一時避難
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 07:20 UTC 版)
「JFAアカデミー福島」の記事における「一時避難」の解説
全ての座標を示した地図 - OSM全座標を出力 - KML 表示 2011年3月に発生した福島第一原子力発電所事故を受け、拠点であるJヴィレッジ(北緯37度14分42.3秒 東経141度0分10.1秒 / 北緯37.245083度 東経141.002806度 / 37.245083; 141.002806 (Jヴィレッジ))が当面の間利用不可能となっていることから、同年4月から御殿場高原時之栖(北緯35度14分16.3秒 東経138度55分36.9秒 / 北緯35.237861度 東経138.926917度 / 35.237861; 138.926917 (御殿場高原時之栖))に移転して活動することになった。 学校教育については中学生は御殿場市立富士岡中学校、高校生に関しては福島県立富岡高等学校のサテライト協力校である静岡県立三島長陵高等学校で行われる。 一時移転が長期化していることから、男子チームについては登録地も福島県から静岡県に変更される(U-15およびU-18セカンドは2013年度より、U-18は2014年度より)。 女子は2011年以降、男子は2013年以降、リーグ戦の会場は時之栖周辺を中心としつつ、一部で福島県の会場も使うという形態となっている(下記の表参照)。 Jヴィレッジが2019年春に全面再開予定であることを受け、日本サッカー協会会長の田嶋幸三は2021年度に同アカデミーを福島へ戻す意向であることを明かした。その上で静岡に避難しているアカデミーの静岡での存続も検討していることも明かした。 2018年4月に日本サッカー協会は、福島でのアカデミー再開を以下の通りとすることを発表した。 男子:福島では2021年4月より中学1年生から1学年ずつ入校。入校した場所(時之栖もしくは福島)で卒業まで活動する。なお男子は2019年より在籍年数が3年に変更されており(前述)、時之栖での男子の在籍者は女子と同じく、2023年度が最後となる(2018年に6年制で入校した選手が卒業するため)。 女子:チーム編成上、2024年度に全6学年が一斉に福島県に戻って活動を再開する。 また移行に伴い、2021年度・2022年度の男子U-15は福島と時之栖のチームが併存するため、福島のチームを「JFAアカデミー福島EAST」、時之栖のチームを「JFAアカデミー福島WEST」と呼称している。 一時移転後のホームゲームの試合会場年男子U-18女子所属リーグホームゲーム会場所属リーグホームゲーム会場2011年 プリンスリーグ東北2部 東北地方各地で実施(ホーム&アウェーでない) チャレンジリーグ 時之栖6, 御殿場陸2, ●西が丘1 2012年 プリンスリーグ東北1部 東北地方各地で実施(ホーム&アウェーでない) チャレンジリーグ 時之栖8, 御殿場陸1, 愛鷹ス1, ★いわきグ1 2013年 プレミアリーグEAST 時之栖8, ★鳥見山1 チャレンジリーグ 時之栖10, 御殿場陸1 2014年 プレミアリーグEAST 時之栖8, ★鳥見山1 チャレンジリーグ 時之栖10, ★鳥見山1 2015年 プレミアリーグEAST 時之栖7, ★鳥見山1, ●味スタ西1 チャレンジリーグWEST 時之栖6, 裾野陸1, 御殿場陸1 2016年 プリンスリーグ東海 時之栖9 チャレンジリーグWEST 時之栖3, 裾野陸3, 御殿場陸3 2017年 プリンスリーグ東海 時之栖9 チャレンジリーグWEST 時之栖5, 裾野陸4 2018年 プリンスリーグ東海 時之栖9 チャレンジリーグWEST 時之栖5, 裾野陸4 2019年 プリンスリーグ東海 時之栖9 チャレンジリーグEAST 時之栖9 2020年 スーパープリンスリーグ東海 時之栖3 チャレンジリーグEAST 帝人富士5、時之栖1 2021年 プリンスリーグ東海 時之栖8 なでしこリーグ2部 時之栖7 2022年 プレミアリーグEAST 時之栖11 なでしこリーグ2部 時之栖7, 裾野陸2 印なしの会場は時之栖周辺、★印の会場は福島県内、●印の会場はその他
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