福島県道26号小名浜平線とは? わかりやすく解説

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福島県道26号小名浜平線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 13:26 UTC 版)

主要地方道
福島県道26号 小名浜平線
主要地方道 小名浜平線
鹿島街道
起点 いわき市小名浜字本町
小名浜本町交差点【北緯36度57分00.8秒 東経140度54分06.3秒 / 北緯36.950222度 東経140.901750度 / 36.950222; 140.901750 (県道26号終点)
終点 いわき市字正内町
正内町交差点【 北緯37度03分14.2秒 東経140度54分01.5秒 / 北緯37.053944度 東経140.900417度 / 37.053944; 140.900417 (県道26号起点)
接続する
主な道路
記法
国道399号
国道6号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
いわき市付近(2012年3月)
いわき市鹿島町の県道48号交点付近(2007年9月)
いわき市鹿島町久保付近(2011年5月)
いわき市小名浜岡小名付近(2011年5月)
いわき市小名浜中町境(2012年5月)

福島県道26号小名浜平線(ふくしまけんどう26ごう おなはまたいらせん)は、福島県いわき市にある県道主要地方道)である。

概要

いわき市を代表する市街地である小名浜を直結する幹線道路であり、「鹿島街道」と呼ばれる。沿線には郷ケ丘や中央台、若葉台といった住宅地や団地が存在し、平谷川瀬周辺や鹿島町から小名浜郊外にかけていわきエブリアやヨークタウン谷川瀬といった大型のロードサイド店が存在することから交通量が多い道路である。

起点から平谷川瀬(三倉橋南詰・市道平内郷線交点)までは片側2車線で整備されている。従来は小名浜市街地での渋滞が慢性化していたが、2015年度までに順次拡幅され混雑は解消された。一方、平谷川瀬から終点にかけては片側1車線の平市街地を縦貫する通りとなっている。

常磐上矢田町(若葉台交差点)から終点にかけての区間は従来の鹿島街道のバイパスとして建設され1989年3月に開通した区間であるが、便宜上この区間も鹿島街道と呼ばれる場合がある。旧道は現在いわき市道十五町目若葉台線となっている。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点:いわき市小名浜字本町
  • 終点:いわき市正内町
  • 総延長:11.800 km
    • 実延長:11.800 km[1]

歴史

路線状況

重用路線

道路施設

下荒川跨道橋
  • 全長:24.5m
  • 幅員:26.8m
  • 竣工:1988年[8]
郷ケ丘2丁目、平下荒川字南作に位置し、国道6号常磐バイパスを渡る南作交差点の立体交差部である。
八ツ坂トンネル
三倉橋
  • 全長:58.3m
  • 幅員:16.8m
  • 竣工:1981年[9]
平谷川瀬3丁目から平字倉前、字作町3丁目に至り、二級水系夏井川水系新川を渡る。橋上は上下対向2車線及び南詰の交差点の右折車線の計3車線で供用され、上下線両側に歩道が設置されており、車道と歩道の間には花壇が整備されている。

旧道

いわき市道十五町目若葉台線
若葉台交差点から平十五町目(県道20号国道399号いわき駅前大通り交点)を結ぶ路線であり、従来からの鹿島街道の区間である。旧道ではあるがいわき駅前大通り(国道399号)に直結していること、沿線に明治団地自由ケ丘といった住宅街やロードサイド店の展開が行われていたため今もなお交通量は多く、菱川橋から南の区間は片側1車線である。
明治時代に開削され、1920年に旧道路法のもと指定された県道平小名浜線の改良として1953年6月に着工され、1964年4月に平菱川町から現在の県道起点である小名浜本町までが片側1車線で全線開通した。戦前に立案されるも戦況悪化により計画が消滅した平〜小名浜間自動車専用道路の計画を基本に建設された。この工事では福島県で初めて経済企画庁の調整費が適用された。1966年6月に全線舗装化され、平〜小名浜間の所要時間は従来の半分程度となった。しかしモータリゼーションの進展と沿線の商業化、小名浜地区の工業化により交通量が急増し渋滞の悪化が深刻になったため、1974年からバイパス建設事業が開始された。[2]

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線にある施設など

脚注

  1. ^ 道路現況(主要地方道) - 福島県土木部
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 鹿島街道 - いわき市役所
  3. ^ 福島県路線図 - 福島県土木部
  4. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十1日建設省告示第千二百七十号、建設省
  5. ^ 福島で崖崩れ、県道が通行止め けが人の情報なし - 2019年8月25日、朝日新聞DIGITAL、2019年9月16日閲覧。
  6. ^ 崖崩れによる通行止めを解除します。 - 福島県土木課道路管理課 福島県いわき建設事務所。令和元年8月28日。
  7. ^ 道路現況(一般県道) - 福島県土木部
  8. ^ 令和3年度橋梁点検結果(地方公共団体) - 国土交通省
  9. ^ 令和4年度橋梁点検結果(地方公共団体) - 国土交通省

関連項目





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