コア・ファイターとは? わかりやすく解説

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コア・ファイター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 22:50 UTC 版)

コア・ファイター (CORE FIGHTER) は、アニメ機動戦士ガンダム』を始めとする『ガンダムシリーズ』に登場する架空の小型戦闘機コア・ブロック (CORE BLOCK) と呼ばれる形態に変形し、モビルスーツ(MS)の“核”として胴体に収納されコクピット兼脱出カプセルとして使用される。コア・ブロック形態時も、ジェネレーターは使用されるがメイン推進装置の代替用として別系統で内蔵される推進装置はコア・ブロック形態時にデッドウェイトとなってしまうため、その解決策としてバックパックも兼ねたタイプも考案された模様(それについては後述)。

機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム』などの舞台となる宇宙世紀におけるコア・ファイターは、一年戦争時に地球連邦軍が開発したのが始まりである。

設定解説

諸元
コア・ファイター
型式番号 FF-X7[注 1]
所属 地球連邦軍
開発 地球連邦軍
製造 ジャブロー[要出典]
生産形態 試作及び量産機
全高 3.2m[1]
全長 8.6m[2]
全幅 6.8m[1]
本体重量 8.9t[2]
装甲材質 超硬合金ルナ・チタニウム[2][注 2]
出力 12000馬力[2]
最高速度 マッハ4.8[1]/マッハ3(大気圏内)[2]
武装 4連発対艦ミサイル・ランチャー×2[2]
2連装30mmバルカン砲×2[2]
搭乗者 アムロ・レイ
リュウ・ホセイ
ハヤト・コバヤシ

最初のコア・ファイターはV作戦によって開発された地球連邦軍のRXタイプモビルスーツ(MS)であるガンタンクガンキャノンガンダムに採用されている。開発はハービック社。本機には直前に開発されたFF-6 TINコッドの基本概念が活かされている[4]

元々は脱出機構を兼ねたコクピットカプセルとして開発されていたが、新構造の導入や研究スタッフが航空機部門から独立開発部門へ移ったため、多目的戦闘機に転向した。文字通りMSの核となるが、そのため弾薬や燃料には制約が生まれた[5]。MSのコックピットを兼ねる本機には教育型コンピューターが内蔵されており、MS本体が損傷した際に実戦データを回収するための、またパイロットの生存率の向上のための脱出装置として機能する[4]。コクピットにはドラムモジュールが導入され、MSと戦闘機双方で兼用の構造となる。ただし、コントロールスティックはそれぞれ別のものが二種類用意されている[5]。内部にはNC-3型核融合ジェネレーターを2基搭載[6]

FF-X7コア・ファイターのうち、002号機にはガンダムのパイロットであるアムロ・レイが搭乗した[3]。後に本機を中心とした分離・合体システム(コア・ブロック・システム)を活かしたGパーツや、本機の戦闘機としての能力の高さを活かしたコア・ブースターが開発されている[4]

武装
機首部に2連装30ミリ機関砲を2基、胴体に内装式の空対空ミサイルを装備。翼下にミサイル「AIM77D」を装着可能とした媒体も見られる[3]
備考
書籍『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』においては垂直尾翼形状の異なる「試作2号機」と「量産4号機」のデザインが掲載された[7]。FF-X7コア・ファイターを「コアファイター1」と記述した資料も見られる[8]

考案の経緯

そもそもは『機動戦士ガンダム』の企画にあたり、番組スポンサーである玩具会社クローバーが「合体・変形」する巨大ロボットを求めたことに対応するため、提案されたものである[9]。放送当時の玩具展開においては、ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクの3機相互で上半身と下半身をコア・ブロックを介して組み替え可能にするという遊び方が提案されていたが、劇中ではこのような描写は取り入れられてはいない[注 3]。その後、番組のテコ入れに登場したGアーマーのパーツの一部ともなったが、劇場版映画ではこれに替わってコア・ブースターが登場している。

劇中での活躍

元々が玩具のガジェットとして創作されたものだったこともあり、劇中で効果的な使い方をされた例は少ない(そもそも非常脱出用というコンセプト自体、主人公機が倒されることの少ないロボットアニメと両立しない)。『機動戦士ガンダム』のテレビ版にあっても、物語と直接関係のない分離・合体シーンが幾度か盛り込まれており、これらは劇場版においてはカットされている。しかし物語に深く関わるかたちで、コア・ファイターが用いられたシーンは劇場版においても用いられている。ひとつはリュウ・ホセイがコア・ファイターをガンタンクから切り離してマゼラトップに突入し、自らの命と引き替えにガンダムとホワイトベースを救ったシーンであり、もうひとつはラストにおいて、傷ついたアムロ・レイがガンダムの残骸からコア・ファイターを引き出し、燃え崩れるア・バオア・クーから脱出するシーンである(テレビ版では作画ミスでコア・ファイターとガンダムBパーツ(下半身)が表裏逆向きで接続されていたが、映画版で修正されている)。一方、慢性的に戦力不足だったホワイトベース隊では単体で戦闘攻撃機としての運用も行われており、ドップを撃墜するなど戦闘機としても高い能力を示している。グフに小型ミサイルを複数弾命中させ、撃破したこともある[注 4]

美術展覧会『GUNDAM―来たるべき未来のために―』においては、ア・バオア・クーから脱出後に放棄されたという設定の実物大コア・ファイターの模型が展示されていた。

OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線』の第3話では、オデッサ戦線の連邦軍が制空戦闘機として運用している描写が見られる。ストーリー冒頭に登場し、機動性を生かしてガウ攻撃空母に肉薄、撃墜する戦果を挙げた。なお、この機体には機関砲口が存在しない。

漫画『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』では、作中に登場したガンダム2号機、ガンキャノン、ガンタンク以外に、シャアの攻撃により破壊されたMS(ガンダム1号機と3号機、ガンキャノンが2機、ガンタンクは3機)の分も含めた「計10機のコア・ファイター」が、ホワイトベースに搬入済みだったとされていた。

漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』では、一年戦争終結後にコア・ファイターがミデア輸送機の両主翼下から投下され展開、作戦する丁度史実のXF-85ゴブリンと同様のパラサイト・ファイター(寄生虫戦闘機)として用いられる描写がある。なおガンダム/ジム系MSにはコア・ファイターとは別に最低限の移動・姿勢制御用のスラスターを持った脱出用コア・ポッドが搭載される。

リプレイ小説『ガンダム・カバード ネメシスの天秤』に登場するガンダム・カバードにはFFX-9 コア・ファイター9が搭載されている。書類上は戦闘機の扱いのためMSパーツはコア・ファイター9のオプション扱いとなっている。掲載されたイラストでは形状はコア・ファイターIIに酷似。

プロトタイプ・コア・ファイター

諸元
プロトタイプ・コア・ファイター
型式番号 FF-X5
所属 地球連邦軍
全長 8.6m[10]
本体重量 8.15t[10]
武装 なし[10]

メカニックデザイン企画『MSV-R』で設定された。

MSの共通コックピット・モジュールとして、本機以前にそれぞれ個別に試作されたコア・ブロックとコア・ファイターをもとに開発されている[10]。のちのFF-X7と比較して主翼の翼面形状が異なり、また武装は装備されていない。塗装は白を基調に赤と黒が配されている。

試作機2機による各種テストの結果、MSからの射出の際のエンジンの出力不足と、変形時の機体制御などの問題が判明、エンジンは変更されるが航続距離は短くなっている。その後南米の砂漠地帯で第1回空中換装テストを実施、計19回のテストを経て精度が高められ、空中換装は練度の高いパイロットの使用時のみという制限付きで制式な運用法として採用される[11]

1号機はプロトタイプガンダムのコア・ブロックとして試験運用されるが、間もなく完成したFF-X7に換装される。1号機ものちにFF-X7に改修され、テストベッドとして運用されている[11]

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』におけるコア・ファイター

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、当初コア・ブロック・システムは存在せず、コア・ファイターはRXタイプMSとは別個の艦載機として登場する。爆雷も装備可能。地球編では戦闘機として活躍。原作と同様にリュウ・ホセイの戦死場面に関わる[注 5]。大西洋ではスレッガー・ロウ中尉が、水中での機動性に長けるゾックをミサイルで撃沈している。ウォン伍長は、ズビッチのズゴックの右腕をミサイルで破壊したが、ボラスキニフ曹長のゾックのメガ粒子砲によって撃墜された。

また物語の最終局面でのアムロの脱出劇に不可欠だという演出上の必要から、ジャブロー到着時にコア・ポッドという脱出用小型機がガンダムに組み込まれることとなった[12]

一年戦争以降のコア・ファイター

宇宙世紀0080年代前半

デラーズ紛争時、ガンダム開発計画によってガンダム試作0号機試作1号機試作3号機[注 6]が採用している。従来の「バーティカル・イン・ザ・ボディ方式」に代わって「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ方式」を採用し、コア・ファイタ-は、コクピットブロックやジェネレーターとしてだけでなく、エアインテークシステムやスラスターユニットや武装も、MS形態で使用可能になった。

ガンダム試作0号機では、脱出時のコア・ファイターの推力および火力増強のため、コア・ファイターに装着してコア・ブースターとして運用するためのブースターや装備をMSのシステムに直接組み込んでいる。

ガンダム試作1号機ではコア・ファイターIIを採用。旧ハービック社の技術が導入され、空中換装は想定していない[13]。ガンダム試作3号機のコア・ファイターII-Spは試作1号機用のものを凌駕する性能を誇っていたが、機体の膨大な火器管制を行うためこれとは別に全天周囲モニター・リニアシートを導入したコクピットが採用されている[14][注 7]

宇宙世紀0080年代後半

グリプス戦役時、ガンダム[ケストレル]が採用。Gディフェンサーの脱出艇も資料によってはコア・ファイターと呼称される[15]。また、ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]にはコア・ブロック・システムを踏襲した脱出ポッドである「プリムローズ」が採用されている[16]

第一次ネオ・ジオン抗争時、ΖΖガンダムSガンダムが採用。ΖΖガンダムのコア・ファイターは、従来式の脱出ポッドでは回収が遅れる事からRX-78のコア・ファイターに着目し、採用された[17]

SガンダムではGコアの呼称で採用された。同機はA・Bパーツにもそれぞれコクピットが装備されており、独立稼動が可能であるが、合体時には両コクピット部がGコアに接続され、緊急時には接続状態のままA・Bパーツを分離、そのまま大気圏再突入や大気圏内飛行も可能となっている[18]

宇宙世紀0090年代

ナラティブガンダムがコア・ファイターを備えており、構造が剥き出しになった状態で腹部に格納されている。ナラティブガンダムは設定上、νガンダム(宇宙世紀0093年ロールアウト)以前に開発されたサイコフレーム試験機とされている[19]。映画『機動戦士ガンダムNT』の劇中では、終盤にナラティブガンダムが撃破される場面でコア・ファイターが脱出に用いられ、パイロットのヨナ・バシュタがユニコーンガンダム3号機フェネクスに乗り移る場面がある[20]。映画のノベライズ版である『小説 機動戦士ガンダムNT』では、一年戦争前に死去したヨナの父親がハービック社(RX-78系ガンダム用のコア・ファイターの開発元)の研究員であったという設定に言及されている[21]

なお『ガンダムNT』の原案となった中編小説『機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り』では、ヨナの乗機はスタークジェガンとなっており、映画と同じ展開の場面では機体の圧壊により脱出ポッドが作動せず、ヨナが脱出を諦めかける展開となっていた[22]

宇宙世紀0120年代

ネオガンダムがパイロットの生還性とデータ回収を兼ねてバックパックとしても機能するコア・ファイターを採用している[23]。またクラスターガンダムは稼働キー兼ねたコア・ファイターと、その後部にバックパックを装着したコア・ブースターを採用[24]

宇宙世紀0130年代

クロスボーン・ガンダムには、クラスター・ガンダムのものを参考にしつつも大推力を誇るコア・ファイターが採用されている[25]。量産機フリントにも採用されている。

宇宙世紀0150年代

ザンスカール戦争時、VガンダムV2ガンダムに採用されている。従来のコアブロックがMSに内包される形式と異なり、コア・ファイター自体が頭部と胴体を形成し、腕・脚パーツが結合する形式となっている。

宇宙世紀以外の作品

機動武闘伝Gガンダム

機動武闘伝Gガンダム』には、コア・ファイターに類似した装備としてコア・ランダーと呼ばれる小型浮上式車両(エアカー)が、一部のモビルファイターの装備として登場している。用途は緊急脱出やガンダムファイターの移動用[26]

∀ガンダム

∀ガンダムでは腰部のフロントアーマーが緊急脱出用のコア・ファイターとなる[27]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』には、インパルスガンダムの装備としてコアスプレンダーという小型戦闘機が登場する[28]

機動戦士ガンダム00

機動戦士ガンダム00』では、機体数は少ないもののいくつもの陣営でコア・ファイターが採用されている。また、そのどれもが太陽炉搭載機であり、ソレスタルビーイング(以下CB)の技術・データを利用している点が共通の特徴である。

設定上は外伝作品『00P』に登場する第2世代ガンダム「ガンダムプルトーネ」で実装され、GNドライヴとパイロットの回収を目的として導入された[29][注 8]。また、アルケーガンダムにもイノベイター専用機と同様の設計思想を持つコア・ファイターが導入されている[32]

『00V戦記』にて「ジンクスIV」への配備が進んでいる。ELS戦を生き残ったジンクスIV全機に配備され、次世代機の「ジンクスV」では標準装備が予定される。ジンクス系統のコックピットは腰部にあるため、コア・ファイターは腰部の一部とスカートアーマーとなるよう設計されている[33]

機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE』では、「第3部・キオ編」にて登場するガンダムAGE-3、および「第4部・三世代編」にて登場するガンダムAGE-FXに装備されている。

AGE-3ではコクピット脱出ポッドと戦闘機を兼ねた「コアファイター」が採用され、AGE-3の各ウェアにはコクピットが用意された有人機として運用され、ドッキング後はコアファイターとウェアのそれぞれのコクピットが接続されて複座型のコクピットを形成する[34]。また、AGE-3を改修したガンダムAGE-FXにもXラウンダーの生存性を高めるため、コアファイターが採用されている[35]

また、ヴェイガン製のMSであるガンダムレギルスもガンダムAGE-3を参考に開発されており、「レギルスコア」と呼ばれるコアファイターを形成可能としている[36]

ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ』では、G-セルフにコア・ファイターが搭載されている。あくまで緊急脱出システムのため、武装は機首内蔵の炸薬系バルカンのみ。高い運動性を持ち戦闘力もあるが、武装のバルカンはMS戦には心許ない[37]。合体はバックパックのない状態のG-セルフの背中から合体する。

ガンダムビルドファイターズ

ガンダムビルドファイターズ』および『ガンダムビルドファイターズトライ』では、分離した機体もサブマシンとして使用可能なため、状況によっては本体が破壊されてもコアファイターやバックパックブースター等を使用し戦闘を継続することが可能となっている。

『ガンダムビルドファイターズ』に登場する、ビルドストライクガンダム フルパッケージは支援戦闘機となるビルドブースターが分離可能で、改良型となるスタービルドストライクガンダムはプラフスキーパワーゲートを発生させることができるユニバーサルブースターが分離可能。ビルドガンダムMk-IIのバックパックは、ビルドブースターMk-IIに分離可能で、更にブースターのコクピット部はコクピットブロックに分離する。

『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場するウイニングガンダムおよびスターウイニングガンダムは、ボディの各種が支援武器となり、頭部が変形しコアファイターとして単独行動が可能となっている。

脚注

注釈

  1. ^ アトラクション『ガンダムクライシス』壁面には「FF-7」表記も存在する。
  2. ^ フレーム材質にルナ・チタニウムを使用したとする資料も見られる[3]
  3. ^ ゲーム『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』では、ガンダムAパーツとガンタンクBパーツを組み合わせた機体が登場している。
  4. ^ テレビ版23話。クリンク中尉率いるドダイYS部隊との戦闘より。アムロはコア・ファイターの機銃でドダイYSを撃墜し、続いて空中に放り出されたグフに対しミサイルを連射した。
  5. ^ 原作ではホワイトベースを護るためリュウは意図的に「特攻」したが、『ORIGIN』では単なるニアミスでハモンのマゼラトップと「空中衝突」した。
  6. ^ ガンプラ・マスターグレード版で設定されたものが、『GUNDAM EVOLVE』に登場している。
  7. ^ 漫画版ではコロニー崩壊時に機体大破したことから脱出に使用され、紛争終結時に残存していたパーツとして封印されている
  8. ^ プルトーネのデータをベースに開発されたガルムガンダムにおいては、疑似太陽炉を備えたバックパックにパイロット脱出装置が組み込まれている[30]。また、ガデッサやガラッゾといった機体群にも脱出システムが採用されている[31]

出典

  1. ^ a b c 『ロマンアルバム・エクストラ35 機動戦士ガンダム』徳間書店、1980年7月、123頁。
  2. ^ a b c d e f g 『機動戦士ガンダム記録全集2』日本サンライズ、1980年5月、164頁。
  3. ^ a b c 『1/35 U.C.ハードグラフ 地球連邦軍 多目的軽戦闘機 FF-X7 コアファイター』バンダイ、2011年2月、組立説明書。
  4. ^ a b c 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983年5月、2-6頁。
  5. ^ a b 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、110-114頁。ISBN 978-4063721775
  6. ^ 『MG 1/100 ガンダムVer1.5』バンダイ、2000年6月、組立説明書、7頁。
  7. ^ 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、32頁。ISBN 978-4063721775
  8. ^ 『ガンダムマガジンNo.6』講談社、1991年6月、102-103頁。
  9. ^ Web現代「ガンダム者」取材班編集「第4章 メカニックデザイン 大河原邦男 《マーチャンダイジングとデザイナー》」『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』講談社、2002年10月9日、ISBN 4-06-330181-8、200頁。
  10. ^ a b c d 『機動戦士ガンダム MSV-R ジオン編』KADOWKAWA、2014年2月、66-67頁。
  11. ^ a b 『機動戦士ガンダム MSV-R ジオン編』KADOWKAWA、2014年2月、126-127頁。ISBN 978-4-04-121018-5
  12. ^ 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック』角川書店、 2004年8月、84頁。 ISBN 978-4-04-713644-1
  13. ^ 『1/100 MG ガンダム RX-78 GP01』バンダイ、1997年8月、組立説明書、3頁。
  14. ^ 『1/100 MG ガンダムGP-03S』バンダイ、2001年4月、9頁。
  15. ^ 『HGUC 1/44 スーパーガンダム』バンダイ、2002年11月、組立説明書。
  16. ^ 『ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに Vol.5』メディアワークス、2007年3月、68-70頁。ISBN 978-4-8402-3780-2
  17. ^ 『1/100 MSZ-010 ダブルゼータガンダム』説明書、バンダイ、1986年7月。
  18. ^ 『モデルグラフィックス スペシャルエディション ガンダム・センチネル』大日本絵画、1989年9月、79頁および91頁。ISBN 4-499-20530-1
  19. ^ メカニカル”. 『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公式サイト. 2018年12月9日閲覧。
  20. ^ 竹内清人、福井晴敏小説 機動戦士ガンダムNT』(初版)KADOKAWA角川コミックス・エース〉、2018年11月26日、317-319頁。ISBN 978-4-04-107596-8 
  21. ^ 竹内清人、福井晴敏小説 機動戦士ガンダムNT』(初版)KADOKAWA角川コミックス・エース〉、2018年11月26日、85-86頁。ISBN 978-4-04-107596-8 
  22. ^ 福井晴敏機動戦士ガンダムUC 第11巻 不死鳥狩り』(電子書籍版)KADOKAWA角川コミックス・エース〉、2016年3月26日。ISBN 978-4-04-103921-2 
  23. ^ 『1/100 ネオガンダム』バンダイ、1992年9月。
  24. ^ 『1/100 F90Y クラスターガンダム』バンダイ、1993年3月。
  25. ^ 『MG 1/100 クロスボーンガンダムX-1 フルクロス』バンダイ、2007年1月、組立説明書、11頁。
  26. ^ 『電撃データコレクション 機動武闘伝Gガンダム』メディアワークス、2000年5月、4-5頁、ISBN 978-4840215763
  27. ^ 『1/100 ターンエーガンダム』バンダイ、1999年7月、組立説明書。
  28. ^ 『1/100 フォースインパルスガンダム』バンダイ、2004年12月、組立説明書。
  29. ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダム00外伝』メディアワークス、2011年5月、10-11頁。ISBN 978-4048706506
  30. ^ 『ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダム00V編』ホビージャパン、2010年3月、142頁。ISBN 978-4798600246
  31. ^ 『HG 1/144 ヒリング・ケア専用ガラッゾ』バンダイ、2009年6月、組立説明書。
  32. ^ 『HG 1/144 アルケーガンダム』バンダイ、2009年4月、組立説明書。
  33. ^ 『GUNDAM WEAPONS 機動戦士ガンダム00編IV』 ホビージャパン、2011年1月、156-159頁。ISBN 978-4-7986-0275-2
  34. ^ 『機動戦士ガンダムAGE メカニック&ワールド』双葉社、2013年3月、56-60頁。ISBN 978-4575464726
  35. ^ 『1/144 HG ガンダムAGE-FX』バンダイ、2012年8月、組立説明書。
  36. ^ 『HG 1/144 ガンダムレギルス』バンダイ、2012年10月、組立説明書。
  37. ^ 『1/144 HG ガンダム Gセルフ用オプションユニット 宇宙用パック』バンダイ、2014年12月、組立説明書。

関連項目


コア・ファイター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:20 UTC 版)

ΖΖガンダム」の記事における「コア・ファイター」の解説

本機運用システム中核をなす機体であり、A、Bパーツの共通の制御ユニットとしても機能するガンダム用のコア・ファイターと区別するため「ネオ・コア・ファイター」とも呼ばれゲームでは「コア・ファイター(ΖΖ)」と表記されることが多い。ドッキング時にはコクピットとなるキャノピー・ブロックを中心に左右に熱核反応炉スラスター複合したユニット配し、これに小面積のウィング持たせることで小型戦闘機としての能力持たせている。ドッキング時には主翼垂直尾翼収納、及びエンジン・ナセルを引き込み機首下面に180度回転することでコア・ブロック変形するグリプス戦争期に採用された、リニアシート用いた脱出ポッド移動能力持たないため、回収能力当初見積もりよりも低かったことから採用された。コクピット・ブロックは球形コクピット同等機能有し単体での生存性十分に確保されている。サイコミュメインプロセッサー、及び通常であれば頭部搭載されコ・プロセッサーもこのユニット搭載されており、当時最高水準演算能力備えている。 機首及びエンジン・ブロック下部ランディング・ギア有する武装は2連装ミサイル・ランチャー2門と機銃スペック表には記載されていないが、劇中使用されている)。ΖΖガンダム構成する3機のユニットにおいては最も小型であるが、第35話では機銃推進器狙撃することにより、重MSドライセンベースジャバーから落としている。 なお、本機後部ブースター・ユニット装着したコア・ブースターII」もデザインされたが、ラフデザインの段階で没になっている劇中での活躍 『ΖΖ』第7話ルー・ルカ乗機として初登場アーガマへのΖΖガンダム配備以降は、3機のうち2機がコア・トップおよびコア・ベースコックピットとして使用されるが、ジュドーがコア・ファイター単機出撃し、ΖΖガンダム合体時にはコア・トップおよびコア・ベースのコア・ファイターが分離する場面がほとんどである(そのため、ガンダム・チーム全員本機搭乗経験がある)。 第36話では、コア・トップおよびコア・ベースから分離した2機がダブリンでのコロニー落とし衝撃波巻き込まれ飛行不能となり、放棄される以降ΖΖガンダムのまま出撃している(それ以前ΖΖガンダムの状態での出撃少なくない)が、第42話では再び複数のコア・ファイターが確認できる

※この「コア・ファイター」の解説は、「ΖΖガンダム」の解説の一部です。
「コア・ファイター」を含む「ΖΖガンダム」の記事については、「ΖΖガンダム」の概要を参照ください。

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