シーマ艦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 14:06 UTC 版)
キシリア・ザビ少将配下のジオン公国軍突撃機動軍に属する、海兵上陸戦闘部隊の通称。アサクラ大佐に代わり、シーマが代理司令を務めたため、この名で呼ばれる。艦隊旗艦はザンジバルII級機動巡洋艦「リリー・マルレーン」。その他、ムサイ級軽巡洋艦後期型5 - 7隻、パプア級輸送艦によって編成される。艦隊のカラーリングはリリー・マルレーンの黒以外は全てカーキで統一されている。 デラーズ紛争時の主だったモビルスーツは、MS-14F ゲルググMとMS-14Fs シーマ専用ゲルググM、およびAGX-04 ガーベラ・テトラ。モビルスーツの総数は30機以上であり、その実力は当時の地球圏でも最強クラスであったとされる。 アサクラを除く構成員の全てがサイド3の3バンチ・マハルの出身。公国への戸籍登録さえ行っていない者も多く、コロニー工作の専門部隊として半ば強制的に徴兵・編成された。戦時中はコロニーへのGGガス注入などの汚れ仕事の他、相当に過酷な任務を強いられた。
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