アースクレイドル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 05:11 UTC 版)
αシリーズ 種の保存を目的とした「プロジェクト・アーク」の一環で建設された巨大地下冬眠施設。名前は直訳すれば「大地の揺りかご」となる。アフリカ大陸に存在し、プロジェクト責任者であるソフィア・ネート博士が開発した自立スーパーコンピューター、メイガスによって管理される。内部には人工冬眠施設以外にも食料プラント、工業プラントなどが存在する。地表に見える黒い半球はクレイドル本体ではなく、「メイガスの門」と通称されるエレベーター部であり、表面のベルトによって地表を切削し、アースクレイドルまで沈降する仕組みとなっている。 ビアン博士が異星人への徹底抗戦を掲げたため、その理念に反するアースクレイドルは当初は建造が中止されていたが、ヌビア・コネクションの資金援助により秘密裏に完成を見る。イージス計画が未遂に終わって地球が一度壊滅した『α外伝』の未来世界では、『第2次スーパーロボット大戦α』以降の歴史とは別に人工冬眠が続いたが、アースクレイドル内乱によってアンセスターの本拠地と化してしまっている。但し台詞からは過去に一度大破した後に自己再生能力によって復活した事が伺える等、後続の各シリーズとのリンクもなされている。 『第2次α』のゼンガー編にてソフィアや軍事責任者として参加していたゼンガーらが人工冬眠に入った後、地底勢力(邪魔大王国)の襲撃により大破。生存者はゼンガーとソフィアの2人だけであった(なお、他のルートには登場しない)。 『第3次スーパーロボット大戦α』では、前作のゼンガー編の続編であるトウマ編以外のルートでは、突如として地上に浮上、中にいた人間達の人工冬眠も解除された。ただゼンガーの言からすると、地底帝国の襲撃を受けた模様。その際行われたクレイドル防衛部隊と地底帝国との戦闘でクレイドルは大破した。 同様の建造物として月に建設されたムーンクレイドルがあり、『第2次α』では火星にマーズクレイドルを建設する計画が予定されている。 OGシリーズ 「プロジェクト・アーク」の一環として、EOT特別審議会の手で建設が計画されていた地下冬眠施設。建設予定地はアフリカのケニア周辺。こちらも建設は中断されていたが、DC残党により建設が続行され本拠地として利用される。彼らが敗北してからはソフィアの判断により門戸を閉ざし、予定通り長期冬眠に入る。 『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』においてはソフィアの意に反し、イーグレット・フェフの手で再びノイエDCならびにシャドウミラーの拠点として利用されることとなる。最終的にはテツヤ・オノデラ指揮するクロガネ隊の攻撃を受け、フェフやアーチボルト、アギラもろとも完全に壊滅し地の底に消えた。 なお、OGシリーズではアースクレイドルより先にムーンクレイドルが完成しており、管理はマオ・インダストリーが担当している。ムーンクレイドルはアースクレイドルと同じ目的で建設されたとみられるが、主に月面都市の住民達への緊急避難所として活用されている。アースクレイドルと同様に拠点として有力であるため、インスペクターから狙われた。
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