サイド7とは? わかりやすく解説

サイド7(ノア→グリーン・オアシス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 23:15 UTC 版)

サイド (ガンダムシリーズ)」の記事における「サイド7(ノアグリーン・オアシス)」の解説

月と同じ軌道で、地球から見て月とは正反対のL3点付近にある。一年戦争勃発2年前から建設開始され未完成ながら居住始まっていたコロニー1基が『機動戦士ガンダム』物語の発端となった。L3点付近に地球連邦軍宇宙要塞ルナツーも置かれている。 一年戦争終了後再建されグリーン・オアシス改称されるティターンズ拠点置かれ『機動戦士Ζガンダム』においても物語の発端の場所となっている。しかし、その後戦乱既存サイド再建人手取られ新規コロニー建造出来ずコロニー1基だけでは生活物資自給自足ままならないため、ザンスカール戦争以降時代にはルナツー近辺移設されている。 漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』時代、元々の宙域には残骸化したコロニーレーザーと、その一部不法に居住するものたちがいるだけのようである。 1バンチ / グリーンノア1 (Green noa1) 『機動戦士ガンダム』『機動戦士Ζガンダム』登場。名称は『Ζ』で付けられた。 一年戦争当時地球圏の宙域大半緒戦一週間戦争でほぼジオン制圧下におかれ、ルナツーの守備範囲内にある本コロニーのみが連邦軍勢力にあった表向き疎開のような扱いをされており、住民老人子供比率が高い。 そのような環境隠れ蓑とし、ここにV作戦により開発されるモビルスーツ (MS) の性能試験等を行う施設極秘建造される。そして、宇宙世紀00799月18日強襲揚陸艦ホワイトベースMS受領のため入港した際に、シャア・アズナブル指揮下の偵察部隊との間で史上初めてのMS同士戦闘が本コロニー内で展開されるその時被った甚大なダメージにより、生き残った住民ホワイトベース避難し、本コロニー放棄されることとなる。 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、サイド7の建設そのものV作戦隠れ蓑であった事が示されている。そのため工事故意遅延されており、そうした事情知らされずに工事受注したミライ・ヤシマの父シュウがいぶか場面がある。 一年戦争終結後再建されカミーユ・ビダンファ・ユイリィ住んでいる。本コロニーにおいてガンダムMk-II性能テストが行われていることを知ったクワトロ・バジーナらが潜入交戦態となり、混乱乗じてカミーユそのうち1機を強奪している。 漫画機動戦士ガンダム カタナ』では、0084年には「グリーンノア」と呼ばれ再建され人も住んでおり、連邦総会開催されている。 漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』では、宇宙世紀0157年にコロニーレーザー修復進めようとした連邦軍に対して反対派暴動があり、修理依頼派遣されていた事業主アンクル・キング氏が死亡している。その後首切り王こと、エバンス・ジルベスターによってルナツー宙域移設される。実は作中時点宇宙世紀170年)で住民はすべてルナツーに移されており、皮肉にも首切り王によってコロニーレーザー改造されていた。 2バンチ / グリーンノア2 / グリプス (Gryps) 『機動戦士Ζガンダム』登場密閉型コロニー2つ繋ぎ合わせた形状で、主にティターンズ軍事基地工廠建設されている。バスク・オムによって「グリプス」という別称与えられており、グリプス戦役呼び名はここに由来するグリプス戦役後半で再び2基に分離させられ一方グリプス2)がコロニーレーザー改造される漫画機動戦士ガンダム カタナ』では、1バンチ宇宙世紀0084年の連邦総会会場決まったため、補修用のサブ・コロニーとして同様の密閉型コロニー移送されているが、内部での連邦軍閥「シン・フェデラル」と連邦軍警察BGST」との戦闘の末に真っ二つにされており、のちに修復されたのか、新たに建設されたかは不明

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