魔装機神サイバスター
(サイバスター から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/29 17:08 UTC 版)
『魔装機神サイバスター』(まそうきしんサイバスター)は、バンプレストオリジナルのスーパーロボット作品である。『第2次スーパーロボット大戦』に登場して以来、数多くの作品に登場している。
作品一覧
- 魔装機神シリーズ
-
本シリーズの中心ともいえる作品。地底世界「ラ・ギアス」に召喚された少年、マサキ・アンドーがサイバスターで戦いを繰り広げる。
- スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 同作のゲーム作品。地底世界「ラ・ギアス」にスポットを当てた作品。二部構成となっており、1章ではマサキがラ・ギアスに召喚された時点から『第2次スーパーロボット大戦』以前のストーリーを描き、2章では『第4次スーパーロボット大戦』および『スーパーロボット大戦F』の後の展開が収録されている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 上記作品のリメイク作。設定を「OGシリーズ」に準拠するよう一部改訂している。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 上記の続編。第2章の後の物語が展開される。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- OGサーガ魔装機神シリーズ第3作。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- OGサーガ魔装機神シリーズの完結編。
- 真・魔装機神 PANZER WARFARE
- バンプレストが『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』を開発したウインキーソフトとの提携解消後に発売したゲーム作品。世界観やキャラクターが一新されている。
- 魔装機神サイバスター (テレビアニメ)
- 1999年に放送されたアニメ作品。『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』とは主要のロボットを除いてはオリジナルとなっている。
- ラジオドラマ『魔装機神サイバスター』
- ニッポン放送のラジオ番組『アニガメパラダイス』内で放送された[いつ?]ラジオドラマ。ストーリーはゲーム版・アニメ版とは異なるオリジナルであり、CD化されていない。
関連項目
- 聖霊機ライブレード - ウィンキーソフトがバンプレストとの提携解消後に発売したゲーム作品。
サイバスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 03:02 UTC 版)
「魔装機神シリーズの登場兵器」の記事における「サイバスター」の解説
(風系高位・「風」 / 風系聖位・「空」) 風の精霊サイフィスと契約した風の魔装機神。魔装機神の中では最後に完成し、最後に起動した。最もバランスに優れた機体で、比類無き潜在能力を持つとされ、最初にポゼッションを発動させた。風の精霊の力により機動性は凄まじく、神鳥ディシュナス(龍と隼を掛け合わせた姿をしている)を模した巡航形態「サイバード」に変形できる。西洋甲冑を模した外見に、背部に3対・6枚の主翼をもち、基部に備えたエーテルスラスターにより、エーテルを魔術的媒体に用い推力に利用。また、全魔装機の中で、唯一単独でラ・ギアスと地上世界とをつなぐゲートを作り出せる機体である。なぜそのような機能がサイバスターのみに搭載されたのかは不明。 サフィーネによる強奪事件の際にマサキ・アンドーが操者に選ばれ、以後ラ・ギアスや地上世界の危機を救うため活躍するが、地上世界に出た際にはマサキの極度の方向音痴により、地球を数周 - 数十周することもしばしば。このような長時間行動が可能なのは、機体そのものの連続稼働時間が優れているうえ、内部に自己循環システムを持ち、操者の生理機能が保たれるためである。脚部クローには質量減衰システムが内蔵され、地形を選ばず着地が可能。またクローそれぞれが独立稼働し武器になるが、ゲーム中で使用されたことはない。テールヘッドは通常姿勢制御に使用され、サイバード形態時は機首となる。ゲームによって異なる場合があるが基本カラーは、銀色もしくは青みがかった白色である。 『ROE』中盤でマサキがサイフィスと同調したことでサイフィスがアストラル界から干渉可能となり、ポゼッションを自在に使えるようになる。発動するとアストラル装甲によって翼が大型化したりと形状が変化する。また、非発動時も見た目は変わらないが、エネルギー効率など細部の様々な部分も強化されている。しかし、ウェンディによるとサイバスターの真の力はまだまだこんなものではないとのこと。 かつて、サイバスターが生み出される以前にテューディが見たゼルヴォイドをウェンディが無意識に設計のベースとしていた(王都襲撃による負傷を機に本格的にテューディが覚醒する以前から、時折記憶が曖昧な時があったらしい)ため、姿や武装、変形機構などが酷似している(実際に見たのは外観と変形機構のみ)。 『POJ』にて王室アカデミーの機密アーカイブの中において考古学の項目にあったゼルヴォイドの外見と変形機構を見たテューディの記憶がウェンディにも影響し、その情報からインスピレーションだけで内部構造まで再現している。 『OGMD』では、巨人族との決戦後にサイフィスの加護が消滅した事による大幅な性能低下を補うべく、レイブレードに搭載されているリチュオル・コンバーターを模した「イミテーション・リチュオル・コンバーター」を搭載しているが、マサキにはサキトのような能力がないため純粋に怨念を取り込んでおり、取り込み続けると暴走の危険性があるため、定期的に怨念の浄化作業が必要になる。 武装 カロリックミサイル 熱素(カロリック)を利用したミサイル。胸部から発射され、サイバード形態でも使用可能。登場作品により、実体弾と光弾の2パターンがある。光弾でもジャマー装置の影響は受ける。『LOE』、『POJ』では使用不可能。 ディスカッター / バニティリッパー オリハルコニウム製の両刃の実剣。主に風の精霊と契約したラングラン製魔装機に装備されており、サイバスターのものは鍔や柄に緑色の宝玉で飾り付けがされている。金属粒子レベルのサイズで刀身に呪符文様が描かれ、魔術的存在には絶大な効果がある。また、『α』以降(正確には『CB』のCGムービーが初出)はアカシックバスターの発動にも使用される。サイバスターの物には鞘がデザインされ、『α外伝』では鞘に収められた状態で呼び出される。刀身部分はスーパーファミコン版の『第3次』から『EX』までのパッケージでは反りのある片刃、それ以後の作品では両刃で描かれるが、『第2次G』で一度片刃に戻る。 ファミコン版『第2次』ではシナリオ進行によって、『LOE』ではディスカッターをフル改造することで、「バニティリッパー」にランクアップする。なお、バニティリッパー自体は、虚の空間によって物質を切断する武器とのこと。『LOE』のDS版リメイクにあたり、阪田雅彦監修の下で長短二刀一対の片刃の剣として新規にデザインされた。攻撃時には二刀で斬りつけた後、峰同士で刀身を合体させて大上段の構えから振り下ろす。『ROE』では戦闘アニメで常にディスカッターを持つため、バニティリッパーはディスカッターから変化させて使用している。『第2次OG』ではディスカッターとバニティリッパーは別の武器として装備され、ディスカッターのフル改造によるランクアップは不要。『POJ』ではランクアップすると名称が後述の虚空斬波になるが、『ROE』と同様にディスカッターを変化させている。 ファミリア / ハイファミリア / ファミリア・ヴィシージ 魔装機神共通の武装。サイバスターの搭載数は2基。クロとシロの自意識が融合した遠隔操作武器。鳥のような形状で標的の近くまで飛び、不規則に動きつつ光弾を発射する。主翼はカッターになっており、光弾発射の際に開く。偵察任務にも用いられる。ゲームシステム上、切り払いで破壊されることもあるが、ファミリアは精神的存在に近いため命に別状はない。搭載部位が不明だったが、DS版では両腕を前に突き出して召還するシーンが追加された。 基本的に「ハイファミリア」として登場するが、『LOE』では「ファミリア」をフル改造することで「ハイファミリア」にランクアップする。他の魔装機神はファミリアとハイファミリアでデザインが同じだが、サイバスターのものは若干デザインに差異がある。 『POJ』では条件を満たせばハイファミリアをフル改造すると「ファミリア・ヴィシージ」にランクアップできる。ハイファミリアで銃撃しつつ、自身もサイバードに変形して共に突撃する。 ポゼッション時は召還後、魔法陣を通過して魔力を纏って突撃する等、ハイファミリア自体がアカシックバスターに近い攻撃を行う他、形状が小型化したサイバードに変化している。 サイフラッシュ 結界内で臨界点までため込んだカロリック(熱素)を、サイバスターを中心として放射し、最大半径数十キロにおよぶ射程内の複数の標敵にダメージを与えるMAP兵器。他のMAP兵器と違い、操者の意識による敵味方の識別が可能で、ウェンディはこの識別機能の完成にかなり難航した。 ファミコン版『第2次』では通常のMAP兵器のほかに遠距離攻撃への反撃にも使用され、戦闘アニメは3発の火の玉が飛んでいくものになっている。『ヒーロー戦記』では雷のような閃光を発射。『LOE』ではフル改造により強化バージョンとなる。『F』では、故障中で使用できず、『完結編』でリューネから修理用の部品を分けてもらって使用可能になった。 プラーナディスチャージ / 擲斬劇・偃月(てきざんげき・えんげつ) ディスカッターにプラーナを集中させ直接発射して敵に叩きつける。開発当初から搭載されていたが使用できなかったもので、マサキがサイフィスと共感した際に使用可能となった。フル改造により擲斬劇・偃月にランクアップする。こちらはディスカッターを逆手に持って、居合いのような型で放つ。『POJ』では最初から擲斬劇・偃月。 必殺技 アカシックバスター ディスカッターで魔法陣を描き、火の鳥を召喚して敵に突撃させ、アカシックレコードに干渉して対象の存在そのものを抹消する。操者のプラーナの状態によって様々なバリエーションが発生し、火の鳥をそのまま標的にぶつけるパターンと、サイバードに変形し魔法陣を潜り炎を纏って体当たりするパターン、魔法陣から火の鳥を召喚した状態からサイバードに変形、融合し標的に突撃を仕掛けるパターンなど、大別して3つのパターンがある。『OGクロニクル』では火の鳥を召喚する際に「コール・フェニックス」とマサキが叫んでいる。魔法陣はOGs以降は足元、それ以前は眼前に出現する。 魔装機神シリーズではフル改造することで、1つ目のパターンから3つ目のパターンにランクアップする。体当たりを仕掛けるパターンはLOEで初登場した後、『α』以降の作品ではこのパターンのみが使われている。体当たりを仕掛ける時の火の鳥の色は基本的には青色だが、『α』・『OG1』でのみ赤色となっている。なお、体当たりを仕掛けるパターンを含めて、長らく射撃武器扱いだったが、OG1以降は格闘武器扱いになった。魔装機神シリーズではランクアップ前が射撃、ランクアップ後が格闘となる。 コスモノヴァ 両腕を交差させ4つの光球を作り出し、標的にぶつけ内部から爆発させる最強の必殺技。操者のプラーナを爆発的に消費する(とされるが、ゲーム中ではプラーナは消費されない)が、あまりに巨大なエネルギーは次元を歪ませ全てを粉砕する。OGDWやOGsでは光球を打ち出したのち無数の流星が標的に襲いかかる(『OGS』以降では演出意図が定まったのか、最終的に局所的ビッグバンあるいは超新星爆発を起こすような感じになった。基本的に次元の歪みに敵を閉じ込め、無数の惑星を叩き込む。DS版では交差させた腕の前に4つの魔法陣を展開して4つの光を放つ攻撃で、内部から爆発のエフェクトは存在しない)。ラングラン王都壊滅後に、マサキと共に地上世界に上がった後(時系列的に最速なのはPS版『第2次』)に使用可能となる。また「第2章」や『α』などでみられるように、故障することも多い。 ほとんどのゲームでは弾数制の武器で1発しか撃てないが、初出の『ヒーロー戦記』ではTP(テクニカルポイント)を、スーパーファミコン版『第3次』ではENを消費することで連発が可能。また『α』ではルートと熟練度次第で残弾2に強化される。ROEではプラーナ消費武器になり、弾数制のときよりも再使用が難しい。 ディスカッター(バニティリッパー)乱舞の太刀(- らんぶのたち) サイバスターの機動性を活かし、ディスカッターで標的を乱れ斬る必殺技。イブン大神官の協力により、精霊界もしくは試練の神殿での修行で習得する。『αシリーズ』ではオーラバトラー(『聖戦士ダンバイン』)の技である「オーラ斬り」を参考に考案され、プラーナらしきものを纏ったディスカッターで攻撃する。また、「オーラ斬り」を参考にしたので「プラーナ斬り」という安直な名前をマサキに付けられそうになった(※後のスーパーロボット大戦DDのクロッシングパイロットにおいて、マサキがオーラバトラーに載るシナリオが実装)。 元々はディスカッターの台詞バリエーションの一つだったが、『LOE』で正式な必殺技として使用可能となった。他のバリエーションとしては嘘技の「魔法剣エーテルちゃぶ台返し」(『太陽戦隊サンバルカン』のサンバルカンロボの必殺技「太陽剣オーロラプラズマ返し」のパロディ)がある。『LOE』でディスカッターをバニティリッパーにランクアップさせたあとも、この武装に変化は無い。 『LOE』ではサイバスターの最強武器でMG(LOEにおけるEN)・プラーナ共に消費が大きかったが、『α』では取得条件こそ厳しいものの、ENを無消費で使用でき、『α外伝』でも低燃費となっているが、両作品とも威力はコスモノヴァに劣る。『ROE』ではランクアップの有無に関わらずバニティリッパー乱舞の太刀(名前は乱舞の太刀)と呼称し、ポゼッション後の「真伝・乱舞の太刀」でディスカッター乱舞の太刀と言う。『POJ』では名称が正式にバニティリッパー乱舞の太刀になった。 ディスカッター霞斬り(- かすみぎり) ディスカッターで敵を斬り付ける攻撃で、斬った軌跡が青白い霞のようになっている。 元々は『ヒーロー戦記』でのサイバスターの必殺技で、長らくスパロボ本編では取り上げられなかったが、『OG2』にてディスカッターで連続攻撃を行う時の攻撃として採用され、『OGS』でも「ディスカッター」使用の際の攻撃に採用されている。 バニティリッパー虚空斬波(- こくうざんぱ) ファミコン版『第2次』での「バニティリッパー」の戦闘台詞。「虚空斬波」と銘打たれているが、これは「バニティリッパー」の直訳。『POJ』ではディスカッターをフル改造するとこれにランクアップする。(名称は虚空斬波) アカシックブレイカー 「超機大戦SRX」の主人公機であるR-1との合体技。アカシックバスターの火の鳥の状態でR-1を乗せて標的に突撃し、R-1が「T-LINKナックル」を繰り出した状態で体当たりを仕掛ける。R-1と競演する『αシリーズ』のうち、合体攻撃が可能となったドリームキャスト版『α』で登場したが、同じくR-1と競演する『OGシリーズ』では現在のところ採用されていない。 十八番参会名護屋暫 ヴァルシオーネRとの合体技。飛び回りながらバニティリッパーとディバインブレードで交互に斬り刻み、最後に左右から斬り抜ける。名称はリューネが好きな歌舞伎十八番から。技の前にも歌舞伎のポーズと台詞が入る。 ディスカッター彊(- きょう) 『ROE』でポゼッション時のみ使える必殺技。ディスカッターにプラーナを纏わせ、唐竹割り→袈裟斬りと繰り出した後、突進しつつ横一文字に真っ二つにする。ディスカッターのランクアップに関係なくディスカッターを使用する。また、ディスカッターの形状も変化する。前述でプラーナを纏わせているが、ポゼッション中でもプラーナを含む消費が一切ない攻撃でもある。 真伝・乱舞の太刀(しんでん・らんぶのたち) 『ROE』でポゼッション時のみ使える必殺技。その名の通り、乱舞の太刀の強化版で、ポゼッションによる膨大な魔力とプラーナの力を解放し、一~三の太刀まで繰り出した後、サイバードに変形して連続で突撃。そして斬り飛ばして魔力の刃で縦横に三線切り裂き、ラストに大上段から一刀両断にする。発動時にサイフィスの姿が具現化する。通常時の乱舞の太刀と異なり、こちらではディスカッター乱舞の太刀と戦闘セリフで呼称している。かつてゼオルートから喰らった技から編み出した技であり、マサキがこの技に「真伝」と名付けたのは偶然だが、エランによると神祇無窮流の奥義の更に先にある真伝と呼ばれる技に近いとの事。 アカシック・ノヴァ 『EOC』でポゼッション時のみ使える最強の必殺技。機体出力を臨界状態(両腕のコスモノヴァリアクターを解放、肩、翼、脚部のアストラルシンクロナイザーを起動)かつ、ラプラス・コンピューターを最大稼働させた「ラプラスデモンモード」に展開後、6つの魔法陣をサイフィスのもとで凝縮し、凝縮した魔法球からコスモノヴァを6つ射出。らせんを描きながら相手に直撃させ、そこからさらにラプラスデモンモードでのサイバード状態で突撃を仕掛ける。最終的に大爆発とともに6つの羽をはやした巨大な鳥のように銀河を進む演出で幕を閉じる。コスモノヴァを媒介としたアカシック・バスターとも言える技であり、ラプラスデモンモードの因果律演算により、アカシックバスターよりもさらに輪廻転生すら含めた多次元の因果世界への干渉、および全存在の抹消が可能となる。 劇中の活躍 DC戦争シリーズ - 全作品に登場。 ヒーロー戦記 - モビルスーツやゲシュペンストと同様に、パーソナル転送装置で呼び出される人間サイズのパワードスーツのような位置付けで登場。『第2次』に登場した「ディスカッター」・「バニティリッパー」・「サイフラッシュ」を除く武装が初登場。「アストラル斬り」・「サイブラスター」・「オメガブラスター」など、この作品でしか見られない武装も多数あるほか、サイバスター用の防具として「ハイブリッドシールド」が登場した。また「ディスカッター霞斬り」も長らくこの作品のみの武装だったが、『OG2』で「ディスカッター」での連続攻撃時の台詞として登場した。 αシリーズ - 『α』・『α外伝』に登場。特殊能力に「精霊憑依」が追加されたが、地上世界が舞台ということで、効果は簡易なものにとどまる。マサキがサイバスターの操者になった直後に地上世界に出た際に、地球連邦軍機と接触。エアロゲイター(異星人)の機体として誤認され、5番目に確認された機体を表すAGX-05として登録される。ラングラン王都壊滅後に再び地上世界に上がるが、プラーナコンバーターが損傷し、当初はサイフラッシュやコスモノヴァが使用不可能となるが、前記の精霊憑依の習得イベント以後使用可能となる。バルマー戦役後(『α外伝』)はラングランでオーバーホールを行っており、完了後は地上に先行したマサキに贈り届けるために、他の仲間が地上に運んでくる。敵に襲われた際にセニアが乗り込むが戦闘は不可能。また、地上では本来の性能がフルに引き出せないらしく、「ディスカッター乱舞の太刀」は、その後のウェンディとセニアによるプラーナコンバーターの改修で本来の性能に近いレベルにまで出力アップがなされて以降装備される。 OGシリーズ - 全作品に登場。『αシリーズ』同様にマサキがサイバスターのテストで地上に上がった際、連邦軍極東支部所属の機体と接触(SRXチームのリュウセイ・ダテはこの際にサイバスターを目撃したことがCDドラマの台詞からわかる)、AGX-05として登録される。ラングランの王都崩壊後、シュウを追って南極事件前に南極近海で発見され、その後DC戦争中にハガネに合流し、アイドネウス島の決戦まで参加。またL5戦役・インスペクター戦などにも参加し、高い機動性から偵察や囮・切り込み役といった役目をヴァルシオーネなどと共に担った。この機体に地上で初めて接触した人間は『αシリーズ』同様イルムである。なお、単独での出撃は滅多に許可されないが、これはパイロットのマサキが方向音痴で母艦に帰還できないことがあるためである。リュウセイ編ではエアロゲイターに複製されたサイバスターが登場。しかしコスモノヴァは搭載されていない(『OGs』では搭載された)。 魔装機神 - LOE第1章途中からマサキの搭乗機体となる。フル改造ボーナスの移動力増加量が3と他の機体に比べて多い。『ROE』では物語途中で、戦いに迷いを抱いたマサキを拒むが、精霊界での修行で再びマサキと共感し、ポゼッションを自在に扱えるようになる。 スーパーロボット大戦Operation Extend - 『POJ』の発売を記念して、有料ダウンロードコンテンツとして、マサキとともに登場。 スーパーロボット大戦 - HDリメイク版のみ登場。 Another Century's Episode:R - 「スパロボOG」と「クロスボーン・ガンダム」ルートの第2章途中から登場。『OG外伝』終了後、ラ・ギアスへのゲートを作り出す際、彼は謎の黒い球体を吸い込んで、異世界「惑星エリア」に転移する。その後、同事件に巻き込まれリュウセイ、キョウスケ、クロスボーン・バンガードに合流し、「惑星エリア」の住人であるオータム・フォーと接触。全てが終わった後にようやくラ・ギアスに帰還、物語は『第2次OG』へと続くのであった。このゲームのシステム上、パイロット・機体共に強化すれば、最終的にはコスモノヴァを含む全ての攻撃を数秒毎に弾数無制限で放てるようになる。 真・魔装機神 - ア・ゼルスの魔装機は、異世界から落ちて来た神の腕とよばれるオーパーツの技術を解析して作られている。その神の腕はサイバスターの腕に酷似しており、ウェンディの物と思われる名前が刻まれている。
※この「サイバスター」の解説は、「魔装機神シリーズの登場兵器」の解説の一部です。
「サイバスター」を含む「魔装機神シリーズの登場兵器」の記事については、「魔装機神シリーズの登場兵器」の概要を参照ください。
- サイバスターのページへのリンク