MS_ERA_0001〜0080_ガンダム戦場写真集とは? わかりやすく解説

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MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/03 15:52 UTC 版)

MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』(エムエス エラ トリプルオーワン ダブルオーエイティ ガンダムせんじょうしゃしんしゅう)は、1990年3月にバンダイから発行されたアニメ『ガンダムシリーズ』関連のムック。1999年と2008年の2度にわたって再刊行されている。

概要

宇宙世紀世界における戦場写真集」というコンセプトで刊行された書籍で、タイトルに「0001〜0080」とあるように、一年戦争があった宇宙世紀0079年以前の0001年から0078年までの「写真」も収録されている(最初の写真は西暦1969年に月面に印されたニール・アームストロングの足跡の写真をセル化したものである)。

発刊のきっかけはOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のエンディングで挿入された「戦時下の子供達の写真」を、同作でデザインワークスをしていた出渕裕がこの手法で「世界観が表現できる」と感じたことによる[1]。なお、このエンディングでの「写真」もほとんどが収録されている。

「写真」に登場するモビルスーツは『0080』当初のコンセプトの「当時の時代性に合わせてリファインされたデザインのもの」として描かれており、『0080』に未登場の機種もそのコンセプトで再デザインされている。また、『0080』の本編とリンクした「写真」や『機動戦士ガンダム』から題材をとった「写真」も収録されている(ホワイトベース隊マチルダ・アジャンの写真や、ララァ・スンを撮った写真など)。

『0080』で監督を務めた高山文彦が出渕と共同で構成し、『0080』で作画監督を務めた窪岡俊之川元利浩岩滝智が作画、背景を『0080』で美術監督を務めた池田繁美とアトリエ・ムサが務めている。他にアイデアの提供者として、河森正治高松信司ゆうきまさみなどがいる。

1999年に再刊行された『M.S.ERA 0099』は、「宇宙世紀0084年に刊行された『M.S.ERA』の『宇宙世紀0099年再刊行版』の『日本語版』」という形式となっていて、1990年版になかった「写真」が1枚、「宇宙世紀0099年版『序文』」と「日本語版編集後記」が追加されている[2]。また、ジオンの英語表記が「ZION」から「ZEON」へ修正されている。

書籍情報

MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集
M.S.ERA 0099 機動戦士ガンダム戦場写真集
M.S.ERA MOBILE SUIT GUNDAM 0001-0080 POPULAR EDITION 機動戦士ガンダム戦場写真集
  • 2008年3月 メディアワークス刊行
  • ISBN 978-4840242394
  • 1999年版の廉価版。追加された「写真」が削除されている。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 『MOBILE SUIT GUNDAM 80/83/08』 太田出版、34頁。
  2. ^ 1990年版にはなかった「『PROLOGUE』の日本語訳」も収録されている。

関連項目


MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:03 UTC 版)

ガンダムシリーズの登場艦船及びその他の兵器一覧」の記事における「MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集」の解説

ここでは、書籍『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』の登場兵器挙げる。名称に「改」の付く機体があるが、あくまでリファインとしての便宜上の名称であり、別のバリエーション機という訳ではない。 ジオン公国軍 ジオニック社製戦車 ドップ改大気圏内用戦闘機ユーコン攻撃型潜水艦水中艦艇)U-707 ルッグン改(大気圏内用偵察機ジムコマンド鹵獲仕様 木星船団 ヘリウム輸送艦宇宙輸送艦

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