ジオン公国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 13:49 UTC 版)
ジオン公国(ジオンこうこく、Principality of Zeon[1])は、宇宙世紀を舞台とする『ガンダムシリーズ』に登場する架空の国家である。ジオン共和国(初代)の後身。『機動戦士ガンダム』では、主人公アムロ・レイが所属する地球連邦軍に敵対する勢力として登場する。
- ^ 1998年以前はZION DUKEDOMとされていた。
- ^ 『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編』但し、この数値はあまりにも低いという意見も存在する
- ^ ガルマ国葬時のギレンの演説より。なお、テレビアニメ版では「30分の1以下」、劇場版では「30分の1」となっている。
- ^ OVA『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第1話、オープニング直後の映像中における年表より。
- ^ ORIGIN公式STORY英 2014.
- ^ ORIGIN公式事始めII-5英 2015.
- ^ ORIGIN公式事始めII-5 2015.
- ^ 富野由悠季が「ファーストガンダムそのもののダイジェスト版」と位置付けた、小説「密会 アムロとララァ」ではザビ家に暗殺されたと記載されている。
- ^ 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、強硬派がダイクンで、穏健派がデギンとして描いている。
- ^ ジオン兵・サイド3市民は「ジオン独立戦争」と呼んでいた。
- ^ 小説版によると、連邦宇宙軍の将兵とはほとんどがこの時殺された人々の遺族もしくは生き残りで構成されており(フラウ・ボゥやシロー・アマダなどが該当する)、ジオンに対する憎しみや敵愾心はすさまじいものがあったという。このことは連邦軍の戦意、士気の維持にもつながっていた。
- ^ MSV(講談社)では、1月26日の締結とされる。
- ^ 一般的に終戦とは停戦または休戦→休戦協定→平和条約(または講和条約)の締結となる。詳しくは「条約」の項を参照。
- ^ 総帥府、総司令部、3軍、技術本部の関係は『MS IGLOO』の劇中発言と、書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』16頁による。
- ^ OVA『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第2〜3話、『MS IGLOO2 重力戦線』第1話などのプロパガンダ放送は「総帥府発表」と銘打っている。
- ^ OVA『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第1話、『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話のキャディラック特務大尉の発言より。
- ^ OVA『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第1話
- ^ a b 書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』120頁より。
- ^ OVA『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話。オデッサ脱出部隊の救援に向かう際に「艦隊司令部」の存在が言及される。
- ^ テレビ版第37話、冒頭のナレーションより。
- ^ ゲーム作品ではキシリア・ザビ配下の特殊部隊が多く登場し、『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』でのマッチニモード隊、『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』でのMS特務遊撃隊(外人部隊)や屍食鬼隊などが登場した。
- ^ OVA『MS IGLOO 2 重力戦線』第1話、キシリアの演説より。
- ^ OVA『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話、シャハトとマイの会話やナレーションより。
- ^ 「赤い彗星」や「黒い三連星」といった通り名は敵である連邦軍の誰もまでが知っていた。実際の放送は『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話や、『MS IGLOO2 重力戦線』第2話で視聴できる。連邦軍もこれに対抗してプロパガンダ放送を放映していた。
- ^ 書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』118頁より。
- ^ 書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』121頁より。
- ^ 書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』123頁より。
- ^ 大戦果をあげたホワイトベースのブライト・ノア艦長も、最後まで連邦軍一般士官制服だった。
- ^ 書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』119頁より。
- ^ アニメでは表現できなくても、基本的に装着しているという設定。
- ^ a b c 書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』127頁より。
- ^ 小説『ガイア・ギア3』123-124頁
- ^ 小説『ガイア・ギア4』226頁
- 1 ジオン公国とは
- 2 ジオン公国の概要
- 3 概要
- 4 政体
- 5 ジオン訛り
- 6 ジオン公国の企業
ジオン公国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/29 19:52 UTC 版)
「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…」の記事における「ジオン公国」の解説
マレット・サンギーヌ 声:笹沼晃(現:笹沼尭羅) キシリア・ザビ配下のグラナダ特戦隊隊長にしてエースパイロット。階級は大尉。24歳。漫画版、小説版のみ登場する。 ガンダムに強い執着心を持っており、専用のアクト・ザクに搭乗して、サラブレッド隊と激闘を繰り広げる。 自身を優良種たるジオンの象徴と称し、プライドが高く他者を見下す傲慢な性格。「グラナダの戦力さえ生き残ればいい」と発言するなど戦略的な視野を有しておらず、ノルドから苦言を呈されたこともあるが、パイロットとしての実力は高く、部下からの信頼も厚い。小説版では強いマザーコンプレックスを抱いていることが描写され、常に母親の形見である赤いピアスを装着しているほか、キシリアを母親と同一視している。 ガンダム5号機との戦いの最中、ガンダム4号機のメガビームランチャーに巻き込まれて顔に重傷を負い、さらにガンダム打倒への執着心を増大させる。 グラナダでの最終決戦では、連邦とジオンの停戦後もそれを受け入れず、部隊のメンバーを引き連れてリミッターを解除したアクト・ザクで出撃。止めようとする軍医を射殺して強化薬「MT-01」を投与し、半ば狂気に支配された状態でアクト・ザクの性能を発揮してフォルドを追い詰めるも、ガンダム5号機のビームサーベルによりコックピットを貫かれ、死亡する。漫画版第3巻の「if」では、メガビームランチャーに完全に巻き込まれ、死亡する。 『GUNDAM LEGACY』では特戦隊結成直前に連邦軍の襲撃を受けたユイマン、リリア、ギュスターをリック・ドムIIで援護し、圧倒的な実力で信頼を勝ち得た様子が描かれる。 以下の3名(ユイマン、リリア、ギュスター)のキャラクターデザインはゲーム『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』に収録の「ミッションモード」において育成するジオン軍側プレイヤーキャラクターからの流用である。この「ミッションモード」でパイロットの名前を決めるとき、何も入力しないで決定するとジオン軍側はユイマン、リリア、ギュスターのフルネームが自動的に表示される。 ユイマン・カーライル 声:筈見純 グラナダ特戦隊の隊員。階級は中尉。ベテランパイロット。小説版、漫画版ではリック・ドムIIに搭乗。 かつて士官学校で教官を務めていたが、戦争の長期化にともない再び軍に召還される。マレットを含む特戦隊メンバーは彼の生徒でもある。 教え子ながら優れた実力を持つマレットを信頼しており、小説版では彼の暴走を抑える副官としても活躍するが、メガビームランチャーの光芒からマレットをかばい、死亡する。 漫画版ではグラナダで停戦後に出撃したマレットに従い、サラブレッド所属のガンキャノンと戦闘を行うも、マレットの死亡後、投降する。 『GUNDAM LEGACY』では、宇宙世紀0084年、マレットに未だ執着しているリリアを心配し、ジオン残党で構成されたテロ組織「狼の鉄槌」に参加。シルバー・ランスの突入を援護するが、阻止された後はリリア達と共に停戦する。 リリア・フローベール 声:荒木香恵 グラナダ特戦隊の隊員。階級は中尉。18歳。リック・ドムIIに搭乗しており、漫画版ではバズーカを両肩に装備している。 若いながらもパイロットとしての能力は非常に高い。性格的にやや気弱な面もあるがマレットを一途に信奉している。 小説版では気弱ながらも強い意志を持った女性として描かれている。キシリアからは試作機のテストパイロットとして重用されており、その事を妬んだマレットからは疎まれている。時にはマレットから鞭による私刑を受ける事もあるが、マレットが重傷を負って錯乱した際には彼を必死に救おうとする。銃口を向けられても焼け爛れたマレットの顔を見ても動じること無く、言われるままにキスすらしてみせるが、彼が求めるものは母親の慈愛である為、拒絶されてしまう。グラナダでは暴走したマレットを制止しようとして自機を撃破されるが、コックピットが無事だった為、フォルドに救助されて生還する。 漫画版では二重人格的なキャラクターとして描写されており、マレットの指揮下では冷酷な表情で笑みすら浮かべながら戦闘を行うが、彼の居ない場所ではガンダムの奇襲に震えるなど、年齢相応の少女として描かれている。グラナダで停戦後に出撃したマレットに従い、サラブレッド所属のガンキャノンと戦闘を行うも、マレットの死亡後、投降する。 『GUNDAM LEGACY』では、グラナダ特戦隊結成直前の戦闘中、父の形見のペンダントを無くしてパニック状態に陥るが、マレットに一喝されたことで自信を取り戻し、彼を強く信奉するに至るエピソードが描かれる。宇宙世紀0084年においても死亡したマレットを未だに信奉しており、ユイマンやギュスターと共にジオン残党で構成されたテロ組織「狼の鉄槌」に参加。連邦軍に恭順したジオン共和国に対し、気化弾頭と惑星間巡航用核パルス推進ブースターを装備したケンプファー「シルバー・ランス」に搭乗し、それによってサイド3に特攻する「シルバー・ランス作戦」を決行するが、民間人マット・ヒーリィらによって阻止されてしまう。やむなくケンプファーを分離させてマレットの仇であるフォルドに迫るが、気化弾頭は宇宙空間では効力を発揮せず、慟哭と共に停戦する。 ギュスター・パイパー 声:福島潤 グラナダ特戦隊の隊員。階級は中尉。24歳。小説版、漫画版ではリック・ドムIIに搭乗。 常に斜にかまえた態度をとり、俗物的で軽い性格をしているが、胸のポケットにいつも家族の写真を忍ばせているという一面も。 小説版ではメガビームランチャーの光芒に巻き込まれ、死亡する。漫画版ではグラナダで停戦後に出撃したマレットに従い、サラブレッド所属のガンキャノンと戦闘を行うも、マレットの死亡後、投降する。 『GUNDAM LEGACY』では、宇宙世紀0084年、マレットの事で引きずられているリリアを心配し、ジオン残党で構成されたテロ組織「狼の鉄槌」に参加。シルバー・ランスの突入援護を行う。阻止された後は停戦し、ユイマンと共にリリアを諭す。 ノルド・ランゲル 声:大林隆介 ゲーム『ガンダムバトルオンライン』に登場するグラナダ艦隊司令官。階級は少将。漫画版、小説版にのみ登場。 公国軍の中では穏健派に属し、ザビ家の独裁に対して内心は反発しているが、軍人としての責務は忠実に果たしている。 優れた艦隊指揮能力を発揮してサラブレッドを追い詰めるが、ア・バオア・クー陥落の報を知って停戦を決意し、ダルシアをグラナダへと通す。 ダルシア・バハロ 声:辻親八 『機動戦士ガンダム』に登場するキャラクター。ジオン公国の首相。ザビ家の傀儡であったが国内の反ザビ家派を取りまとめ、独断で連邦軍との和平交渉に乗り出す。ルースを失ったサラブレッド隊は、ア・バオア・クー戦に参加する代わりに条約調印のためにグラナダに向かう首相の艦を護衛することになる。 グレニス・エスコット 漫画版に登場。『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』に登場するキャラクター。ビグロのパイロット。ビグロの性能を生かし、ガンダム2機に肉薄するも、フォルドとルースの連携の前に敗れる。 メイ・カーウィン 声:仁後真耶子 漫画版に登場。『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』に登場するキャラクター。ジオン本国に戻るため、グラナダへと寄港する。 ジェイク・ガンス 声:矢部雅史 漫画版に登場。『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』に登場するキャラクター。メイをジオン本国に戻すため、グラナダへと寄港する。その後、ア・バオア・クーに参加。その際の搭乗機はゲルググ。 バルスト 漫画版に登場。原作小説『ア・バオア・クー攻防戦』に登場するパイロット。原作ではビグロ改に搭乗するが、漫画ではゲルググに変更されている。
※この「ジオン公国」の解説は、「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…」の解説の一部です。
「ジオン公国」を含む「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…」の記事については、「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…」の概要を参照ください。
ジオン公国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 09:55 UTC 版)
「機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ」の記事における「ジオン公国」の解説
シン・マツナガ 本作の主人公。 一年戦争緒戦の一週間戦争ではマイヤーとともに一等兵としてグリーンバーガー中尉の小隊に配属され、地球へ落下しようとするサイド2コロニー「アイランド・イフィッシュ」の護衛を務める。ザクII C型でマゼラン級「ハイデラバード」を撃沈し、伍長に昇進。ルウム戦役ではグリーンバーガーがシンを曹長として戦場任官し、直後に戦死。出撃した旧知の仲であるドズル・ザビ中将のザクIIをマイヤーとともに護衛する。戦功により中尉に昇進、ドズル直属の部隊に配属され、以降は特注の白い軍服を着用する。頭と肩の白いザクII F型に機種転換するも、数日後には全身が白いFS型に乗り換えている。 ドズルによりソロモンの守備隊長に任命される予定だったが、レビル将軍を巡る不祥事により収監される。結果的に罪状は不問とされるものの、突撃機動軍に転属となる。シンにこのことは彼がジオン共和国時代にドズルとともに面倒を見たガルマ・ザビ大佐によって伝えられる。マツナガは軍属になった理由をドズルの力になるためとして拒否するが、その決定がドズルおよびガルマの希望でもあると説得され受け入れる。 異動先のグラナダには黒い三連星がおり、酒場で喧嘩となるが、エリオット・レム少佐の提案により、3対3の模擬戦で決着を付けることになる。シン側のメンバーはオルガと、同じく異動となったランバ・ラル大尉。レムにより高機動型ザクII(RP型)の2号機を与えられるが、起動テスト時のラルとの模擬戦の際にエンジンが暴走、エアーズ市付近に不時着。市民軍に保護されるが、シンの旧友で連邦軍所属のトウヤ・シロナギ少佐と再会し、拘束されずに帰還。レムから追加装備が施されたRP型1号機を再び受領し、模擬戦の予定時刻ぎりぎりに到着する。 7月までには宇宙攻撃軍へ転属となり大尉に昇進、ソロモン守備隊長およびドズル親衛隊長となり、制式に高機動型ザクIIを受領している。 トウヤや、連邦軍の「アンタレス作戦」の際にイレギュラーな部下となるオスカーの想いを受け止め、「自分の力でなんとかこの戦争を止めたい」と考えるようになる。その後ドズルの密命によるデギン・ザビ公王への増援要請の任に就くが、ドズルの意に反してデギンに停戦を直訴しようと画策する。しかし「キマイラ」隊の襲撃を受けやむなく応戦、搭乗機がザクII FS型であるにもかかわらず4機のゲルググタイプを相手に善戦するが、同隊長のジョニー・ライデン少佐の速攻により撃墜され拘束される。サイド3でギレン親衛隊に引き渡され収監されるが、仲間に助けられ脱出、和平派のキリング・J・ダニガン中将と合流。ゲルググJを与えられ、ロバート・ギリアム大佐やライデンと渡り合う。 アクシズへ向かう際にはレムから三たび高機動型ザクIIが譲られる。追撃してくるジャバウォック隊や、シンをトウヤの仇と狙うマルセラ・スペンサー少尉と交戦。さらに乱入してきたマレーネ・カーンの大型モビルアーマーに対しては一緒にアクシズに行くよう説得を試みるも聞き入れられず、やむなく撃墜。連邦軍増援艦隊との戦闘後の生死は不明だが、本作のラスト・シーンでは四肢を失っているものの、コックピット・ハッチが開いている搭乗機が描かれている。 ドズルの妻ゼナとは、ルウム戦役後に初めて会った際にはその美貌に見とれているような描写がある。ソロモン攻防戦後、ゼナから一緒に逃げるよう懇願される際には動揺するも、「身の程以上の事を成そうとし、過ちを再び犯すことは恐怖」であると語り、あくまで軍人としてのサポートに徹することを伝える。マレーネとの戦闘の際には、見透かされるようにゼナに気があることを指摘されるが、「そうだとしても、墓場まで持って行く」と返答している。 「モビルスーツバリエーションの登場人物#シン・マツナガ」を参照 オーレリア サイド5出身の少女。ルウム戦役直後に、コロニー内で唯一生き残っているところをシン・マツナガに救助される。 ジオン軍に対して故郷や家族を失った恨みの念はもっておらず、ジオン公国に移民する。バイオリンの腕は良く、シンが後見人となり、ドズルの推挙もあってサイド3の王立音楽学校へ通うことになる。しかし、連邦軍工作員に誘拐されシンの人質になり、右手の小指を折られてしまう。その後クラウレ・ハモンのもとに身を寄せるが、シンに迷惑をかけたことを気に病み、引きこもりがちになる。ダーナに引き取られてからは徐々に元気を取り戻し、再び音楽学校にも通うようになる。 9月のソロモンでのミネバ・ザビ生誕祭では、オーケストラの一員としてバイオリンの演奏を披露している。ハマーン・カーンと姉マレーネに出会い、わずかな時間だが久しぶりにシンとも再会する。式典終了後の連邦軍の「アンタレス作戦」の最中、ソロモンに潜入した連邦軍兵士が叔父であるオスカー・シクリッドと気付き、彼が暗殺しようとするゼナ・ザビとミネバを身を挺して護り、説得する。 その後サイド3に戻り、戦死したガルマ・ザビの国葬に参列。また、シンから電話でランバ・ラルとハモンの訃報を聞き号泣する。 マツナガ家の関係者が次々と検挙されるなか、ダーナとともにダニガンによって保護され、シンたちと合流。ソロモン陥落後、ゼナの力になりたいと、彼女たちが乗るグワジン級にシンたちとともにソドン巡航船で駆けつける。 アクシズへ向かうグワジン級に乗艦。アクシズではミネバにバイオリンを教える。宇宙世紀0096年にはサイド3の学校で生徒に音楽を教えている。 オルガ・タルヴィティエ ブロンドの長髪が美しい女性MSパイロット。 宇宙世紀0079年2月には、グラナダ基地のエリオット・レム少佐のもとでMSのトレーナーを務めているが、その技量は「黒い三連星」にははるかに及ばない。シン・マツナガ、ランバ・ラルと組んで黒い三連星との3対3の模擬戦を行うことになる。 9月にはソロモンのドズル親衛隊に転属しており、マイヤーとともにシンの部下となっている。ソロモンからの撤退時にはゼナ、ミネバの乗るグワジン級の護衛を務める。搭乗機はザクIIだが、のちにシンのリック・ドムを譲り受ける。 引き続きアクシズへ向かうグワジン級の護衛を務めるが、マレーネのMAの無差別攻撃により被弾し、マイヤーの助けで艦に戻る。 ガストン メカニック担当で、階級は曹長。オルガからは「おやじさん」と呼ばれる。 サイド3でシンのザクII FS型の調整をおこなう。その後グラナダに異動し、エリオット・レム少佐の部下となる。9月にはソロモンに異動しており、ドズル親衛隊の機体の整備や、敵兵器の解析などをおこなう。 シンのサイド3行きに同行し、「ペルル・ノワール」の乗員となる。ソロモン陥落後、ゼナやミネバらの乗るグワジン級に、シンたちとともにソドン巡航船で駆けつける。 アクシズへ向かうグワジン級に乗艦。宇宙世紀0096年には、レオニー・ベルナールの輸送船「ペルル・ノワールII」の乗組員になっている。 ドズル・ザビ 宇宙攻撃軍司令で、階級は中将。 シンの幼馴染であり、一週間戦争戦争の戦功者の表彰の際にシンが従軍していたことに驚く。ルウム戦役の際には自ら専用のザクIIに搭乗してグワジン級「グワラン」より出撃。その際にシンとマイヤーが護衛を務めるが、グワラン帰投後にシンを殴ることで上官へ楯突いた非礼を帳消しにし、「虹霓の白狼になれ」と叱咤激励する。 9月にはソロモンでミネバの生誕祭を開催。デギン・ザビに自分たち兄弟の母親が異なることを前提に、早々にミネバの「次を考えてくれ」と諭される。式典終了後に連邦軍が「アンタレス作戦」によりソロモンを襲撃、自らも専用のザクII(改良型)で出撃する。プロトGファイターと交戦するも機体は爆散、間一髪で脱出に成功するが、ノーマルスーツ姿で宇宙を漂う。ドズルの危機を察知したマレーネ・カーンによって救助され、無事帰還を果たす。 シンにデギンへのソロモン増援要請の密命を任ずるが、その結果を知ることなくソロモン防衛戦で戦死。 「ザビ家#ドズル・ザビ」を参照 ゼナ・ザビ ドズルの妻。シンとはルウム戦役後にドズルから紹介され初めて会う。ドズルの戦死後、シンの前でだけ涙を見せ、自分とミネバを連れて逃げるようシンに懇願する。 「ザビ家#ゼナ・ザビ」を参照 ザビ家 本作品では、ドズルとその家族以外のザビ家とシン・マツナガの関係についても描かれた。 レビル将軍脱走の一因を作ったシンおよびランバ・ラル大尉に対し、ギレン・ザビ総帥は厳罰を主張するが、デギン・ソド・ザビ公王は、戦争の継続が決まったこの時勢にいたずらに人材を減らすべきではなく、また国民にも信のある者たちであるととりなして不問とする。しかし宇宙攻撃軍内部でもシンたちの処分を求める声が大きいため、彼らのパイロットとしての能力を高く評価するキシリア・ザビ少将の突撃機動軍へ転属となり、収監されているシンには地球に降りる直前のガルマ・ザビ大佐によって伝えられる(彼もシンとは幼馴染であった)。その後、マ・クベ少佐(当時)のキシリアへの上申もあり、シンは宇宙攻撃軍に戻されることになる。 ドズルの密命でサイド3のデギンのもとへ向かうシンを「反逆者」として、ギレンは自らの親衛隊を、キシリアは麾下のエース部隊「キマイラ」を差し向ける。しかし最終的にはデギンが自らのロイヤルガードを介入させてシンを保護する。デギンはシンにミネバ・ザビとゼナをアクシズに送り届けることを要請する。 「ザビ家」を参照 グリーンバーガー 一年戦争緒戦のシンとマイヤーの上官で、階級は中尉。専用のザクⅠに搭乗。ルウム戦役でジャバウォック隊のセイバーフィッシュの攻撃を受け負傷、シンに指揮権を委譲して戦死する。名前は漫画『ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達』が初出で同作ではMS中隊長としてザクIIに搭乗しており艦砲にて撃墜されている。 ローサ、ゾフィー 王立音楽学校に通うオーレリアの同級生。カチューシャの子がゾフィー、二つ結びの子がローサである。ガルマの国葬にも参列しているが、その際は二人とも髪を下ろしている。 ダーナ シンの乳母で、彼の依頼を受けてオーレリアの世話をする。 一年戦争末期には、オーレリアとともにダニガンに保護される。 宇宙世紀0096年にも存命で、アクシズからズムシティへと戻ったオーレリアのことを気にかけている様子がうかがえる。 マレーネ・カーン ハマーン・カーンの姉で、ドズル・ザビの後宮の女性。その存在は小説版『機動戦士Ζガンダム』、名前は『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』が初出。これまで同様に、側室のような立場であることが暗示されている(マツナガも敬語で接している)が、作中で具体的に明言はされていない。ドズルとの関係も『C.D.A.』と異なり、ドズルはマレーネに優しく接しているが妻として扱うことに積極的でない。妹であるハマーンは召使いと認識している。 スペース・ランチやMSの操縦もでき、「アンタレス作戦」の際には、乗機を失い宇宙漂流するドズルの救出をザクIに乗っておこなう。 ニュータイプの素養があり、フラナガン機関の被験者でもある。ソロモン陥落後はドズルを護りきれなかった親衛隊に恨みを抱き、アクシズへと向かうシンたちにモビルアーマーで襲い掛かる。 マツナガ議員 シン・マツナガの父。和平派であり、要職から干されている。ダニガン中将とは旧知の仲。 のちにロバート・ギリアム大佐らによって暗殺される。 レオニー・ベルナール ガガウル級駆逐艦「ペルル・ノワール」の艦長で、階級は少尉。腕は良いと自称するが忠誠心は皆無。シンとオスカー・シクリッドを乗せて密かにソロモンからサイド3へと向かう。その途中で「キマイラ」に襲撃された際には、迎撃に出たシンに対し、(相手が超エースということもあり)早々に支援を諦め逃亡を図るが、シンともども捕らえられサイド3へ連行される。一緒に捕らえられていたオスカーを見捨てて1人で逃走を図るが、結果としてシンがギレン派の拘束から逃げることの手助けをすることになる。 アクシズへ向かうグワジン級に同行するが、「ペルル・ノワール」は撃沈される。たまたま艦外に出ていたために助かり、グワジンに収容される。宇宙世紀0096年には、民間の輸送船「ペルル・ノワールII」の艦長になっている。オーレリアにアプローチをかけているが、無視されている。 ウエスト 学徒動員兵で、「ペルル・ノワール」の乗員。オーレリアに恋心を抱く。 アクシズへ向かうグワジン級に同行するが、マルセラ・スペンサーに「ペルル・ノワール」のブリッジを狙撃され戦死。 マッキ・ヴィスコンティ エース部隊「キマイラ」の一員。 キシリア・ザビの密命により、サイド3へ向かう「反逆者」シン・マツナガを拘束するため、ジェラルド・サカイ大尉やトーマス・クルツ中尉らとともに襲撃する。頭部が特徴的な高機動型ゲルググに搭乗し、接近戦を得意とする。 ハインケル・バッツ キマイラ隊の一員で、階級は大尉。 マッキらとともにシンを襲撃する。。オッゴを背負ったゲルググ高機動型 R型に搭乗する。 マーカス・ストークス ダニガン中将の部下で、階級は少尉。工業プラント防衛のためにゴブル宇宙戦闘攻撃機に搭乗して出撃するも、ギリアムの部下のリック・ドムに撃墜される。 以下の人物は各人の項目を参照。 body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}アナベル・ガトー ウォルフ・ランサム ウラガン エリオット・レム カリウス・オットー キリング・J・ダニガン クラウレ・ハモン クランプ 黒い三連星 ゲラート・シュマイザー ケリィ・レズナー コズン・グラハム コンスコン シャア・アズナブル ジェラルド・サカイ ジョニー・ライデン タチ ダルシア・バハロ トーマス・クルツ ドレン トワニング ノリス・パッカード ノルド・ランゲル ハマーン・カーン フラナガン マ・クベ マイヤー メイ・カーウィン ラコック ランバ・ラル ルーゲンス ロバート・ギリアム (エリオット・レムの回想に登場)ゲンザブロウ・ホシオカ テオ・パトジノフ トレノフ・Y・ミノフスキー ミオン・ホシオカ (ダーナの回想に登場)アルテイシア・ソム・ダイクン サスロ・ザビ ジオン・ズム・ダイクン ジンバ・ラル (ガルマ・ザビの国葬に参列)エギーユ・デラーズ シャリア・ブル シンシア ヘルベルト・フォン・カスペン ユーリ・ケラーネ
※この「ジオン公国」の解説は、「機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ」の解説の一部です。
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ジオン公国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 09:30 UTC 版)
「機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」の記事における「ジオン公国」の解説
AMX-004 キュベレイ(隠し要素で使用可能) メイン射撃はビームガン。ファンネルが最大10基まで射出でき、サブ射撃をはじめとする各操作で3種類の使い方(敵機に接近しての射撃、自機の周囲に展開してビームガンとの同時攻撃、収容しているファンネル全機を一斉に射出し敵機を囲んでのオールレンジ攻撃の3種。)が可能。格闘武器はビームサーベル。コストは375。家庭用では条件を満たすことで最終ステージに登場し、それをクリアすることで使用可能となる。厳密にはアクシズ(および、原作の続編であるテレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』にてアクシズから改称したネオ・ジオン)にて運用されたモビルスーツだが、本作ではジオン公国のものとして扱われている。 このほか、前作のモビルスーツも隠し要素で使用可能。コストは前作より低いか変わらない。
※この「ジオン公国」の解説は、「機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」の解説の一部です。
「ジオン公国」を含む「機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」の記事については、「機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」の概要を参照ください。
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