の「西暦」で年代を表記していたことがその名の由来。特徴として2つの日本列島、2つの月が存在する。また、アフリカ南部は暗黒大陸と呼ばれ、次元封鎖の影響で進入できない状況にあった。ZEUTHがUCWへ帰還した直後、新世時空震動によって誕生した蒼の地球の中心世界となった。『第3次Z』から登場した「フルメタル・パニック!」の勢力も元々はこちらの世界の所属。 UCW 第3次Z 時獄篇……『Z』の多元世界。「機動戦士ガンダム」の「宇宙世紀」で年代を表記していたことがその名の由来。大時空震動により地形そのものにも大きな変化が生じており、インド洋は陸地となり、オーストラリアやオセアニアの島嶼群はすべて地続きになっている。ADWとは時間の流れが異なっており、ADWでの1年間の時間が経過しても、UCWでは1ヶ月程度しか経過しない。新生時空振動の後、翠の地球の中心世界となっていたことが後に判明する。
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