ガンダムMk-III "イグレイ"
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「ガンダムMk-III」の記事における「ガンダムMk-III "イグレイ"」の解説
地球連邦軍の試作MS。大日本絵画発行の模型雑誌『モデルグラフィックス』1985年11月号が初出で、その後ムック『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』に再録、『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』の「ガンダム開発史」で設定が追加・変更されている。 『PROJECT Ζ』での設定 地球連邦軍キリマンジャロ基地で開発されたガンダムMk-IIのアドバンスド・バージョンで、汎用性よりもペイロードを重視している。試作のみに終わっている。 ティターンズではなく、あくまで地球連邦軍の機体として設定されている。模型作例の肩には「3」のマーキングがあるが、生産数に関する設定はない。 『MISSION ΖΖ』での設定 グリプスから提供されたガンダムMk-IIの設計を基に、地球連邦軍キリマンジャロ基地が開発した機体。宇宙用の高機動スラスター・ユニットを装備し、装甲もガンダリウムγに換装したことで本体重量がMk-IIより軽減され、そのためにオプション兵器パーツをより多く装備できるようになった。 「ガンダムMk-III」の名称は先行して存在していた「RX-272」と同一だが、軍に承認されていないので問題ないとされており、また愛称である"イグレイ"の方が有名であるという。 試作機とデータは開発中にカラバのキリマンジャロ襲撃戦によって全て焼失した。 なお、『MISSION ΖΖ』ではティターンズ・ガンダムの一つとして扱われている。 デザイン 前述の藤田一己のアドバンスドガンダムを基に、小田雅弘の手によって製作された。作例の製作にあたり小田がイラストも描いている。作例は明るいトリコロールに塗装されている。元になったデザインが同一であるため、『Ζ-MSV』のガンダムMk-IIIと外見はよく似ているが、それぞれ別の誌面で平行して発表されたものであり、設定上の繋がりはない。
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