ガンタンク
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ガンタンク (GUNTANK) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ 。初出は、1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』。
注釈
- ^ 変更経緯などの詳細は機動戦士ガンダム#企画の経緯を参照。
- ^ 本機の透視図(内部図解)より。放送当時に日本サンライズによって公表されたものである(「タキム式NC-4」と表記)[14]。
- ^ そのほか、コア・ブロックが動力炉を兼ねるとする資料や[17]、熱核反応炉を2基搭載し、無限軌道の駆動にガスタービン・エンジンを使用しているとする資料もある[18]。
- ^ 7機とする資料もあるが[19]、文脈からMSではない1号機を数えていないことが示唆される。
- ^ 「ダクト」[23]あるいは内部冷却用の「エア・インテーク」[20]とされる。
- ^ 「ガス排出用マフラー[24]」、「エキゾースト[25]」、「ダクト[23]」といった表記が見られる。また、劇中でもキャノン砲連射の際に排気が確認できる。一方で、砲弾カートリッジと一体型のメイン・スラスターであるとする資料もある[20]。
- ^ 「低反動」が付記されるようになったのは『データコレクション 一年戦争編』より(武装の表記を量産型ガンタンクと統一)[26]。
- ^ 4機とも移送されたとする資料もある[20]。
- ^ 第19話のステッチ、第27話のカラハの台詞より。
- ^ 第19話のステッチおよびランバ・ラルの台詞より。また、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』第10話では、ノリス・パッカードが量産型ガンタンクを「タンクもどき」と呼んでいる。
- ^ 第32話のデミトリーの台詞より。
- ^ a b c d 『機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線』第3話のアリーヌ・ネイズンのモノローグより。
- ^ 「ビーチ・ミサイル」と誤記されることもある[49]。
- ^ 玩具用にパーツ単体でデザインされている[40]。
- ^ 「120mm低反動連装式機関砲」とも呼ばれる[54]。
- ^ 「4連装ボップミサイル」とも呼ばれる[51]。
- ^ 現実のドイツ軍でも、戦車のシャーシを用いた回収戦車を「ベルゲパンツァー (Bergepanzer)」と呼ぶ。
- ^ ただし、いくつかのコマではガンタンク初期型に近い形状になっている。
- ^ 「モビルビークル」とする資料もある[82]。
- ^ 同書の別項では「MS」とされる(主力戦車は61式戦車とされる)が[104]、本作で公国軍がMSの前身であるモビルワーカーを開発するのは宇宙世紀0071年とされており、大きく矛盾する。また、劇中でも「連邦のMBT(主力戦車)」と呼ばれている。
- ^ 本作にはコア・ブロック・システムの概念はなく、ガンダムに類似のシステムであるコア・ポッドが搭載されるのも物語終盤である。
出典
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ガンタンク
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「SDガンダムフルカラー劇場」の記事における「ガンタンク」の解説
肩のキャノンの威力と砲撃頻度が異常に高いため、本作においては最強クラスのキャラクター。連載初期はガンタンクの(敵味方を問わないうえ、女子供でも容赦しない)砲撃がオチという話も多かった。キャラが増すにしたがって、自然と出番が減っていく(それにつれて人気投票の順位も少しずつ下がった(1位→6位→9位))が、てぃたーんずや新生ねおじおんのMSの大群を一撃で吹き飛ばすなど、新型モビルスーツにも負けない実力を発揮している。本来は陸戦用だが宇宙空間でも通常行動が可能。初期はカナヅチだったが、アレックスの猛特訓によってバタフライを体得するほどに上達した。
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ガンタンク
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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「ガンタンク」の解説
一年戦争以前から運用されている連邦軍の主力戦闘車両。連邦軍のコロニー駐屯部隊にも多数が配備されており、暴動鎮圧にも使用されている。頭部デザインの変更のほか、下半身部にハッチと前副砲が設けられている。あくまでも戦車の延長上の兵器であり、その機動性能は他のMSと比べるべくもないが、主兵装の低反動キャノン砲はザクIIを一撃で撃破する威力を持つ。物語開始時点で既に旧式化しており、作中ではホワイトベース隊以外の連邦軍部隊で運用されている描写は無い。
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ガンタンク
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「機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079」の記事における「ガンタンク」の解説
ハヤト機。初期装備は射程無限の165mm砲(原作では120mm)。プライムポイントを配分することで、ボップミサイルを装備できる。白兵戦はできない。ゲーム中では型式番号がRX-75-1(アニメの型式はRX-75-4)になっている。当初は原作同様リュウと共に搭乗。第6話以降一人乗りになる。劇場版に準じ、宇宙へあがるとガンキャノンに切り替えられる。
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ガンタンク(『アグレッサー』版)
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「ガンタンク」の記事における「ガンタンク(『アグレッサー』版)」の解説
万乗大智の漫画『機動戦士ガンダム アグレッサー』に登場(型式番号:RX-75)。単行本のあらすじでは単に「ガンタンク」と表記される。 量産型ガンタンクをベースに、頭部に原型機同様のキャノピー式コックピットがあり(アンテナは量産型と同様)、キャノン砲は独自のランドセル側に移設されている。また、無限軌道側面に装甲は追加されていない。 ジャブロー防衛戦において、アグレッサー部隊のハインツ・ハイウェイ軍曹が搭乗。レッドライダーとの一騎討ちで辛勝し、ジャブロー基地内に侵入し核融合炉を暴走させるマクシミリアン大尉のゾゴックの前に、格納庫の扉を突き破って現れる。切り札の大型ブーメラン・ミサイルを両腕で防ぎ、そのまま敵機を基地外の湖まで押し出し、道連れとなって爆発する。
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