福島県道293号江持谷田川停車場線とは? わかりやすく解説

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福島県道293号江持谷田川停車場線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/01 14:00 UTC 版)

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福島県道293号江持谷田川停車場線(ふくしまけんどう293ごう えもちやたがわていしゃじょうせん)は、福島県須賀川市から郡山市JR水郡線谷田川駅に至る一般県道である。

路線概要

重用路線

トンネル

江持隧道
  • 全長:22.0m
  • 幅員:5.5(7.88)m
  • 有効高:4.36m[3]
  • 竣工:1888年8月末
須賀川市江持字鐘突田に位置する。羽黒神社が位置する岩山を貫いており、矩形断面の素掘トンネルである。竣工後、1908年、1935年、1982年に拡張工事が行われ、現在に至る。
1887年、田村郡栃本村(現在の郡山市田村町栃本)に住む佐久間亀五郎が請負人となり、小野新町と須賀川を結ぶ街道の道路改良のため、羽黒神社裏手の岩山が最も薄い地点に隧道を建設した。岩瀬郡江持村による工費負担であったが、工事進捗の遅れにより費用が不足すると、亀五郎が私財を売り払い人件費を負担した。竣工後、10月15日の江持村の秋祭りでは「ハアー江持洞門鬼亀ぬいた、会津磐梯山だれぬいた」と歌われた。1969年には亀五郎の功績を讃え、江持洞門記念碑が建立された[4]

通過する自治体

  • 須賀川市 - 郡山市

接続・交差する道路

沿線

  • 谷田川

脚注

  1. ^ 道路現況(一般県道) - 福島県土木部
  2. ^ 福島県路線図 - 福島県土木部
  3. ^ 福島県のトンネル 県中建設事務所 - 福島県土木部
  4. ^ 須賀川市人物読本 先人のあしあと - 福島県教育委員会

関連項目




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