ガンダリウム合金
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ガンダリウム合金(ガンダリウムごうきん)は、「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀および未来世紀、アフターウォーを舞台とする作品に登場する架空の物質。おもにモビルスーツ (MS) などの装甲材として用いられる。
注釈
- ^ 同書には「超鋼合金属ルナ・チタニウム」と記述されていたが、1989年のOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』以降の設定ではその呼称は使われていない。
- ^ ガンダリウム合金そのものが小型核融合炉のための新素材として開発されたとする資料もある[4]。
- ^ なお、グフ・カスタムおよびグフ・フライトタイプの装甲材がルナ・チタニウムであるという記述が1/144プラモデル説明書にあるが[9][10]、のちにHGUC版で超硬スチール合金に修正されている[11]。
- ^ デザイン担当のことぶきつかさによれば、『U.C. ENGAGE』は "UC NEXT 0100" の一環であり、オリジナル部分の物語に関しては宇宙世紀の正史扱いとなるとしている[12]。
- ^ ただし、理由は同様ながら、ネモはガンダリウムαを使用したとする資料もみられる[19]。
- ^ ただし、『MISSION ΖΖ』では、ハーピュレイはチタン・セラミック複合材に改められている[21]。
- ^ アクシズから技術協力を打診され、入手したとする資料もみられる[23]。
- ^ 一方、ティターンズに引き渡されたマラサイにはガンダリウム・アルファ系合金を使用していたとする資料もみられる[22]。
- ^ しかしながら、後続の書籍においてはエプシィガンダムの装甲はガンダリウム・ガンマに改められており、エプシロンも「ブロッサム」用に開発中の段階であるとしている[25]。
- ^ 同時期に登場するリゲルグを「チタニウム・コンポジット」とした資料もみられる[27]。
- ^ ルナチタニウムを主成分とする軽量かつ高剛性と高展性を併せ持つ素材の中の、主に慣性(重力)制御機関に使用される素材を、ディマリウム系合金として区別する。このディマリウム合金は未来世紀における技術発展の基本となり、コロニーの宇宙空間への展開、航空/航宙機などにも利用されている[37]。
- ^ 慣性制御機関に使用される第三類融合ディマリウム精製の過程で偶然発見された[38]。
- ^ 第二次カオス戦争を契機としたMS開発戦争によってガンダリウム合金製MSの性能が飛躍的向上を果たしてきたことから、いつしか高性能なMSをガンダムと呼び慣らすようになった[38]。
出典
- ^ 『機動戦士ガンダム記録全集』日本サンライズ、1979年12月、134頁。
- ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.1 一年戦争編』バンダイ、1989年2月、46頁。(ISBN 978-4891890063)
- ^ a b c d e 『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099』エンターブレイン、2004年1月、54-57頁。ISBN 4-7577-1663-X。
- ^ 『B-CLUB SPECIAL 機動戦士ガンダムF91 オフィシャルエディション』バンダイ、1991年5月、59頁。ISBN 4-89189-155-6。
- ^ 『講談社ポケット百科シリーズ 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション (3) 連邦軍編』講談社、1984年、2006年7月(復刻版)、74頁。(ISBN 978-4063721775)
- ^ 『講談社ポケット百科シリーズ ロボット大全集[1]機動戦士ガンダム』(講談社・1981)[要ページ番号]。
- ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2』SBクリエイティブ 126-127ページ
- ^ 『1/144 ケンプファー』バンダイ、1989年7月、組立説明書。
- ^ 『HG 1/144 グフカスタム』バンダイ、1998年6月、組立説明書。
- ^ 『HG 1/144 グフ・フライトタイプ』バンダイ、1998年7月、組立説明書。
- ^ 『HGUC 1/144 グフカスタム』バンダイ、2010年11月、組立説明書。
- ^ ガンダムエース02 2022, p. 527, 「《ことぶきつかさ》の出来るまで」第54回.
- ^ 『1/144 フルカラーモデル ガンダム』バンダイ、1988年9月、組立説明書。
- ^ a b c d e 『データコレクション 機動戦士Ζガンダム 下巻』角川書店、1997年6月、50-52頁。(ISBN 978-4073065326)
- ^ ロボット魂MS開発秘録ガンダム 2022.
- ^ a b 『HGUC 1/144 リック・ディアス』バンダイ、2002年6月、組立説明書。
- ^ a b c 『機動戦士ガンダムΖΖ&Ζ 保存版設定資料集』バンダイ、1986年6月、33頁。ISBN 4-89189-373-7
- ^ a b 『ガンダムMSヒストリカvol.4』講談社、2010年8月、30頁。(ISBN 978-4063700824)
- ^ a b 『ガンダムMSヒストリカ Vol.3』講談社、2010年7月24日、32頁。ISBN 978-4-06-370080-0。
- ^ 『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』大日本絵画、1988年、95頁。ISBN 978-4-499-20525-2。
- ^ 『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』大日本絵画、1987年2月25日、20頁。ISBN 4-499-20526-3
- ^ a b 『1/144 ネモ』バンダイ、1985年8月、組立説明書。
- ^ a b 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編』バンダイ、1989年3月、38頁。(ISBN 978-4891890186)
- ^ 『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』大日本絵画、1986年3月、1988年12月(新装版)、29頁。(ISBN 978-4499205252)
- ^ 『ガンダムウォーズII ミッションダブルゼータ/パーフェクトモデリングマニュアル』大日本絵画、1987年2月、18-20頁。(ISBN 978-4499205269)
- ^ プラモデル『1/144 AMX-014 ドーベン・ウルフ』付属説明書、バンダイ、1986年11月。
- ^ 『データコレクション 機動戦士ガンダムΖΖダブルゼータ』角川書店、1997年12月、46頁。(ISBN 978-4073075721)
- ^ 『モデルグラフィックス スペシャルエディション ガンダム・センチネル』大日本絵画、1989年9月、81-83頁。ISBN 4-499-20530-1
- ^ 『モデルグラフィックス スペシャルエディション ガンダム・センチネル』大日本絵画、1989年9月、93頁。ISBN 4-499-20530-1
- ^ 『モデルグラフィックス スペシャルエディション ガンダム・センチネル』大日本絵画、1989年9月、122頁。ISBN 4-499-20530-1
- ^ 『モデルグラフィックス スペシャルエディション ガンダム・センチネル』大日本絵画、1989年9月、73頁。ISBN 4-499-20530-1
- ^ 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、87頁、ISBN 978-4063757958。
- ^ 『1/100 ガンダムF91』 バンダイ、1991年3月、組立説明書。
- ^ 『HGUC 1/144 クロスポーンガンダムX1』バンダイ、2014年11月、組立説明書。
- ^ 『HG 1/100ヴィクトリーガンダム』バンダイ、1993年4月、組立説明書。
- ^ a b c 『機動武闘伝Gガンダム大図鑑』メディアワークス、1995年7月、38-43頁、および62-63頁。ISBN 978-4073031666
- ^ a b c 『MS SAGA No.8』メディアワークス、1995年4月、62-63頁。ISBN 4-07-302787-5
- ^ a b 『MS SAGA No.8』メディアワークス、1995年4月、60-61頁。ISBN 4-07-302787-5
- ^ 『機動新世紀ガンダムX〜UNDER THE MOONLIGHT〜』1巻 172頁。アフター・ウォー用語辞典。
- ^ 『機動戦士ガンダム MS大全集2015』メディアワークス、2015年6月発売、447-450頁。(ISBN 978-4048650960)
- ^ 『HG 1/100 ジーファルコンユニットガンダムダブルエックス』バンダイ、1996年11月、組立説明書。
- 1 ガンダリウム合金とは
- 2 ガンダリウム合金の概要
- 3 アフターウォーにおけるルナチタニウム合金
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