博物館 博物館の分類

博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 17:25 UTC 版)

博物館の分類

様々な分類法があり、これらは一例である。

展示内容による分類

  • 人文科学系博物館
    • 美術館(美術系博物館)
      • 古美術館
      • 現代美術館
    • 歴史系博物館
      • 歴史博物館
      • 考古学博物館
      • 民俗博物館
      • 民族博物館
      • マンガ・アニメーションミュージアム

博物館で展示される資料は大きく人文科学系の物と自然科学系の物に分類できる。そして、そのどちらを主要な物として収集しているかによって、博物館の分類も人文科学系と自然科学系に別けられる。

人文科学系の物では、歴史系博物館と美術館に別けられる。歴史系博物館は歴史博物館、考古学博物館、民俗博物館、民族博物館等が含まれる。美術館は現代以前の美術品を扱う古美術館と現代の美術品を扱う現代美術館に別けられる。

自然科学系の物では、自然史博物館、科学技術博物館、産業博物館、生態園に別けられる。生態園は生物資料を展示保管する物で、動物園、植物園、水族園等が含まれる。なお、自然史博物館と生態園とをまとめ、科学技術博物館と産業博物館とをまとめて、それぞれ自然史系博物館、理工系博物館と言うことがある。

総合博物館は人文科学と自然科学の双方の資料を扱う博物館であるが、ただ並列的に二つの分野を扱うと言う事ではなく、総合学として学際的に双方の分野に渡って扱う物である。

専門博物館は、扱う資料を特定のジャンルに絞った物である。

展示保管場所による分類

資料を展示保管する場所による分類で、屋内で資料を展示保管するもの、巨大な資料を屋外で展示保管するもの、建物など自体が展示物であるもの(野外博物館)がある。建物自体が展示物であるものには、遺跡をそのまま保存し展示しているものと、各地から移築して展示保管しているものがある。

機能による分類

  • 全機能型
  • 保存機能重視型
  • 教育機能重視型
  • 研究機能重視型
  • レクリエーション機能重視型

博物館のどの機能を重視するかによる分類である。

対象地による分類

  • 広域博物館
  • 地域博物館

特定の地域のみの資料を扱うものと地域を越えて資料を扱うものがある。




  1. ^ 佐々木亨、亀井修、竹内有理『新訂 博物館経営・情報論』放送大学教育振興会、2009年、202ページ。ISBN 978-4-595-30826-0
  2. ^ a b VI 博物館についての国際的規程、条約等 (PDF)”. 国立教育政策研究所. 2021年1月12日閲覧。
  3. ^ 佐々木亨、亀井修、竹内有理『新訂 博物館経営・情報論』放送大学教育振興会、2009年、203ページ。ISBN 978-4-595-30826-0
  4. ^ 鈴木眞理ほか『博物館学シリーズ1 博物館概論』樹村房、2001年、23ページ。ISBN 4-88367-030-9
  5. ^ 鈴木眞理ほか『博物館学シリーズ1 博物館概論』樹村房、2001年、25ページ。ISBN 4-88367-030-9
  6. ^ 日本経済新聞』2015年1月3日朝刊「インドの仏 仏教美術の源流展」告知記事
  7. ^ 鈴木眞理ほか『博物館学シリーズ1 博物館概論』樹村房、2001年、35ページ。ISBN 4-88367-030-9
  8. ^ 『東京国立博物館百年史』東京国立博物館、1978年、本文10p、資料編548p。
  9. ^ 上野益三『日本博物学史』講談社〈講談社学術文庫〉、1989年。ISBN 978-4061588592。193頁。
  10. ^ 後藤純郎 「博物局書籍館長、町田久成 : その宗教観を中心として」(『教育学雑誌』第10号、日本大学教育学会、1976年3月、NAID 110009901386
  11. ^ 「館の歴史 湯島聖堂博覧会」(東京国立博物館サイト)
  12. ^ 『学制百二十年史』「草創期の社会教育」(文部科学省サイト)
  13. ^ 科博の概要と沿革(国立科学博物館サイト)
  14. ^ 竹内誠監修『知識ゼロからの博物館入門』(幻冬舎、2010年)196ページ
  15. ^ 【風紋】苦境の地方博物館 宝の資料どう守る『日本経済新聞』朝刊2019年15日(26面・社会)2019年7月28日閲覧。





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