設定概要
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「バトルグループ・オメガ」の記事における「設定概要」の解説
惑星連邦宇宙艦隊とクリンゴン帝国防衛軍が共同で設立した、ボーグに関する防衛及び調査任務を専門に行う特殊部隊。 宇宙艦隊側の指揮官はドゥヴァック大佐、帝国防衛軍側の指揮官はプトール大佐で、どちらもクリンゴン人である。 2399年に戦争に突入した惑星連邦とクリンゴン帝国だったが、ボーグの存在は両陣営にとって依然無視できない脅威だった。そこで2400年初頭に両陣営は、ボーグ対策を共同で行うこと、共同活動のため互いの領域の一部を非戦闘域とすることなどの取り決めに合意し、その実行機関として「バトルグループ・オメガ」を設立した。 通常はトランスワープコンジットの監視、ボーグスペースへ侵入しての調査活動などを行っているが、ボーグ侵攻のさいには最前線で戦い惑星連邦およびクリンゴン帝国の領域を防衛する。 宇宙艦隊と帝国防衛軍の宇宙船合わせて21隻で構成されるが、のちに宇宙艦隊が3隻の宇宙船を増派し全24隻となる。
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一年戦争終結後、地球連邦軍首脳部は「MS」という兵器自体の検証をおこなう。一年戦争においてMSは宇宙時代の主力兵器としての地位を確立し、今後の戦略にMSを組み入れることは必須となる。しかし、ジオン公国軍から接収した資料や施設から、連邦軍に10年は先んじていると言われるほどのMS開発の技術格差が明らかとなる。連邦軍は、旧公国軍製MSのアグレッサー機としての運用などを通し、公国軍の技術の吸収を始める。そして、技術格差の是正におおよその目処が立った頃、MSのさらなる高性能化を目指して立案されたのが本計画である。 高性能MSを積極的に戦略に組み込むことを要諦とし、宇宙世紀0081年10月13日に連邦議会で可決された「連邦軍再建計画」の一環として採択され、20日にアナハイム・エレクトロニクス(以下、AE社)に発注・委託される。これは、当時の連邦軍が独自に新型MSを開発する余力を有していないこともあるが、おもに連邦内部での部署の整理が立ち遅れ、開発体制が整っていないことによる。AE社は戦後、公国最大の軍事メーカーであるジオニック社を吸収合併しており、さらに発注に先立つ0081年4月にグループ企業の「AE機動機器」を大幅改組し、10月には各グループ企業に協力を仰いでMS開発局を設立している。それに加え、連邦軍では軍事機密であるニュータイプ関連技術などの開発に限定したいという思惑もあったほか、本計画の管理責任者となるジョン・コーウェン中将は、軍事支出を圧縮しつつ必要な兵器開発を推進するには、外部委託の道しか残されていないと訴えている。 新たに発足したAE社のMS開発局は、0078年から同社でMSの基礎研究をおこなっている先進開発事業部、通称「クラブ・ワークス」と、旧ジオニック社のMS開発者からなる第2研究事業部の2つを中心とする。AE社は、本計画専用に月のフォン・ブラウン市に準備した研究所と工場を、組織上は「アナハイム・エンターテインメント」の管理下に置き、表向きは地球環境を再現した自然体験型パーク「アナハイム・ガーデン(仮称)」の研究施設として整備を進めている。そのため、開発機体には自然と植物にちなんだコード・ネームが付与されることとなる。 本計画で開発される機体の型式番号は、ガンダムをあらわす "RX-78"(新規設計機でありながら、特例的に引き継がれる)に続いて「ガンダム・プロジェクト」の略である "GP" 、そして何号機かをあらわす2桁の数字で記述される。このため、本計画で製造された一連の試作機群は「GPシリーズ」とも呼ばれる。 GPシリーズは、設計に第2世代MSの特徴である可動内骨格を採用した初のMSとされる。AE社側の提案により、複数の異なる試作機に対して共通のフレームを用いる設計案が承認されており、GPシリーズすべてに(全面的あるいは部分的に)採用されている。この共通フレームは「フレームと装甲の分離」を目指したもので、のちのムーバブル・フレームの始祖となる技術であったとされる。 本計画の一環として強襲揚陸艦の開発も並行しておこなわれることとなり、ペガサス級強襲揚陸艦「アルビオン」が建造されている。 0083年1月には公国軍残党の一派であるデラーズ・フリートに察知され、AE社内へ工作員が潜入している。その結果、試作2号機を搭載核弾頭ごと強奪される事態を招き、デラーズ紛争が勃発することとなる。観艦式において試作2号機による核攻撃が実施されるに至り(詳細は後述)、責任を問われる形で本計画の管轄はコーウェン中将から軍本部へ移行され(統括はジーン・コリニー大将)、一時中断となる。しかし、結果的には同紛争において3機(ガーベラ・テトラを含めると4機)のGPシリーズが実戦参加している。 デラーズ紛争終結後の0084年3月10日、機密書類の発効を経てGPシリーズは登録を抹消されたうえ、関連するあらゆる書面・資料・部品など痕跡を残すものもすべて破棄され、研究成果や技術そのものも封印される。また、AE社が連邦軍が指定する機密を漏洩した場合や、その技術を使用したMSなどを連邦軍に先行して公にした場合には、多額の違約金が徴収されることとなる。AE社としても、一部の役員がデラーズ・フリートとの裏取引で試作4号機を譲渡していた事情もあり、公にはできなかった。ただし、それまでに計上されている予算に見合った成果の必要性から、ムーバブル・フレームや全天周囲モニターなどといった一年戦争末期に提案されていた技術の確立などは公開されており、武装関連の技術も月企業連合体をはじめとする経済界によるロビー活動により、特に機密度の高いもの以外は規制されていない。同年の防衛白書に本計画の記述は一切なく、記録自体が計画立案時までさかのぼって抹消されている(秘密の計画であるため、記載されていないとする見方もある)。また、本計画に割り当てられていた未消化分の予算は、ティターンズの設立準備資金およびコロニー落着事故への対応費用として計上されている。 0099年11月にはAE社が本計画に関する資料の一部を公開し、それまで謎とされていた第1世代MSと第2世代MSをつなぐミッシングリンクとして注目を集める。
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「クロスボーン・ガンダム」の記事における「設定概要」の解説
劇場用アニメ『機動戦士ガンダムF91』の主役機「ガンダムF91」と同じくサナリィ製F9シリーズの試作機で、クロスボーン・バンガードへの協力を決定したサナリィが、地球外の惑星宙域への本格的な進出を前提として開発した機体である。主として木星圏での運用を念頭に置いた開発がなされており、高い推進力・耐放射線性や近接戦闘に耐えうる頑強な機体構造を兼ね備えている。事実上地球圏で開発された初の外惑星対応型MSである。 なおクロスボーン・ガンダムは実戦データ収集を目的とするサナリィから補給を条件に海賊軍に配備されたものである。そのため機体・装備共に様々な実験を兼ねている事から、機体ごとの相違が見受けられディテールが安定しない。ザンバスターやABCマントをはじめとする大半の武装は試作品であり、標準武装はバルカン砲、ビームサーベル、ヒートダガー等である。また頭部の髑髏レリーフなど中世の海賊を思わせる意匠や装飾は海賊軍によって施されたものである。 いずれの機体も物語の進行によって大小の改修が施されていき、続編作品にも登場するX1は特にバリエーションが多い。『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』では、本来のX3に相当する4機目のクロスボーン・ガンダム「X-0」が登場する。更にシリーズの長期連載に伴い新たな機体が登場し、製造元もサナリィから木星側へと移行している。 当記事では、これらバリエーションも含め簡易生産型である「フリント」の解説も行う。
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「オーバーテクノロジー・オブ・マクロス」の記事における「設定概要」の解説
作品世界において、現代科学をはるかにしのぐ異星人の超先進科学技術を、地球側では一般にOTMと呼ぶ。太古のプロトカルチャー文明の遺産であり、彼らが製造した戦闘バイオノイド「ゼントラーディ」や、「監察軍」の兵器群もこの系統に属する。 地球に落下した監察軍の砲艦 (ASS-1) を「SDF-1 マクロス」に改修する過程で、先進諸国の合同研究機関OTEC(オーテック)社により分析され、以前は宇宙ステーション建設レベルであった地球の科学技術に爆発的進化をもたらした。従来の兵器系に幅広く導入されたほか、可変戦闘機「バルキリー」や陸戦ロボット「デストロイド」などの新兵器も、OTMなしには構想すらなしえなかった。しかし、原理を根本まで解明できず、墜落艦のシステムをデッドコピーした部分も多く、初期には運用上のさまざまなトラブルにみまわれる。また、OTMの所有を巡り生じた利権争いが、統合政府と反統合勢力の武力衝突「統合戦争」の要因となったことも事実である。 のちにOTMは軍事から民間まで幅広く活用され、人類の宇宙進出を支える原動力となる。地球人とゼントラーディ人の共存時代にはさらなる研究が進み、両者の技術特性を兼ね備える兵器も登場する。とくにゼントラーディ系開発メーカー、ゼネラル・ギャラクシー社はOTMを積極導入した機体設計で知られる。2040年の「スーパーノヴァ計画」以降の次世代可変戦闘機(Advanced Variable Fighter:AVF)では、フォールドシステムなどかつては艦艇クラスにしか搭載できなかった大型システムが軒並み小型化され、随所に搭載されるまで進化している。
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宇宙世紀0102年、サナリィは連邦政府に対し、MS小型化の指針を提示。これを受けて連邦軍はアナハイム・エレクトロニクスに小型MSの開発を要請し初の小型MSとして「ヘビーガン」を完成させたが、その性能に不満を持ったサナリィは連邦議会の承認を経て「フォーミュラ計画」とする小型MS開発計画を進め、宇宙世紀0111年9月にF90を完成させる。翌0112年(0111年10月とする資料もある)に開催された連邦軍の次期主力機コンペにおいて、F90はAEが開発した試作機「MSA-120」に圧勝し、MS開発の主導権をサナリィへと移した。開発に至ってはサナリィ幹部のジョブ・ジョンが携わっている。 フォーミュラ計画によって開発された機体群は、それ以前のMSとは異なる規格となり、本格的な第二期MSと呼べるものである。出力の効率はそのままに機体の小型化に成功しており、軍事費の削減にも寄与した。 型式番号 フォーミュラ計画は以下の分類でMSの設計開発が行われていたとされる。このうち、F6シリーズに属するMSは発表されていない。F5シリーズ - AFV型MS F6シリーズ - 局地戦用格闘型MS(コードナンバーのみで廃止、とされている) F7シリーズ - 支援用MS F8シリーズ - 汎用量産型MS F9シリーズ - 主力MS F0シリーズ - 詳細は不明である。 開発番号はF9シリーズの場合、1番目に開発された機体がF90、2番目に開発された機体がF91と指定され、10番目に開発された機体はF99となる(11番目以降はF01から始まるという説もある)。 F8シリーズはヘビーガンの後継を目的としたMSなど、つまり汎用MSとされている。このためF89は「汎用量産タイプとして10番目に開発された機体」となるが、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』においては「完成形の名称がF90であることを前提としての社内コードを付けられた実験機」が別途設定されている。
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地球連合宇宙艦隊(Earth Starfleet)とは、22世紀前半に地球連合政府が保有していた組織。設立された年については明確にされていない。ジョナサン・アーチャー大佐が2136年に宇宙士官であることを理由に結婚を断られており、2136年の段階ですでに宇宙艦隊は存在していたことになる。 本部の場所は北アメリカ大陸のサンフランシスコ。運営者は地球連合宇宙艦隊司令部、地球連合宇宙開発局 (United Earth Space Probe Agency)、ヴァルカン最高司令部。 地球連合宇宙艦隊は民間組織である。地球連合政府組織の中の一民間機関であるが、問題が発生した場合は、軍事攻撃指令作戦部隊や地球連合宇宙開発局、地球連合外交団などと協力する。のちにそれら機関を統合した大きな組織と変貌する。おもな役割は科学的開発と宇宙探査を目的としている。 組織構成米国海軍と英国海軍をモデルとしている。軍事組織を参考に組織されているが軍隊組織ではない。地球連合宇宙艦隊とは別に地球には軍隊が存在している。2153年のズィンディ危機の際にエンタープライズ(NX-01)に軍事部隊が搭乗することになり、その結果、宇宙艦隊と地球軍が統一される布石となる。 艦隊のユニフォームは、「指令部門」「科学士官」「技術士官」の三パターンで色分けされる。3パターンで色分けされている、このユニフォームはのちの惑星連邦宇宙艦隊の基礎となる。艦隊の職員の中には地球外交団で働いていた者もいる。
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作品世界内における2000年7月(2001年1月、2001年5月とも)から2007年1月(『マクロス ゼロ』以降の設定では2008年11月または12月)まで、地球統一を目指す体制(地球統合政府)と抵抗勢力(反統合同盟)のあいだで行われたとされる。世界各地で続いた紛争・内乱の総称であり、いわゆる第三次世界大戦ではないが、旧時代と新時代の観念が衝突した動乱期として位置づけられている。この戦争から2年後(『マクロス ゼロ』以降の設定では翌年)、地球と異星人ゼントラーディ人のあいだに第一次星間大戦が勃発する。
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正式名称、タグルアト石油。短期間で急成長を遂げた日本の石油関連企業であると同時に、多様な業種の子会社を傘下に持つ大企業グループである。本来得意とする基幹事業は海底掘削であったが、21世紀現在はその副産物として得られた化学物質「海底の蜜」を主原料とする清涼飲料水『Slusho!』の発売元として世に名が知られている。しかし、その経営実態は不明瞭であるとされている。 2007〜2016年現在、CEOは吉田ガヌ。「吉田」姓は母方の祖父である農業経営者リョウタから3代にわたり受け継がれているが、その理由が語られているメディアはない。ガヌは亡き母吉田ノリコの遺志を継いで、世界一おいしいドリンクを作り世界に送り出すこと、及び、宇宙の星々にまで手を伸ばすこと等を目下の目標として公表している。ノリコは幼い頃から無類の清涼飲料愛飲家であり、毎食のその無限ともいえるガブ飲みぶりにより、就学期にはクラスメートから「小さなクジラ」と呼ばれていた。ある日、ノリコは究極の調味料を求めて海底探査に向かったが、『Slusho!』公式サイトの解説に、「悲劇がおきた」、「彼女はたった一人の息子を置いていってしまった」、「(ガヌの)母を殺した清涼飲料開発研究」、「(ガヌは)辛さから、清涼飲料事業をいとこに放り渡した」などと、探査中彼女が事故等で死を遂げた事を示唆する記載がある。
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突撃機動軍情報統括長であるヒュー・マルキン・ケルビン大佐によって立案され、突撃機動軍司令キシリア・ザビ少将の影響下にあるあらゆる部隊からトップ・エースのみを招集し、宇宙世紀0079年10月26日に発足する。当初は「大隊」とは程遠い少数編成であるが、最盛期は大隊編成定数を超える31名となり、パイロット以外のエンジニアやメカニックも替えが効かない者ばかりを集めているため、常に定数を越えて人員を維持しており、そのため「特別編成大隊」と呼称される。 地球連邦軍がMSの量産に成功したことを受け、工業力に劣る公国軍は「個の質の向上」を対応策とし、モビルアーマーやサイコミュ搭載機などの開発と並行して創設される。一方で、元隊員であるジャコビアス・ノードが宇宙世紀0090年にFSSのインタビューで語った証言によれば、ヒューは同時期に発足したシャア・アズナブル大佐率いるニュータイプ部隊が造反した場合に対抗する「カウンター・ニュータイプ部隊」として本部隊を立案し、キシリアに『オールドタイプによるニュータイプ殲滅部隊の研究と開発、そしてその運用』というレポートを提示したという。そのため、公国軍における初期の強化人間ともいえるイングリッド0やユーマ・ライトニングも配属されたとされる。 部隊は、中核となるエース・パイロットのMS隊、母艦と支援艦で構成された艦隊、中核隊の予備も兼ねた艦隊直衛MS隊、そして技術支援隊「ヒュドラ (Hydra)」の4つで構成される。中核MS隊の乗機として、25機生産された先行量産型ゲルググのうち1機(シャア大佐へ)を除くすべてを受領し、コレヒドール暗礁宙域で実働テストおよび慣熟訓練をおこなう。並行して、各MSメーカーのトップ・エンジニアが出向しているヒュドラが、巨大プラント艦「ミナレット」の設計支援システムを用いてパイロットの要望に合わせた機体のカスタマイズをほどこし、30は下らないバリエーションを生み出したとされる。パイロットはそれらの装備を駆使した戦術を研究し、C型系を支援機、B型系を直掩機とする2機1小隊制の運用法もこの時期に確立したと伝えられる。
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「サイド (ガンダムシリーズ)」の記事における「設定概要」の解説
各サイドは、地球と月の各ラグランジュポイントを中心とした楕円に近い軌道に設置されており、建造順に番号が振られている。初期設定では地球を挟んだ反対側の月軌道上に配置されたルナツー側のラグランジュポイントを含めた6点に1サイドずつが配置されていたが、現在ではルナツーはサイド7と共にL3点付近に配置され、その他のサイドも月とのラグランジュポイントに存在する設定となっている。アニメ『機動戦士ガンダム』とそれ以降の作品では一部のサイドの場所と番号が変更されているが、それは一年戦争後のコロニー再生計画の結果によるものとされている。 作品にもよるが、1つのサイドで1億〜20億人程度の人口を持つとされる。また劇場用アニメ『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』では、サイド3の総人口が1億5000万人と語られている。しかし、ラポート社の『機動戦士ガンダム 宇宙世紀vol.1 歴史編』などの設定資料では、1つのサイドで10億人、サイド3、5のみ20億人とする説が取られている。 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、1つのサイドで1億2000万人前後の人口とされている。このためか本作では地球環境の悪化に歯止めが掛からず、地球上に大量の難民が発生しており、巨額の費用をかけてスペース・コロニーを建造するよりも、砂漠地帯やツンドラ地帯を開発し、人が住める環境を作る方が良いのではないのかという意見も一部に出ている。 初期設定では、スペース・コロニー1基を1バンチとし、1サイドは36〜40バンチ、合計13億人が居住するとしている。各サイドの愛称は初期設定からすでに使用されており、サイド7のみ「トア」から「ノア」に変更されている。 漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では、サイド3の居住用コロニーが約40基、1基当りの収容人口を約1,000万人としているが、一年戦争時は出兵・疎開により人口は3分の1以下に減少した結果、戦争末期の12月の総人口は1億5000万人になっているとされている。その他のサイドについてはいくつのコロニーがあるのかは不明。 宇宙における生活拠点はサイドや月以外にも、独自の軌道を取るコロニーや宇宙要塞等が存在している。また、ラグランジュポイント付近にはしばしば戦乱で破壊されたコロニーの残骸などのスペースデブリが集積して暗礁宙域が形成され、反地球連邦勢力の拠点となることもあった。
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サイコミュの基礎機能を持つコンピューター・チップを、金属粒子レベルで鋳込んだモビルスーツ(MS)用の構造部材。アハヴァ・アジールによる前身技術の研究を経て、新生ネオ・ジオンにより開発された技術で、ヤクト・ドーガを設計する際にサイコミュに必要とされる装置自体を小型化した事で省略された機能を代替するために開発された。 サイコフレームの採用によって機体の駆動系にパイロットの意思を直接伝える事が可能となり、コクピット周辺や機体各所へ分散配置することで追従性の大幅な向上が実現。同時にサイコミュ装置の搭載スペースの大幅な削減に貢献しているため、本体重量の軽量化にも繋がった。チップ単体では実効的な効果を持たないためサイコミュシステムとして機能させるにはメインとなる装置が別途必要になるが、サイコ・フレーム単体でフル規格サイコミュと同等の性能を発揮した事例も挙がっており、相乗効果も含めてサイコミュという概念を一変させるポテンシャルを秘めている。開発はシャア・アズナブル自身が行った。 構造材そのものにサイコミュ能力を持たせることに成功したが、この技術には未解明の部分が多く、U.C.0096に生じた「ラプラス事変」において、アナハイム・エレクトロニクスからビスト財団へ出向してきていたアーロン・テルジェフも、ユニコーンガンダムの装甲から露出したサイコ・フレームが発光する理由は造った自分達ですら分からないと語っている。ただし、サイコフレーム自体は「さして精製が難しいものではない」とされる。また、サイコフレームがサイコミュとして優秀なのは確かだが、搭載機の性能を必ずしも担保するものではない。 『逆襲のシャア』制作サイドでサイコフレームのメカニカルデザインを担当したのはガイナックスの当時の社長岡田斗司夫で、岡田は自身の動画にて「設定、デザイン画を担当し、コンパスで描いた絵がそのまま採用されてびっくりした」と発言した。なお、本作に登場するサイコミュ調整器も岡田がラフデザインを行い、田中精美が清書したとも発言している。
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