ミューラ・ミゲル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:27 UTC 版)
「機動戦士Vガンダムの登場人物」の記事における「ミューラ・ミゲル」の解説
(Myra Miggell) 声 - 兵藤まこ 元サナリィの研究者でリガ・ミリティアの主要人物のうちの一人。ハンゲルグ・エヴィンとは夫婦であり、主人公ウッソ・エヴィンの母親。 初期のリガ・ミリティアのモビルスーツ開発で重要な役割を果たす。当初は一家でカサレリアで暮らしていたが、リガ・ミリティアの作戦が本格化すると幼いウッソを残して宇宙へ行った。ウッソに対しては出産前に見た夢(本人は啓示として受け取っていたようである)により特別な存在と感じ取っており、幼いころからサバイバルや高等教育などを施しニュータイプとしての素養を育てていた。 月面のセント・ジョセフにてウッソと再会、しばらく行動を共にする。しかしシャクティの先行した行動をカバーするためにシャクティの代わりにザンスカールに囚われの身となってしまう。 地球浄化作戦の折、ピピニーデンにV2ガンダムのパイロットの母親であることを悟られ、人質としてモビルスーツの手に握られ盾にされる。ウッソはモビルスーツを行動不能にして救出を試みたが、地面の凹凸によって跳ね上がった戦艦リシテアの車輪に敵モビルスーツもろとも巻き込まれ、頭部以外の全身を擦り潰されるという最期を遂げた。ウッソにより遺品として持ち帰られたその頭部は劇中の展開でヘルメットを着用しており、重いヘルメットとして描かれた。 漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』では同姓同名のサナリィのスタッフが登場する。作中においてサナリィ月面開発実験所でミノフスキー・ドライヴの実験機「F99レコードブレイカー」の開発に携わっている。のちにF99は敵の攻撃により実験データごと破壊されてしまうが、「1から光の翼を完成させる」と発言していることから、V2ガンダムの開発者の一人であるミューラと同一人物であることが示唆されている。 苗字から、シャア・アズナブルとナナイ・ミゲルの間にできた子孫ではないか?という説があるが、後に富野監督から否定されている。[要出典]また後にミゲルのスペルがNanai MiguelとMyra Miggellで違うことが公式な表記となっている。
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