現在のテラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 10:09 UTC 版)
現在のテラは休戦状態になっている。ただしこれは正式な休戦条約が結ばれたわけでなく、天羅とテラの両軍が天使に対抗するために力を蓄えている状態といえる。今後の戦略については新たな敵の登場に対して人類同士は手を結ぶべきだという意見と、徹底抗戦を唱える者との二つの意見が両軍ともに存在しており、第二次南北戦争の行方については先が見えない状態である。 第二次南北戦争の主な戦場になったのはテラの東部である。南東部はすでに天羅の植民地と化しており、北東部がテラの拠点になっている。そして、天羅とテラの勢力地域の間を縫うように、天使たちの支配地域「エンゼルベルト」が存在する。 一方、テラ大陸の大部分を占める大西部は戦争の傷痕は薄い。大西部は未知なる場所であり西部開拓運動がはじまってから200年以上がたった現在でも人類は真のウェストエンド(大陸西端)にいたってはいない。東部で大戦争を起こしている間でさえテラ人のフロンティアスピリットは衰え得ることなく開拓運動は続けられ、天使たちがやってきた今でさえウェストエンドを目指して横断鉄道は走り続けている。 休戦状態とはいえ、実際には両軍の散発的な戦闘はどこかしこで発生している。また、混乱の中で軍の統制はとれておらず、大隊や連隊レベルでは独自に行動する勢力も多いようである。これは天羅軍に特に顕著で、大名同士の横のつながりが薄く本国に帰れば敵同士という大名も多いため、テラ軍との休戦状態をいいことに仲間割れに近い形でテラ南東部での国盗り合戦を画策しているものもいるようだ。
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