タブロウとは? わかりやすく解説

タブロウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 11:56 UTC 版)

タブロウ・ゲート」の記事における「タブロウ」の解説

英字表記は「tablau」。タブレットの中からはがされ具現化する者たち。大アルカナタロット22にそって、22人が存在する。「絵の化身」とも「画集住人」とも言われている。「創造人」(グランドマスター)と呼ばれる人物によって造られた。

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タブロウ

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タブロウ・ゲート」の記事における「タブロウ」の解説

タブレット住人たち。タブレット戻って休むことで体力回復させることができるが、体に欠損出た場合戦闘重傷負った場合は、主による心象力使った修復でしか回復しない兄弟呼ばれることもある関係だが、全員面識持っているわけではないまた、タブロウ同士互い真名知っていてもカードの名前でしか相手呼べない。タロット番号順に記述する。これはタブロウたちが生み出され順番でもある。各人格は登場順。 THE MAGICIAN(ザ マジシャン) / 魔術師まじゅつし) / パメラ (Pamela) タブレット第1場面の住人身長175センチメートル体重58キログラムはじめに造られたタブロウは彼女であり、第0場面住人THE FOOLではない。第20場面創造までは立ち会っているという。 モデルのようなプロポーションで、褐色の肌と銀色ロングヘアを持つ女性。額にはビンディー似た印がついている。体のライン強調するような露出度の高い、インド的な雰囲気の服に身を包む。かなりの美女である。 タブロウとしての特殊能力は、他者心を奪うというもの。心を奪われた者は即座に死ぬことはないが、意識消失しそのまま放置すれば死に至る。奪った心はの形のタトゥーにして自身の体に刻み所持することが出来る。 タブレット図柄は、魔術用い道具掲げた人物具現化した姿とは異なり露出少なローブを身にまとい、黒髪をしている。ver.創造人 創造人主従超えた感情抱き彼に恋焦がれていた。創造人思い受け止めてもらえることはなく、死した後には次代管理人に従うよう彼に説き伏せられていたが、創造人代わりになど誰もなれないとして、次代管理人受け入れようとはしなかった。 家出した際にはかなり精神病んでおり、次代管理人であるレディ攻撃的に振る舞ったが、サツキとの交流の中で自分取り戻したサツキ懐きキスをしたり抱きついたりと激しスキンシップ見せた幼児体型レディとは体型正反対で、彼女を見下す態度取り互いにちんくしゃ娘」「ババア」と呼びあい張りあった。マスターに恋をしたことがある者同士としてTHE MOON前代管理人版)には共感抱いていた。ver.サツキ 心象は「優しい手を差し伸べてあまたの人を救える強い心の持ち主」。 逆三角形型の眼鏡をかけている。サイドの髪が、創造人版よりも長めになっている。 色恋事に惑っていた創造人版と比べてクール保護者のような立ち位置周囲冷静に見守っている。煙管を嗜んでおり、かなりのヘビースモーカーらしく、THE MOON注意されてもついTPOわきまえずに煙をふかしてしまう。 タブロウにまつわる事件巻き込まれ怯え教職辞任してしまった新人教師櫻木萌身分乗っ取り養護教諭としてサツキの通う学校勤務している。その美貌から生徒たちアイドル化している。養護教諭としての登場時の台詞・ポーズ・コマ割りなどはゴージャス☆アイリンパロディとなっており、雑誌掲載時にはゴージャスパメラ」という煽りつけられていた。 服装創造人版と同じものだが、上に白衣を身につけている。ver.レディ 心象は「戦神いくさがみ戦場駆け抜ける黄金烈風」。 後頭部刈り上げツーブロックにし上半身胸元を隠すように長い布を結んだようなデザインホルターネック下半身はTバックタイプのショーツストッキングという非常に露出度の高い服装何故か京都弁で喋る。 THE HIGH PRIESTESSザ ハイ プリーステス) / 女教皇じょきょうこう) / アンナ (Anna) タブレット第2場面の住人の姿をしている。体色は黒だが、能力発動させている時は白くなるイレイズ行動を共にしている。 タブロウとしての特殊能力は、天候の操作自在にをつくれる。ver.創造人 細身毛足の短い黒猫の姿。この状態でイレイズの傍に居付いていた。ver.レディ 心象は「虹色の瞳 自らの行く先見失うことのない七色架け橋」。 創造人版よりも毛足長い。 THE EMPRESS(ジ エンペス) / 女帝じょてい) / モイナ (Moina) タブレット第3場面の住人家出中で、本編には43話の終わりから登場インディアンのような服装をした老女。THE EMPEROR相方で、後述能力で彼を人型変化させることができる。当初は「ミナMina)」と名乗ってレディたちを欺いていた。完全な偽名というわけではなく、前代管理人から呼ばれていた愛称とのこと。 タブロウとしての特殊能力は、キスマーク飛ばし、それに触れた人間やタブロウを人形にすること。変化した人形はTHE EMPEROR同じデザインの顔になる。またタブロウの場合四肢動かさずとも使える能力(THE STRENGTH発火など)は使える。また自作人形キスマークをつけることで仮初めの命を与え使役するともできるver.前代管理人 家出してすぐから相方探し、見つけしだいタブレットをイレイズヘ差し出すつもりだったが、イレイズところへ帰る気がないTHE EMPEROR振り回されるイレイズ忠誠誓っている節があったが、サツキイレイズの子供だと実感するなり、THE DEATH修復して体の一部が骨と化したサツキ人形変えイレイズ懇願するレディ版 心象は「惑わぬ者 けして壊れ金剛石決意性格はほぼ前代管理人版と同じだが、長く伸ばしていた髪を短く刈り上げて、鋭い目が見えている。 THE EMPEROR(ジ エンペラー) / 皇帝こうてい) / ポール (Paul) タブレット第4場面の住人家出中で、本編には43話の終わりから登場足先まで覆ってさらに余るフード付きマント纏い、口がバツ印縫い取られ赤ちゃん人形の姿をしており、しゃべることができないタブレット封印解けてから、レディ元へ戻るべく動物昆虫利用してテレポート能力転々としていた。 盾濱の下水道JUSTICE拾われ、「お家はどこですか」と問うた彼らとイギリスへ飛び、彼らの手イギリスの闇オークションで「人さらい人形」として競りかけられていたところをサツキ祖父落札したという。その後THE EMPRESS発見されサツキ祖父人形化したTHE EMPRESSと盾濱に戻ることに成功するも、THE EMPRESSの手から離れている間にサツキ拾われ、再びイギリスへ飛ぶ。 タブロウとしての特殊能力素手抱いた人間その人行きたいところへ移動させること。人間思念には逆らえない。 THE EMPRESS能力人型化した時に自分回収しようとしたイレイズTHE STAR変装だと見抜き、「現代管理人レディだから、そこへ帰りたい」と口にする。人型取っている間はほとんど眠っている。ver.創造人 サツキたちが片手握りしめられる程度胴体を持つ人形人型だとレディ両腕抱きかかえるほどの赤子となる。髪は丁寧に撫でつけられている。穏やかな性格礼儀正しいver.レディ 心象は「どんな盾をもつらぬく剛剣」。 基本形態創造人版と同じだが、髪はくるくるふわふわのパーマTHE HIEROPHANT(ザ ヒエロファント) / 法王ほうおう) / ブラヴァツキー (Blavatsky) タブレット第5場面住人ネズミのような姿をしており、外見からは性別わかりにくいが、男性である。 タブロウとしての特殊能力は、生物への憑依記憶食い噛みつくことによって他者肉体乗っ取ることができる。意識のない相手の体に憑依することは出来ず対象者意識を失うとはじきだされてしまう。噛みついた相手がタブロウのマスターであった場合は、THE HIEROPHANT意思によってタブロウを操ることが出来る(自分はがしたマスター操れない)。 憑依した相手記憶を齧り取って消し去ることも出来るが、無限に食らえるわけではなく満腹になると食べられなくなる。また、特定の記憶選びとって食べることはできず、数時間や一分の記憶ごっそり食べることとなる。 タブレット図柄は、片手持った人物具現化した姿とは異なり豪奢な服を纏った人間である。ver.創造人 不良じみた乱暴な言葉遣いをする。傲慢に他者見下しサツキの体を乗っ取りタブロウを使って暴れまわっていた。THE MAGICIAN売女罵り周囲全て攻撃的な態度を取る。 実は不遜な態度コンプレックスの裏返しであり、「法王」の名を持ちながらも卑小なネズミの身に造られたことを恥じている。THE MAGICIANに特に敵意持っていたのは、美しく造られた彼女への嫉妬であった間抜けな性格で、誘導尋問引っ掛かってレディ自分の名を明かすというヘマ犯すレディとの交流の中で自分自身存在認めたver.レディ 心象は「己の価値疑わないずうずうしいまでの自己主張」。 つぶらな瞳小動物的な可愛さがあった家出に対して、より漫画的にデフォルメされた、目を細めたいやらしい顔つきをしていることが多い。 陽気でじじむさい話し方をする。女性が大好きで、THE MAGICIANTHE HANGED MAN胸元忍び込んではよく返り討ちにされているが、懲りずに同じことを繰り返している。女性でも、幼い姿のレディTHE DEVILには特に興味示さないサツキの体を乗っ取っては、サツキ肉体女性抱きつくこともある。女性の体が傷つけられる事態出くわす激昂しサツキ憑依してタブロウを暴れさせる悪癖がある。ver.サツキ 心象は「静かに寄り添う者」。 全体的に丸っこく、レディ版よりも更にファンシーな、先だけ黒い耳と黒い尻尾がついた毛玉のような姿。穏やかな性格となり、一人称は「拙者」。 傷が癒え二重スパイ買って出たTHE HIGH PRIESTESS支えるべく、仲間たちから離れるTHE LOVERSザ ラバーズ) / 恋人こいびと) / コルネリウス (Corunelius) タブレット第6場面住人身長195センチメートル性別不明中性的外見で、両目は常に閉じており、額にある第三の目だけが開いている。両腕が非常に長く地面についてもなお余るほどである。腕には関節がなく、鞭のようにしなる。指先関節人形思わせる造りとなっている。道化のような独特な服装に身を包んでいる。 タブロウとしての特殊能力は、対象者要素交換というもの。本体ひとつだけ眼球で、どのまぶたを開くかで入れ替える要素変える。額の目が開くと対象者2名の年齢入れ替える。左目が開くと対象者性別入れ替える。右目が開くと対象者種属入れ替える長い腕先にある指輪二者にはめることが能力発動条件となる。 多くのタブロウが家出していた中、1人だけタブレット中に残り続けていた。サツキレディ恋愛ごとに明るくないため「恋人」に対す心象抱けず、長らくはがすことができなかった。その間タブレットの中で、マスターたちにはがされ役に立つ日を待ち続けていた。ver.サツキ 心象は「幸せを運ぶもの。色あせることのない永遠の絆」。 無表情落ち着きある性格ver.レディ 心象は「同等立場互いを一番に尊重し合えるもの」。 愉快そうな笑み浮かべており、サイドの髪はサツキ版よりもかなり短い。 THE CHARIOT(ザ チャリオット) / 戦車せんしゃ) / リガルディー (Regardie) タブレット第7場面の住人直径40センチメートル。 車のハンドルのような姿をしており、中央老翁の顔がある。顔は騙し絵のようになっており、上から見るか下から見るかで表情が変わる。顔には豊かな髭を生やしている。 タブロウとしての特殊能力は、乗り物変形操作するというもの。整備されていないボロ車であっても、彼が取り憑くことで高級車にでもスワンボートにでも自在に形を変え、陸でも海でも走ることが出来る。増加させたヒゲ乗り物包み込みヒゲの中で乗り物変化させる顔面から3本の手生やしており、その手で顔を取り囲む円を操作して運転を行う。手を足として使うことも出来、なにかに取りかずとも単独での歩行も可能。 タブレット図柄は、戦車乗った人物具現化した姿とは異なり人間として描かれている。ver.創造人 家出中は、ヒゲ人間絡みつき、無理矢理重機乗せた上でサツキ学校破壊するという暴挙出ていた。止めようとした人々を、巨大な渦のように伸びたヒゲ呑みこみ暴れ続け取り押さえられた後も反省の色なく憮然としていた。 怪力持ち主であるTHE SUNに輪の部分万力引っ張られ痛みに耐えかねて名を明かしたver.レディ 心象は「勇ましき王者ゆりかご」。 好々爺然としており、礼儀正しく敬語用いレディを「お嬢様」と呼んでいる。レディに対して無礼な振る舞いをする者を許さず怒りレディ頼まれたのならば、短い腕で必死に海辺でパラソル支え続けるなど、けなげな態度見せるが、当のレディからは「ハンドル」と呼ばれ不憫な扱い受けている。ver.サツキ 心象は「絆 決し崩れ白銀の砦」。 基本デザインレディ版と同じだが、髪や髭が整えられている。 自身記憶サツキ心象力UFOの上創造人の館を再現した。 THE STRENGTH(ザ ストレンジ) / 力(ちから) / ヴァイオレット (Violet) タブレット第8場面の住人身長164センチメートル体重48キログラムいわゆる麻呂眉毛姫カット特徴少女の姿をしている。本来耳があるはずの場所に小さな翼生やし装い全体的に思わせるものとなっている。本編登場時は、全身燃え上がる炎を纏い本来の姿とは大きく異な外見をしていた。過去罪科のために身を蝕みながら燃え続け存在化していたが、サツキによって心を救われ元の姿を取り戻したver.創造人 THE STAR創造人慕っていたが、わけあって創造人死に至るきっかけ作ってしまい、そのこと苦しんでいた。 家出中は、THE STAR行動を共にしており、彼の命令に従ってサツキらに刃向かった燃え続けながら触れるもの全てを灰に変えたver.レディ 心象は「再生不死鳥のように信念」。 創造人版ではお尻であった後ろ髪は項が顕になるほど短くなり、逆にサイドの髪が胸元まで伸びているが、その一部頬骨辺り切られ変形姫カットのようになっている一人称「僕」になるなど少年的な振る舞いで、レディくちづけを迫る。ver.サツキ 心象は「感謝 あらゆる生命への祝福」。 創造人版・レディ版よりも耳の部分の翼が大きく、髪は全体的に長め波打つサイドの髪だけ肩の近く緩く結っている。 THE HERMIT(ザ ハーミット) / 隠者いんじゃ) / パピュ (Papus) タブレット第9場面の住人身長138センチメートル32キログラム褐色の肌に黒髪の男児の姿をしている。熱帯民族衣装のような独特の格好で、露出多く背中丸見えになっている。更にその服の上から、フクロウの羽を思わせるマント纏うこともある。フクロウ意匠仮面持っている。 タブロウとしての特殊能力は、人を「追憶の森」へ誘うというもの。ランプの光を見せることで、対象となる人物に、強制的に過去追想をさせることができる。追想第三者視点見え追想の中のかつての自分フクロウ仮面をつけて顔を隠した姿となっている。楽しい記憶に浸らせることが出来一方で、辛い記憶無理矢理見せつけて精神攻撃をすることもできるタブレット図柄は、片手片手ランプを持つ、引きずるほどに長いフード着た人物ver.創造人 おかっぱ頭で、じじむさい言葉づかいをする。 家出した際には、サツキレディ追憶の森誘い込み、特にサツキには過去の辛い経験見せつけ傷つけたが、悪意はなく、マスターに足る人物であるかを試すためだったver.レディ 心象は「惑わす者」。 やや乱暴なところもある活発な性格レディのことを「レディ姉」、サツキのことを「サツキ兄」と呼ぶ。レディTHE SUNとは性格似ており、2人組んでよくバカなことをやっているまた、レディTHE DEVILとも、幼児姿の者同士で気があうのか行動を共にすることが多い。ver.サツキ 心象は「“信じる心小さくて でもけして消えない希望ともし火」。 髪は前代管理人版やレディ版よりもやや長め大人しく従順で、泣き虫面がある。少し引っ込み思案で、自分望み言えずにもじもじしていることがある。強い人々憧れている。 WHEEL OF FORTUNEウィール オブ フォーチュン) / 運命の輪うんめいのわ) / ダイアナDianaタブレット第10場面の住人樹木寄生する植物のタブロウで、寄生してなければ存在できず、一度寄生する自力移動できなくなる。性別女性家出中で、現在は氷川邸のゼルコバ木に宿っているという。 タブロウとしての特殊能力は種を成すこと。種を植えつけ人間浅い眠り落ち次に目覚めた最初に目に映った動物傀儡化す傀儡の証は額のどこかにある「種飾り」。はがれたタブロウに種を植えつけ場合、種飾りが額にある間は主からの影響を受けなくなる。 本編登場までに種を自分植えつけており、THE STAR傀儡化していたがTHE HANGED MANによって種飾り壊された。ver.創造人のような模様がついた鉢に小さな木が植わっているような姿で、その下部四方八方伸ばしている。極端な人見知り無口THE HANGED MANには「極度人見知り極度の臆病で 寂しがりや」と評された。 氷川崩壊情報得て駆けつけてきた怪盗「J」を、THE STARの「自分近づく者は何人たりとも排除する」という命令攻撃したが、上述通り自分植えた種をTHE HANGED MAN壊された後、サツキ影響受けていた彼女に種を植え付けてその影響軽くし、ゼルコバごとJUSJICEに収納されイギリスへ渡る。その後瀕死サツキ影響受けているタブロウに種を植え付けて急場をしのぐ手助けをする。 JUSTICEジャスティス) / 正義(せいぎ) / エドワード (Edward) タブレット第11場面の住人身長158センチメートル体重120キログラム低身長肥っており、体毛濃く剛毛眉毛ヒゲは顔から飛び出すほど立派なのである。 タブロウとしての特殊能力は、どんな物体でも呑みこみ体内格納できるというもの。ver.創造人 家出中に記憶喪失になっており、自身がタブロウであることを忘れている。同じく記憶喪失になっているJUDGEMENT行動を共にし、JUDGEMENTを「兄貴」と呼んで慕っている。 身分証明成せないため定職就けず、住所不定フリーターJUDGEMENTと共に的屋などで日銭稼いでいる。互い特殊能力生かし悪徳成金の家に忍び込んでお宝盗んでは、それによって得た金を教会寄付するという義賊のような行為をしている。JUSTICEという自身の名だけは覚えており、JUDGEMENTとは頭文字取って怪盗J」というチーム組んでいる。 イギリスサツキたちと再会した後THE EMPERORとTHE EMPRESSサツキたちのもとに連れてくることに協力する創造人の館を探索中に記憶取り戻すが、タブレット戻って次に剥がされた時は今の人格ではないことをJUDGEMENTから告げられ、「怪盗J」存続創造人心象による人格維持)のため、置き手紙だけを残しJUDGEMENTと共に去ったTHE HANGED MAN(ザ ハングド マン) / 吊るし人(つるしびと) / ミシェル (Michelle) タブレット第12場面の住人緑色の髪の少女の姿をしている。ヒレ似た飾り耳元につけ、足を場合によってはのように変化させることができる。初登場の場所が海辺であったことも合わせて、「人魚」を連想させる風貌特殊能力は、物体外界から完全に遮断するというもの。口から吐いた泡に当たったものを閉じ込めることができる。対象物生物無機物問わない。泡の中に入った者は外界との連絡が全くとれなくなってしまうが、泡に入っている者同士会話が行える。泡は内側から割ることは出来ないが、外部から強い衝撃を受ける割れる。泡は外界からは視認できないため、他者が泡の場所を割り当てることは難しい。THE HANGED MANには泡の位置把握できるサツキたちがマスターになった後は、サツキの友人の翔に気に入られ彼の片思い相手になる。ver.創造人 髪はショートカット家出した状態では、サツキを「王子サマ」と呼んでストレートに好意見せサツキ独占するために他のタブロウたちに危害加えたマスター持たない家出タブロウ故か、サツキ執着する態度といい情緒安定で、本来なら自在に操れる泡を上手く扱えずに混乱していた。サツキの一番になれないのなら自分存在に意味はないと異様に思いつめていたが、仲間1人としてサツキ受け入れられ、心を安定させた。 無口意見をなかなか言わないWHEEL OF FORTUNEが嫌いで、わざと彼女の発言封じ孤立させるような態度取っていた。ver.サツキ 心象は「柔軟な視野 本質映し出す鏡」。 創造人版よりも左サイドの髪が長く、その毛束を三つ編みにしている。前髪分け目部分の額に飾りをつけている。 口数少なく大人しいが、一途にサツキ思っており「一番好きです」とも語っている。過去WHEEL OF FORTUNE嫌がらせをしたことを後悔しており、謝っている。ver.レディ 心象は「油断を誘う者」。 髪は肩につくほどの長さ前髪分け目にある額飾りサツキ版と共通している。いつもニコニコ笑っており愛想よく陽気だが、笑いながら人を平手打ちにするなど怖い一面もある。 DEATHデス) / 死神しにがみ) / メイザース (Mathers) 身長198センチメートル。 元は普通の人間似た姿だったらしいが、「蝕まれている」ために肉体が骨だけで、骨の中に心臓浮かんでいる。黒衣纏い、鎌を携えている。サツキによってある程度修復された姿は長い白髪褐色の肌を持つ巨漢で、一部の髪を三つ編みにしたり飾り留めている。巨大な黒馬に乗って現れるが、黒馬はDEATH付属物ver.前代管理人 前代管理人主従超えた特別な感情抱いており、両思いであったらしい。そのこと関係しているかは不明だが、同じく前代管理人思いを寄せていたTHE MOONとは対立することが多くその度前代管理人仲裁されていた。 前代管理人の首を刈り取り殺害したという過去を持つ。本来ならば有り得ないタブロウによるマスター弑逆であると他のタブロウたちから忌まれている。肉体白骨化しているのは、マスター殺しの罪が体を蝕んでいるからではないかTHE SUN言われているが真相は謎に包まれている。 前代管理人殺しDEATH反意持った結果として行ったわけではなく他ならぬ前代管理人からの「私を殺して」という命令沿った結果であったが、何故か弁明をせずタブロウたちから孤立している。 家出してからは、前代管理人似た姿をしたイレイズ行動を共にしており、彼女ともまた恋仲あるよう様子見せる。サツキによってある程度修復された状態で、THE STAR操られているサツキTHE SUN戦闘になるが、瀕死の主の影響受けていないTHE SUN相手にやや優勢な立ち回り見せる。 TEMPERANCEテンパランス) / 節制せっせい) / ベルティオー (Bertiaux) タブレット第14場面の住人人間男性の姿をしているが、かなり小さく手のひらに乗るほどのサイズ空の巻貝が付属しており、居住地のようにして中に入っていたり、椅子代わりにして腰かけていたりする。 長い黒髪をしており、茨の冠を頭につけている。本来白目部分スクリーントーンが貼られて色づけられている。頬には左右対称刺青のようなものが入っている。上半身がはだけた服装で、肋骨浮いており全体的に骨ばった体格をしている。下半身は影のように不定形だが、二本足の形をとることもできる。 タブロウとしての特殊能力は、物体の影を奪うというもの。奪われた影の分だけその物体は縮小される要は物体サイズ自在に縮小する能力である。自身小さな体を人間サイズ変えるともできるタブレット図柄は、杯から杯へ移し換えている有翼人物具現化した姿とは異なり、髪は白のボブカットである。ver.創造人 気弱な性格青ざめた顔で、常に卑屈震えており、冷や汗流し続けていた。ver.サツキ 心象は「どんな風にもけして姿を乱さないたおやかな浜辺さざ波」。 家出版と比べて髪にツヤがあり、家出版はストレートヘアだったがこちらはウェーブがかっている。 淑女然とした女性的な振る舞いで、女言葉で話す。「体は男よ」と発言しており、心は女であるらしい正式な管理人以外にタブロウが従うのは定律反することでないかと問題提起をするものの、サツキを自らのマスターとして認めている。ver.レディ 心象は「細事にこだわる愚か者言い訳」。 他の版前髪真ん中分けだが、レディ版は左側寄せられており、顔に大きくかかっている。後ろ髪他の版よりも短く重力無視してひとまとまり突き立っている。 テンション高くやたらに英単語織り交ぜて話しナルシスティック振る舞いをする。細かいことこだわらず規律重んじない破天荒な性格をしている。 THE DEVIL(ザ デビル) / 悪魔(あくま) / エレナ (Elena) タブレット第15場面の住人身長102センチメートル体重15キログラムピンク色頭髪をした女児の姿をしている。耳は獣のように尖り獣毛生えており、背中には小さなコウモリ状の翼を生やしている。足首から下はに似る。額には上下逆の星型の印がついているまつ毛特徴的にくるりとカールしており、瞳孔通常のような円型ではなく横長四角形になっている基本的に上述たような女児姿だが、サツキはがされ時の姿は全長何十メートルあるよう巨大なの姿となる(額の印、瞳の形などは共通)。本来タブロウは大きく姿を変えることはないが、サツキDEVILというタブレットに対して強大かつ偏った心象抱いたためにそうなった。 タブロウとしての特殊能力は、録音再生。どんな音でも正確に再生することができ、時には目の前で発されわけではない誰か記憶の中の声を再生することもある。 サツキ時に喉元に傷を負いしばらくの間は声が出ず能力を使うこともできなくなっていたが、後に完治したver.レディ 心象は「最凶魔獣」。 長い髪ツインテールにしており、性格言動無邪気な子供そのものレディはもっと強大な存在求めてたようだったが、彼女にとっての「最強魔獣」は無邪気さ故に手のかかる幼児であったらしい。悪戯好きでやんちゃ、THE HERMITレディ版)とよく一緒にいる。語尾に「- だも」とつけて話すことが多い(「- だもん」といった使い方)。頼まれたわけでもないのに勝手に他者の声を録音して追従するようにその人物の声再生している。ver.サツキ 心象は「焦燥 そして肥大する孤独」。 建造物優に超す背丈の、巨大な怪獣の姿をしている。男性的な筋肉質体格で、体の一部獣毛覆われている。頭部には羊のものに似た2本の長大な角が生え、背にはコウモリ似た巨大な翼を持つ。 タブロウがベースの姿から大きく変化することは本来有り得ないが、心象である「孤独」がサツキにとって大きすぎるものであったため、このような変化表れた号泣しひたすら泣き叫びながら暴れまわる理性のない存在である。叫び続けている言葉は、声があまりにも大きすぎるため聞きとりづらいが「さびしい」というものであり、かつてサツキ発したものを再生している。 タブロウの出し入れはがしたマスター言葉命じることによって行うが、この状態のTHE DEVIL絶え間なく叫び続けているため、声を耳まで届けることが出来ず、再びタブレット納めることが困難である。声が届かないため、出し入れ以外の命令行えず、マスターといえどもコントロールできない故に最初に剥がした時はレディTHE MOONに首を落とされ重傷負ったところでサツキタブレット戻しレディTHE HIEROPHANTサツキ操って学校内剥がした時はTHE TENPERANCEに小さくさせてからサツキタブレット戻している。ver.創造人 長い髪背中下ろしている。外見似合わず老婆のような口調で、顔つき大人びて落ち着いている。 THE TOWERザ タワー) / 塔(とう) / レーヴ (Loew) タブレット第16場面の住人。頭に角を生やした小鬼のような外見を操る。角は折れて浴びることで生え変わるver.創造人 独特の判断基準持ちレディサツキを主とは認めない。THE EMPERORを偶然発見したサツキ祖父が住む屋敷詳しくサツキたちを祖父居室ある日本建築導いたver.サツキ 創造人版より全体的に柔らかい印象になり、眼鏡をかけている。また、ストールケープ様に纏い、左耳の後ろの髪だけを伸ばして三つ編みしている。理知的な性格学者肌。レディTHE SUN暴走抑えられないサツキTHE CHARIOT再現した創造人の館を、合流した家出状態のJUSTICEJUDGEMENT案内するver.レディ 頭に平紐のような布を巻きつけ、後ろ髪長く伸ばしている。他の版比べる根暗THE STARザ スター) / 星(ほし) / イエイツ (Yeats) タブレット17場面住人身長169センチメートル体重59キログラム銀髪少年の姿をしている。タブロウとしては虚弱体質で、失血を伴う怪我からの回復が遅い傾向がある。 タブロウとしての特殊能力は、人間の姿を盗むというもの。対象となる人物の血液摂取することでその者を模倣することができる。両耳クロス型のイヤリングをしているが、これは一刺し人間殺せるほどの毒針になっているver.創造人 創造人に対して複雑な感情抱いており、死期悟り次代管理人タブレット譲ろうとした彼への殺意仄めかしていた。タブレット管理人になることを目論み、タブロウが人間になる方法が「創造人心臓食らうこと」であるとされるため、THE STRENGTHTHE SUN利用していた。 家出してからは、完全に味方となっているわけではないイレイズ前に度々姿を現している。「タブロウを消し去りたい」と願うイレイズ対し、タブロウをはがせる者を消せば同じことであるとして「心象力を持つ人間たちこの世から消してしまえばいい」と発言している。創造人と同じ色の瞳を持つサツキに対しても、彼が本来の姿知らないTHE STRENGTH修復してみせたことから、創造人血縁者正当なタブレット持ち主であるとして、複雑な感情抱いている。しかし、創造人(そして彼に準じるサツキ)の心臓食らい人間になって次代タブレット管理人になるという野望捨てておらず、傀儡にしたWHEEL OF FORTUNE利用して手に入れたサツキTHE SUN従えサツキの命を狙う。 THE MOONザ ムーン) / 月(つき) / エリファス (Eliphas) タブレット18場面住人身長190センチメートル体重76キログラム。 膝のあたりまである長い金髪持ち執事思わせるような背広姿をしている。相当な美男である。 タブロウとしての能力は、剣聖呼ばれるほどの剣術日本刀のような意匠愛刀クレセント用いてどんなものでも斬ることができる。おもちゃでも、彼が扱えば本物の刀に匹敵する切れ味となる。運動神経優れているはずだが、泳ぎ不得手前代管理人の死を目の当たりにしてしまったことが、全人共通してトラウマとなっている。 タブレット図柄は、夜空に浮かぶ巨大な月。満月中に更に三日月描かれており、擬人化されていて、三日月人間横顔のようになっているレディには「エリー」と呼ばれている。ver.創造人 ゆるくカールした髪を背に流している。冷静で他者突き放すようなもの言いもする。 家出した際は、束縛されることを嫌いレディたちに刃向かいクレセントレディの胸を貫いたり、THE SUN右腕切り落としたりと暴れまわった。だがTHE SUN曰く「甘い」らしく、レディへの攻撃急所から反らしたのだったサツキとの交流の中で自分取り戻した角川版では、家出して暴走していた時期通り魔化し何人もの人を殺めていた。秋田版では家出してすぐに発見されたので、一般人危害加えていない。ver.サツキ 心象は「いつも僕を見守っていてくれる 母親のような暖かい光」。 丸眼鏡をかけており、髪を肩のあたりで結んでリボンをつけている。 母性的で穏やかな人柄上品な敬語話し笑顔でいることが多い。ややお節介なところがある。説教をする時は激しい姿を見せ、口うるさい。男性であるがフェミニンで、レディには気持ち悪いと言われることもある。 刀ではなく包丁握り料理をはじめとした家事全般執り行うサツキの家に暮らす人々母親的な存在である。料理の腕が高くケーキ焼いたり、飾り切り行ったりと器用。剣術の腕も変わらないver.レディ 心象は「闇夜切り裂く鋭き閃光」。 髪を頭部の高い位置きっちり結んでポニーテールにしており、リボンをつけている。前代管理人版やサツキ版ではゆるくカールかかった髪だったが、レディ版ではストレートヘアになっているサイドの髪はシャギー状。 寡黙で、他のタブロウたちと交流せず、無言で腕を組んで立っていることが多い。命令され以外のことには関わらず、重要ではない会話などは無視することも多い。気を張りすぎるサツキや、そんなサツキを心配しすぎて過保護気味な他のタブロウを口数少なく窘めることもある。前代管理人DEATHについて触れられると、表情こそ崩さない無言攻撃に出る。ver.前代管理人 ゆるくカールした髪を背に流している。 前代管理人主従超えた感情抱いていたが、前代管理人方にはその気がなく「叶わぬ恋」だった。理由不明だDEATH対立することが多くその度前代管理人仲裁されていたという。 THE SUNザ サン) / 太陽たいよう) / アレイスター (Aleister) タブレット19場面住人身長178センチメートル体重68キログラム赤毛青年姿をしている。額の中央丸く穿たれ傷跡があるが、これはそう造られたわけではなく後天的な傷である。創造人時に何者かによって額に穴を空けられ時のもので、創造人心象によって治療され一命取り留めたその際創造人大きな負担与えてしまい、それが創造人死につながったのではと考え全人共通してトラウマとなっており、マスターが傷つくことに過剰な怯え見せる。 レディからは「アレイ」と呼ばれている。 家出していたTHE MOONによって右腕を斬り落とされ一時期隻腕となっていたが、サツキの強い心象によって再び腕を取り戻した。 タブロウとしての特殊能力は、拳法術。燃える「太陽の拳」によってあらゆるものを打ち砕くことができる。ver.レディ 心象は「天上位置し 何にもひるまぬ豪力の炎」。 底抜け明るくお調子者で単純馬鹿とも言われている。誰にでも親しく接しサツキには出会って数秒後にあっさり自分の名を明かした粗忽な面をよくTHE MOONサツキ版)に叱られている。やんちゃさなどで気があい、THE HERMITレディ版)とよく一緒に行動している。ver.サツキ 心象は「万物の父 気高静寂の王」。 髪が全体的にレディ版よりも長く、特に後ろ髪は尾のように伸びている。 朗らかながらも冷静で、時に周囲諭す1人無茶な行動走りがちなサツキのことを案じている。新聞将棋好き。ver.創造人 やや乱暴なところがあり、創造人愛着持ちつつも反抗的な態度をとり1人思い悩んでいる。創造人死期迫っていることを受け入れられず、愛情の裏返しで彼を罵り、いっそ自分の手殺したいとまで毒づき、周囲当たり散らしていた。 JUDGEMENTジャッジメント) / 審判しんぱん) / アーサー (Arthur) タブレット20場面住人身長184センチメートル体重76キログラム長身筋肉質な男性の姿をしており、割れ顎持ち主目立って彫りの深い顔立ちで、流線型特徴的な前髪をしている。 タブロウとしての特殊能力は、物体複製生物不可複製品は、周囲破裂音がすると元の姿に戻ってしまう。ver.創造人 家出中に記憶喪失になっており、自身がタブロウであることを忘れている。同じく記憶喪失になっているJUSTICE行動を共にし、JUSTICEには「兄貴」と呼ばれ慕われている。 身分証明成せないため定職就けず、住所不定フリーターJUSTICEと共に的屋などで日銭稼いでいる。互い特殊能力生かし悪徳成金の家に忍び込んでお宝盗んでは、それによって得た金を教会寄付するという義賊行為をしている。JUDGEMENTという名だけは覚えており、JUSTICEとは頭文字取って怪盗J」というチーム組んでいる。 イギリスサツキたちと再会し、THE EMPERORとTHE EMPRESS連れてくる手伝いをしたあと、再現され創造人の館を探索中に記憶取り戻すが、創造人付与した現在の人格維持するためタブレットには戻らず置き手紙残して去っていった。創造人の館は彼とJUSTICE創造人兄弟のために設計し建てたらしい。 THE WORLDザ ワールド) / 世界(せかい) タブレット21場面住人レディタブレット継いだ時点家出していた。 その正体はタブロウとしてのレディ。 タブロウをはがすことも新たに作ることも出来なくなった創造人と「タブレット完成(タブロウが22人揃うこと)」を願ったヤヨイ協力生まれたレディの「自由の淑女」とは、ヤヨイTHE WORLDに抱く心象であった。 死の間際創造人の命を受けてその心臓食らい人間になった。その使命は「管理人となったTHE FOOL幸せを守ること」。管理人はないため、他のタブロウをはがせない。言わば、「管理人タブレット託すための、タブレット代理人」。 THE FOOLザ フール) / 愚者(ぐしゃ) タブレット第0場面住人THE WORLD同じくレディタブレット継いだ時点家出していた。 実はイレイズ本来の姿死期悟った創造人が、ヤヨイ一人にしておけないから、と、THE WORLD命じて彼女をタブロウ兼管理人にした。しかし、創造人死後THE WORLD人間になったため、彼女が創造したイレイズタブレット戻れなくなってしまったという。

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