コア・ファイターII-Fb
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:19 UTC 版)
「ガンダム開発計画」の記事における「コア・ファイターII-Fb」の解説
宇宙仕様のコア・ファイターII。 大気圏内用の主翼類はオミットされ、プロペラント・タンクと一体の「ユニバーサル・ブースト・ポッド」(「バーニア・ポッド」や「ブースター・ポッド」とも呼ばれる)1対に変更されている。エンジン・ブロックとの接続には、当時まだ実用段階になかったムーバブル・フレームを採用してフレキシブルな可動を実現し、試作1号機はピッチング、ローリング、急制動など従来のMSでは困難な機動を容易なものとし、空間戦闘に特化した性能が与えられている。なお、これは当初から宇宙用装備に織り込み済みのものである。 最大の変更点は機体前後部のジョイントで、エンジン・ブロックがフレキシブルに可動するように変更されている。また、コア・ブロック・カバーの撤廃により、エンジン・ブロックはカバー装着時と同程度の強度が確保されている。ビーム・ガン兼ビーム・サーベルのホルダーは機体前部に移設され、両形態時により理想的なポジションをとることが可能となっている。ほかに、エンジンを熱核ロケットへ変更、リバース・スラスターの追加など、機首ブロック以外はほとんど新造されたと言っても過言ではない。 劇中での活躍 フルバーニアンには機体番号 "005" が搭載されている。フルバーニアン喪失後も予備機 "008"はアルビオンの左舷デッキに搭載されており、最終話でニナ・パープルトンが無断で搭乗し発進、地球へ落下しようとするスペース・コロニー「アイランド・イーズ」に向かうが、そのじゃじゃ馬ぶりにニナは悲鳴をあげる。その後コロニー付近で中破して漂流しているが、ニナは無事にコロニー内部に進入している。コロニーの軌道修正と核パルス・エンジンの点火を済ませたアナベル・ガトーがノイエ・ジールでコロニーを離れる際、本機の機首ブロックのみを掴み、気絶させたニナを乗せ、カリウス・オットー軍曹のリック・ドムIIに託す。
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