SDガンダム GGENERATION GENESIS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:25 UTC 版)
「SDガンダム GGENERATION」の記事における「SDガンダム GGENERATION GENESIS」の解説
『SDガンダム GGENERATION GENESIS』(エスディーガンダム ジージェネレーション ジェネシス)は、2016年11月22日に発売されたPlayStation 4・PlayStation Vita用ゲームソフト。2018年4月26日にはNintendo Switch用に『SDガンダム GGENERATION GENESIS for Nintendo Switch』が発売された。 予約特典として有料ダウンロードコンテンツの無料ダウンロードパス、NSW版の早期購入特典として、『スーパーガチャポンワールド SDガンダムX』Nintendo Switch移植版のダウンロードコードがそれぞれ封入されていた。 本シリーズ初のHD化作品で、PS4とPS Vitaのダブルプラットフォーム同時発売となった。HDハードということでユニットのモデリングは全て一新され、頭身は従来までの2頭身から3頭身に上がり、演出もフル3Dになった。これに対応するための第4世代型のGジェネとしてゲームエンジン開発を一から行ったため、前作『OVER WORLD』から4年ぶりの発売となった。発表当初はPlayStation 3でも発売を予定していたが、PS3版は発売中止になった。クロスセーブに対応している。 本作のキャッチコピーは「その魂は受け継がれ、新たな原点となる――」「受け継がれた魂は、新たな戦場へ導かれる――」(NSW版)。「宇宙世紀100年の歴史を辿る」とテーマが銘打たれており、同様のコンセプトだった『SPIRITS』をベースとして宇宙世紀を舞台とする『1st』から『UC』までから約650体以上の機体が登場。さらに同時期に発表された各種ゲームを繋ぐガンダムゲーム30周年記念機体として「ホットスクランブルガンダム」も本作に無料ダウンロードコンテンツとして配信された。 本作が開発された理由として、本作のバンダイナムコエンターテインメントプロデューサーだった伊藤翔平はPS4の新世代ハードの登場に合わせてGジェネを遊びたいというユーザーの声があったことと、ガンダムゲーム30周年の節目ということで内部からも機運が高まっていたためと語っている。新ハードでの開発ということで新しいGジェネの始まりを象徴する「ジェネシス」と命名された。なお、『ガンダムSEED』に同名の兵器が登場するが一切関係ないことも同じインタビュー内で答えている。 また、本作のプロモーションの一環として子供向けテレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」の楽曲である「はたらくくるま」の替え歌「はたらくモビルスーツ」と「はたらくマニアックなモビルスーツ」のPVをYouTubeで公開。オリジナルの「はたらくくるま」を歌唱したのこいのこの他、「はたらくマニアックなモビルスーツ」ではアムロの物真似で知られる若井おさむも楽曲の歌唱に参加した。 『SPIRITS』以来9年ぶりに純然たる原作再現型に回帰し、マルチシチュエーションモードが復活した。前作までのブレイク要素は一定条件(クエスト)を達成すると同系統の作品のユニットが敵増援として登場する「ヒストリカルモーメント」という形に変化した。シナリオ面では『コロニーの落ちた地で…』『Lost War Chronicles』が復活しているほか、『CROSS DIMENSION 0079 死に行く者たちへの祈り』『ジオニックフロント』『BATTLEFIELD RECORD U.C.0081』が本格的に収録され、『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』が新たに収録されている。また、宇宙世紀以外の作品では『ガンダム Gのレコンギスタ』、当時放送中だった『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』などから一部の機体やキャラクターが登場する。 ユニットのグラフィックと仕様変更 前述した通り、ユニットグラフィックが全て新規に書き起こされ、より躍動感ある動きが再現されている。『PORTABLE』以来となる自軍でのサブフライトシステムの使用が復活した。「戦艦グループ」によるグループ攻撃が新たに実装されている。 『SPIRITS』と同じく、∀ガンダムの黒歴史版が本作の最終ボスとして登場。『∀』は登場作品には含まれていないが、∀ガンダム(黒歴史)のプロフィールには∀ガンダムに関する記述がある。 登場声優の扱い 原作での担当声優が死去、もしくは引退、長期休養しているキャラクターの声の扱いが本作ではキャラクターによって異なっているが、ほとんどは新たに起用した代役による新録とせずにライブラリー音声を使用している。ドズル・ザビは劇場版III『めぐりあい宇宙』で同役を演じた玄田哲章に変更された。 マット・ヒーリィは『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』で同役を演じた小西克幸に変更された。 エルピー・プルとプルツーは『ガンダムジオラマフロント』と同じく本多陽子に変更され、台詞の大幅な新規収録が行われた。
※この「SDガンダム GGENERATION GENESIS」の解説は、「SDガンダム GGENERATION」の解説の一部です。
「SDガンダム GGENERATION GENESIS」を含む「SDガンダム GGENERATION」の記事については、「SDガンダム GGENERATION」の概要を参照ください。
SDガンダム GGENERATION GENESIS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:05 UTC 版)
「∀ガンダム」の記事における「SDガンダム GGENERATION GENESIS」の解説
※この「SDガンダム GGENERATION GENESIS」の解説は、「∀ガンダム」の解説の一部です。
「SDガンダム GGENERATION GENESIS」を含む「∀ガンダム」の記事については、「∀ガンダム」の概要を参照ください。
- SDガンダム_GGENERATION_GENESISのページへのリンク