物語の小道具、小ネタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 05:30 UTC 版)
「一番大切な人は誰ですか?」の記事における「物語の小道具、小ネタ」の解説
カエルのゴミ箱(第1話) 路留が、「家具のヒサウチ」で買う。この時に、店ではある人(実は東子)の噂話がされている。後に、東子の店では落書き犯(ROLLY)によりシャッターに春画が描かれており、ある部分がカエルで隠されていることが解る。ちなみに落書き犯にRollyを配したのは、大森寿美男が脚本を書いた「てるてる家族」の登場人物で人気があった浪利(=ローリー、杉浦太陽)へのオマージュである。 鬼平犯科帳 (第2話) 川べりの木の下で小南が路留に出会った時に、路留が読んでいた本。家でもこの本を見つけた小南は、東子から父の愛読書であることを聞き、路留の素性を察してしまう。 招き猫の貯金箱(第3話) 要の貯金箱であり、引き出しの鍵が入っている。要が、東子と路留が鉢合わせになることを防ぐために、路留を連れ入れた店にも売っていた。路留が、貯金箱を割ってしまった時に、鍵に気づき引き出しを空けると小南の写真が貼ってあるアルバムを見つける。路留は、割ったことを要に知られないように、例の店から新しい貯金箱を買ってくる。 拳銃(第3話) 派出所で藤尾が、映画『タクシードライバー』のロバート・デ・ニーロ演ずる主人公トラビスの真似をして「You talkin'to me?」の名ゼリフを吐きながら拳銃を構えてはしゃぐ。そして要との漫才っぽいやりとりののち、利用者から人格ではなく制服でしか相手にされない、タクシー・ドライバーに通じる巡査の立場の悲哀をしみじみ語る。 ハンガー(第4話) 川口がコンビニ強盗であるとわかり、要が東子の店に向かうが既に金庫からお金を盗まれていた。この流れで、思わずハンガーを握っていた東子が武田鉄矢のモノマネをする。映画『刑事物語』シリーズで、主演の武田鉄矢がヌンチャク代わりにハンガーを使った拳法で戦っていたことからきたギャグ。 手作りポン酢(第4話) 夕飯は鍋なのにポン酢がないことに路留は気がつく。要はそれならば俺が作ると言うと、ポン酢は買うものであると思っていた路留は感心する。要は、手作りポン酢についての思い出を言いかけるが....。その後、要と路留がラップ調で手作りポン酢の歌?を歌う。 デジタルカメラ(第5話) 小南が小沼からプレゼントされる。小南は、デジタルカメラで撮った写真を使って、アトリエTOCOのホームページを作ってくれるように路留に頼む。路留は、本当ことが解ってしまったことを打ち明け、それでも友達になろうと話す。 携帯電話(第6話) アトリエTOCOのホームページに来た注文を連絡するために、路留が小南に渡す。このことを知った東子は気持ちが不安定になり、要と…。 黄八丈(第6,7話) ホームページを通じて初めて服をアトリエTOCOに注文した人が、生地として送ったもの。要と小南の逃避行のキッカケとなる
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