はるとは?

はる [1] 【春】

四季の一。冬と夏の間の季節現行の太陽暦では3月から5月まで。陰暦では正月から3月まで。また、二十四節気では立春から立夏前日まで。天文学上では、春分から夏至げし)の前日まで。昼が長く、夜が短くなる。一年中で最も陽気がよく植物の発育期にあたる。 「冬が過ぎて-が来る」 [季] 春。
正月新春。 「初-」
勢いの盛んな時期。 「わが世の-を謳歌する」
青春期。思春期性的感情抱き始め年ごろ。 「 -にめざめる
色情春情。 「 -をひさぐ」
[句項目] 春惜しむ 春立つ 春を売る 春を鬻ぐ

は・る [0] 【張る】

( 動五[四] )
自動詞
物の表面などを一面におおうよう広がる。 「池に氷が-・る」 「蜘蛛くも)の巣が-・った廃屋
木の根四方八方大きく広がる。 「四方に根が-・る」
ゆるみなくひきしまる。 「凧(たこ)の糸が-・る」
突き出したり角立ったりしていて目立つ。 「あごの-・った男」
ふくれて、はちきれそうになる。 「食べ過ぎて腹が-・る」 「乳が-・る」 「青柳の-・りて立てれば/万葉集 3443
筋肉が固くなる。凝()る。 「肩が-・る」
感情はたらき強くなる。盛んになる。 「欲の皮が-・る」 「食い意地が-・る」
(「気が張る」の形で)精神緊張する。 「気が-・っていたので疲れ感じなかった」
数量程度などが普通以上に大きくなる。 「嵩(かさ)が-・る」 「仕事ガ-・ルヘボン 三版
他人に負けまいとし張り合う。 「お金子(かね)で-・る事も出来るけれど/社会百面相 魯庵
多くハル」と書く)謡(うたい)や浄瑠璃などの音曲で、高い声大きな声を出す。 「『君をいはひて』『はひて』と-・るべからず申楽談儀
他動詞
布状・網状糸状の物を、たるまないように広げて固定する。 「テントを-・る」 「テニスネットを-・る」 「ロープを-・る」
(「貼る」とも書く)板状の物を何もつなぎ合わせて平面作る。 「化粧板天井を-・る」 「床板を-・る」
多く貼る」と書く)糊(のり)などをつけて物を平らなにつける。 「封筒切手を-・る」 「ポスターを-・る」 「傷口絆創膏ばんそうこう)を-・る」 「タイルを-・って壁を仕上げる」
などを、一面満たす。 「風呂桶おけ)にを-・る」 「田んぼを-・る」
草木が根や四方八方大きくのばす。 「大地に根を-・る」 「四方を-・る」
人が肘(ひじ)・肩・胸などを突き出したり広げたりして、大きく見えるようにする。 「肘を-・る」 「肩を-・って歩く」
(「胸を張る」の形で)人が自分自信正当性を示すために、胸を大きく反らせる。 「胸を-・って答える」
(「声を張る」の形で)高い声大きな声を出す。張り上げる。 「声を-・って助け求める」
大きく開く。目をはる。 「眼(まなこ)を-・り呼吸いき)を凝して/運命論者 独歩
無理をして押し通す
強引にある態度気持ち押し通す。 「意地を-・る」 「強情を-・る」 「我()を-・る」
ある感情強くする。盛んにする。 「欲を-・りすぎて失敗する
無理にうわべをかざる。 「虚勢を-・る」 「見えを-・る」
(「気を張る」の形で)気前よくする。きばる。 「気を-・つて段々御馳走申ければ/浮世草子・禁短気
賭ける。 「有り金全部を-・る」 「ヤマを-・る」 「相場を-・る」
(「体を張る」の形で)危険をかえりみず事に当たる。 「おれは体を-・って生きているんだ」
ある地位立場身を置く。 「横綱を-・る」
相手対抗する。
(「向こうを張る」の形で)相手行動対抗するような行動をとる。 「ライバル会社向こうを-・って新型車を売り出す
一つのものを複数の者が手に入れようとして争う。 「源三さんと同じ女子おなご)-・つた時なぞ/南小泉村 青果
広げるようにして構え設ける。 「祝宴を-・る」 「論陣を-・る」 「所帯を-・る」 「つまらねえ店でも斯()うして-・つてるから/真景累ヶ淵 円朝」 「宇陀高城罠(しぎわな)-・る/古事記
(「勢力を張る」などの形で)ある場所において勢力をもっている。 「関八州勢力を-・る」
人を見張るまた、人を待ちうける。 「 - ・り込む」
(「撲る」とも書く)
平手で打つ。 「横っ面つら)を-・る」 「切った-・ったの大乱闘」
相撲で、張り手を使う。
将棋の駒盤上のある箇所に置く。 「持ち駒を-・る」
奮いたたせる。 「喇叭ラツパ)を吹立て軍勢力を-・り/浮城物語 竜渓
[可能] はれる
慣用網を- ・ 煙幕を- ・ 肩肘かたひじ)- ・ 金(かね)で面(つら)を- ・ 根を-鈴を張ったよう
表記はる(張・貼)
張るは“覆い広げる。引きしまる。おし通す。平手で打つ”の意。平手で打つ、の意では「撲る」とも書く。「池に氷が張る」「テント張る」「水槽張る」「気が張る」「意地張る」「欲の皮張る」「ほっぺた張る貼るは“糊などでくっつける。表面はりつける”の意。「封筒切手貼る」「壁にポスター貼る

は・る 【墾る】

( 動四 )
田畑や道を新しく開く。開墾する。 「草陰の安努な行かむと-・りし道/万葉集 3447

は・る 【晴る・霽る】

( 動下二
はれる

は・る 【腫る・脹る】

( 動下二
はれる

はる 【遥

形動ナリ
はるかに見渡せるさま。「目もはるに」の形で、「張る」とかけて用いられる。 「めも-に野なる草木ぞわかれざりける/古今 雑上

はる

( 助動 ) ( はら ・はり(はつ) ・はる ・はる ・はりや ・○ )
尊敬の意を表す関西での言い方。 〔「なはる」の変化した「やはる」の転。たとえば「行きやはる」という言い方が「行きゃはる」となり、さらに「行かはる」となって「はる」が析出された〕 → なはる

腫る、脹る

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はる

方言 意味
はる 入る、(春)


~はる

京ことば意味
~はる 敬譲助動詞  *どこいかはるのどす

(~し)は’る

但馬方言共通語用例備考
(~し)は’る ~される(丁寧語 どこ行きなはる(どこへ行かれるの)。 年輩層が使う場合、方言的性質が強い。50歳代以下が使う場合は、上方から持ち込んだものが多い。

はる、やはる

大阪弁 訳語 解説
はる、やはる なさる、られる 尊敬語。「なさる」の転。語幹が1音の動詞では「やはる」とも言うが、大阪では語幹伸ばして「はる」に続けることが多い。大阪下町では目上に対してのみ用いていたが、船場では京都同じく対等目下身内動物無機質な物にも用いた。対等目下であっても親しくない人や、不特定の人、歴史上の人物などにも用いる。師匠あしたの試合見にきぃはりまっか? 大阪城造らはったんはもちろん大工さんやねん、東京でも大阪弁しゃべる人結構いてはるらしいわ、うちのお爺さん生前よう言うてはったわ。大阪では京都生まれた「はる」が動詞連用形について、行きはる、食べはる、見てはる、と使う。京都では、行かはる、食べはる、見たはる、と、五段動詞場合助詞「て」の場合ア列音でつなぐ。また、「いはる」「いやはる」「いてはる」とはいうが、「おりはる」「おってはる」とは言わず、「なさはる」も言わない。助詞「て」を伴う現在進行過去表現では、「行きはってる」「行きはってた」とは言わず、「行ってはる」「行ってはった」になる。命令形だけは「なはれ」の形をとる。東京の「(い)らっしゃる」「おられる」「お○○になる」に相当する語。「いく」に例える敬語表現では、大阪で「いきはる」、北摂河内で「いきやはる」、中河内で「いきゃある」、伊勢で「いかっせる」、伊賀で「いかっしゃる」、近江湖北で「いきやる」「いかんす」、近江湖東で「いかる」「いきやす」、大和盆地北部で「いきへる」、大和盆地中部で「いかる」、大和盆地南部で「いかいす」、志摩丹後で「いきなる」、中丹で「いっとっちゃ」「いってやる」、北摂南丹波、神戸播磨で「いってや」、泉南で「いかれる」、近畿外側地域で「(いって)みえる」。船場では明治まで「てや」も使われていた。


はる

原[意]地名に付く「原」を「はる」と読む。大分に限らず九州一帯で使う[例]石原(いしばる)、小原(おはる)、新田原(にうたばる)、前原(まえばる)

はる

  1. 盗賊ノ用ユル道具ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・福井県

分類 福井県


はる

  1. 同上(※「はな」参照)-衣服着用。〔第二類 人物風俗

はる

  1. 剛性ニシテ容易ニ罪状自白セザルヲ云フ-剛性張ル意地張ル。〔第四類 言語動作

はる

  1. 女の手を握ること。前橋

はる

  1. 止る、停る、止れ、停れの義。「はると」(和蘭Halt)の略。以前軍隊学校等にて用ひたる詞。

分類 軍隊学校


ハル

読み方:はる

  1. 建物ヲ破リ入ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・鳥取県

分類 鳥取県


ハル

読み方:はる

  1. 情交

分類 ルンペン大阪


読み方:はる

  1. 剛情張る或は盗んだところの着物を着ることを云ふ。
  2. ①女を競い取りあう。女を(張り)合うの省略。〔不〕 ②喧嘩張り倒おす、横面張り合う省略。〔不〕 ③身体張る身体賭ける(張る賭場賭金張ること)。〔俗〕

分類 不/俗/一般


読み方:はる

  1. (一)婦人自己の手に入れんとて、つけねらふことを云ふ。(二)娼妓が客を引かんとて店に出で並ぶを云ふ。
  2. 婦人自己のものにせんため、しげしげ通ひて、つけねらふこと。『あいつ××の娘を張つてゐる』また娼婦客を引くため店に出並ぶを『張る』といふ。

分類 東京


読み方:はる

  1. 多く男性一人女性競争することをいふ。又不良学生の間にては女学生口説きよることをいふ。〔情事語〕
  2. 多く男性一人女性競争することをいふ。又不良学生の間にては女学生口説きよることをいふ。
  3. 〔隠〕多くの男が一人の女を競争すること。又学生間の用語としては女学生口説きよること。
  4. 多くの男が一人の女を獲得ようとして競争することをいふ。
  5. 女学生口説きよること。〔学生
  6. 不良学生間の通語。「女を買ふ」事を「張る」と云ふ。「女を張る」と云ふのは、本来は一人の女を他人競争する時に金品張り込んで、女の心自分の方に傾けさせんとするのであるが、学生間では、単に浮かれ女を買ふにも、或は女学生口説きよるにも、別に他人競争はしなくとも「張る」と云つてゐる。
  7. 多く男性一人女性競争することを云ふ。「あの喫茶店ウエートレスそんなにシヤンなのかい」「さうでもない」「でも、みんなして張つてゐるといふぢやないか」。
  8. 多くの男が一人の女を競争すること、張り合うの意。

分類 不良学生俗語女学生学生情事語/不良学生


読み方:はる,ばる

  1. 言語総称シテ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・静岡県
  2. 言語を云ふ。

分類 静岡県

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読み方
はる

読み方
はる

波留

読み方
波留はる

はる

出典:『Wiktionary』 (2011/03/27 20:43 UTC 版)

名詞

はる

  1. 冬の後の比較穏やか季節気象学上は3-5月あたり。節切りでは立春から立夏前日まで。

関連語

類義語
下位語
上位語

翻訳

動詞:張る

はるる】

  1. いっぱい伸ばす

活用

ラ行五段活用
は-る

動詞:貼る

はる貼る

  1. (貼る)ひっつける

活用

ラ行五段活用
は-る

助動詞:はる

  1. 関西弁~しておられる。なさる。相手または第三者行動対する軽い尊敬語動詞連用形大阪など)または未然形京都など)に付く。京都などでは敬意をほとんど伴わず動物無生物身内にも用いる。

関連語

  • なはる

動詞:晴る・霽る

はるる・霽る

  1. れるはれる
  2. ひろくなる
  3. 気持ち)すっきりする

活用

ラ行下二段活用
は-る

動詞:墾る

はる墾る

  1. (田、池など)開墾する
    信濃道は今の墾道はりみち)刈株に足ふましなむ履著け吾背(万葉集
    (あなたが軍役につく)信濃路は、最近開拓された道です、切り株を踏んでしまうかもしれないから、(怪我をせぬよう)どうか靴を履いてくださいいとしい夫よ。

活用

ラ行四段活用
は-る

形容動詞

はる

  1. (はるか)とおい

活用

ナリ活用
はる-なり

  • 画数:11
  • 音読み:タ
  • 訓読み:はる
  • ピンイン:zha1

  • 画数:9
  • 音読み:タ、 シャ、 シ
  • 訓読み:はる、 おごる、 あける
  • ピンイン:she1
  • 対応する英語:extravagant






  • 画数:14
  • 音読み:シュン
  • 訓読み:はる

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