リック・ドムとは? わかりやすく解説

リック・ドム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 06:28 UTC 版)

リック・ドム (RICK DOM) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1979年放送のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。


注釈

  1. ^ 機動戦士ガンダムΖΖ』第1話「プレリュードΖΖ」のクワトロ・バジーナの解説より。
  2. ^ ドムは陸戦用ではあるものの、その基本設計は良好であったため、空間戦闘用として再開発された[6]
  3. ^ ただし、このプランそのものはゲルググが本命であり、他の計画はそのつなぎに過ぎなかった。そのため、ゲルググの開発完了に伴い、他の機体の生産設備はゲルググのものに切り替えられた[8]
  4. ^ 開発の折には地上用機体の生産ラインを転用可能であったため、そのコストは低く抑えられた[9]
  5. ^ ドムでは熱核ジェット・ロケットエンジンが導入されていたが、それに代わって純ロケットを採用したと記述している資料もみられる[2]
  6. ^ 12機撃墜の内訳は、アムロのガンダムが9機、カイのガンキャノンが1機、スレッガー・ロウセイラ・マスGファイターがそれぞれ1機である。
  7. ^ 正しくは「怪盗リュックサック」。1971年のバラエティ番組『テレビはこれだ!ドラマが3つも』内の第2部「大活劇カンチョーマン」に登場。
  8. ^ ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』の公式サイトでも、外観からリック・ドムIIがベースとして利用されていたと思われている[25]
  9. ^ 一方、ドワス改がリック・ディアスの原型になったとする媒体もみられる[36]
  10. ^ 小松左京のSF小説・映画『さよならジュピター』に同名の宇宙船が登場する。

出典

  1. ^ a b c d e f 『MG 1/100 リック・ドム』バンダイ、1999年10月、組立説明書。
  2. ^ a b c d e f g 『ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、40頁。ISBN 4-87777-028-3
  3. ^ a b c d e f 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日初版発行、52-53頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  4. ^ a b c d 『講談社のポケットカード8 機動戦士ガンダム モビルスーツコレクション』(1982年)
  5. ^ a b 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士0080 ポケットの中の戦争 VOL 2』バンダイ、1989年9月、ISBN 4891890479
  6. ^ 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション(2) ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年4月30日、2006年7月(復刻版)、17頁。ISBN 978-4063721768
  7. ^ a b c 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日初版発行、42頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  8. ^ a b 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション(2) ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年4月30日、2006年7月(復刻版)、72-73頁。ISBN 978-4063721768
  9. ^ 「040 リック・ドム」『機動戦士ガンダムMSV COLLECTION FILE 宇宙編』講談社、1999年11月。(ISBN 4-06-346550-0)
  10. ^ a b c 『1/144 フルカラーモデル リック・ドム』バンダイ、1988年7月、組立説明書。
  11. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日初版発行、120頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  12. ^ 映画秘宝』関係者の中にいたガンダム野郎編「第4章 脱出 そして、ディープ・ガンダムの世界へ あなたの疑問に素早く回答! 『機動戦士ガンダム』なぜ?なに?質問箱 リック・ドムの"リック"ってどんな意味?」『ガンダム・エイジ ガンプラ世代のためのガンダム読本』洋泉社、1999年4月9日、ISBN 4-89691-379-5、209頁。
  13. ^ 『ガンダムエース』2012年3月号、角川書店、525頁。
  14. ^ a b 『SDガンダム ジージェネレーション ウォーズ 公式コンプリートガイド』バンダイナムコゲームス、2009年9月、396頁。ISBN 490237224X
  15. ^ a b c d 『マスターグレード MS-09RS シャア専用リック・ドム』付属説明書、バンダイ、2003年1月。
  16. ^ a b c 『マスターグレード MS-09R リック・ドム』付属説明書、バンダイ、1999年10月。
  17. ^ 『機動戦士ガンダム モビルスーツ開発秘録』竹書房、2009年7月2日、178-180頁。ISBN 978-4-8124-3869-5 
  18. ^ 『SDガンダム GGENERATION-F.I.F パーフェクトガイド+MS名鑑』ソフトバンク パブリッシング、2001年7月、191頁。
  19. ^ 『HG ドム試作実験機』解説書、バンダイ、2016年2月。
  20. ^ 『マスターグレード MS-14A「ゲルググ(アナベル・ガトー専用機)」』説明書、2003年2月。
  21. ^ 『機動戦士ガンダムMS大全集2013』(アスキー・メディアワークス、2012年12月、50頁。ISBN 978-4048912150
  22. ^ 『ADVANCE OF Ζ 〜ティターンズの旗のもとに〜 Vol.1』メディアワークス、2003年5月、ISBN 978-4-84-022399-7[要ページ番号]
  23. ^ 『ADVANCE OF Ζ 〜ティターンズの旗のもとに〜Vol.2』メディアワークス、2003年12月、25頁。ISBN 978-4-84-022589-2
  24. ^ 『ADVANCE OF Ζ 〜ティターンズの旗のもとに〜Vol.2』メディアワークス、2003年12月、87頁。ISBN 978-4-84-022589-2
  25. ^ リック・ドム[シュトゥッツァー]”. 『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2022年10月6日閲覧。
  26. ^ 『出渕裕メカニカルデザインワークス 1』ムービック、2000年8月、24頁。(ISBN 978-4896014907)
  27. ^ a b 昼MSリックドムII 2021.
  28. ^ 『1/144 リック・ドムII』バンダイ、1989年5月、商品パッケージ。
  29. ^ a b c d e f g 『1/144 リック・ドムII』バンダイ、1989年5月、組立説明書。
  30. ^ a b c d e 『HGUC 1/144 リック・ドムII』バンダイ、2004年1月、組立説明書。
  31. ^ 『データコレクション3 機動戦士ガンダム~一年戦争外伝~』メディアワークス、1997年3月、21頁。ISBN 4-07-305840-1
  32. ^ 昼MSリックドムII0083 2021.
  33. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p Special - 機動戦士ガンダム0083 新作ピクチャードラマ「宇宙の蜉蝣2」”. 機動戦士ガンダム0083. 創通・サンライズ. 2016年1月29日閲覧。
  34. ^ 「U-97 ドム・バインニヒツ」『ガンダムウォー 新世紀の鼓動』バンダイ、2001年2月、収録カードの記述。
  35. ^ a b 『電撃ホビーマガジン』2000年11月号、メディアワークス、62頁。
  36. ^ アナハイム・ラボラトリーログ 第4回矢立文庫、2017年2月20日。
  37. ^ 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、171頁、ISBN 978-4063757958
  38. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 関西リョウジ『機動戦士ガンダムUC プリズマティック・モビルズ part2』角川書店、2016年7月、138-139頁。ISBN 978-4041046685



リック・ドム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 06:01 UTC 版)

SDガンダムフルカラー劇場」の記事における「リック・ドム」の解説

宇宙戦用のドム12兄弟

※この「リック・ドム」の解説は、「SDガンダムフルカラー劇場」の解説の一部です。
「リック・ドム」を含む「SDガンダムフルカラー劇場」の記事については、「SDガンダムフルカラー劇場」の概要を参照ください。


リック・ドム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 08:52 UTC 版)

機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事における「リック・ドム」の解説

白兵戦にはヒートサーベル砲撃にはジャイアント・バズーカを使用本作品では「リックドム」と表記されている。第10話では全ての敵がリック・ドムである。

※この「リック・ドム」の解説は、「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の解説の一部です。
「リック・ドム」を含む「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事については、「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の概要を参照ください。

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