今後の戦略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 16:17 UTC 版)
関西、九州を中心に、全国的に店舗網を広げていきたい考えであるとされ、実際に東証マザーズへの新規上場時に公表された有価証券届出書には「全国1000店体制」を目標とする旨の記載がなされている。本場大阪には2016年7月末時点では2店舗だけしかなかったが、2022年現在は15店舗にまで拡大中している。 また、店舗運営上の戦略として串カツ田中では、串かつを大阪の「伝統的なB級グルメ」と呼び、料理の職人抜きでも運営できる店舗を志向し、また価格帯も低く設定することで、高級路線ではなくファミリー層の開拓も実行している。さらに路面店の場合は、路面1階に店舗を構えるようにすることで、店外にも店内の雰囲気を伝えられるようにする店舗設計を採っている。 一方で、現在の出店先は7割以上が住宅街の一角である点が課題の一つで、上場後は繁華街にも出店数の増加により課題を克服することを目論んでいると社長の貫はマスコミに語っている。また、財務上の戦略として、顧客が気軽に立ち寄れるよう客単価を2400円程度とするように価格設定し、同時に店舗でクレジットカードが原則使えない体制を採ることで、外食産業に取り組んでいる企業にしては収益力が高い状況にしつつ、同時に常に現金が回る財務体質をとっている。
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