ゲルググとは?

ゲルググ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/07 00:19 UTC 版)

ゲルググ (GELGOOG) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器モビルスーツ」 (MS) の一つ。初出は、1979年放送のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。




注釈

  1. ^ OVA機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話では、「EMS-04 ヅダ」を巡るツィマッド社とジオニック社の確執を目撃したヨーツンヘイム艦長が、「これでは次期主力MS(ゲルググ)の開発が遅れるのも当然だ」と嘆息していた。
  2. ^ この次期主力機をめぐる競作という設定は「ガンダムセンチュリー」(書籍)が初出である。以後、『モビルスーツバリエーション(MSV)』などプラモデルの解説やゲームではこの設定が使われている。
  3. ^ しかし既に制式採用は決定しており、このコンペティションは形式的に行われたものであったともされる[9]
  4. ^ ドムのジャイアント・バズを携帯するのは、高機動型と呼ばれるB型の設定を創作した小田雅弘が、『HOW TO BUILD GUNDAM2』(ホビージャパン・1982)においてアクセントとして作例に装備させたものが初出で、当時は特段の理由は持たされていなかった。その後、『ガンダムウォーズ・プロジェクトゼータ』に掲載された高橋昌也の短編ノベライズでシャア・アズナブルの乗るゲルググが携帯したり、『機動戦士ガンダムΖΖ』で「青の部隊」のゲルググが使用したりといった例があるが、やはり装備理由について特に設定はない。
  5. ^ テレビシリーズ『機動戦士ガンダム』および映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』のキシリア・ザビとトワニングの会話による。
  6. ^ 漫画『機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー』では、学徒兵の中でも、機種転換が間に合わなかった古参パイロットと隊列が組めるだけの操縦技量を有する者はザクIIやリック・ドムに搭乗し、技量のない使えない学徒兵がゲルググを受領した、とされている。
  7. ^ しかし上記のキシリアとトワニングの会話内ではゲルググと合わせてドムもまた「動きが目立たない」事が指摘されている。
  8. ^ 資料によっては「指揮官用ゲルググ」とも呼称される[19]
  9. ^ 資料によっては初期の型式番号をYMS-14とし、後にMS-14Sに改められたとするものも存在する。
  10. ^ 総生産数、およびゲルググキャノンの未生産分の数はプラモデル 1/144「ゲルググキャノン」の解説書などに見られる。ただし、後年のHGUC「量産型ゲルググ」やMG「量産型ゲルググ Ver2.0」では参考数値として扱われており、正確な数値かは断定を避けている。
  11. ^ 劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』等では、キシリアに対しトワニング准将が、ゲルググやリック・ドムに学徒兵が搭乗していると報告している。
  12. ^ 宇宙世紀でMSに用いられる「レプリカ」という単語は、外装はそのままで内部を最新のMSで置き換えた機体の意味合いで用いられる。
  13. ^ Ark Performance『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』第5巻、角川書店、2012年9月、8頁。それまでの巻では型式番号・名称とも「UNKNOWN」とされてきた。
  14. ^ 同誌によると、本機は対空MS「MS-06K ザクキャノン」の「ゲルググ版」が着想の元であり、また、(RX-77 ガンキャノンを含む)連邦軍RXシリーズの「ジオンに与えた影響は極めて大きく」、それゆえゲルググにも「ビーム・キャノンを装備したタイプがあってもよいのでは?」と小田雅弘は述べている。
  15. ^ なお、『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』5巻表紙や同10巻1ページの口絵では1年戦争時の機体と同様の左肩以外の左半身もストライプの機体が描かれている。
  16. ^ ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』では、「ケン・ビーダーシュタット専用ゲルググ」という名称になっており、宇宙でも使用可能な他、グレネードランチャーがなくなっている。
  17. ^ 『0083』第8話、シーマ専用機とジム・カスタム(サウス・バニング大尉搭乗)の戦闘より。
  18. ^ 『0083』第12話「強襲、阻止限界点」で使用。
  19. ^ なお、後述のようにブレード・アンテナを装備しない例も見られる
  20. ^ プラモデルキット説明書内の用語辞典においては記述がみられるが、諸元表に記述がみられず、装備が定かでないものも存在する[53]
  21. ^ 本編には登場せず、設定のみの存在。

出典

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  3. ^ 『1/144 ザクII ジョニー・ライデン少佐機』バンダイ、1984年2月、組み立て説明書。
  4. ^ 「33 高機動型ザクII」『機動戦士ガンダム MSV コレクションファイル[宇宙編]』講談社、1999年11月。ISBN 978-4063465501
  5. ^ a b 『1/144 ゲルググキャノン』バンダイ、1983年6月、組立説明書。
  6. ^ a b c d e 『機動戦士ガンダムMSV ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年、2006年7月(復刻版)、98-100頁。ISBN 978-4063721768
  7. ^ a b 『1/100マスターグレード 量産型ゲルググVer.2.0』バンダイ、2008年4月、組立説明書。
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  9. ^ 機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』196頁。
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  11. ^ a b c 柿内直樹『ガンダム解体新書 一年戦争編』講談社、2007年2月、90-95頁。ISBN 978-4063646832
  12. ^ 『機動戦士ガンダムMS大全集』バンダイ、1988年2月、45頁。ISBN 978-4891893361
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  14. ^ ロマンアルバム35「機動戦士ガンダム」140頁。
  15. ^ a b 『1/144 HGUC シャア専用ゲルググ』バンダイ、2006年10月、組立説明書。
  16. ^ 『1/100マスターグレード ゲルググ シャア・アズナブル大佐機』バンダイ、1996年12月、付属解説書、13頁。
  17. ^ 『機動戦士ガンダム記録全集 5』日本サンライズ、1980年10月、186頁。
  18. ^ 書籍「Ζガンダムを10倍楽しむ本」などの、ガルバルディとの対比図などを参照。
  19. ^ a b c d e f g 「43 指揮官用ゲルググ」『機動戦士ガンダム MSV コレクションファイル[宇宙編]』講談社、1999年11月。ISBN 978-4063465501
  20. ^ GUNDAM WEAPONS マスターグレードモデル"ゲルググ"編』ホビージャパン、1997年7月、11頁。ISBN 978-4894251625
  21. ^ 安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第18巻、角川書店、2008年12月26日、23頁。
  22. ^ 『マスターグレード シャア専用ゲルググ Ver.2.0』バンダイ、2007年7月、取扱解説書。
  23. ^ a b 『機動戦士ガンダムMSV ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年、2006年7月(復刻版)、24頁。ISBN 978-4063721768
  24. ^ GUNDAM WEAPONS マスターグレードモデル"ゲルググ"編』ホビージャパン、1997年7月、60頁。ISBN 978-4894251625
  25. ^ 『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編I]』角川書店、2010年4月、207頁。ISBN 978-4047154452
  26. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月、52-53頁。
  27. ^ a b c d 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻(講談社)
  28. ^ a b 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士0080 ポケットの中の戦争 VOL 2』(バンダイ、1989年)[要ページ番号]
  29. ^ a b c プラモデル『1/144 リゲルグ』バンダイ、1986年9月、付属解説書。
  30. ^ a b 「第2回「ガンダムΖΖ」ここまで書いていいのかな?」『ジ・アニメ』1986年10月号、近代映画社[要ページ番号]
  31. ^ a b c MS/MECHANIC NEO ZEON”. 機動戦士ガンダムUC 公式サイト. サンライズ. 2014年3月21日閲覧。
  32. ^ 『機動戦士ガンダムUC メカニック&ワールド ep 7』双葉社、2014年10月、62頁。ISBN 978-4575464825
  33. ^ a b c 『機動戦士ガンダムMSV ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年、2006年7月(復刻版)、101頁。ISBN 978-4063721768
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  41. ^ a b 『機動戦士ガンダム MS IGLOO 完全設定資料集』エンターブレイン、2007年5月、106頁。
  42. ^ a b c 『模型情報・別冊 モビルスーツバリエーション・ハンドブック1』バンダイ、1983年3月、17頁。
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  47. ^ 『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』8巻、166ページ。
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  50. ^ CDドラマ『宇宙の蜉蝣』におけるシーマの台詞から。
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  54. ^ 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 VOL.1』バンダイ、1989年7月、107頁。ISBN 978-4891890353
  55. ^ a b c d e f g h i プラモデル『HGUC MS-14JG ゲルググJ』説明書、バンダイ、2004年4月。
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  59. ^ 書籍『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』バンダイ、110頁。
  60. ^ 書籍『Great Mechanics DX 21』より。発言者はメカニックデザイナーの玄馬宣彦[要ページ番号]
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  66. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『1/144 MS-14J リゲルグ』説明書、バンダイ、1986年9月。
  67. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動戦士ガンダム MS大図鑑 【PART.2 グリプス戦争編】』バンダイ、1989年3月、54-55頁。
  68. ^ 『ニュータイプ100%コレクション7 機動戦士ガンダムΖΖ』角川書店、1987年10月、57頁。
  69. ^ a b アナハイム・ラボラトリー・ログ』第1話(2)、矢立文庫、2016年12月。
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  75. ^ プラモデル「HGUC MS-14A ゲルググ / MS-14C ゲルググキャノン」説明書より
  76. ^ プレミアムバンダイ「1/144 リゲルグ」説明書より
  77. ^ a b c d 講談社「総解説 ガンダム辞典ver1.5」315頁
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  79. ^ a b 講談社「総解説 ガンダム辞典ver1.5」129頁
  80. ^ 太田垣康男『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第5巻限定版付属冊子『MSイラストレーションズ』小学館、2015年3月、30頁。
  81. ^ 『機動戦士ガンダム サンダーボルト RECORD of THUNDERBOLT』ホビージャパン、2016年6月、57頁。ISBN 978-4798612478
  82. ^ 『MSイラストレーションズ』28頁。





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