いわき市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 01:33 UTC 版)
沿革
合併前の歴史については各市町村記事を参照。
- 1963年(昭和38年)7月12日 - 当地を含む「常磐・郡山地区」が新産業都市に閣議決定[10]。 7月14日に新産業指定都市祝賀パレードを開催[10]。
- 1964年(昭和39年)3月3日 - 当地を含む「常磐・郡山地区」が新産業都市に指定[10]。
- 1966年(昭和41年)10月1日 - 新産業都市建設促進法第23条に則って、磐城市、内郷市、常磐市、平市、勿来市、石城郡小川町、遠野町、四倉町、川前村、田人村、三和村、好間村、双葉郡久之浜町、大久村の5市4町5村が新設合併し、いわき市が成立[10]。当時としては面積が日本一広い市となった。14以上の自治体が合併したのは戦後初。今も破られていない。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 市章および「いわき市歌」を制定。
- 1968年(昭和43年)10月6日 - 鈴木直が市内大久地区でフタバスズキリュウの化石を発見。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 市の木クロマツ制定。
- 1973年(昭和48年)3月20日 - 現在の市役所本庁舎開庁。市の花ツツジ制定。
- 1975年(昭和50年)
- 4月28日 - いわき市フラワーセンターオープン。
- 5月2日 - いわき市文化センターオープン。
- 1976年(昭和51年)
- 1979年(昭和54年)4月23日 - 「いわきナンバー」の交付開始。自動車のナンバープレートとしては初のひらがなナンバーとなる。
- 1982年(昭和57年)4月15日 - 撫順市(中華人民共和国)と友好都市締結。
- 1984年(昭和59年)
- 4月28日 - いわき市立美術館オープン。
- 10月18日 - いわき市石炭・化石館オープン。
- 1985年(昭和60年)8月1日 - いわきマリンタワーオープン。
- 1986年(昭和61年)8月10日 - 秋田県由利郡岩城町(現・由利本荘市)と親子都市締結。
- 1988年(昭和63年)3月24日 - 常磐自動車道が日立北IC-いわき中央IC開通により最初の全線開通。
- 1991年(平成3年)8月21日 - タウンズビル市(オーストラリア)と国際姉妹都市締結。
- 1994年(平成6年)12月3日 - 平駅がいわき駅に名称変更。
- 1996年(平成8年)10月1日 - 市の鳥かもめ制定。
- 1997年(平成9年)
- 1999年(平成11年)4月1日 - 中核市に指定される。
- 2000年(平成12年)7月15日 - アクアマリンふくしまオープン。
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年)4月1日 - 静岡市と清水市の合併により、いわき市が日本一広い市でなくなる(2019年現在は12番目に広い市)。
- 2006年(平成18年)5月19日 - フタバスズキリュウが発見から38年経って新属新種の首長竜と判明。学名をフタバサウルス・スズキイとする。
- 2007年(平成19年)10月25日 - いわき駅を橋上駅舎化。
- 2008年(平成20年)
- 1月6日 - 第1回 いわきフラオンパク開催。
- 4月8日 - いわき芸術文化交流館アリオスオープン。
- 2010年(平成22年)
- 2月14日 - 第1回 いわきサンシャインマラソン開催。福島県内初の日本陸上競技連盟公認コースで開かれるフルマラソン大会となった。
- 8月3日 - 小名浜港が重点港湾に指定される。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。いわき市で震度6弱を観測[15]。しかしその震度は、震度計に記録された値であり、気象庁の推計震度分布図によれば、いわき市内の一部地域では震度6強もしくは震度7の激しい揺れを観測したとみられている[16]。小名浜港周辺や薄磯地区、岩間町など市内の沿岸各所で津波による被害を受ける。
- 4月11日 - 福島県浜通り地震が発生。いわき市で震度6弱を観測[17]。しかしこの地震でも、1ヶ月前の東北地方太平洋沖地震の本震と同様、市内の一部で、震度6強や震度7を観測した地域があったとみられる[18]。翌12日の地震でも震度6弱を観測[19]。以降、震度5弱以上の余震が頻発する。
- 9月4日 - 第1回フラガールズ甲子園開催。東日本大震災の影響で第1回大会のみ東京・秋葉原で開催された。第2回以降はいわきアリオスで開催。
- 2013年(平成25年)
- 7月22日 - 東日本大震災の復興支援試合として、マツダオールスターゲーム2013の第3戦をいわきグリーンスタジアムにて開催。福島県初の球宴開催となった。
- 9月1日 - いわき市発足以来初めて福島県内人口1位の都市でなくなる(この日時点の推計人口がいわき市:327,993人、郡山市:328,112人となり県内最大都市の座を郡山市に明け渡す)。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 1月1日 - この日時点の推計人口がいわき市:349,190人、郡山市:335,933人となり再び県内最大都市となる。
- 7月29日 - 第3回WBSC U-15ワールドカップ2016が開幕。日本・福島県初の大会開催となった。
- 10月27日 - 中核市サミットを本市で初開催。
- 2018年(平成30年)
- 5月19日 - 第8回太平洋・島サミット開幕。2年ぶりの開催。
- 6月15日 - 小名浜港背後地都市センターゾーン(イオンモールいわき小名浜)の街開き。
- 2019年(令和元年)
- 2021年(令和3年)
- 4月16日 - 新型コロナウイルス感染症感染拡大により、独自の「病床ひっ迫宣言」を発令[21]。
- 8月8日 - 新型コロナウイルス感染症拡大により、いわき市にまん延防止等重点措置が発令される[22]。
- 2022年(令和4年)
- 8月19日、県はいわき市の新型コロナウイルス感染症患者が過去最多の931人に達したと発表した[23]。
- 2023年(令和5年)
田村市 小野町 |
川内村 | 楢葉町 広野町 |
||
平田村 古殿町 |
||||
いわき市 | ||||
鮫川村 | 北茨城市 |
注釈
出典
- ^ 「出荷額、本市3年ぶりに東北一に」(『いわき民報』2023年1月14日付)
- ^ いわき市平成27年市内観光交流人口
- ^ 東日本大震災の被害状況(令和元年8月7日現在) いわき市役所(2019年8月12日閲覧)。
- ^ 【東日本大震災4年】「原発に近い街」福島・いわき市、風評消えず…細る観光業SankeiBiz(2015年3月14日)2019年8月12日閲覧。
- ^ 「いわき七浜海道」一部利用始まる 防潮堤活用の自転車ロード福島民友新聞(2019年08月10日)2019年8月12日閲覧。
- ^ 港湾 いわき市役所(2019年8月12日閲覧)。
- ^ 市内の漁港 いわき市役所(2019年8月12日閲覧)。
- ^ 待ちわびる...夏本番 笑顔広がる海開き、いわきの4海水浴場 福島民友新聞(2019年07月14日)2019年8月12日閲覧。
- ^ 福島県の市町村の歴史的形成過程 (PDF) (シンクタンクふくしま 2000年1月)
- ^ a b c d e いわき市誕生の軌跡 14市町村合併後の記録(福島県本部 自治体議員連合)
- ^ 気象庁 都道府県別過去の気象データ
- ^ “平年値ダウンロード”. 気象庁. 2021年6月閲覧。
- ^ “観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2021年6月閲覧。
- ^ 山崩れ、貯水池が決壊 七万トン、ふもと襲う『朝日新聞』1976年(昭和51年)10月20日朝刊、13版、23面
- ^ “気象庁|震度データベース検索 (地震別検索結果)”. www.data.jma.go.jp. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “気象庁|推計震度分布図”. www.data.jma.go.jp. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “気象庁|震度データベース検索 (地震別検索結果)”. www.data.jma.go.jp. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “気象庁|推計震度分布図”. www.data.jma.go.jp. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “気象庁|震度データベース検索 (地震別検索結果)”. www.data.jma.go.jp. 2019年6月28日閲覧。
- ^ 「台風19号 死者7人と事前防災対策実らず 福島・いわき」【毎日新聞】2019年10月17日付
- ^ 「いわき市が「病床ひっ迫宣言」 新型コロナ、利用率6割超える」【福島民友】2021年4月17日付
- ^ 「福島県まん延防止等重点措置等」【福島県】2021年8月5日付
- ^ 「<速報>福島県内最多更新3585人感染確認 新型コロナ(19日発表)」【福島民報】2022年8月19日付
- ^ 「台風13号 大雨【被害】福島 いわきで床上浸水1000棟超」【NHK】2023年09月09日付
- ^ 「台風13号に関連した大雨 いわき市の記事・情報まとめ」【いわき民報】2023年09月29日付
- ^ “いわき市”. 福島県市町村要覧2023. 福島県. 2023年11月15日閲覧。
- ^ 福島県県議会議員選挙2023開票結果まとめ【NHK】2023年11月15日付
- ^ 平成17年国勢調査 人口集中地区境界図(福島県)
- ^ 「いわき市内地域別データファイル2010」 いわき未来づくりセンター、2011年。
- ^ 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震時に震度計で観測した各地の揺れの状況について - 気象庁(2011年3月25日付)
- ^ 推計震度分布図 - 気象庁
- ^ 福島県浜通りの地震に伴い出現した井戸沢断層 - 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター
- ^ 市外避難、15万人超か いわきで震災直後、市民半数 - 福島民友(2012年11月3日付)
- ^ いわき市災害対策週報 (PDF) - いわき市
- ^ いわき出張所 - 楢葉町
- ^ いわき出張所 - 富岡町
- ^ いわき連絡事務所 - 大熊町
- ^ 双葉町役場をいわき市へ移転 町長が意向 - 『日本経済新聞』(2012年10月3日付、2013年5月8日閲覧)
- ^ いわき出張所 - 浪江町
- ^ 仮設住宅着工状況 (PDF) - 福島県
- ^ 【いわきの物件満杯状態】 住宅不足深刻さ増す 賃貸建設追い付かず 「災害公営」まだか - 福島民報
- ^ いわきの宅地上昇、避難者の需要増など要因か - 福島民報
- ^ 山田大輔(2015年1月15日). “出張いちご園:きょう巣鴨で 毎日新聞とうきょう支局、PR一行が来訪”.『毎日新聞』(毎日新聞社)
- ^ “食べて応援!常磐(じょうばん)もの”. 農林水産省. 2023年6月19日閲覧。
- ^ 『河北新報』2016年6月4日付 「<原発事故>名物「ウニの貝焼き」復活」
- ^ “「いわき市は板かまぼこの生産が日本一」ときいたのだが、このことについて書かれた資料があったら紹介してほしい。”. レファレンス協同データベース (2008年11月27日). 2023年6月19日閲覧。
- ^ “新常磐交通 » 福島県浜通り・県南地区における「地域連携ICカード」を利用した IC乗車サービスの提供について”. 新常磐交通. 2023年11月15日閲覧。
- ^ マリーナ - 福島県港湾課(2012年8月29日閲覧)
- ^ いわき市平成25年市内観光交流人口
- ^ “受け継がれる〝アロハ〟の絆 11年目の被災地 東日本大震災”. 産経ニュース (2021年12月10日). 2021年12月10日閲覧。
固有名詞の分類
- いわき市のページへのリンク