福島県道12号原町川俣線とは? わかりやすく解説

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福島県道12号原町川俣線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/18 16:13 UTC 版)

主要地方道
福島県道12号 原町川俣線
主要地方道 原町川俣線
起点 南相馬市原町区高見町【北緯37度38分16.8秒 東経140度59分1.6秒 / 北緯37.638000度 東経140.983778度 / 37.638000; 140.983778 (県道12号起点)
主な
経由都市
相馬郡飯舘村
終点 伊達郡川俣町飯坂【北緯37度39分59.2秒 東経140度36分47.9秒 / 北緯37.666444度 東経140.613306度 / 37.666444; 140.613306 (県道12号終点)
接続する
主な道路
記法
国道6号
国道399号
国道349号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

福島県道12号原町川俣線(ふくしまけんどう12ごう はらまちかわまたせん)は、福島県南相馬市伊達郡川俣町を結ぶ県道主要地方道)である。

福島県道12号原町川俣線
南相馬市原町区高見町(2024年5月)

概要

国道114号を介し、県庁所在地福島市と相双地方の中心都市である南相馬市を結ぶ。

2011年福島第一原子力発電所事故発生当初、南相馬市の一部と飯舘村全域が計画的避難区域(後に避難指示解除準備区域および居住制限区域に再編)へ指定されていた。かつて20 km圏内に設定されていた警戒区域や年間放射線量が50ミリシーベルトを超える帰還困難区域とは異なり、通行は制限されていなかった。

以前より福島市内と相双地区を最短で結ぶルートであったが、国道114号が原発事故の影響で不通であったため、迂回する車で交通量が増えていた。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

[1]

歴史

路線状況

重複区間

新道・バイパス

八木沢工区(原町区~飯舘村)
芦原工区(飯舘村)
全長1.3km 幅員10.0m(車道部6.0m)。八木沢峠西側の芦原地区の線形改良の為に2010年度に事業化され、2016年3月30日に開通した[4]
二枚橋工区(飯舘村)
全長1222.7m。飯舘村市街地西側の二枚橋地区の集落内を通る狭隘区間の南側を迂回する。2022年2月25日に開通した[5]。旧道は2023年3月17日に県道指定から外された[6]
水境工区(川俣町)
全長1.2km、幅員11.0m(車道部6.5m)。水境峠の線形改良の為に2004年度に事業化され、2013年11月29日に開通した[7]

橋梁

原町跨線橋
  • 全長:230.6m
  • 幅員:10.0m
  • 竣工:1970年
南相馬市原町区中心部、JR原ノ町駅北側にてJR常磐線を渡る。東詰は錦町二丁目、西詰は東町三丁目に位置し、両端とも信号交差点となっている。橋上は上下対向2車線で供用され、両側に自転車通行帯が設置されている。
西河原橋
  • 全長:57.4m
  • 幅員:14.8m
  • 竣工:1986年[8]
南相馬市原町区三島3丁目から北町、小川町に至り、二級水系新田川水系水無川を渡る。
栢木橋
  • 全長:102.7m
    • 主径間:34.3m
  • 幅員:6.5(11.0)m
  • 形式:3径間鋼連続鈑桁橋
  • 竣工:2001年
南相馬市原町区深野字風越から大原字清水、字東下田、字中田の境界付近に跨り、二級水系新田川を渡る。橋上は上下対向2車線で供用され、下り線側に幅員2.5mの歩道が設置されている。老朽化の激しく幅員が狭隘であった旧橋梁から架け替えられた。桁部には耐候性鋼材が用いられメンテナンスコストの縮減が図られている。総工費は2億8200万円[9]

トンネル

石ポロ坂トンネル

道の駅

地理

通過する自治体

交差する道路

八木沢峠の手前にある登坂車線

沿線にある施設など

脚注

  1. ^ 道路現況(主要地方道) - 福島県土木部
  2. ^ 福島県路線図 - 福島県土木部
  3. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十1日建設省告示第千二百七十号、建設省
  4. ^ 原町川俣線 芦原工区(飯舘村芦原地内) - 福島県土木部
  5. ^ 福島県報 定例第270号 - 福島県告示104・105号
  6. ^ 福島県報 定例369号 - 福島県告示第191号
  7. ^ 原町川俣線 水境工区(川俣町飯坂地内) - 福島県土木部
  8. ^ 令和3年度橋梁点検結果(地方公共団体) - 国土交通省
  9. ^ 福島県の橋梁 平成15年度版 (PDF) - 福島県土木部
  10. ^ いいたて村の道の駅までい館 8月12日オープンへ”. 福島民報 (2017年6月6日). 2017年6月25日閲覧。

関連項目





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