ゴッグとは? わかりやすく解説

ゴッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/22 07:19 UTC 版)

ゴッグ (GOGG) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」 (MS) のひとつ。初出は、1979年放送のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。


注釈

  1. ^ 本機を含む水陸両用MSの装甲材質は長らく設定されていなかった。1996年発行の書籍『データコレクション2 一年戦争編』で「超高張力鋼」とされ[8]、2000年の『MSVコレクションファイル[地球編]』では「チタン・セラミック複合材」も併記されるが、翌年の『GUNDAM OFFICIALS』では後者のみが記載され[6]、以降の資料では『OFFICIALS』を踏襲している。
  2. ^ ガンダムセンチュリー』では1号機の完成が0080年1月、地上に降ろされたのが2月とされるが、同書の時系列は現在の設定とは異なる。
  3. ^ プロトタイプゴッグの開発を経て、前期型が競作機である水中実験機と共に少数先行生産され、試験運用されたとする資料もみられる。[3]
  4. ^ 後期型の生産は、キャリフォルニアベースのツィマット社工廠で行われた[13]
  5. ^ 「収束ビーム砲」[17]、「偏向メガ粒子砲」との記述がみられる[15][10]
  6. ^ 3門とする資料もみられる[15]
  7. ^ 鈎爪の「アイアン・ネイル」という名称はテレビ版放映終了直後の書籍で氷川竜介が創作したものであり[19]、同書を子供向けに「怪獣図鑑」として扱った結果であるという[20]
  8. ^ テレビ版第27話で、ズゴックとゴッグの乗り心地を比較している。
  9. ^ プラモデルキットによっては、説明書内用語辞典でフリージーヤードに言及されているものの、諸元表に記述がみられず装備の有無が不明なものもみられる[36]
  10. ^ ビーム・キャノンと記述した資料もみられる[39]

出典

  1. ^ a b 『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイブ』メディアワークス、1999年6月、96-97頁。ISBN 978-4840212113
  2. ^ 『コミックボンボン』1982年6月号、講談社、209頁。
  3. ^ a b c 皆川ゆか『機動戦士ガンダム公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』講談社、2001年3月、292-293頁。ISBN 978-4063301106
  4. ^ a b c d e f 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、56-57頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  5. ^ a b c d e 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻(講談社)
  6. ^ a b OFFICIALS 2001, p. 292-295.
  7. ^ a b c d e f g MSVコレクションファイル地球編 2000.
  8. ^ a b DC一年戦争編 1996, p. 28.
  9. ^ 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士0080 ポケットの中の戦争 VOL 2』(バンダイ、1989年)
  10. ^ a b c d e f g h ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、39頁。ISBN 4-87777-028-3
  11. ^ a b c 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション(2) ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年4月30日、2006年7月(復刻版)、108-109頁。ISBN 978-4063721768
  12. ^ a b c d 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983年5月、10-11頁。
  13. ^ a b c d e 『MG 1/100 ゴッグ』バンダイ、2003年6月、組立説明書。
  14. ^ 『モビルスーツ全集2 水陸両用モビルスーツBOOK』 双葉社、2010年11月15日、32頁
  15. ^ a b c d e f g h 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、84-85頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  16. ^ a b 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、182頁、ISBN 978-4063757958
  17. ^ a b 『機動戦士ガンダム 記録全集 3』日本サンライズ、1980年7月1日、171頁。
  18. ^ a b c d e f 『1/144 HGUC ゴッグ』バンダイ、2000年3月、組立説明書。
  19. ^ 『講談社ポケット百科シリーズ ロボット大全集1 機動戦士ガンダム』講談社、1981年4月、125頁。
  20. ^ 映画秘宝』関係者の中にいたガンダム野郎編「第3章 宿命の出会い ガンダムまんが大行進 「ポケット百科」に心を込めて 子どもたちに贈るガンダム」『ガンダム・エイジ ガンプラ世代のためのガンダム読本』洋泉社、1999年4月9日、ISBN 4-89691-379-5、188頁。
  21. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、122頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  22. ^ 『ロマンアルバム 機動戦士ガンダム』徳間書店、1980年7月、138頁。
  23. ^ 『ポケット百科シリーズロボット大全集[1]機動戦士ガンダム』講談社、1981年4月、42、124頁。
  24. ^ 『ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、45頁。ISBN 4-87777-028-3
  25. ^ 株式会社日本サンライズ『機動戦士ガンダム台本全記録』375-388p,391p,421-427p。
  26. ^ 株式会社日本サンライズ『機動戦士ガンダム記録全集4』183p。なお、本書にはゴック、ゴッグの表記が混在している。
  27. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE.46 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.7 デラーズ紛争編〈下〉】』バンダイ、1992年6月、137頁。
  28. ^ a b c d e f g h i j k l 『SD CLUB』第13号、バンダイ、1990年6月、80頁。
  29. ^ a b c d 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983年5月、10-11頁。
  30. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.4 MS開発競争編】』バンダイ、1991年2月、98-99頁。
  31. ^ a b c d e f g h i j k l 『SD CLUB』第9号(バンダイ、1990年2月)31頁。
  32. ^ 『大河原邦男アイアンワークス』(バンダイ、1989年11月)103頁。
  33. ^ 『出渕裕メカニカルデザインワークス1』ムービック、2000年8月、27頁。ISBN 978-4896014907
  34. ^ 『出渕裕メカニカルデザインワークス1』ムービック、2000年8月、96頁。ISBN 978-4896014907
  35. ^ モデルグラフィックス10 1988, p. 51.
  36. ^ a b c d e f g h i j k l 『1/144 ハイゴッグ』バンダイ、1989年5月、組立説明書。
  37. ^ a b 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、138-140頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  38. ^ a b 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、183頁、ISBN 978-4063757958
  39. ^ a b c d e f g 『HGUC 1/144 ハイゴッグ』バンダイ、2003年6月、組立説明書。
  40. ^ 『1/144 ズゴックE』バンダイ、1989年3月、組立説明書。
  41. ^ MECHANICAL ゴッグ”. OVA『機動戦士ガンダム サンダーボルト』公式サイト. 創通・サンライズ. 2021年11月18日閲覧。


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ゴッグ

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SDガンダムフルカラー劇場」の記事における「ゴッグ」の解説

水陸両用モビルスーツで、水中(特に海)をこよなく愛している。その愛情深さ時にポエムとして表現される。しかし秋になると海が冷たくなって入れないため情緒不安定になり、通り魔となってすれ違いざま何人かを手に掛けることがある

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ゴッグ

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機動戦士ガンダムALIVE」の記事における「ゴッグ」の解説

エピソード0」のみ登場本編には登場していない。

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ゴッグ

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「ゴッグ」の解説

最初から水陸両用MSとして開発され機体重武装により揚陸作戦想定して開発された。ステルス性能優れ腹部ビーム兵器内蔵するなど画期的機体だったが実戦配備から間もなくジオン軍地球での拠点失ったことで活躍の場限られた

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