ガンダムMk-IIとは? わかりやすく解説

ガンダムMk-II

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 01:25 UTC 版)

ガンダムMk-II(ガンダム・マーク・ツー、GUNDAM Mk-II)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1985年に放送されたテレビアニメ機動戦士Ζガンダム』。


注釈

  1. ^ 書籍媒体などではエゥーゴが3機を強奪した旨の表現で記されることもあるが[1]、エゥーゴが強奪したのは2機のみでそれらはすぐティターンズに引き渡されており強奪は失敗している。最終的にエゥーゴが3機を入手できたのはティターンズ内部の造反によるものであり、エゥーゴが強奪したわけではない。
  2. ^ 放送前年の模型見本市でも、新商材であるΖガンダムをアピールするため、この準備稿をベースとしたフルスクラッチモデルが参考出品という形で展示された。
  3. ^ 藤田が本機のデザインに参加した段階で大河原も永野もすでに現場を離れていたため、彼らの描いた絵が残されているだけの状態で打ち合わせなどはできず、そのアイデアなどは生かせなかったという。
  4. ^ 『ガンダムMSグラフィカ』のスペック表(英文)では"TITANIUM ALLOY CERAMIC COMPOSITE (LUNA TITANIUM ALLOY)"と表記されている。
  5. ^ プロトタイプサイコガンダム開発用に別途製作され、ムラサメ研究所に提供された機体の存在も一部資料に見られる[12]
  6. ^ 機動武闘伝Gガンダム』「プロローグ・I 誕生編」(1994年4月1日放送)でマイケル富岡が読み上げたことで判明した。
  7. ^ 純粋な連邦系技術のみで作られたとする資料もみられる[15]。一方で、旧ジオン系の技術が数多く導入されているとした資料もみられる[9]
  8. ^ ただし、構造材にガンダリウムγが使用されていないことから厳密な意味での第2世代MSではなく、第1世代から第2世代への過渡期にある機体、または第1.5世代MSといえる。
  9. ^ 雑誌企画『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』では、バーザムの解説として「グリプスの主力機開発計画」という一節があるが、本機との関係は言及されていない。
  10. ^ これはRX-78に施されたマグネット・コーティング時の設定が継承されたためであるという。
  11. ^ テレビ版。劇場版ではフランクリンの奪ったリック・ディアスとの交戦で破壊されたものとなっている。
  12. ^ 武装についてもデータバンク内に存在したものをすべて再現し、さらには新たな追加オプションまでも開発して運用された[20]
  13. ^ 『マスターグレード』Mk-II、スーパーガンダム解説より。なお、『マスターグレード スーパーガンダム』記載の武装型式番号は誤って翌月発売の『マスターグレード ジム』に転載されている。
  14. ^ ハイフンを省略した例も見られる[27]
  15. ^ アムロ・レイを演じた声優古谷徹は、ティターンズ・カラーの本機をお気に入りのMSとして挙げている[要出典]
  16. ^ 腕部はエマ死亡前と異なり左腕があり、右腕は肩から下が失われている。
  17. ^ 「原作」でありながら実際の発表時期はアニメ放映開始より後になってしまっていたため、富野は自らを「無様」と述べている。
  18. ^ 「エプシィ」とは、ガンダリウムγガンマの改良合金「ガンダリウムεエプシロン」を使用したガンダムを意味する。
  19. ^ これらはGP計画が隠蔽されなかったというifの歴史に基づいたゲームオリジナル設定である。

出典

  1. ^ 一例として『電撃データコレクション THE BEST 機動戦士Ζガンダム大全』アスキー・メディアワークス、2009年2月25日、137頁。(ISBN978-4-04-867644-1)
  2. ^ a b c d e 『グレートメカニックG 2018 SUMMER』双葉社MOOK、2018年6月、20-25頁。ISBN 4575465097 
  3. ^ a b 『機動戦士Ζガンダム完全収録 学研ムック 特別復刻版 アニメディア編集部』学研パブリッシング、2010年、104-105頁。ISBN 978-4-056-06024-9 
  4. ^ a b 『機動戦士Ζガンダム メモリアルBOX(レーザーディスク)』1巻 付属ブックレット、7頁。
  5. ^ “劇場版『機動戦士Ζガンダム』三部作でメカ作監・仲盛文が富野由悠季総監督に直訴したことって?”. 電撃オンライン (KADOKAWA Game Linkage). (2023年2月22日). https://dengekionline.com/articles/173876/ 2023年2月24日閲覧。 
  6. ^ a b c 『ジ・アニメ特別編集 機動戦士Ζガンダム PART3』近代映画社、1986年4月、82頁。
  7. ^ 『ガンダムメカニクスIII』ホビージャパン、1999年3月。(ISBN 978-4894251991)
  8. ^ a b c d e f g h i 『機動戦士Ζガンダムを10倍楽しむ本』講談社、1985年5月、80頁。
  9. ^ a b c 『1/100 ガンダムMk-II』バンダイ、1985年5月、組立説明書。
  10. ^ a b c d 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編』バンダイ、1989年3月、37-38頁。(ISBN 978-4891890186)
  11. ^ a b 「ガンダムMk-II」『ガンダムMSグラフィカ』ソフトバンククリエイティブ、サンライズ、2006年12月、2-6頁。(ISBN 978-4797331523)
  12. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編』バンダイ、1991年2月、106-107頁。(ISBN 978-4891891305)
  13. ^ 『データコレクション 機動戦士Ζガンダム 上巻』角川書店、1997年6月15日初版発行、52-53頁。(ISBN 4073063022)
  14. ^ a b c 『マスターグレード RX-178 ガンダムMk-II(ティターンズ)』バンダイ、1998年8月、組立説明書。
  15. ^ 「ザ・オフィシャルアート・オブ・Ζガンダム」『月刊ニュータイプ』創刊号、角川書店、1985年3月。
  16. ^ a b c d 『プロジェクトファイル Ζガンダム』ソフトバンククリエイティブ、2016年9月、12-13頁。(ISBN 978-4797386998)
  17. ^ 『ハイグレード RX-178 ガンダムマークII』バンダイ、1990年7月、付属解説書。
  18. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.8 SPECIALガンダム大鑑』バンダイ、1993年2月28日初版発行、64頁。(ISBN 978-4891892067)
  19. ^ a b c d e f g パーフェクトグレード RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ)』バンダイ、2001年11月、説明書。
  20. ^ a b c d 『マスターグレード RX-178 ガンダムMk-II』バンダイ、1998年8月、組立説明書。
  21. ^ 『マスターグレード RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0(ティターンズ仕様)』バンダイ、2006年3月、組立説明書。
  22. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART.2 グリプス戦争編』バンダイ、1989年3月、42頁。(ISBN 978-4891890186)
  23. ^ 『1/144 Gディフェンサー』説明書、バンダイ、1985年11月。
  24. ^ 『ADVANCE Of Z ティターンズの旗のもとにvol.2』メディアワークス、32頁、2004年1月
  25. ^ 『マスターグレード RX-178+FXA-05D スーパーガンダム』バンダイ、1998年12月、組立説明書。
  26. ^ a b c d e f 『電撃ホビーマガジン』2006年7月号「U.C.ARMS GALLERY」、メディアワークス、96-97頁。
  27. ^ a b 「XBR-87-D ビームライフル」『U.C. ARMS GALLERY 03 一年戦争後期~グリプス戦役中期におけるアナハイム・エレクトロニクス社の台頭』バンダイ、2006年7月31日、付属データシート。
  28. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.2 グリプス戦争編】』バンダイ、1988年3月、50-51頁。
  29. ^ 伸童舎「ガンダム・ワールド70の謎」『ジ・アニメ』1986年6月号、13頁。
  30. ^ a b @h_tamakoshiの2020年5月14日午後2:58のツイート2023年6月19日閲覧。
  31. ^ https://twitter.com/h_tamakoshi/status/1322172997956902912”. Twitter. 2023年1月21日閲覧。
  32. ^ a b 『マスターアーカイブ モビルスーツ MSZ-006 Ζガンダム』ソフトバンククリエイティブ、2012年12月、98-100頁。(ISBN 978-4797370959)
  33. ^ 『HGUC 1/144 ガンダムMk-II+フライングアーマー』バンダイ、2005年5月、組立説明書。
  34. ^ 『ガンダムマガジンNo.2』講談社、1991年2月、52-53頁。
  35. ^ ROBOT魂 〈SIDE MS〉 フルアーマーガンダムMk-II”. プレミアムバンダイ. バンダイ. 2021年4月6日閲覧。
  36. ^ 電撃ホビーマガジン 2002年7月号”. アスキー・メディアワークス. KADOKAWA. 2021年4月6日閲覧。
  37. ^ a b c 『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』大日本絵画、1986年3月、27頁。ISBN 978-4-499-20525-2 
  38. ^ @h_tamakoshiの2020年10月30日午後10:46のツイート2023年6月19日閲覧。
  39. ^ @h_tamakoshiの2020年5月14日午後1:44のツイート2023年6月19日閲覧。
  40. ^ 『ガンダムエース』2020年1月号、KADOKAWA、277頁。



ガンダムMk-II(メガラニカ所属機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 22:49 UTC 版)

「ガンダムMk-II」の記事における「ガンダムMk-II(メガラニカ所属機)」の解説

脚本漫画機動戦士ガンダムUC 獅子の帰還』に登場サイド3秘匿されているメガラニカ所有する機体。ビーム・マグナムを撃てるよう、右腕部が肩からドーベン・ウルフ系列機のものに交換されているうえ、もう1つ腕部ユニット重ねるようにして肘関節補強されている。バナージ・リンクス搭乗し、0096年12月8日に彼が「帰ってきた」ことを確かめようリゼル搭乗して領海侵犯経て訪れたリディ・マーセナスの前に現れる

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