クロスボーン・バンガード(新生)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:56 UTC 版)
「ブッホ・コンツェルン」の記事における「クロスボーン・バンガード(新生)」の解説
木星帝国強襲作戦「鋼鉄の7人」の17年後、奪われた宇宙細菌『エンジェル・コール』への対応を目的として地球に派遣された特殊部隊『蛇の足(セルビエンテ・タコーン)』が別名として名乗った組織名。その行動が木星圏にとっての利益を損なう反逆行為と認識されかねないため、その存在を極力隠し、あえて反逆者の仮面をかぶるため、木星共和国ユピテル財団当主テテニス・ドゥガチの判断で、「クロスボーン・バンガード」を名乗ることになった。隊長はかつてのクロスボーン・バンガードを知るカーティス・ロスコで、本人は「新生クロスボーン・バンガード」と称した。 表向きは宇宙海賊でありユピテル財団は関与しない集団だが、実質は木星共和国に属する組織であり、またかつてのクロスボーン・バンガードとの直接的な関係も無いが、隊長のカーティスの人脈があり、以前のクロスボーン・バンガードであったブラックロー運送の協力も取り付けている。そのエンブレムは『蛇の足』の名に因み、どくろの周りに足を持った2匹の蛇がいる、というものになっている。 なお、『蛇の足』という名称は「(本来ヘビに足は無いので)存在しないもの」という意味合いで、表面上は存在していない部隊という事を示している。 主な関係者 カーティス・ロスコ(トビア・アロナクス) ベルナデット・ドゥガチ フォント・ボー 主な所有兵器 XM-X0 クロスボーン・ガンダムX-0XM-X0 クロスボーン・ガンダムX-0フルクロス JMS-06 ドク・オック MS-06F ザクII(グランパ) EMS-TC02 ファントムXM-XX ゴーストガンダム EMS-TC04 デスフィズEMS-TC04改 デスフィズ・モール 林檎の花(マンサーナ・フロール)(母艦)
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クロスボーン・バンガード(プリクエル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:48 UTC 版)
「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事における「クロスボーン・バンガード(プリクエル)」の解説
クラウス・ネイザー ザビーネ大隊(黒の戦隊)所属のMSパイロットで、デナン・ゲーに搭乗。 旧名はクラウス・ブラウン。少年期にザビーネやダリアとともに貨客船座礁事故に巻き込まれて両親を失い、ブッホ・コロニーの資本家と養子縁組する(詳細はザビーネ・シャル#貨客船座礁事故を参照)。 ダリア・タイラフェル ザビーネ大隊所属の女性MSパイロットで、デナン・ゲーに搭乗。強気な性格。 旧名はダリア・リチャード。クラウス同様、少女期に貨客船座礁事故に巻き込まれて両親を失い、クラウスとは別の資本家と養子縁組する。 ビョウン ザビーネ大隊所属のMSパイロットで、デナン・ゾンに搭乗。ベビーフェイスで、クラウスからは「心配性」と言われる。C・V入隊は鉄仮面の演説がおこなわれたあとである。 ユウリ・シモンズ ドレル大隊所属の女性MSパイロットで、デナン・ゲーに搭乗。C・Vの指揮官となるために連邦軍の士官学校に入学し、卒業後C・Vに入隊する。これはマイッツァーとカロッゾの意向によるものであり、C・Vの指揮官のほとんどが同様の経緯をたどっている(小説版によればザビーネも同様とされる)。 ロン、スタン ザビーネ大隊所属のMSパイロット。双子であり、つり目で前髪が長いが、それぞれ分け目が左右異なる。搭乗するデナン・ゾンも、ガズアルとガズエルのように肩アーマーや腕部兵装がそれぞれ左右逆になっている。名前ではなく「双子」と呼ばれることを嫌う。C・V入隊は鉄仮面の演説がおこなわれたあとである。
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クロスボーン・バンガード
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「スーパーガチャポンワールド SDガンダムX」の記事における「クロスボーン・バンガード」の解説
MSの種類が少ないがショットランサーの威力が小型ユニットの中では最強クラスで、クロスボーン・バンガード製では一番安いデナン・ゾンでさえガンダムクラスの性能を持つため、序盤・初期戦力が全勢力でも最も強い。ただし、クロスボーン・バンガード製の物は他の勢力より生産費用が突出して高い上、デナン系以外のMSは完成に全て2ターン以上かかるため、数を揃えづらく、物量戦が非常に苦手。 小型ユニット ザク・マリナー カプール デナン・ゾン デナン・ゲー ベルガ・ギロス ベルガ・ダラス ダギ・イルス ビギナ・ギナ 大型ユニット ラフレシア 艦船 ザムス・ナーダ ザムス・ギリ ザムス・ジェス ザムス・ガル
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クロスボーン・バンガード
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「ブッホ・コンツェルン」の記事における「クロスボーン・バンガード」の解説
ブッホ・コンツェルンの私設軍隊。コスモ・バビロニアの建国のための制圧、破壊活動を担う組織として設立された。 組織名は、中世の海賊旗に由来する「クロスボーン」に「尖兵」や「前衛」を意味する「バンガード」を組み合わせることで、「世直しを標榜し、実践する尖兵の軍隊」というようなニュアンスが込められている。一般市民の堕落とそれを是正しようともしない連邦政府の腐敗を正し、理想国家を実現するための尖兵として自らを規定し、コスモ・バビロニア建国の暁には解体し、人心の平安を守るための軍隊として再編されることが基本法に定められている。コスモ・バビロニア宣言以降はコスモ・バビロニアの国軍に移行した。 貴族主義に基づいて創設された軍隊であり、随所に古代の騎士を思わせる武器兵器や風習(巨大なビームフラッグを使って隊列を作るなど)が見られる。 ブッホ・コンツェルンが運営していた職業訓練校にそのルーツを持つ。ブッホ・コンツェルンの主事業であるジャンク業は、宇宙空間を漂流する様々な廃物の回収とその解体再生を中核としていた。それに伴う、時に遠方の僻地開発に耐えうる人材の育成の必要性から職業訓練校を運営していたが、これは同時に新時代を建設する実行力となる、優秀で旧来の思想に染まっていない若者たちを選抜する目的もあった。企業内で開発されたマシンの操縦訓練の枠を超えた軍事訓練が行われる一方、貴族主義思想の教育が行われ、やがて創設されるクロスボーン・バンガードの兵士としての鍛錬が秘密裏に行われていた。さらに、特に優秀な若者は連邦軍の士官学校にて正規の軍人教育を受けさせ、士官学校卒業者の義務である3年の連邦軍勤務も果たした上で帰還させた。給料と年金泥棒に堕している連邦軍人の退嬰を目の当たりにした若者達は、職業訓練校で教育された貴族主義思想をより強固なものとし、クロスボーン・バンガードの理想を体現する軍事指導者として育っていった。 学校の創設から始めて、全体的に質の高い兵力を揃える長期的な取り組みは奏功し、劇中でも当時の連邦軍将兵と比較して練度も士気も高く、コスモ・バビロニア建国時の戦闘では兵器の性能差と不意打ちの有利を差し引いても連邦軍を圧倒していた。コロニーを守るはずの連邦軍側は不思慮な攻撃により市民やコロニーにも被害を与え、戦闘地域を市街地などへ無闇に拡大し、果ては守るべき避難民達を盾にする所業に及ぶ体たらくは、指揮の徹底や迅速な命令遂行を為し、コロニーへの被害防止のため火器の使用を制限したクロスボーン将兵とはあまりに対照的だった。 増えすぎた地球圏の人口削減をも組織の目的とするが、鉄仮面やジレ・クリューガーのように手段を選ばない大量虐殺をすることを躊躇わない者もいれば、それに反発する者もいる。例えばザビーネ・シャルは鉄仮面の方針は快く思っておらず、バグによる大量虐殺を知った際には、計画を実行していた1人であるジレを射殺している。これは、マイッツァーの理想である人類と地球環境の未来永劫にわたる存続のためには、惰眠をむさぼる人間を消去する必要がある――鉄仮面自身も劇中で「人類の10分の9を抹殺しろと命令されれば…」と口にしたように、義父の意図を曲解した彼は、強化人間となり機械による人類粛清(ラフレシア・プロジェクト)を、マイッツァーにすら秘密にしてごく一部のメンバーでのみ企図したためである。 以上のように、総帥であるマイッツァーと軍最高権力者であるカロッゾの間にさえ方針の剥離があり、決して一枚岩の組織ではない。
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クロスボーン・バンガード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 01:10 UTC 版)
「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事における「クロスボーン・バンガード」の解説
本項ではロナ家を除くクロスボーン・バンガードの隊員、および関係者を挙げる。 以下の人物の詳細はリンク先を参照。 ザビーネ・シャル
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