機動戦士ガンダムAGEの登場兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 02:29 UTC 版)
機動戦士ガンダムAGEの登場兵器(きどうせんしガンダムエイジのとうじょうへいき)では、テレビアニメ『機動戦士ガンダムAGE』に登場する架空の兵器について説明する。
注釈
- ^ 「AGE Mechanical Equipment Moving BOat」の略[6]。
- ^ 第10話では緊急時の手段として行われるが、その後は主要な換装手段として多用されるようになる。空中換装の際には元々装備していたウェアを投棄するが、何らかの手段で回収しているのか、後で作り直しているのかは曖昧にされている(ただし、破損したウェアは破棄している模様)。
- ^ 劇中での登場は第3話以降で、第2話ではジェノアス用のビームスプレーガンを装備する。
- ^ プラモデルでは2本の柄にそれぞれ差し替え用のビーム刃が2種類、合計4本付属する。また説明書のスペックにもビームサーベルとビームダガーの両方の言及がある[9]。小説版によれば、ビームサーベルへのモード切り替えは「ファーデーン」到着段階でもテスト段階であったとされ[10]:152頁、アニメ本編でも初陣ではビームダガーとして使用される。
- ^ シールドを上下逆に見た場合。すなわち装備時にはAを上下反転させた「∀」のような形となる。
- ^ 第5話ではデシルに無断で機体を持ち出され一時的に奪われる一幕もある。
- ^ 『MOE』ではガレージに秘匿。
- ^ 小説版2巻によれば、市街など周辺の被害に配慮すべく、接近戦仕様として開発されたと付け加えられている[16]:62頁。
- ^ 小説版2巻によれば、機体のエネルギーを物理的な質量に変換し、瞬間的に防御力を高める「質量装甲」が採用されているとされる[16]:61頁。
- ^ 小説版2巻によれば、これらの装備はドッズライフルと同じDOOS効果と重力場による圧縮効果で、攻撃対象の分子を崩壊させる装備であるとされる。また、コロニー内部を傷つけることなく最大の攻撃力を追求した装備であると設定されている[16]:62頁。
- ^ 小説版2巻の設定では、全身に展開されたエネルギーフィールドの相互作用によって生み出される斥力を利用し、大気圏内での音速突破や真空中での超加速・超減速を可能にする新機軸の姿勢制御システム「SPALLOW」が搭載されているとされる[16]:105頁。
- ^ 小説版2巻にの設定では、直径数十センチの特殊金属弾を、フィールド発生装置の反発力で秒速30キロメートルに加速して撃ち出す装備であるとされている[16]:108頁。
- ^ プラモデル「HG ガンダムAGE-1ノーマル」のキットにはランナーにも説明書にも番号が振られていない白いカバーパーツが付属しており、これを胸部のAマークに被せることでフラット形態を再現できるが、「フルグランサ」のキットではシールをAマークの上に貼ることで再現している(カバーパーツをつけた状態ではグランサの胸部装甲が取り付けられなくなるため)。
- ^ 小説版第3巻より。
- ^ 第12話以降の第1部OPにストライダー形態のシルエットが先行登場し、本編では第2部開始から4話目となる第19話で初登場する。
- ^ 公式サイトや劇中で用いられる「ストライダー形態」のほか[36][37][13]、プラモデル「HG ガンダムAGE-2ノーマル」の解説文では「ストライダーフォーム」、第19話劇中では「Gストライダー」、同じく第19話の「ガンダペディア」では「AGE-2ストライダー」と複数の呼称が存在する。
- ^ 劇中で登場するのはノーマル形態のみで、ほかのウェアも同様に塗装されているかは不明。
- ^ 正確には単独でも操縦できるようにするための仕様変更で、シート自体は残されている。
- ^ 小説版では合体方式をとった要因としては、ウェアの空中換装を容易にすることのほかに、複数のジェネレーターを搭載することで出力を増大するという目的もあり、ジェノアスOカスタムが小説版でシグマシスライフルを使用する際に外付けのジェネレーターを必要としたのも、出力不足によるものと理由付けがされている。
- ^ 小説版の設定では、荷電粒子の散弾をシャワーのように浴びせる武装とされ、粒子一粒あたりが戦車砲に匹敵する貫徹力を持つとされる[10]:42-43頁。
- ^ 小説版の設定では、チタニウムの装甲を溶融せしめる熱量を持つとされ[10]:43頁、ヴェイガン製の機体の装甲を溶かすことはできないが[10]:44頁、スラスターを狙って殴りつければ隙を作ることは可能とされる[10]:123-124頁。プラモデルでは、ヒートスティックはビームサーベルの刃と差し替えが可能なギミックが備わっているものの、説明書に記載された機体スペックにはビームサーベルへの言及がなく[62][64]、また劇中でジェノアスがヒートスティックからビームの刃を出す場面はない。小説版では、ヒートスティックとビームサーベルは別の武装であるとされ[16]:240頁、AGE-1用やGエグゼス用のビームサーベルを装備した機体も登場するものの、ラーガンは出力の負荷を嫌って最後までビームサーベルを使わなかったと描写されている[16]:240頁。
- ^ 対艦用のロケットランチャー[10]:129頁[16]:154頁、クレイバズーカ[16]:95,191頁、支援用のビーム・ガトリングガン[16]:165頁、クライネ・ドルドムント機が試験的に搭載するAGE-1用のビームダガー[10]:75頁、アンバット攻略戦のため燃費を犠牲にして搭載したGエグゼス用のビームサーベル[16]:191頁、などが登場する。
- ^ 後述のジェノアスキャノンのほか、コマンダー型の機体[10]:75頁、狙撃用のスナイパー型の機体[10]:160頁[16]:94,169頁、近接戦用のジェノアス・アサルト[16]:191頁への言及がある。
- ^ 赤や朱色、オレンジとも取れる色味で描かれているが、プラモデルの説明書の塗装ガイドによれば、この色は「ピンク」であり、サーモンピンク、ホワイト、オレンジイエローを一定割合で混合した色であるとされる[62]。小説版では「レッドとアイボリー」のツートンと描写されている[10]:22頁。
- ^ アニメ本編ではフリットがAGE-1を無断借用したデシルを追うべくラーガンのジェノアスに搭乗するが、小説版の当該場面ではジェノアスカスタムに差し替えられている。このとき、機体のシートやペダルが独自にカスタマイズされていてあつかいにくいことに言及されている[10]:150頁。
- ^ プラモデル「HG アデル」のキットも、Aランナー以外のパーツが「HG ガンダムAGE-1ノーマル」とほぼ共通となっている。
- ^ 小説版2巻では、ムクレド自らが設計を手掛けた機体とされ、レース用のほかに純戦闘用のB型というバリエーションも存在する[16]:68頁。また、ウルフのGエグゼスにもB型のパーツが組み込まれているとされる。
- ^ 小説版の設定では、ベースとなったシャルドールはウルフがレーサー時代に使用していた機体であるとされ[16]:68頁、当時の彼が稼いだ私費をすべて注ぎ込んで発注したことになっている[10]:163頁。
- ^ 小説版第3巻では、アデルに次世代主力MSの座を奪われた競合機の改修型であるとされ、ウルフ以外のエースパイロットたちにも数機が配備されたとされる[87]:155頁。
- ^ プラモデル「HG Gバウンサー」のキットも、脚部パーツの組立構造が「HG ガンダムAGE-1スパロー」と類似している。両膝にはニードルガンのパーツが組み込まれているが、HGスパローの組立説明書ではスペックや膝部の展開ギミックの遊び方にも言及されているのに対し、Gバウンサーの組立説明書ではニードルガンの存在自体が無視されている。
- ^ 小説版では「巨大な剣」[10]:122頁と形容されている。
- ^ 第13話で変形後の姿を見たギーラ・ゾイからは、「木馬」と形容される。
- ^ 第15話の回想シーン、および第2部アバンタイトルに登場。
- ^ 斉射時は(舷側ではなく)艦首を攻撃対象に向ける必要があり、2方向からの挟撃には対処できないとされ、第12話では艦の後方から襲来したヴェイガンに攻撃を行うために180度の回頭を行う。
- ^ ただし被弾したUEの機体を足止めして隙を作る程度の牽制効果はあり、第10話ではAGE-1やGエグゼスとの連携で戦果を挙げる。
- ^ 小説版2巻の設定では、G型と呼ばれる陸戦重装甲型ジラを汎用型に改修した機体であるとされる[16]:40頁。
- ^ 小説版1巻では、カーボンナノチューブにも匹敵する超硬度スチール製のエストックに変更され、ヒート機能も廃止されている。作中の説明ではMSの装甲を容易に貫く貫通力を持つとされるが[10]:184頁、フリットにはたやすく回避され返り討ちにされる。
- ^ 第1話でも、同様の目的でAGE-1に行動不能にさせられたガフランを別のガフランが破壊する場面がある。
- ^ 公式サイトや雑誌記事では放送前から機体名が明かされており、またテレビアニメ中でも番組終了時のコーナー「ガンダペディア」では機体名も明かされている。
- ^ 実際に表記されたのは「HG ゼダス」以降の商品からで、「HG ガフラン」のみ表記がない。
- ^ アニメ本編でそのように呼ばれる場面はないが、いくつかの資料[1][107]ではそのように呼称されている。小説版では「ドラゴン型」「UEのドラゴン」という呼称で呼ばれる場面もある[10]:32,34頁。
- ^ 第8話では、通常のビーム砲として使用される場面がある。
- ^ プラモデルの組み立て説明書の塗装ガイドによれば、胸部にある目のようなパーツは「センサー」であるとされている[115][110]。
- ^ ファルシアベース部分は含まない。
- ^ 小説版では、AGE-1ゴールドアローのビームコーティングを凌駕する攻撃力を見せつけ、加勢に入ったGエグゼスを半壊させるなど猛威を振るうが、スパロー・タイタスへの連続換装を駆使したAGE-1の怒涛の攻めの前に敗れ去る[10]:242-256頁。
- ^ 20話劇中では、赤いオーラのようなものを纏わせた蹴りを繰り出す描写がある。
- ^ 『PSP版』ではギラーガなどと同じ胞子状ビットを使用してくる。
- ^ 他の媒体では、重量は1100.0tと表記されている場合もある。
- ^ 劇中では掌部分のビームバルカンやビームサーベルの使用描写は無く、ただ使わなかっただけなのか、不具合で使用不可だったため格闘攻撃を行ったのかは不明。
- ^ 劇中で実際に分離する描写はないが、これはデザイナーである石垣の本編の展開を鑑みたうえでの意向による[139]。
- ^ 第42話劇中の機体解説の表示画面や『GUNDAM WEAPONS』機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS編における記述では形式番号はHMS-005となっている。
- ^ 第42話劇中の機体解説の表示画面では、重量は63.0tとなっている。
- ^ 当初の名称は「ディゲル」だったが後に変更された。ゲーム内では修正されておらずディゲルのままとなっている。
- ^ 連邦側には当初このシステムを打ち破る技術は存在していなかったが、AGE-2アルティメスの完成によって間接的ながらも探知が可能となった。
- ^ ただし、ムクレド機(シャルドールM)のメガランチャーの砲撃で損傷を受ける。
- ^ 正確な全長や全高は不明だが、巨大母艦とのサイズの比較映像から考えると、少なく見積もっても3kmから5km程度はあると思われる。
- ^ 小説版では、抗争に巻き込まれた人々を救出し逃がす時間を稼ぐためにフリットが搭乗し、ゼノ、ジラ、エルメダを撃破する[10]:179-186頁。
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- 1 機動戦士ガンダムAGEの登場兵器とは
- 2 機動戦士ガンダムAGEの登場兵器の概要
- 3 ザラムとエウバ
- 4 宇宙海賊ビシディアン
- 5 UE / ヴェイガン
- 6 その他
- 7 関連項目
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