バスターマシン3号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:46 UTC 版)
「バスターマシン」の記事における「バスターマシン3号」の解説
超巨大ブラックホール爆弾。人類生き残り作戦「カルネアデス計画」のために建造されたもので、「有人航宙戦略爆弾」とも呼ばれる。爆弾ではあるが縮退炉とバニシングモーターを装備しており、自力での単独航行が可能。形状はラグビーボールのような楕円形をしており、中心部分には3万分の1サイズに圧縮された木星が核として封じ込まれている。その大きさは長径869km、短径415kmというとてつもないもので、月の4分の1にもなる。銀河系各恒星系に半径1万光年に亘って敷設された3,000本からなるスレイブユニットの起爆信管としての役割もある。また、建造が地球周回軌道上で行われたため、重力操作壁を展開して潮汐破壊を防ぐ「ロシュキャンセラー」が装備されている。 2034年に起工され、2047年に進宙した。投入される作戦の趣旨と、特攻爆弾兵器としての性質、そして銀河中心殴り込み艦隊との合流の成功率との兼ね合いから無人機とするか有人機とするかで意見が分かれ、どちらにも対応できるように建造されていた。結局沖女のコーチになっていたカズミがパイロットとして志願したため(彼女が志願するまでは、無人機として運用される予定であった)、彼女が搭乗して銀河中心部殴り込み艦隊との合流に成功する。最終決戦で宇宙怪獣による自爆特攻を受け、周囲に展開していたバリアーが崩壊した(割れた)ため、直接本体外郭への攻撃を許すこととなり、少なからず損害を被り完全には作動しなかったが、ガンバスターの縮退炉のうち1つ(バスターマシン1号のもの)による縮退連鎖を利用して再起動に成功。作戦通り爆縮を起こして超巨大ブラックホール「タンホイザー1」となり、宇宙怪獣の巣窟であるいて座A*を銀河系中心核ごと消滅させた。
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