SLCP-JCF
読み方:エスエルシーピージェイシーエフ
別名:共通フレーム
SLCP-JCF98とは、ソフトウェア開発における一連の開発工程や取引のプロセスを明確化して、ベンダーや顧客の間で共通して参照できるようにするためのガイドラインの名称である。
SLCP-JCF98は、ユーザーや顧客ごとに手法の異なる開発プロセスを共通の枠組みへ対応させることができる。これによって双方の認識を一致させ、工程把握や見積もり、品質管理などにおいてトラブルの発生を抑えたり、共同作業可能にすることができる。
SLCP-JCFは情報処理振興事業協会(IPA)を中心に策定され、1994年に初めて提案された。1998年には日本工業規格「JIS X 0160」の策定を受けて改訂された「SLCP-JCF98」が提出されている。
共通フレーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 06:18 UTC 版)
共通フレーム(きょうつうフレーム、SLCP-JCF[† 1])は、情報処理推進機構が発行している、ソフトウェアライフサイクルにおける用語や作業内容などを規定したガイドライン。
- ^ a b c 『SEC BOOKS 共通フレーム2013』(Kindle版(2013年3月4日刊行本が底本)、独立行政法人情報処理推進機構、2013年3月4日)
- ^ a b c “SLCP-JCFとは|共通フレーム|Software LifeCycle Process Japan Common Frame : 意味/定義 - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2017年3月29日閲覧。
- ^ a b “共通フレーム2013の概説(pdf文書)”. 独立行政法人情報処理推進機構技術本部 (IPA) ソフトウェア・エンジニアリング・センター (SEC) 研究員室谷隆. 2017年3月29日閲覧。
- ^ a b “情報システム用語事典:共通フレーム(きょうつうふれーむ) - ITmedia エンタープライズ”. @IT情報マネジメント編集部. 2017年3月29日閲覧。
- 1 共通フレームとは
- 2 共通フレームの概要
- 3 外部リンク
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