ザクIとは? わかりやすく解説

ザクI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 06:54 UTC 版)

ザクI (ザク・ワン、ZAKU I)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1979年に放送されたテレビアニメ機動戦士ガンダム』。旧型ザク、または旧ザクとも呼ばれる(名称については後述)。


注釈

  1. ^ ジオン公国軍はアナハイム・エレクトロニクスの協力によってMS開発を開始したとする資料もある[6]
  2. ^ OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話の劇中では、この決定にはジオニック社の政治的な働きもあったとの主張が台詞として語られている。
  3. ^ 一年戦争開戦時に配備されているザクIの数を820機としている資料もある[17]
  4. ^ のちのザク・マシンガン(ザクII用)では、ドラム・マガジンが上部に水平に配置されている。
  5. ^ OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』第1話では、ザクII J型が「Sマイン」という名称の同様の兵器を使用している。
  6. ^ ザクIIのシールドにハンドルとスパイクを増設し、手持ち装備にしたとする資料もある[24]
  7. ^ 特殊部隊の戦果であるため、公式記録としてカウントされていない。
  8. ^ スペック表ではプロトタイプザクと同じZAS-X7となっているが、作中の反応炉にはZAS-MI8と記されている(ザクIに搭載されたのがZAS-MI8B)。
  9. ^ 「教導機動大隊の特別演習」は『マスターグレード MS-05B ザクI 黒い三連星仕様』の取扱説明書が初出。
  10. ^ MSV』での設定。
  11. ^ 本作の冒頭に「EPISODE・1 U.C.0015~U.C.0080」とある。
  12. ^ サブ・アームの位置は漫画版ではバックパックの下面、OVA版では上面(ザクIIのものと同型)になっている。

出典

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  3. ^ 『アニメック16号 機動戦士ガンダム大事典』ラポート、1981年3月、103頁。
  4. ^ a b c d e 『ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、34-37頁。ISBN 4-87777-028-3
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  6. ^ a b c 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、36-39頁。ISBN 4-89189-006-1
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  8. ^ 機動戦士ガンダム公式Web | MECHA
  9. ^ a b c d e f 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、52-53頁。ISBN 4-89189-006-1
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  14. ^ 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション(2) ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年4月30日、2006年7月(復刻版)、180頁。ISBN 978-4063721768
  15. ^ 漫画『Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War』より。
  16. ^ a b c d 『マスターグレードモデル 1/100 MS-05B「ザクI」』付属説明書、バンダイ、1999年5月、2-4頁。
  17. ^ a b 『ENTERTAINMENT BIBLE .39 機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑 1年戦争全記録』バンダイ、1991年2月、33頁。ISBN 4-89189-177-7
  18. ^ a b c d e 機動戦士ガンダム第08MS小隊WEB「MS-ジオン軍-ザクI」
  19. ^ a b c d e f g 『マスターグレードモデル 1/100 MS-05B「ザクI」』付属説明書、バンダイ、1999年5月、13頁。
  20. ^ a b c d e f g UC ARMS GALLERY01-2 2005.
  21. ^ a b 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション1 ザク編』講談社、1984年4月2日、2006年7月(復刻版)、69頁。ISBN 978-4063721751
  22. ^ 『ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、45頁。ISBN 4-87777-028-3
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  26. ^ 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 オフィシャルアーカイブス』一迅社、2014年1月、52頁。(ISBN 978-4758013499)
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  28. ^ a b 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 オフィシャルアーカイブス』一迅社、2014年1月、46頁。(ISBN 978-4758013499)
  29. ^ File:Mitrailleuse_mle_31.jpg
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  34. ^ a b 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック1』バンダイ、1983年3月、1頁。
  35. ^ 岡崎昭行『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編 I]』角川書店、2010年4月26日、21頁。ISBN 978-4-04-715445-2 
  36. ^ 『機動戦士ガンダム モビルスーツ開発秘録』竹書房、2009年7月2日、49頁。ISBN 978-4-8124-3869-5 
  37. ^ a b c d プラモデル『1/144 MS-06FザクII マインレイヤー』解説書、バンダイ、1984年3月。
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  43. ^ a b c d e f 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション1 ザク編』講談社、1984年4月、74頁。
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  45. ^ 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック1』バンダイ、1983年、1頁。
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  72. ^ 『アニメーション「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」キャラクター&メカニカルワークス 上巻』KADOKAWA、2018年3月、79頁。
  73. ^ 太田垣康男『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第1巻、第4話。
  74. ^ 『HG1/144 ザクI“旧ザク”(ガンダム サンダーボルト版)』ボックスアート。
  75. ^ OVA『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第2話。
  76. ^ OVA『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第4話。
  77. ^ 『HG1/144 ザクI“旧ザク”(ガンダム サンダーボルト版)』説明書では、従来の設定通り試作量産機をA型、実戦に投入された機体をB型としている。



ザクI(試作型)

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「ザクI」の記事における「ザクI(試作型)」の解説

漫画機動戦士ガンダム MS IGLOO 603』に登場型式番号:YMS-05)。「試作型」は便宜上の名称で、本作およびOVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』台詞のみ登場)でも単に「ザクI」と呼ばれるヅダMS制式採用試験競った機体で、2機が参加している。後述のA, B型外観上の差はなく、左肩のアーマーに「YMS-05 」と記されている。モノクロでしか確認できないが、全身一色塗られていたようである。なお、漫画虹霓シン・マツナガ』では、このときのパイロット一人エリオット・レム少佐当時とされる

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ザクI(初期生産型)

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「ザクI」の記事における「ザクI(初期生産型)」の解説

モビルスーツバリエーションMSV)』で設定された。前期生産型とも呼ばれる型式番号:MS-05A)。 27機が生産され、これらにより教導機動大隊編成されている。パイロット養成戦闘技術研究おこなわれMSによる基本的な戦法確立している。同隊はキシリア・ザビ大佐当時)によって指揮されシャア・アズナブル在籍している。ただし同大隊の設立時期B型ロールアウト後であるとも言われる

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ザクI(後期生産型)

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「ザクI」の記事における「ザクI(後期生産型)」の解説

A型とともにMSV』で設定された。実戦型とも呼ばれ一般的に「ザクI」と呼ばれる機体はこのタイプである(型式番号:MS-05B)。 A型実働データをもとに各部改修したタイプコックピット装甲材質などが改善されている。外観変更はないが、胸部装甲が完全な曲面のものに変更されているとも言われるザクII量産開始までに793機が生産されている。 A型構成されと言われる教導機動大隊において、後に「黒い三連星」と呼ばれる第2中隊D小隊機体B型であるとされるカラーリングはダーク・シー・ブルーとされるが、ライト・グレーと黒の塗り分けとする資料もある。 設定変遷 A型およびB型ロールアウト、および教導機動大隊の編成時期については、設定錯綜している。書籍ガンダムセンチュリー』(1981年発行)では「試作型」が宇宙世紀0075年8月完成、0076年5月に「初期生産型27からなる史上初のMS実戦部隊編成されたとある。ただし同書では一年戦争開戦007911月1日とされるなど、現在の宇宙世紀年表時系列異なる。 『MSV』(19831984年)で初めてA, B型設定されるも、ロールアウト時期記載されていない。しかし教導機動大隊の編成を0076年5月としており、『ガンダムセンチュリー』の設定継承しつつ発展させている。なおMSV設定では一年戦争終戦00801月26日とされるなど、まだ現在の時系列異なる。 EBシリーズ1989年~)で現在も使用される宇宙世紀年表設定され、「試作型」のロールアウトが0074年2月、「実戦型」は0075年5月改め設定された。また教導機動大隊設立B型以降の0075年11月とされ、MSV設定異なる。 プラモデルマスターグレード』の解説書では、A型ロールアウトEB設定と同様0074年2月であるが、B型翌年ではなく同年5月とされ、さらに教導機動大隊設立MSV設定と同じ0076年5月とされた。これらの設定は『HGUC』の解説書にも引き継がれている。 書籍GUNDAM OFFICIALS』(2001年)では、A型ロールアウトこれまで同様0074年2月であるが、翌年7月量産決定8月実戦1号機ロールアウトとされた。量産決定時期は「定説になっているとされるものの出典不明である。また教導機動大隊設立は0075年11月EB設定採用している。 ザクIの彩色画稿2種類存在する。ひとつは設定画に彩色施したもの(胸が青)、もうひとつ設定画とややプロポーション異なり、105mmマシンガン携行しているもの(胸が黒)である。『MSバリエーション・ハンドブック1』(1983年)や『モビルスーツバリエーション2 ジオン軍MS・MA編』(1984年)では胸が黒い画稿A型としており、B型画稿は他の『MSV関連資料でも掲載されていない(ただしB型外観A型変わらないとの文字設定がある)。『Ζガンダム10倍楽しむ本』(1985年)では胸が青い画稿A型、黒い画稿B型としており、これは『MSV コレクションファイル』(19992000年)でも踏襲された。『GUNDAM OFFICIALS』(2001年)では胸が黒い画稿A型設定画をB型とした。 パーソナルカスタム機 トップOVA機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場トップ小隊隊長トップ搭乗する現地改修機。スパイク除去したザクII用のショルダーアーマーを左肩に装備し各所にも地上戦闘に適した改良施されている。基本的な武器仕様はほかの隊長機変わらないが、Sマインランチャー装備しているなどより対歩兵意識した兵装が目立つ。シロー・アマダ発射したロケットランチャーコクピット破壊され機能停止するランバ・ラル専用機 書籍機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』が初出で、ランバ・ラル開戦当初乗っていたとされる文字設定のみであるが、塗装は青とされるその後機動戦士ガンダム ギレンの野望』のゲーム中のムービーおよびユニットとして登場したが、それぞれ塗り分け仕様異なっている。ユニット塗装は青を基調とするが、仕様量産機変わらないムービーでは両肩アーマー装備し胸部のデザインは『08小隊』版を踏襲塗装は青を基調とするが胴体グレー寄り塗られている。マスターグレードではムービー版でプラモデル化された。また、アクションフィギュアZEONOGRAPHY』でもムービー版の仕様立体化されたが、塗装はほぼグフ踏襲している。 宇宙世紀0078年12月生産されバージョンをもとに、局地戦MS開発並行して開発され陸戦デバイスなどが試験的に装備されている。さらに、受領当たってパイロットとなるラル少尉当時)の意見取り入れ、おもに前線での使用考慮した防塵メンテナンス機能強化されている。これにより多少戦闘能力低下見られるが、総合的な戦力向上している。 一週間戦争終盤00791月8日サイド1工業コロニー立てこもる連邦駐留軍対しゲリラ戦によって施設無傷制圧する。これによりラル評価はますます高まりドズル・ザビ戦場視察名目で同コロニー戦勝パレード開催しラル戦功たたえたといわれるその後ルウム戦役経て地球侵攻作戦参加ラルグフ乗り換えるまでに良好な戦績挙げている。当初はザクI用のマシンガン携行するが、のちにザクII用のものに持ち替え愛用している。ドズル・ザビ専用ザクII同型大型ヒート・ホーク (Type L2) も使用しているが、これはドズル参考にしたという噂もある。また、地球侵攻作戦終了後戦勝パレードではパーソナル・エンブレムが左肩アーマー描かれているが、戦闘の際にはふたたび青く塗り直されている。 漫画『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』では、ラルレビル将軍脱走許したことを不問とされる替わりシン・マツナガとともに一時的に突撃機動軍転属となり、2月に月のグラナダ基地配属されるが、ここでも本機に搭乗している。 黒い三連星専用機 ゲーム機動戦士ガンダム ギレンの野望』が初出黒い三連星がのちに搭乗する高機動型ザクII同様のブラックパープルグレーの3色に塗装されている。ゲーム中では、地球侵攻作戦でこの機体搭乗したとされている。プラモデルマスターグレード MS-05B ザクI 黒い三連星仕様』の取扱説明書では、のちの黒い三連星開戦以前より愛機としていた機体を、開戦後00793月教導機動大隊特別演習レストアして再塗装した機体とされる演習最中連邦軍偵察部隊遭遇し、これを撃破する黒い三連星機体は短い期間にダークグレー、ダークシーブルーなどの数回カラーリング変更確認でき、彼らはMS-05BのあとにMS-06C、MS-06S、MS-06R-1Aと機体乗り換えるが、ブラックパープルグレーの3色になったのはMS-06Sからである。 エリク・ブランケ専用機 ゲーム機動戦士ガンダム戦記』に登場。「インビジブル・ナイツ」隊長エリク・ブランケ少佐搭乗する機体紫のカラーリングで、左肩にザクIIスパイクアーマーがついており、グフヒートサーベル装備している。イフリート・ナハトの奪還作戦で、エリクがイフリート・ナハトの奪取成功に伴い機体放棄されるゲームSDガンダム GGENERATION GENESIS』のシナリオ機動戦士ガンダム戦記 BATTLEFIELD RECORD U.C. 0081」では、イフリート・ナハトの奪取成功後、ヒルデ・ニーチェに譲られるグリーンバーガー専用機 漫画虹霓シン・マツナガ』に登場一年戦争緒戦シン・マツナガマイヤーの上官となるグリーンバーガー中尉搭乗する機体頭部にブレード・アンテナを装備しており、モノクロでしか確認できない一般塗装とは塗り分け異なる。ルウム戦役ジャバウォック隊のセイバーフィッシュ背中から攻撃を受け、満身創痍の状態でサラミス級特攻するも撃墜される。

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ザクI(Q型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:09 UTC 版)

「ザクI」の記事における「ザクI(Q型)」の解説

メカニックデザイン企画MSV-R』に登場。名称は単に「ザクI」と呼ばれる旧式となったザクIをレトロフィットした機体。MS-05Bをベース熱核反応炉換装し、頭部動力パイプ追加、肩のアーマー両肩装備されている。宇宙世紀0078年に製造制式採用され第1期改修計画では162機、一年戦争末期再開され30足らずのMS-05Bが改修されている。性能向上と規格共通化によりザクIIとほぼ同様の武装使用可能となり、最前線部隊優先的に配備されている。 パーソナルカスタム機 ノリス・パッカード専用機MSV-R』に登場。拳にスパイク装着した機体はノリス・パッカード少佐当時)の専用機と言われ銃身上部小型の盾を追加したザク・マシンガン携行している。MS-05Bから本機乗り継ぎ輸送艦攻撃作戦十数参加地球降りるまでザクII乗ることはほとんどなかったという。カラーリングは紫、赤、ダーク・グレーの塗り分け漫画MSV-R 虹霓シン・マツナガ』では一年戦争末期ノリス機と同仕様機体1コマのみ登場する時期的にノリス戦死した後であり、パイロット不明

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ザクI(S型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:09 UTC 版)

「ザクI」の記事における「ザクI(S型)」の解説

書籍機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』で、ギャビー・ハザード最初に搭乗する機体は「(MS-)05S」とされる。またゲームジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に登場するゲラート・シュマイザー専用機もMS-05SとされるB型からの変更点など詳細不明である。また、OVA版機動戦士ガンダム THE ORIGIN』にも別のMS-05Sが登場する後述)。 パーソナルカスタム機 ゲラート・シュマイザー専用機ジオニックフロント』に登場闇夜のフェンリル隊隊長ゲラート・シュマイザー少佐搭乗する機体。独自のセンサー導入したMS戦術とともに視神経戦傷後遺症抱えたシュマイザー用に音響センサー増設しカスタム機塗装ザクII同様の塗り分けだが、緑色一段薄い。頭部にブレード・アンテナ、両肩ショルダー・アーマー装着するスモークなどによって敵を欺きガンダム6号機撃破するグフヒート・サーベルシールド装備し火器ドム・トローペンのラケーテン・バズなどを携行する小説版では肩にバズーカ砲固定装備として搭載している。

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ザクI(作業装備)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:09 UTC 版)

「ザクI」の記事における「ザクI(作業装備)」の解説

玩具機動戦士ガンダム ロウバストシルエットコレクション』に登場

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ザクI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:00 UTC 版)

機動戦士ガンダムALIVE」の記事における「ザクI」の解説

エピソード0」のみに登場。既に破壊された状態での登場だった。

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ザクI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:02 UTC 版)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「ザクI」の解説

スミス海戦い」ではシャア・アズナブル黒い三連星搭乗した。MS-05としてルウム戦役投入される原典アニメ版では「旧ザク」の通称知られる『ORIGIN』漫画劇中ではガデム使用した

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