ガンタイとその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/06 02:25 UTC 版)
「星霜のアマゾネス」の記事における「ガンタイとその関係者」の解説
ガンタイ 声 - 藤村歩 主人公。 男性的な軍人気質の囚人で、凶悪犯向けの刑務棟に収監されている。外見は金髪のツインテール、左目碧眼。軍服のようなものを着て腰にナイフを差している。右目は王の眼と呼ばれる特殊な目で、普段は眼帯で隠している。実はトゥレイダーと呼ばれる強硬派の反帝国組織に組している。王の眼は自分の物ではなく気づいたときには移植されていた。どこか天然で方向音痴なクセがあり、他の仲間が風呂(シャワー)に入っても自分だけは三日以上入ってないということもあった。武器は短銃とナイフ。 孤児であるため、ほかのカハヴ(人間の女性)につけられるタグがない。 シンイリ 声 - 上坂すみれ 一章で仲間になる。メイド服のような衣装をしている囚人で、爆薬の扱いに長けている。明るいようにふるまっているが、本当はへそ曲がり。語尾は「~です」。ガンタイら好意を抱く相手には素直だが、それ以外の人物に対しては懐疑的な態度をとっている。腹黒い性格をしており、これはモルドレと呼ばれる特別な民族に生まれたことに由来しており、シンイリは性格によって民族特有の破壊衝動を抑えている。クイーンとは素の腹黒い方で張り合っている。メイド服はシンイリの惑星の民族衣装らしい。 クイーン 声 - 小岩井ことり 一章の刑務棟脱出途中に仲間になる。刑務棟にいる囚人達のリーダーで、よくばりでわがままだが面倒見がよいため慕われている。外見はピンク色の髪の長いポニーテール、赤い和服を改造したような服装が特徴で、武器は複数所持している日本刀と扇子。京都弁のような言葉遣いが特徴的で語尾は「~ぇ」。阿弥陀や散閃世界(さんぜんせかい)などの技名は意味ではなく響きのよさで決めている。一見、粗野で乱暴に見えるが、歩き方や食事の作法、立ち振る舞いは皇族のように華やか。仲間で唯一、脱出手段を知っているがなぜかその理由を明らかにしようとしないガンタイに疑念を抱いている。 クノイチ 声 - 田所あずさ 二章で遺跡の罠にかかっていたところを助けられ仲間になる囚人。忍者にあこがれており、くないや煙幕など忍者にちなんだ武器を使う。髪型は短いツインテール、左右にきっちりと分けた髪型で額が強調されている。服装は忍装束を改造したような服を着ており、腕は黒い手甲に覆われ、胸にはビキニのようなものを着用し、腹まで肌が露出し、足袋を履いている。冷静なようだがそそっかしいところがあり、失敗しては恥ずかしい思いをしている。語尾は「~でござる」。ショーグンから裏切り者の一族と教え込まれ、パーティーに潜入していたが実は裏切ったのはショーグンの方で貴重とされる忍びの一族をまるごと売って帝国に取り入ろうと画策していた。七章で一旦はショーグンのもとに戻ったが、ガンタイに説得されて再びパーティーに復帰した際にはガンタイを主と決めた。 マリア 声 - ブリドカットセーラ恵美 三章で仲間になる囚人。外見は青い髪、修道服を改造したような服装で胸の部分だけは付け根から露出、バストトップ周りはベルトを巻いている。知的で穏やかな性格。 かなりの近眼ではあるものの普段は眼鏡をしないが、スナイパーライフルをメイン武器とするため戦闘時は眼鏡をかけている。過去には決して表には出ない帝国の影の部隊に所属していた。その頃は戦闘の合間に宇宙ピンボールやアメリカンクラッカーで遊んでいたという。つねに微笑んでいるが、おそろしい一面もあり、クイーンが冗談で安全確認のために赤外線センサーの通路にヒメのぬいぐるみを投げて蒸発させて泣かせた際にセンサーが解除された後は安全確認のためにクイーンを投げ入れた。 ヒメ 声 - 東山奈央 四章で仲間になる。小柄な体格、腰まであるピンクの長い髪に赤いヘアバンドのほか、頭に載った冠が特徴。好奇心旺盛にして飽き性、そして見栄っ張りだが、実はさみしがり屋。語尾は「~なのじゃ」。ジャンヌによりずっと人の子だと思わされ、囚徒を監視していれば母上が迎えに来ると信じていた。その後、スティグマと同じくゆりかごより生み出された人工生命と知り、ジャンヌの説得も虚しく廃ビルに逃げ込むが、ガンタイに説得されパーティーに入った。乗って飛べるピンク色のサメ型の銃火器を武器とする。
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