『LEGEND』で登場
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「白竜 (漫画)」の記事における「『LEGEND』で登場」の解説
ジャンピエロ・コンビ イタリアンマフィア幹部。42歳。過去に六本木で白竜の接待を受けた事で意気投合し、それなりの付き合いだったが、プライベートとビジネスはきっちり分けており、依頼を受けた際には躊躇なく白竜を殺害しようとするなど冷酷非情な人物。また、見そめた女性を我が物にしようとその女性の父親に暴力を振るう一面もある。フランコの依頼で白竜にバチカン銀行から手を引くように要求するもフランコの中止命令で手を引いた。その後はミルコの指示でフランコを殺害し、ファブリッツォも始末しようとするもそれを阻止した白竜と再度対立し、彼を殺害しようとする。しかし、前述の女性の父親の協力を得た白竜に返り討ちに遭い、射殺された。
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『LEGEND』で登場
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「白竜 (漫画)」の記事における「『LEGEND』で登場」の解説
寺崎 泰彦(てらさき やすひこ) 五代商事営業企画部部長。56歳。大型複合施設を造るために建設予定地一帯の地上げを剛野に依頼するも苦戦していたところに白竜が現れ、彼があっさりと地上げを解決したことに感謝した。同時に屈辱を受けて怒る剛野に対し、事を穏便に済ませるように制止した。 平中隆太郎(ひらなか りゅうたろう) かつて方々に名を馳せた伝説の大物総会屋。74歳。現在は高齢及び体調の悪化で一線は退いたが、最後の仕事として西都鉄道に乗り込み、東洋不動産の顧問に就任する。当初は白竜の誘いも「関わった企業は裏切らない」という信念から断ったが、西都鉄道が自分の行動を逐一監視していた事実を知って激怒し、白竜に計画を委ねる。周りからは西都鉄道の秘密を握っていると思われていたが、実は秘密を握っていなかった。しかし、西都鉄道先代社長・筒井永吉の懐刀と言われた顧問弁護士・四方精一朗と親交があった。騒動後は四方の墓参りに訪れ、総会屋としてカムバックすると意気込んだ。 木島 利夫(きじま としお) 平中の書生。32歳。平中を「先生」と呼んで慕っている。白竜と平中が接触する前にケンジと一緒に飲んでいた描写から何らかの関係がある模様。騒動後は平中のカムバックに歓喜した。 筒井 義郎(つつい よしろう) 日本最大手の私鉄会社・西都鉄道社長。64歳。作中の描写から跡取りの息子がいる模様。鉄道以外にもホテル、百貨店、プロ野球球団など100社の傘下企業と3万人の従業員を抱え、アメリカの雑誌で世界一の大富豪に選ばれる程の資産と社内で「天皇」と呼ばれる程の権力を持つ。四方の提案で所有している株の殆どを社員名義にする事で税金の支払いから逃れ、前述の富を築き上げた。しかし、制作した社史から四方の名前を抹消した事、口止め料の100億円の支払いを拒否した上に黒須と白竜の命を狙った事で白竜の報復に遭い、遂に秘密を世間に暴露される。その後は逮捕され、釈放されるも自身の資産を全て売却された事を知り、その場に崩れ落ちた。 伊橋 洋一(いばし よういち) 西都鉄道総務部長。62歳。平中が西都鉄道の秘密を握っていると疑い、彼を東洋不動産の顧問に就任させた。 徳川直二郎(とくがわ なおじろう) 東洋セメント社長。西都鉄道に融資していた各銀行の頭取の意向で西都鉄道経営改革委員長に就任する。西都鉄道の資産を全て売却しようとするもカミムラファンドに先手を打たれ、成果をあげられないまま委員会を解散した。 間宮 俊和(まみや としかず) 西都鉄道融資銀行団・いなほ銀行頭取。 野上 正義(のがみ まさよし) 西都鉄道融資銀行団・丸菱東京銀行頭取。 鷲津 啓介(わしづ けいすけ) 西都鉄道融資銀行団・帝都銀行頭取。 中野 享平(なかの きょうへい) 西都鉄道融資銀行団・和英銀行頭取。 水上 慎二(みずかみ しんじ) 西都鉄道融資銀行団・れそな銀行頭取。 上村 尚之(かみむら なおゆき) カミムラファンド代表。45歳。「経済界の風雲児」と呼ばれる一方で「グリーンメーラー」、「屍肉を漁るハゲタカ」とも呼ばれる。白竜の計画に賛同し、西都鉄道の資産を4000億円で買い取った。しかし、買い取った資産を全てアメリカの投資銀行に1兆円で売却した。 永井 和正(ながい かずまさ) 国立六本木美術館館長。複数の鑑定書からランドの絵を本物だとして買い取るも白竜に贋作だと暴かれる。その後は前述の一件を公表しない代わりにみかじめ料を支払うことを了承した。 成沢ヒデヨシ(なるさわ) 六本木を拠点とする政財界大物や芸能人専用の会員制デリヘルのオーナー。自らを「ヒットラーの息子」と自称しているが、本当にヒットラーの息子ではなく、実際は「日本のヒットラー」と呼ばれる父親の存在によるもの。父親の威光を盾に部下を無理やり従わせ、制裁として目を突くなどしている。また、軍服のような服にナチスの腕章を付け、部下にも同じような格好をさせている。デリヘルでは女性に覚醒剤を打ち、過激なプレイをさせるなどやりたい放題していたが、ケツモチの剛野組もヒデヨシの父親の存在から手を焼いていた。デリヘル嬢の1人がたまたま白竜の所へ逃げ出したことで対立し、事務所を爆破するなどしたが、剛野組からケツモチを譲り受けた黒須組に拉致され、表向きは解放されるもデリヘルを解散させられた。 八坂 直樹(やさか なおき) 京飛鉄道社長。52歳。白竜のファンタジーランド建設案を受け入れ、尾身川や新見と共に事業を進めるも白竜に対して不安を抱く。騒動後は尾身川と共に建設案から手を引かされた。 尾身川恒三(おみがわ こうぞう) 五代不動産社長。56歳。白竜のファンタジーランド建設案を受け入れ、八坂や新見と共に事業を進めるも白竜を排除しようと画策する。手始めに新見を逮捕させることで白竜を排除しようとするも中能と手を組んだ白竜の作戦で報復に遭い、建設案から手を引かされた。 西原 貴史(にしはら たかし) 埼京大学総合病院医師。32歳。サメの母親の主治医だったが、あまりにもいい加減な治療を施した挙句に死に追いやる。その後は白竜達の報復に遭い、最後は事故死した。 中村 浩一(なかむら こういち) 埼京大学総合病院院長。65歳。組織ぐるみで西原の医療ミスを隠蔽しようとしたことを白竜に暴かれ、サメが面倒を見る清掃会社を病院に入れさせられた。 来栖川聖羅(くるすがわ せいら) 星空保育園園長。32歳。クリスチャン。表向きは保育園を利用する母子(主に黒須組系のデリヘルに勤めている女性)のために立ち退きにも応じないなど信念のある人物を装っているが、実際は幼い頃から犯罪に溺れた筋金入りの悪。聖職者でありながら刺青を入れており、普段は口調も穏やかだが本性を現すと荒々しくなる。経勢会に拉致された後に本性を現し、立ち退き料を釣り上げるために動いていたことが判明した。その後は白竜達によって解放されるも本性は暴かれており、安値で保育園の土地を手放さざるを得なくなった。その際に白竜を「悪魔」と激怒するも彼にに「本気で子供のことを考えてない者に保育園は任せられない」と切り捨てられた。彼女が所有していた星空保育園は白竜の手で「クロス保育園」に生まれ変わり、広大な土地とテーマパーク顔負けの遊具を兼ね備えた子供達の楽園となった。 有吉 隆俊(ありよし たかとし) 星空保育園副園長。42歳。実際は保育園の土地を狙う六ツ木不動産と繋がっていた。 六ツ木正浩(むつぎ まさひろ) 六ツ木不動産社長。46歳。星空保育園の地上げに苦戦しており、園児の1人を車で撥ね飛ばすという暴挙に出る。これに怒った白竜の指示を受けた田代達に脅されて手を引いた。 木野村靖人(きのむら やすと) オパールカードビジネス総務部長。52歳。王道会大和川組に顧客情報を握られ、金銭を要求されるも白竜の協力で穏便に済んだ。 佐原 俊吾(さはら しゅんご) オパールカードビジネス社長。48歳。 越中 春樹(こしなか はるき) 越中建設社長。67歳。都知事の咲山とは盟友の間柄であり、彼の鶴の一声で空港の拡張工事を任される。しかし、資材に産廃を不正に使用していたことを白竜に握られ、仁勢組の赤垣をけしかけるも報復として前述の不正をバラされる。最終的には白竜に赤垣との密会の証拠を握られ、岡村工務店の保証及び黒須組の清掃会社を入れられた。 向田 光之(むこうだ みつゆき) 越中建設工事部長。58歳。拡張工事で不正に産廃を使用していたことを白竜にバラされたことでマスコミから集中砲火を浴びる。しかし、責任を下請けの岡村工務店に押し付け、抗議しに来た岡村に「我々に逆らえば業界から消す」と脅した。それでも対抗してきた岡村を追い込むも失敗した。 岡村 良文(おかむら よしぶみ) 岡村工務店社長。56歳。かつて白竜の頼みで前科者の新島を雇ったが、現在はひたむきな彼に現場主任を任せるほど信頼している。拡張工事では越中建設の不正を押し付けられ、抗議した際に向田から脅迫される。その後は白竜の提案で越中建設の不正を暴露するも向田に追い込まれ、自殺しようとしたが新島に止められた。 新島 裕一(にいじま ゆういち) 岡村工務店現場主任。28歳。妻子持ち。白竜を「カシラ」と呼んでいることから元黒須組組員だった模様。白竜によるとヤクザには向いていない性格で表の世界でも通用する力を持っているため、彼の提案でカタギとなった。その際に尽力してくれた白竜と前科者の自分を雇ってくれた岡村に感謝しており、その度合いは襲ってきた仁勢組組員相手に刺し違えても守ろうとするほど。現在は現場主任を任されている。 日高 翔(ひだか しょう) オンライン英会話教室「ゴーオン」代表取締役。45歳。ネットの長所を利用したシステムで瞬く間に上場企業に上り詰めた。自家用ヘリを持っている。表向きはサービス精神旺盛で人の良さそうな性格だが、一方で副社長の高島や群衆を「虫けら」呼ばわりする一面も持っており、彼を取材していた北条から疑問を抱かれる。実際は英会話のシステムを考えたのは副社長の高島であり、その利益を狙って投資家を騙って近づき、利益を独占しようとしていた。その後も彼を追い出そうと嫌がらせを続けていたが、ヤクザを利用したことで高島も白竜に依頼し、逆に会社を去る羽目となった。 高島 優弥(たかしま ゆうや) ゴーオン副社長。社長の日高からはぞんざいな扱いを受けている。会社の資金で私腹は肥やせないと主張するなど真面目な性格。ゴーオンのシステムを考案したのは彼であり、その利益を狙った日高によって会社の資金を独り占めされていた。その後は彼の嫌がらせを受け続けていたが、白竜のお陰で日高を追い出すことに成功した。 北条 梓(ほうじょう あずさ) 週刊世界経済記者。美人。日高と並行して白竜を取材し、彼を典型的なヤクザと見下していたが、取材の過程で白竜の知的な面に惚れてしまい、同時に日高の本性に感づく。その後は日高から高島に取材対象を変更し、事件の行く末を見届けたことで「肩書きで人は信用できない」と理解した。事件後は白竜に愛の告白をするも彼が「ヤクザに惚れるべきでない」と敢えて暴力的な一面を見せたことで身を引いた。その後は白竜を持ち上げた記事を書いたことに嫉妬した剛野から自身の取材をする様に要求されたが「ヤクザはもうたくさん」と絶叫した。 冬川 剛史(ふゆかわ たけし) オリオン会長。多国籍企業で外国の株主も多数いるオリオンの実権を完全に握っており、社内では「天皇」と呼ばれる権力を持つ。しかし、過去に株や投資で失敗した補填として高額買収をすることで粉飾決算をしており、その不正を知らないケビンを社長にするも不正に気づいたケビンを会社から追い出す。その後はケビンの抵抗を悉く阻んでいたが、委任状争奪戦を仕掛けられたことで窮地に陥る。しかし、白竜の根回しでケビンが撤退したことで難局を乗り切り、報酬として100億円を払うも白竜から証拠を流された地検に逮捕された。 林 信昭(はやし のぶあき) オリオン専務取締役。58歳。冬川と共に行動しており、ケビンを会社から追い出す。 ケビン・スチュワート オリオン新社長。家族思いで彼らからも健康を心配されるなど関係は良好な様子。白竜から冬川の粉飾決算の情報を渡され、介入を打診されるもそれを断って自力で解決しようとする誠実な性格。そのため、周りからは「騎士(サムライ)」と呼ばれる。オリオンではやり手だったが、前述の不正に気付いて動いたところを冬川の工作に遭って会社を追い出される。その後は八方塞がりとなっていたところを白竜のアドバイスで新聞社に不正を暴露するも冬川の策略で白紙に戻る。次に海外の株主を味方につけて委任状争奪戦を繰り広げるも家族との時間や自身の戦う意味を考えるようになり、気持ちが揺れ動く。最終的には彼の身の危険を感じた家族の説得で委任状争奪戦を降り、故郷に戻った。彼が白竜に渡したIWGPの監査書類が冬川逮捕へ繋がった。 有沢 俊和(ありさわ としかず) ケビンの秘書。32歳。ケビンと行動を共にしていたが彼の解任と同時にケビンから遠ざけられたが、冬川体制に嫌気が差して会社を辞め、ケビンのもとへ戻る。 岩井 誠(いわい まこと) 経営コンサルタント・ワールドカンパニー社長で元証券会社のエリート。長い間冬川の下に就いており、買収を考案したのも彼。その後は冬川の指示で委任状争奪戦を制するために海外の株主に根回しをするも失敗する。 ダニエル・マッサーロ イタリア最大の穀物会社・プリズミオン社代表。炭化水素公社との共同出資でディアネーゼ社を設立し「奉仕の精神」を掲げるも裏では「ランヴェナの海賊」と呼ばれる豪腕経営でディアネーゼ社を支配下に置くために株を買い漁って収賄事件を起こしていた。しかし、白竜に焚き付けられて捜査に来たヴィトと対立する。 ベルナルド・デイ・ヴァイオ 炭化水素公社社長。ダニエルの契約違反に激怒し、共同出資の解消を要求する。 シモーネ・バロース イタリア大手不動産・テクノカーサ社長。ダニエルの依頼で国債を買い上げて収賄事件に加担したが、ヴィトに逮捕された。 ブルース・ウィリアム アメリカの資産家で複数の言語を完璧に話せる。47歳。幼い頃から裕福な家庭で育ったが、同時に人間や動物を虐げることに喜びを感じるなど危険な性格で時間に遅れた白竜へのペナルティとしてセレナの指を切断して送りつけたり、彼女から血を抜き取るなどした。かつて聖徳太子が残したとされる未来記・通称「メシアの遺産」を狙って世界を支配すべく、白竜と対立する。最後はジャンにメシアの遺産の在処を教えられるも油断し、彼に射殺された。 ロジャー ブルースの側近。ブルースの指示であっても殺人を躊躇うなど比較的常識的な感性を持っていたが、最後は白竜に射殺された。 水野 忠夫(みずの ただお) 水野商事社長。自身の会社の隣に黒須組事務所があるという理由だけでいなほ銀行から融資を打ち切られ、ヤケ酒をした挙句に黒須組を襲うも失敗し、前述の件を全てを打ち明けた。事件後は高待遇での融資を保証された。 中崎(なかざき) 中崎工務店社長。不景気で金に困っていたところを白竜に儲け話を持ちかけられ、総額2億円の架空の工事をアスミに発注し、1億円を得る。その後は白竜の計画で黒須組組員を一時的に会社に常駐させた。 向田 藤吉(むこうだ とうきち) 大手信販会社・アスミ社長。67歳。中崎工務店の実態を知ったことで解約を急ぐも失敗。切腹覚悟で島村に全て丸投げした。 斉藤 肇(さいとう はじめ) アスミ営業部長。57歳。中崎工務店の一件を森口に丸投げするもつき返され、社長の向田に全て丸投げした。 森口(もりぐち) アスミ社員。出世をかけて中崎工務店の解約を試みるもあえなく失敗。「命を懸けるには給料が少ない」と主張し、部長の斉藤に全て丸投げした。 島村 幸平(しまむら こうへい) いなほ銀行頭取。58歳。中崎工務店の一件でスキャンダルを恐れ、解約を急ぐも失敗。黒須組に恐れをなしてその事件に蓋をしていたが、ほとぼりが冷めた頃に白竜に前述の件をチラつかされ、10億円の支払いと水野商事への融資の保証を命じられた。 遠藤 隆信(えんどう たかのぶ) いなほ銀行副頭取。57歳。 田村 巌(たむら いわお) 田村製作所社長。52歳。世界でもトップクラスのモーター製作技術を持っており、それが原因であらゆる企業から契約を打ち切られ、リップスターの崎山に会社を買収されそうになっていたが、白竜に報酬を折半するという条件で協力を仰ぎ、事件後は800億円を振り込まれた。 崎山 和人(さきやま かずひと) リップスター・マネジメントCEO。業界内では「ハゲタカ」と呼ばれるファンドの社長であり、田村製作所の買収を進めるも白竜の妨害で失敗。最後は口封じとして殺害された。 呉 忠信(ウー・ジョンシン) 台湾のパソコンメーカー・アイサス専務。53歳。突如として田村製作所に契約を打ち切り、その理由について語らなかったが、白竜に女性関係を握られて白状させられた。 久留米俊郎(くるめ としろう)脇田 一郎(わきた いちろう) 白竜が崎山尾行のために雇った探偵。久留米が34歳。脇田が32歳。 南原 忠(なんばら ただし) 南進電気社長。58歳。田村製作所の買収の一環として台湾の探偵に送金を指示された。その後は白竜に拉致られて真実を吐かされ、パイナップル社が黒幕だと教えた。 アーロン・スミス 世界最大の家電メーカー・パイナップル社(モデルはおそらくApple)上級役員。43歳。田村製作所の買収における一連の黒幕であり、その狙いは特許侵害を隠蔽するためであった。しかし、白竜にそれを暴かれ、1600億円を支払わされた。 エイブラハム・ハワード パイナップル社の製品・エイフォン(モデルはおそらくiPhone)初代開発者。57歳。現在は既に会社を去っているが、謎の死を遂げた。白竜は口封じだと推測していた。 クラーク・スミス パイナップル前社長。最新型のエイフォンに収まるモーターに苦心していたところに現れた田村製作所のモーターに目をつける。しかし、田村製作所の規模の小ささから失注を恐れ、その技術を模倣させた。 ブギャン パイナップル現社長。特許侵害の隠蔽のために田村製作所の買収を決意する。 林 忠明(リン・チョンミン) 台湾の探偵。パイナップル社の買収事件の一環として雇われた。時には暗殺にも手を染め、身体中に無数の傷跡があるが、車椅子の母親を高級老人ホームに預け、旅行に連れて行くなど親孝行な一面もある。依頼で白竜を狙うも失敗。最後は白竜がアーロンを脅すために(「自身の命を狙ったから」という建前)殺害された。
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『LEGEND』で登場
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如月 曜子(きさらぎ ようこ) 六本木中央署新署長。25歳。キャリア組。かなりの美人だが、絡んできた愚連隊数人を1人で一蹴するなど腕っ節が強い。マル暴担当刑事の父がチンピラに殺され、指示したヤクザは贅沢な暮らしをし続けているという現実を目の当たりにしたことでヤクザを憎み、駆逐するべく在任期間中に「六本木浄化作戦」を行うことを宣言した。当初は剛野をターゲットにしようとしていたが、水口の進言でターゲットを白竜に変更し、浄化作戦では黒須や黒須組の主要な組員を次々と強引に逮捕した。「正義の下では全てが正当化される」という主義を掲げ、車に覚醒剤を仕込む、白竜を売るように迫るなど手段を選ばないが、一般人を巻き込むことは嫌い、サメの母親を人質に取ることはしなかった。また、男社会の警察の厳しさを身をもって痛感しているため、身内の不祥事や不正に関しても厳しい姿勢を見せる。白竜に警察によるみかじめ料徴収という不祥事を突きつけられ、さらに風俗店オーナー達から証言が出たことで責任を取って辞任しようとするも白竜の提案で辞任しない代わりに黒須組の釈放を受け入れた。騒動後は白竜に対して経験したことのない感情を抱いてしまい、一夜を共に過ごしたことでそれが恋愛感情であると気付くも互いの立場から「今夜限り」と言い聞かせ、彼が去った後に1人涙を流していた。 井原 隆史(いはら たかし) 六本木中央署副署長。54歳。 水口 譲二(みずぐち じょうじ) 六本木中央署生活安全課刑事。34歳。キャリア組を毛嫌いしており、当初は如月と対立するも「六本木浄化作戦」を断行する彼女に白竜逮捕を進言する。剛野組系列の店からみかじめ料を徴収する代わりに摘発や捜査の情報を流すなど剛野とは持ちつ持たれつの関係を続けている。浄化作戦では如月と共に黒須や組員達を次々と逮捕し、サメの母親を人質に取る、黒須の馴染みのホステスの不法滞在を黙認する代わりに被害届を書かせるなど彼女以上に手段を選ばない悪質な手口で作戦を進める。しかし、白竜にみかじめ料を徴収していた事実を暴露されてしまい、如月によって懲戒免職の処分を下された。免職後も白竜に復讐すると息巻くも剛野に「口の利き方に気をつけろ」と切り捨てられた。 天宮 祐希(あまみや ゆうき) 警察庁警備局・外事情報部国際テロリズム課。26歳。複数のテロを未然に防ぐなど敏腕として知られ、本人の戦闘力も複数の男を1人で撃退するほど。職業上ヤクザには縁もゆかりもないが、民自党幹事長の成沢の指示を受けて白竜潰しを開始する。当初は彼を典型的なヤクザとして見下していたが、調査の過程で他のヤクザとは違うと理解する。また、学生時代に複数の男から輪姦された経験から女性を傷つける男を「ケダモノ」と憎んでおり、ヒデヨシの本性を知ったことで白竜潰しに疑問を抱く。その後はヒデヨシの様なケダモノを抑えつけるには白竜の様な存在が必要と考え、成沢に反発するも部下達の暴走によって彼らの弱みを握られてしまい、その際に自分たちの行動を全て見切られていたことを知った。騒動後は白竜に敗北を認め、悲惨な過去も忘れることができた。 野村 忠義(のむら ただよし) 天宮の部下。32歳。当初は天宮と共に白竜の調査を進めていたが、彼女に反発された成沢の命令で田中と共に白竜の部屋に薬物を仕込んで逮捕する。尋問では白竜に自白剤を投与するも失敗する。その後は成沢の指示で白竜を殺そうとするも薬物を仕込んだ証拠を握られてしまった。 田中 幹男(たなか みきお) 天宮の部下。28歳。当初は天宮と共に白竜の調査を進めていたが、彼女に反発された成沢の命令で野村と共に白竜の部屋に薬物を仕込んで逮捕する。尋問では白竜に自白剤を投与するも失敗する。その後は成沢の指示で白竜を殺そうとするも薬物を仕込んだ証拠を握られてしまった。 四方精一朗(しほう せいいちろう) 西都鉄道先代社長・筒井永吉の懐刀と呼ばれた顧問弁護士。故人。西都鉄道の表裏全てを知っている男と言われ、借名株など時には法の力を曲げてまで西都鉄道に尽くしてきた程の一本気のある性格と評される。かつて総会屋の平中と一触即発となるも親交を持ち、互いに「サムライ」と認め合う仲だった。しかし、引退後に発行された社史から存在を抹消された事がショックで病気がちになり、この世を去った。しかし、彼が死ぬ前に平中に託したノートが西都鉄道崩壊のきっかけとなった。 池端 耕作(いけばた こうさく) オパールカードビジネス顧問弁護士。65歳。社長の佐原に大和川組の要求には一切応えてはならないと主張し、多少の犠牲は仕方ないと言った。 宗田 理一(むなだ りいち) 大和川組顧問弁護士。48歳。オパールカードに10億を吹っかけた大竹に対して刑事告訴と実刑判決が下ると警告し、組長の大和川にも使用者責任が適応されると言った。 ヴィト・マンノーネ ローマ検察庁検事。36歳。荒々しい性格で周りからはチンピラ呼ばわりされているが熱い正義感の持ち主で、たとえ同業者や権力者の不正でも決して許さないほど。白竜に焚き付けられてテクノカーサ社及びプリズミオン社を家宅捜査し、ダニエルと対立する。その後も白竜と協力してバチカン銀行に「愛の口座」の開示を要求するように働きかけた。しかし、バチカンからはその要求を断られ、手を引いた。 ブルーノ ローマ検察庁主任検事。52歳。ヴィトの収賄事件捜査に難色を示すも女性関係をネタに渋々許可を出した。
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若豪快(わかごうかい) 大相撲大関。野球賭博を常習的に行なっており、勝ち分を中継役の吉行に支払ってもらおうとするも世間に公表すると脅される。これを受けた親方が後援会でもある黒須に相談し、吉行とバックについていた恵比洲会に手を引かせたことで丸く収まった。
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ポール 英国の監査機関・IWGPのメンバー。ケビンの依頼でオリオンを監査し、粉飾決算の事実を伝えた。 フランコ・バレージ バチカン銀行幹部。52歳。妻子持ち。白竜の策でスキャンダルを握られ、収賄事件の詳細を吐くように要求されたことでジャンピエロをけしかけるも失敗、結局吐かされた。その後は白竜に協力していたが、最後は口封じのためにミルコが放ったジャンピエロに射殺された。
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成沢 秀行(なるさわ ひでゆき) 民自党幹事長。「影の総裁」「日本のヒットラー」と呼ばれるほどの絶大な権力を持ち、ヒデヨシの父親でもある。ヒデヨシからは「パパ」と呼ばれ、本人もヒデヨシが拉致された際には自衛隊を出動させてでも助け出そうとするほど溺愛している。ヒデヨシが解放された後は白竜潰しを天宮に指示する。後にヒデヨシが覚醒剤を扱って悪事を働いていることを知るが、それでも白竜潰しを強行する。その後は白竜潰しに失敗し、弱みを握られたことで敗北を認めた。 中能 忠義(なかよし ただよし) 飛葉県(モデルはおそらく千葉県)知事。63歳。次の県知事選を有利に進めるため、ファンタジーランドの建設を許可する。しかし、白竜を排除したい尾身川らが結果的に建設案を白紙に戻したことでピンチに陥り、白竜と協力する。その後は過去の政治献金の念書を尾身川に暴露されてしまうも白竜の機転で丸く収まり、無事に当選できた。 ディラー アフリカのとある国の大統領。過去に里緒奈の接待を受けてその際にダイヤモンドの原石をプレゼントした。しかし、裏では隣国のダイヤ資源を狙って内紛を起こさせ、里緒奈にプレゼントしたダイヤもその時に手に入れたもの。その後は内紛の首謀者として国連の裁判にかけられており、証拠品となった里緒奈のダイヤを取り戻すために反乱軍のジャックをけしかけるも失敗し、全ての悪事をばらされた。 咲山寛次郎(さきやま かんじろう) 東京都知事。62歳。東京空港の国際化を目論み、その利権を自らの盟友・越中建設に回した。『HADOU』でも登場し、築山・豊波市場問題で白竜と再度対立するも最終的には煮え湯を飲まされ、100億円を支払った挙句にスキャンダルを公開される。 ジェリオ・アンドレイ イタリア首相。ダニエルの契約違反に対し、ディアネーゼ社の完全買収または完全売却を要求する。その後もバチカン銀行に対して口座の開示を要求した。しかし、事件の過程で彼が「愛の口座」の所有者の1人であると判明し、イタリアンマフィアのボスと懇意にしていた事実も判明した。
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「白竜 (漫画)」の記事における「『LEGEND』で登場」の解説
浅岡 寧々(あさおか ねね) 本業はグラビアアイドルだが、それだけでは収入的に厳しかったため、ヒデヨシの経営するデリヘルで働いていた。しかし、覚醒剤を打たれた上にあまりにも過激なプレイ内容に耐えかねて逃げ出し、そこにたまたま居合わせた白竜に助け出される。当初は覚醒剤の禁断症状に苦しみ、ヒデヨシからの報復を恐れて口を割らなかったが、黒須組の庇護の下で全てを話した。その後はヒデヨシのデリヘルが潰れたことで他の女性共々病院でリハビリを受けた後にグラビアの仕事に復帰することができ、白竜に感謝の言葉を述べた。 岸村ジョージ(きしむら) 極道ではないが麻薬中毒者で刺青を入れている。過去に田代に恥をかかされたことを恨んでおり、愛人の杏奈を使って復讐を目論む。しかし、計画がバレたことで田代から制裁を受け、毎月100万円の上納金を課せられた。 杏奈(あんな) 岸村の愛人。音大生。背中にブラックライトタトゥーを入れている。大企業の幹部令嬢でプロのピアニストを目指していると嘘をついて田代に近づき、ヤクザを辞めさせようとするも白竜に身の周りを調べられ、素性を知られてしまう。ジョージが制裁を受けた後はソープに沈む羽目となった。 前田 賢作(まえだ けんさく) パワーリフティングの選手。ジムで鍛えていた剛野との勝負に勝ち、挑発するも我慢していた剛野に対し、今度はジムの外で挑発したことで剛野から制裁を受け、発砲された。 ニセ白竜(はくりゅう) 白竜に似ていると言われたことがきっかけで白竜の名を騙って剛野の盆や蒼和会のクラブを荒らすなどやりたい放題していたが本物の白竜に捕まり、その頃に白竜を狙っていた経勢会組員を捕らえるのに利用される。 相棒としてニセ物のケンジも登場し、格好や額の傷はそっくりだが、体型は本物と違ってかなりの肥満体型だったため、本物のケンジは激怒していた。 忘恩寺春海(ぼうおんじ しゅんかい) 僧侶でありながら「成仏」と称して女性と肉体関係を持つなど俗にまみれた男。宗派の戒律から愛人を囲ったりするなど強引な主張をしてはケンジから突っ込まれている。寺を入手したことでそれまでその寺に墓地の永代使用権を支払っていた者たちから二重に使用権を巻き上げようとしたことで白竜達と対立する。「仏の御告げ」と称して予言を伝え、その予言は事実となっていたが実際は六本木愚連隊を使って予言を事実にしており、彼らを飼い慣らすための大量の覚醒剤を仏壇に隠し持っている。しかし、白竜によってそれらの事実が暴かれ、報復として六本木愚連隊をけしかけるも失敗、寺の実権を握られた。 新条 一樹(しんじょう かずき) ヤクザの規律に縛られることを嫌った暴走族OBを中心とした集団・「六本木愚連隊」のリーダー。自身を含めたチームのほぼ全員が麻薬中毒者であり、忘恩寺の手足となる代わりに覚醒剤を流されていた。白竜と対立した忘恩寺の指示で黒須組を襲うも逆にチームを全滅させられる。しかし、自身はその場から逃げ延びて単独で黒須を人質に取るも白竜に撃たれて返り討ちに遭った。 藤原 愛佳(ふじわら あいか) 銀座でも指折りのナイトクラブ・「ミレニアム」のナンバーワン。来店した黒須に対して貫目が足りないと挑発し、これを受けた彼が店の酒を本気で飲み干そうとしたため、敗北を認めて一夜を過ごすも黒須からは「心までは蕩けなかった」と言われてしまった。 遠藤里緒奈(えんどう りおな) 六本木の最高級クラブ・「ダイヤモンド」のトップホステス。夜の街では有名人だが、ナディンのような駆け出しにも分け隔てなく接する優しさを持っており、彼らからは尊敬されている。一方で黒須に対して「頭どーかしてる」「一緒に泊まりたくない」とつぶやくなど毒舌な一面もある。過去にとある国の大統領を接待し、お礼として大きなダイヤの原石(白竜の見立てでは億単位の価値)をプレゼントされたことがきっかけで大事件に巻き込まれる。なお、彼女はその原石を「汚い石」としか思っていなかったようで捨ててしまったとのこと。しかし、実際は故郷の姪に渡していたことを思い出し、事件の解決に繋がった。 ナディン・ゴーディマー 六本木でキャッチの仕事をしている。22歳。過去に故郷が紛争に巻き込まれたことを「この世の地獄を見た」と語っており、度胸もかなりのもの。かつて家族を皆殺しにしたジャックが里緒奈を狙っていることに気づいて彼女の故郷に乗り込み、白竜達の協力もあってジャックを捕らえることに成功する。その時はジャックを殺そうとするも彼の過去を知り、許すことに決めた。 アバ・エバン ナディンと共に六本木でキャッチの仕事をしている。20歳。 ジャック ナディンの母国の反政府軍の軍人。目元に三角の傷跡がある。自身も故郷を襲われ、強制的に少年部隊として反乱軍に加入した過去を持つ。その戦闘力はかなりのもので、白竜を含めた黒須組相手に有利に立ち回るほど。また、相手を銃で脅す際に「まずは耳、次は鼻、そして眼球を吹っ飛ばす」と告げる癖がある。ディラーの指示で里緒奈を狙い、その過程で彼女のクラブのママを殺害する。その後は里緒奈の故郷に乗り込み、彼女を殺そうとするも駆けつけたナディンと白竜達に敗れる。その際に自身もナディンと同じように故郷を襲われて反乱軍に加入したこと、彼の家族や故郷の住人を始めとする多数の人間を殺し続けたことで罪の意識に苦しめられていることを明かし、彼から許された。最後は自身を許してくれたナディンに感謝し、白竜達に情報を喋ろうとしたところに現れたアルハジに射殺された。 アルハジ ジャックの上司で反乱軍の人間。かつて彼の故郷を襲って強制的に部隊に引き入れた。その後はディラーとジャックの間に立って指示を送るもジャックが失敗したことで彼を殺害した。最後は白竜達に追い詰められたことで自爆した。 礼音(れいね) キャバクラ「セリーナ」のホステス。芸能人顔負けのルックスとスタイルを持ち、ケンジと付き合っている。しかし、剛野と密会しているところをケンジに見られ、彼と白竜に事実確認をされた際に男であることが判明する。しかし、性転換をしようとするほどケンジを愛しており、剛野に近づいたのも費用を工面してもらうつもりだった。最終的には苦渋の選択の末にケンジに振られてしまうも剛野に真実を話したところ、彼からは手術費を渡されて「いつまでも待ってる」と告げられた。 安本(やすもと) 白竜と度々接触している情報屋。白竜相手に情報料を値切らない度胸の持ち主で白竜も彼の情報の精度を信用している。オリオンの粉飾決算や地検がその会長である冬川を調査しようとしている情報を渡した。 ファブリッツォ・ザッカルド ローマ教会枢機卿。72歳。一聖職者としてバチカン銀行の収賄事件を嘆かわしく思っており、ミルコに「愛の口座」の発表を指示するも彼から口座の所有者を教えられて真実の公表と黙秘に悩む。その後はミルコの放った刺客に殺されそうになるも白竜に助け出される。愛の口座のパスワードを知る人物として白竜からパスワードを教えるように説得されるも事の重大さから明かさない姿勢を取る。しかし、それがきっかけでケンジと佐田安が殺された(演技)ことに罪悪感を感じ、パスワードを教えた。その後は白竜からしばらく身を隠すように言われた。 ミルコ・デ・ムーロ ローマ教会大司教でバチカン銀行総裁。「愛の口座」に関する収賄事件の秘密を守っており、それを暴こうとする白竜と対立する。手始めに彼に協力していたフランコを始末し、口座の開示を指示するファブリッツォも殺そうとするなど手段を選ばない人物で黒須には「法衣を着たマフィア」と評された。しかし、白竜に秘密を握られ、口座の所有者の1人であると判明した。最後は白竜の息のかかったクリスチャンを側近に置かされた。 神童 桐人(しんどう きりと) 白竜の知り合いであるカトリック教徒。ミルコの弱みを握るために白竜の代理人としてミルコの側近となった。 アングラ ファブリッツォ暗殺の刺客として登場した外国人の男。仲間と共にケンジと佐田安を殺害し、自身らは駆けつけた田代とヨシキに殺害されたかに見えたが、実際は黒須組と組んで演技をしていただけであり、本業は仲間を含めて劇団関係の模様。その後はギャラを増やすようにケンジに冗談交じりに言った。 森脇 千里(もりわき せんり) 田代が通うキャバクラのホステスで彼と交際していた。23歳。田代を「白竜よりも輝ける」と持ち上げるも実際は中庭組の遠野の愛人であり、田代に近づいたのも遠野の作戦の為。後に遠野が田代の弱みを握った際に登場し、彼を「初心(ウブ)」と侮辱した。 セレナ・マルソー 27歳。かつて白竜のフランス語講師として関わったことがきっかけで彼と親交を持つようになり、白竜もまた彼女に指輪をプレゼントするなど特別な女性として接していた。一方で「メシアの遺産」の遺産を守る使命を請け負った父親を持ち、その立場を引き継いだばかりだったが、それを狙うブルースによって事件に巻き込まれていく。最後は白竜を巻き込んだことを詫び、新島に撃たれて死亡した。死後は父親と共に弔われ、メシアの遺産も一緒に燃やされた。 ジャン・マルソー セレナの父親でとある結社「フリーメイソン」のメンバーで「メシアの遺産」を守る使命を請け負っている。娘のセレナを大事に思っているが、その使命の達成のためには娘を切り捨てる覚悟もある。また、ブルースに狙われた白竜からメシアの遺産の詳細を教えるように要求されても頑として口を割らないなど一貫しているが、黒須にはその姿勢を否定され「秘密を守るためには逃げるだけでなく打って出ることも大切だ」と諭された。その後はブルースに遺産の在処を教え、彼が油断した隙をついてブルースを射殺し、自身は直後にブルースの私兵に射殺された。 新島 烈(にいじま れつ) ブルースのボディーガードで大柄な男。ブルースによると先天的に痛みを感じない病を患っているらしく、自身の手が焼かれていることに匂いを嗅ぐまで気づかなかったこともあるとのこと。実際、白竜に銃で撃たれても全く怯まず、当初は病のことを知らなかった彼からは「化け物」と評された。また、忠誠心もかなりのものでブルースを身を挺して庇ったり、彼の死には涙していた。後にブルースの腹違いの弟であると白竜に暴かれ、前述の忠誠心も弟として認められたい一心から来るものだった。最後はブルースに代わる支配者として君臨しようとするも白竜に全身を撃たれて射殺された。 柿本 信也(かきもと しんや) 六本の木教会の神父。38歳。前科7犯で人生の半分以上を刑務所で過ごしていた経歴を持ち、4年前までは「池袋の王」として柿本組を率いて覚醒剤などで池袋一帯を牛耳っていた。また、自身も覚醒剤を服用しており、当時愚連隊だったケンジを理由もなくいたぶったり、池袋の不良チームを単身で壊滅させるなど冷酷非情な人物で周りからは「狂犬柿本」と恐れられていた。かつてばら撒いた覚醒剤が原因でケンジの友人を死に追いやったことが明かされたが、現在はそれらの罪を背負うべく神父になったと主張し、木田川によって信者が薬物中毒にされた際には薬物の危険さを必死に説き、自らの過去も全て明かした。その後は沙織が拉致された際にケンジと揉めるも真実を知って和解。2人で木田川の事務所に殴り込もうとしたところに現れた黒須組に制止され、事件の行く末を見届けた。 沙織(さおり) 男に絡まれていたところをケンジに助けられたことで親交を持つようになった清楚な女性。敬虔なるクリスチャンで神父の柿本のことを慕っており、ケンジを教会へ誘った。しかし、柿本に恨みを持つ木田川によって薬物中毒にされてしまい、拉致られる。その後は黒須組に救われた。
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