休戦条約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 10:04 UTC 版)
惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)により両国とも戦争継続が不可能になったが、まだ国家間で正式な休戦協定を結ばれたわけでは無く、再び交戦状態になるかどうかわからない不安定な緊張状態の中にあった。だが、現状では双方とも大異変の影響で軍事行動を起こせるほど戦力が無く、また主戦力であるゾイドも大異変による磁気嵐の影響で機能が低下した状態でまったくの無力であった。 大異変から1年後のZAC2057年、西方大陸エウロペに位置する砂漠地帯「レッドラスト」にあるカシル村にてヘリック大統領に保護されたゼネバスの娘、エレナを仲介役に休戦協定の会談が行われようとしていた。しかし、ガイロス帝国の軍上層部は和平反対派が多くエレナの抹殺を企てていた。そして和平反対派は行動を起こし、地中からガイロス帝国の新型ゾイド「ヴァルガ」が出現。さらに磁気嵐対応化したヘルディガンナーを従えて会談の場を襲撃し、警戒にあたっていた共和国軍と交戦。ヘリック大統領とエレナは辛くも脱出し事なきを得た。レッドラストでの交戦は共和国軍が勝利したが、実質的には辛勝であった。この事件により休戦交渉は決裂、エレナは共和国に亡命することになった。そして、回収されたヘルディガンナーの残骸や分析されたヴァルガとの戦闘データから、帝国軍が失われた技術を再生させようと企んでいると知った共和国軍はそれを阻止すべく、挙兵を決意した。
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