物語の始まり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:13 UTC 版)
「ジャクリーン・ケアリー」の記事における「物語の始まり」の解説
物語は形成者の戦いから1000年以上たって、ハオメーンの予言の成就の始まりから描かれ始める。サトリスは3者と呼ばれる配下を持ち、ダークヘイブンに隠れ住んでいる。3者のうちタナロスは、かつて仕える王と自らの妻の不倫に怒り二人を殺害してお尋ね者となり、サトリスに庇護され不死の命を与えられて仕えるようになった将軍である。タナロスは人間族とトロール族を訓練し、来るべき光の側との戦いに備える。物語の大部分はタナロスの視点から描かれる。ヴォラックスはサトリスと盟約を結んで繁栄を謳歌してきたスタシア族の出身である。ウシャヒンはエリロン族と人間族の間に生まれた望まれない子であったが、エリロン族に不具の体とされ心身ともに傷つき、サトリスの庇護のもとに生きてきた。 ハオメーンの予言どおりに、エリロン族の姫セレリンデと、かつてタナロスが殺した王の子孫である人間族のアラクス・アラトルスが婚姻しようとした時、予言の成就を阻止するためにタナロスはセレリンデを誘拐しダークヘイブンに連れ去る。姫を連れ戻すため、ハオメーンに仕える助言者マルサスは7人の仲間で旅を始める。中立を守り、ドラゴンと暮らしてきた女魔術師リリアスは、サトリスに味方して光の軍勢を打ち破るための罠を仕掛ける。他の種族もいずれかの側につくことを迫られ、失われた伝説の武器が見出される。予言を成就させようとする光の側と、これを食い止めようとする闇の側の戦いが始まる。
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