サナリィ
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サナリィ(S.N.R.I.: Strategic Naval Research Institute)、 正式名称:海軍戦略研究所(かいぐんせんりゃくけんきゅうじょ)は、アニメーション映画『機動戦士ガンダムF91』及びその関連作品に登場する、架空の団体である。
- ^ 週刊 ガンダム・モビルスーツ・バイブル 第74号 2020, p. 30-31.
- ^ a b c 『機動戦士ガンダムF91 劇場パンフレット』
- ^ a b 漫画『機動戦士ガンダムシルエットフォーミュラ91』8ページ
- ^ 漫画『機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.9 【ザンスカール戦争編・上】』59ページ
- ^ 『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより(2)』46ページ
- ^ 『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより(2)』47ページ
- ^ 『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより(2)』54ページ
- ^ a b 1/100 ガンダムF90 1990.
- ^ a b 『ニュータイプ100%コレクション21 機動戦士VガンダムVOL.1 ÜSO'S BATTLE』角川書店、58頁。
- ^ 『グレートメカニック.DX 7(2008 winter)』内でのインタビューで、数多くのガンダム作品の文芸設定を担当したサンライズ企画室室長の井上幸一が「サナリィはサナリィで、F91のような特殊な機体ではなくもっと汎用性のあるMSとして、ヴィクトリーやガンイージ(紙面ではガンイージーと誤表記)といったMSを作っています」と述べている。
サナリィ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:59 UTC 版)
「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の記事における「サナリィ」の解説
オーティス サナリィ第2月面開発実験所の責任者。たびたび非公式に実験機やそのパーツを買い付けに来るクロスボーン・バンガードに、実戦データ収集のため、「疫病神」と憤慨しつつも渋々協力している。F99の完成と連邦への売り込みに燃えていたが、すべての機体とデータを破壊され意気消沈する。 ミューラ サナリィ第2月面開発実験所の技術者の女性。機体もデータも失って意気消沈するオーティスに自分は一からでも研究を続けて再び「光の翼」を実現して見せると語っている。機動戦士Vガンダムの主人公ウッソ・エヴィンの母親は名前をミューラ・ミゲルといい、かつてサナリィの技術者だったとされるが、関連は不明。 ミノル・スズキ 声 - チョー サナリィ第2月面開発実験所のMSパイロット教官。初登場時には数え年で55歳。かつては地球連邦軍でも指折りのパイロットで「連邦の青い閃光」と呼ばれていたが、平和な時代が長く続いていたため現役時代は実戦参加経験はない。現役引退後はMSパイロット教官として「青い閃光」の名を譲ったハリソンを含む多くの教え子を育てたが、クロスボーン・バンガードのフロンティアIV侵攻時に、多くの教え子を亡くしてしまった自責の念から軍を退役してサナリィへと移る。 温厚で聡明な性格であり、実験所が襲撃された後は、トビア達の良き協力者として行動を共にしている。好きな映画は黒澤映画らしい。 12歳の時、第二次ネオ・ジオン抗争におけるシャア・アズナブルの隕石落しを地球上から目撃し、その時の衝撃が軍人を志すきっかけとなっている。 鋼鉄の7人作戦ではガンダムF90インターセプトタイプに搭乗。その際のパーソナルマークはRB(F99レコードブレイカー)の文字をもじったもの。 木星圏でのシンヴァツ破壊作戦においてはローズマリーとともに生存。ドレックら若者が死に、老いた自分が生き延びたことを嘆くが、ローズマリーの発破を受け、だからこそ生き延びた自分は生き抜かなければならないと決意する。戦後はローズマリーと結婚。連邦の要請により木星圏に留まり、戦闘直後に起きたクーデターで瓦解した総統派らににらみを利かせている。 『ゴースト』ではすでに死去しており、結婚後5年目で亡くなったことが語られる。 ヨン・サンニー、ユリシーズ・レオパルド どちらもレコードブレイカーのテストパイロット。サナリィの月面開発研究所を急襲した木星帝国軍をF99に搭乗して迎え撃つも、カリストに倒されて死亡。 ミッチェル・ドレック・ナー 声 - 小山力也 レコードブレイカーのテストパイロットの唯一の生き残り。他の2名からはその潜在能力の高さを評価されていたが、気弱な性格のため発揮できずにいた。同僚を殺され自分も撃墜された戦いの後は恐怖からMSに乗れなくなるも、トビアやミノル達の奮闘を見て勇気を取り戻し、再び戦う事を決意する。 「鋼鉄の7人」作戦ではハリソン専用ガンダムF91に搭乗。その際のパーソナルマークはMの字をもじったもの。なお、ミッチェルという名前は自分に似合っていないと思っており、普段はセカンドネームのドレックを名乗っている。 木星決戦ではトビア、ミノルとチームを組み遠距離からの援護を担当。F91の機動性を極限まで引き出す操縦で、影のカリストに痛打を加えることに成功するが決定打にはならず、反撃を受け戦死した。
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サナリィ
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「機動戦士ガンダムF90」の記事における「サナリィ」の解説
デフ・スタリオン 声 - 関俊彦 本作の主人公で、サナリィ所属のテストパイロット。Fシリーズが次期MSに採用されると、実験部隊として地球連邦軍の第13実験戦団に編入される。サナリィ所属のため階級は名目上少尉。 宇宙世紀0120年10月28日、2機あるサナリィの新型MS、F90の一号機のテストをしていた彼は、オールズモビルの襲撃を受け、二号機を強奪されてしまう。ジョブ・ジョンの根回しで罪に問われることはなかったが、オールズモビルを追うためにF90の奪還およびジオン残党の掃討作戦に参加させられてしまう。 アドミラル・ティアンムを旗艦とした第13実験戦団は本来の第13独立機動艦隊に戻り火星へ向かったが、火星戦闘空域内にて、ボッシュが叛乱を起こし、艦を制圧。F90と艦隊丸ごとをオールズモビルの兵力に組み込もうとしたが、デフの独断により降下船単独で火星に降下。シドの協力の下、オプション兵装を複合させたF90にて敵本拠地に侵入した。オールズモビル基地内でボッシュが乗る改修された二号機と交戦、今までの戦いはガンダムF90一号機に搭載された擬似人格コンピュータ「Type-A.R」の力あっての物だと明かされる。しかし、最後はデフ自身の力で2号機を撃破。その後、彼らは降下船で火星から脱出した。 昔からMS好きを自覚しているが極度の軍人嫌いでもある。そのため、軍ではなく、サナリィのテストパイロットとして契約した経緯があり、軍に編入された際、テスト中にその事で愚痴をこぼしていた。 シド・アンバー 声 - 井上和彦 サナリィ所属のテストパイロット。Fシリーズが次期MSに採用されると、実験部隊として第13実験戦団に編入される。サナリィ所属のため階級は名目上少尉。 デフと共にF90の2号機のテストをしていたが、オールズモビルの襲撃を受け、元々エンジンが不調だったこともあり2号機を強奪されてしまう。ジョブ・ジョンの根回しで罪に問われることは無かったが、オールズモビルを追うためにF90の奪還およびジオン残党の掃討作戦に参加させられてしまう。 ボッシュが叛乱を起こした時、デフの独断により降下船単独で火星に降下。 デフと共に敵本拠地に侵入するものの、ボッシュが乗る改修された2号機の奇襲を受け、機体は大破。しかし、自身はほぼ無傷で生き残り仲間との合流に成功する。 性格は楽観的。更にジオン系であるAMS-119 ギラ・ドーガ改に乗り換えても素直に「ジオン系はいい」と興奮していた。降下シミュレーションは苦手としていたらしい。 SDクラブ版ではベック・ベノという名前になっている。 ジョブ・ジョン 声 - 龍田直樹 アニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクター。一年戦争時代にホワイトベースのクルーとしてアムロ・レイとともに戦った経歴をもつ。サナリィの幹部であり、F90の開発責任者でもある。ノヴォトニー以下が混乱しているさなか、冷静かつしたたかに振舞う。 『F90FF』にも登場。シャアの反乱時にはサラミス改級巡洋艦に乗艦しており、艦長にゲタを使って搭載MSをすべてアムロのもとに向かわせるよう進言している。その後軍を離れ、ジャンク屋稼業をやってみるもうまくいかず、結局軍直属のサナリィに所属する(0115年時の階級は技術少佐)。極秘裏にF90 Nタイプの適合パイロットを見いだし、特殊部隊「ファステストフォーミュラ」の編制を指揮する。また、キャノンガンダムの開発にも携わっており、みずからテスト・パイロットを務めることもある。 「機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍#ジョブ・ジョン」を参照 アルマイア・グッゲンバイガー Fシリーズの開発担当者(資料によってはアルマイア・グッゲンバイガー博士、Dr.アルマイア・グッゲンバイガーとも記述される)。漫画劇中には登場しない。ガンダムF90開発計画の現場を取りまとめるチーフデザイナーであり、次期主力MS開発にあたって、「MSの原点に立ち返る」ことを掲げた(こうした提言は従来の開発においてもしばしばなされたが、彼の設計思想はMS本来が持つ汎用性に着目したものだった)。
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