ザクI・スナイパータイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:09 UTC 版)
メカニックデザイン企画『ハーモニー・オブ・ガンダム』に登場。 旧式化したザクIを長距離狙撃用に改修した機体。ジオン本国からの支援がほぼ打ち切られたキャリフォルニア・ベースにおいて、ゲルググで実用化されたビーム兵器の携帯技術を転用して開発された。サブジェネレーターを搭載した大型のランドセルに換装することにより、長射程のビーム・スナイパー・ライフルが使用可能になっている。頭部には狙撃用にザク強行偵察型のカメラアイが採用されているほか、右膝には狙撃姿勢保持用の特殊なギアが設置されている。近接戦闘時の生還率を高めるため、頭部にはバルカンが装備されているが、ザク・マシンガンを使用する場合もある。 『機動戦士ガンダムUC』では、ジオン軍残党のヨンム・カークス少佐の愛機として登場。頭部にブレードアンテナが装備されている。アニメ版ではさらにビーム・スナイパー・ライフル用の予備バレルの収納ケースがランドセルに2本、機体固定用フックが胸部前面と背部上面に計4か所追加された。また、コクピットは前面の上下左右にモニターパネルが配置されており、一年戦争末期に導入された統合整備計画に準じた仕様となっている。 ゲームなどのメディアミックス作品では、それまでジオン軍に不在だった一年戦争初期から導入できる、いわゆる低コストな機体として、連邦軍のジム・スナイパーに対応する立ち位置の狙撃型MSとして登場することが多い。 劇中での活躍 プラモデル『HGUC ザクI・スナイパータイプ』の付属説明書には、キャリフォルニア・ベースの所属機が、バンクーバーから侵攻してくる連邦軍のMS大隊を阻止すべく、ルッグン隊とともにS3ポイント(シアトル)に展開しジム小隊と交戦する様子が描かれている。 『機動戦士ガンダムUC』小説版でのトリントン基地襲撃では、ガランシェールの上層デッキからラー・カイラムを狙撃後に降下し、コロニーの残骸からの狙撃を担当する。アニメ版のトリントン基地攻防戦においては、ファット・アンクル改のMS格納庫に機体を固定し、高空からの狙撃で友軍のMSを援護しつつトリントン基地内の連邦軍の兵器を多数撃破する。しかし、連邦軍のトライスター隊の反撃に追い詰められ、自ら核融合炉を撃ち抜いて核爆発を起こそうとするが、直前に防がれて撃墜される。 漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、ガンダム試作2号機とその回収のために降下してきたコムサイの合流ポイントの守備機体として登場するが、ガンダム試作2号機の奪還を目的とした第404空挺部隊のジム・スナイパーカスタムの狙撃によって撃破される。 漫画『虹霓のシン・マツナガ』では、ミネバおよびゼナ・ザビが座乗するグワジン級を追撃する連邦軍部隊に対し、オスカー・シクリッドがザクIIで本機のビーム・スナイパー・ライフルを使用するが、エネルギーはガガウル級駆逐艦「ペルル・ノワール」にケーブルを繋いで供給している。ザクIIの頭部は強行偵察型のものに交換されており、左肩アーマーのスパイクと右肩のシールドが取り外されている。
※この「ザクI・スナイパータイプ」の解説は、「ザクI」の解説の一部です。
「ザクI・スナイパータイプ」を含む「ザクI」の記事については、「ザクI」の概要を参照ください。
ザクI・スナイパータイプ (サンダーボルト版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:09 UTC 版)
「ザクI」の記事における「ザクI・スナイパータイプ (サンダーボルト版)」の解説
※この「ザクI・スナイパータイプ (サンダーボルト版)」の解説は、「ザクI」の解説の一部です。
「ザクI・スナイパータイプ (サンダーボルト版)」を含む「ザクI」の記事については、「ザクI」の概要を参照ください。
- ザクI・スナイパータイプのページへのリンク