陽春

デジタル大辞泉

よう‐しゅん〔ヤウ‐〕【陽春】

読み方：ようしゅん

１ 陽気のみちた暖かい春。「—の候」

２ 陰暦正月の異称。

桜図鑑

陽春

陽春(ヨウシュン) 花は中輪、一重咲きで淡紅色。開花期は４月上旬。 高岡生明が愛媛県丹原町で発見しました。ソメイヨシノよりてんぐ巣病にかかり難く少し大きな花を咲かせます。ソメイヨシノ系です。

季語・季題辞典

陽春

読み方：ヨウシュン（ｙｏｕｓｈｕｎ）

陽気にみちた春

季節 春

分類 時候

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陽春

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/02 00:04 UTC 版)

陽春（ようしゅん）は、春の盛りの意味。春という季節は、万物をはぐくみ育てる、それにもにた君主の慈愛恩恵を、暗に意味する。「楚辞」の「九弁」に、「恐らくは溘死して陽春を見るを得ざらん」（恐らくは忽ち死んで春を見られぬであろう）という句が、君主から放逐されて絶望の意中を述べたところに見える^[1]。

• 陽春市 - 中国広東省陽江市の県級市。
• 中国依安県の郷の一つ。依安県を参照のこと。
• 陽春丸。秋田藩所有の軍艦。「陽春」とも称された。
• 宝塚歌劇団の演目のひとつ。堀正旗#演出作品を参照

脚注

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1. ^ 青木正児 (1957). 新訳楚辞. 春秋社 

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