メインプロセッサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:52 UTC 版)
「PlayStation 4」の記事における「メインプロセッサー」の解説
メインプロセッサーにはAMD製のPS4専用にカスタマイズされたAPU(CPUとGPUを統合したシングルチップ・プロセッサー)を搭載し、CPUには64ビットのカスタム「Jaguar」2基(計8コア)、GPUには1.84テラFLOPSの単精度浮動小数点演算性能を持つRadeonのカスタム品が採用されている。TSMCの28nmプロセス生産ラインで製造されている。 このAPUはAMDが開発中のGPGPU支援技術HSAに@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}対応しており[疑問点 – ノート]、CPUとGPUに統一されたアドレス空間が提供され、それぞれが相互のメモリー使用領域へ直接アクセスできるhUMA対応になっている[疑問点 – ノート]。 Supercharged PC ArchitectureコンセプトにおけるSupercharged、つまりPC仕様を超える独自強化の部分についてPlayStation 4のリードアーキテクトであるマーク・サーニーは、非常に多くの点があるが代表的なのものは4つあると語っている。 CPUとGPUの間で高速にデータを転送できる機構。 GPU内のキャッシュ・メモリーからの書き戻し回数を減らす機構。 演算やグラフィックス描画の処理について多階層で優先順位を付けられる調停機構。 CPUの前処理をGPUに肩代わりさせる機能。 以上の代表的な4点は全てメインプロセッサー関係である。
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