ザク・マリナーとは? わかりやすく解説

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ザク・マリナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 02:46 UTC 版)

ザク・マリンタイプ」の記事における「ザク・マリナー」の解説

テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』小説及びOVA『機動戦士ガンダムUC』登場一年戦争終結後地球連邦軍が旧ジオン公国軍から接収し運用されていたザク・マリンタイプ(M-1型とする説もある)を発展・改良させ、連邦ジャブロー工廠にて生産した機体耐圧性実験過程から全身ボディパーツ外装)を新造のものに置き換えていたザク・マリンタイプマリン・ハイザック)とは異なり、ハイドロジェットパックなどの水中装備を半アタッチメント化している。機体そのもの接収した既存ザクII外装流用しているのが特徴で、これにより生産性は向上。整備性運用面においても扱いやすい機体となっている。この機体第一次ネオ・ジオン抗争時、ネオ・ジオン地球連邦本部のあるダカール制圧した際に接収され、再びジオン側の機体として使用されることになった当時ネオ・ジオン側にはカプール新規に開発されていたが、兵士らは海のない宇宙作られカプールよりも地球製のザク・マリナーの方を信頼性が高いと考え好んで使用していた。 バリエーションとして、アニメでは一般用指揮官用の2種放映当時発売されプラモデル取扱説明書掲載のシュノーケルカメラ装備型の計3種存在している。一般型は額にロッドアンテナ指揮官用はブレードアンテナを装備。シュノーケルカメラ仕様一般用ベース左側頭部潜望鏡タイプ有線カメラ装備したもので、潜水時に海上へとカメラ伸ばし周囲上空偵察を行うことが可能。 脚部ハイドロジェット陸上使用時には外すことができる。また、バックパック換装が可能となっており、一般的なタイプの他に、水上航行を可能とする可変式推進器を2基備えたタイプのものが存在する。このバックパック腕部マグネット・ハーケンも、脚部ハイドロジェット同様にパイロット任意で除装可能とする資料もある。この水中装備陸上使用時外せシステムは、ゼー・ズールにも使用されている。 武装肩部(3×2)&背部(8)サブロック(ミサイル)ランチャー、他機による曳航敵機位置探査用い左腕部マグネット・ハーケンといった固定装備の他に、専用のサブロック・ガン(「スプレー・ミサイル・ガン」とも呼ばれる)を携帯するダカール周辺ではザク・マリンタイプ同型のサブロック・ガンを持った機体登場し劇中では主にこちらが活躍している。書籍機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス』では、ディザート・ザク3連ミサイルポッド小型シールド右腕装備した機体描かれている。 『ΖΖ』劇中では、シーンによってはザクIのようにモノアイ・レールの正面にプロテクティブ・ビームが描かれている。 MSV機体混同された例があり、ゲーム機動戦士ガンダム ギレンの野望』(セガサターン版)や『Mobile Suit GUNDAM MSVS』では、「ザクマリンタイプ」の外見がザク・マリナーのものになっている劇中での活躍 『ΖΖ』第24話登場アフリカ沿岸洞穴拠点とするジオン軍残党小隊によって運用される。5機のうち4機に隊長エインビーツ、そして現地徴用した漁師搭乗しタマン搭乗するカプールとともに海中からアーガマ接近し攻撃仕掛けようとするが、直前ΖΖガンダム阻まれる。漁師機体敵前逃亡として隊長機撃破され、隊長機ΖΖガンダム撃破される。エイン機とビーツ機は撤退し拠点帰投するが、カプール特攻により拠点ごと破壊される小説ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』ではグリプス戦役前半連邦軍からカラバ流出した機体登場しジオン残党から合流したメンバーによって運用され大きな戦果上げる。この時点では新型機とされていた。 アニメ『機動戦士ガンダムUC』では、トリントン湾岸基地襲撃に2機が参加小説版によれば、これらはニューギニア潜伏していたジオン軍残党シンブ根拠地隊」の機体とされる海上からのミサイル攻撃によって連邦軍動き牽制しジオン残党軍の上陸を成功させる。しかし上陸後、1機は倉庫内からの攻撃撃破される。漫画機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』での描写によると、この攻撃未完成バイアラン・カスタム2号機よるものとされる。もう1機はバイアラン・カスタム1号機メガ粒子砲を受けるが、撃破されたかは不明デザイン 当初設定ではネオ・ジオン宇宙から持ち込んだ機体とされ、ザクIII水陸両用型にしたもの(この時点でのザクIIIデザイン未決定)と考えられていた。 本機初期デザイン近藤和久小田雅弘あさのまさひこによってそれぞれ異なデザイン提示されたが、『ΖΖ』監督富野由悠季より「むしろ、ザクらしいフォルムを」との指示があり、あさのがザクIIとほぼ変わらないデザイン経て提出したデザイン小田クリーンアップ明貴美加脛部ユニット追加して決定稿となった。名前はアメコミヒーローの「サブマリナー」からとられたという。放送当時プラモデル高機動型ザクII金型流用している[要出典]。

※この「ザク・マリナー」の解説は、「ザク・マリンタイプ」の解説の一部です。
「ザク・マリナー」を含む「ザク・マリンタイプ」の記事については、「ザク・マリンタイプ」の概要を参照ください。

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